2025年2月9日（日）顕現後第5主日
コリントの信徒への手紙�� 15:3
最も大切なこととしてわたしがあなたがたに伝えたのは、わたしも受けたものです。
2月10日（月） コリントの信徒への手紙�� 15:3-4
すなわち、キリストが、聖書に書いてあるとおりわたしたちの罪のために死んだこと、葬られたこと、
2月11日（火） コリントの信徒への手紙�� 15:4-5
また、聖書に書いてあるとおり三日目に復活したこと、ケファに現れ、その後十二人に現れたことです。
2月12日（水） コリントの信徒への手紙�� 15:6
次いで五百人以上もの兄弟たちに同時に現れました。そのうちの何人かは既に眠りについたにしろ、大部分は今なお生き残っています。
2月13日（木） コリントの信徒への手紙�� 15:7-8
次いで、ヤコブに現れ、その後すべての使徒に現れ、そして最後に、月足らずで生まれたようなわたしにも現れました。
2月14日（金） コリントの信徒への手紙�� 15:9-10
わたしは、神の教会を迫害したのですから、使徒と呼ばれる値打ちのない者です。神の恵みによって今日のわたしがあるのです。
2月15日（土） コリントの信徒への手紙�� 15:11
とにかく、わたしにしても彼らにしても、このように宣べ伝えているのですし、あなたがたはこのように信じたのでした。
（新共同訳）
（ひとこと）
パウロはコリントの教会の人々に向けて、福音の「最も大切なことと」として「イエス・キリストの死と葬り、復活と顕現」を強調します。特に「キリストの復活」を、この15章全体を費やし、情熱を傾けて訴えかけます。
わたしは学生時代にこの「復活」が理解できず、長い間非常に苦しみました。
今から53年前の1972年の今ごろ、通学途中の電車の中でルカ福音書のエマオの記事（24:13-35）を読んでいて、急におなかのあたりに熱く温かいものを感じました。それがずっと消えずに燃え続けて、ついに「苦しみ悩んでいたとき、わたしを追いかけ、ずっと一緒に歩んでいてくださった復活のイエス・キリスト」を知ったのです。
一番の悩みであったものが一番の喜びとなった。これがわたしの回心の出来事です。
