新しいPCへの移行はだいたい完了。
今日は久々にVMwareを使ってみました。
完全無料で利用できるWMware Player です。フリー版の仮想化ソフトとしてはほかにSun(Oracle)のVirtualBoxもありますが、VMはMacのVMwareFusionから利用しており、一応安心感はあります。
仕事でも仮想化(ミドルウエア)はVMですしね。ほかのソフトではどうかわかりませんが、ドラッグ&ドロップでファイル転送・クリップボード共有など便利に使える機能もあります。
VMwarePlayerは一般的な企業向けのVMシリーズ(vSphereとか)とは異なり、ローカルPCでゲストOSを実行します。
一昔前の一般向け仮想化ソフトは、PPCMac時代のようにフルエミュレーションだったので、とても使えるという印象はなかったのですが、現在販売されているCPUの大部分には仮想化支援機構が最初から組み込まれており、XP程度であればネイティブと遜色ない速度で実行できます。
7ProのXPモードもこれですね。
自作に使用した第3世代Corei3シリーズもIntel-vtに対応していますので、32bitOSではゲストOSがホストOSを一部バイパスしてハードウエアにアクセスできます。(64bit仮想化は一部のCorei5とCorei7のみ)
上はVMwarePlayerでWindowsXPProを実行しているところ。CPUもほとんど使用しておらず、ホスト側も重くなった、という感じはありません。まあ、さすがにHDD読み込みはありますけど。
フリーソフトをちょっと使ってみたいとか、体験版を使ってみたいがレジストリや余計なシステムファイルは増やしたくない・・・・・・・という時に便利。
ただ、グラフィックは3Dアクセラレータも使用できるとはいえ、基本的にはソフトウエア処理によるフルエミュレーションとなるので、3Dゲームの実行は現実的ではないです。
あと、Windows7で無償配布されていたXPモードとは異なり、ゲストOSのライセンスは別途必要です。