
聖卓に用意された聖器(京都聖三一教会)
2026年3月1日(日)大斎節第2主日 創世記 12:1
主はアブラムに言われた。「あなたは生まれ故郷、父の家を離れて、わたしが示す地に行きなさい。」
3月2日(月) 創世記 12:2
「わたしはあなたを大いなる国民にし、あなたを祝福し、あなたの名を高める。祝福の源となるように。」
3月3日(火) 創世記 12:3
「あなたを祝福する人をわたしは祝福し、あなたを呪う者をわたしは呪う。地上の氏族はすべて、あなたによって祝福に入る。」
3月4日(水) 創世記 12:4
アブラムは、主の言葉に従って旅立った。ロトも共に行った。アブラムは、ハランを出発したとき七十五歳であった。
3月5日(木) 創世記 12:8
アブラムは、そこからベテルの東の山へ移り、天幕を張って、そこにも主のために祭壇を築き、主の御名を呼んだ。
3月6日(金) 創世記 18:19
「わたしがアブラハムを選んだのは、彼が息子たちとその子孫に、主の道を守り、主に従って正義を行うよう命じて、主がアブラハムに約束したことを成就するためである。」
3月7日(土) エレミヤ書 4:2
あなたが真実と公平と正義をもって「主は生きておられる」と誓うなら、諸国の民はあなたを通して祝福を受け、あなたを誇りとする。
(新共同訳)
(ひとこと)
アブラハムは神の祝福を受けました。この上ない恵みです。しかしそれは、彼とその子孫だけが神の祝福を約束された、ということではありません。彼ら(神の民イスラエル)は、神が世界に祝福を広げて行かれるそのための「源」、言い換えれば「基」「道具」となる、という使命を受けたのです。
そしてそれは、彼らが「主の道を守り、主に従って正義を行う」(創世記18:19)ということを通して実現して行くのです。もし彼らが主の道を守らず正義を行わないならば、与えられた神の祝福をみずから損なうばかりか、世界を祝福しようとされる神の計画を破壊することになります。そのような悲惨が繰り返し起こってきたのが現実です。
アブラハムの信仰と使命を継承する教会は、今こそ神の祝福に生かされていることを喜びつつ姿勢を整えたい。預言者エレミヤが訴えたように、真実と公平と正義をもって「主は生きておられる」と信じて告白し、世界を祝福される神に仕える群れとなりたいと切望します。
