
2025年1月26日(日)顕現後第3主日 ルカによる福音書 4:14
イエスは“霊”の力に満ちてガリラヤに帰られた。その評判が周りの地方一帯に広まった。
1月27日(月) ルカによる福音書 4:16
イエスはお育ちになったナザレに来て、いつものとおり安息日に会堂に入り、聖書を朗読しようとしてお立ちになった。
1月28日(火) ルカによる福音書 4:17
預言者イザヤの巻物が渡され、お開きになると、次のように書いてある個所が目に留まった。
1月29日(水) ルカによる福音書 4:18
「主の霊がわたしの上におられる。貧しい人に福音を告げ知らせるために、主がわたしに油を注がれたからである。」
1月30日(木) ルカによる福音書 4:18-19
「主がわたしを遣わされたのは、捕らわれている人に解放を、目の見えない人に視力の回復を告げ、圧迫されている人を自由にし、主の恵みの年を告げるためである。」
1月31日(金) ルカによる福音書 4:20
イエスは巻物を巻き、係の者に返して席に座られた。会堂にいるすべての人の目がイエスに注がれていた。
2月1日(土) ルカによる福音書 4:21
そこでイエスは、「この聖書の言葉は、今日、あなたがたが耳にしたとき、実現した」と話し始められた。
(新共同訳)
(ひとこと)
今回の箇所は、ルカ福音書によれば、イエスの伝道の開始の場面です。
ここでイエスについて「“霊”の力に満ちて」(4:14)と記され、またナザレの会堂礼拝においてイエスは「主の霊がわたしの上におられる」(4:18)というイザヤ書の言葉をご自分のこととして朗読されたことが印象的です。
イエスは「主の霊」によって生かされ、動かされて、その働きをなさったのでした。
イエスはわたしたちにも同じ霊を注ぎ、ご自身の働きの中にわたしたちを加えてくださいます。
それが現実となるために、わたしたちは「主の霊」「聖霊」についてもっと知り、それを求めて祈ることを日常の営みとしたいと願います。