恋とか愛とか。

１１月４日。
文化祭の後に、大学の学部の先生と飲みに行きました。

またその先生はおもろい人で、言うならば「芥川龍之介」系。
日本近代文学専攻のちょいと難しい先生。

会ってそうそう「３年ぶりですけど、先生お変わりないですね」っていうと
「変わっていないように見えて、着々と死に近づいているんだよ」とか、言っちゃうような人。

その先生が、「君たち恋の方はどうなんだい」と聞くわけです。
どうやら先生は我々の恋の不幸話を聞きたいらしい。
何かにつけて悪い方へと持っていく。

「付き合い始めて５ヶ月？そりゃ一番危険な時期だ」とか（笑）
まったく根拠のないことなのに、断言するからね。
それはそれで、いかにも先生らしくて私たちは大うけでした。

先生曰く、「恋はかけ引きで、愛はすべてを超えること」だそう。

我々凡人は恋をしないと愛にはいけないんだって。
マザーテレサぐらいじゃないと、恋なしに人を愛せないみたい。

わけわからないことばかり言う先生だけど、
たまにこぼす一言一言が文学的で話していて面白い。
会社の人とはありえない会話を、久しぶりに味わった。

最初は先生と飲むなんて、ちょっと面倒くさいなんて思っていたけど、
とても楽しい時間を頂きました。

たまには、知的文学飲みも悪くはないな。