2011年04月

2011年04月30日



287大分県別府市
鉄輪・亀川の一帯は千年以上も昔より噴気・熱泥・熱湯などが凄まじい勢いで噴出していたことが「豊後風土記」に記されており、その情景はまるで仏教の経典に描かれた地獄絵のようで、昔は誰も近寄ることができない恐ろしい場所だったことから、里人らが『地獄』と呼ぶようになりました。




今でも鉄輪では温泉噴出口を地獄と呼び、
たくさんの地獄を見ることができます。



『山地獄』
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山の岩肌のいたると所から湯気が上がり、その地表の温度は約90度近くある場所も。この温泉熱で飼育されている動物達もいました。

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リス・ゾウ・サル・ラマ・餌をねだるカバなど、
たくさんの可愛らしい動物達がいます。



『海地獄』
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今から1200年前に鶴見岳が噴火した際にできた海地獄。
コバルトブルーの成分は硫酸鉄の色。温度は約98度。
温泉熱を利用して『ゆで卵』が作られたり、

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極楽饅頭・蒸し寿司・地獄蒸焼プリンや、温泉暖房を使用した売店までも。

335さらには、ボリビアを原産地とするギアナアマゾン地方の世界的に有名な水性植物、大鬼蓮(おおおにはす)がある温水ハウスもありました。







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ハウス内では、蓮の花が綺麗に咲き
水辺では新たな生命が誕生していました。


350海地獄の
『源泉の温泉』の足湯までもあり
湯の注ぎ口はかなりの高温。





315コバルトブルーの美しい海地獄の傍らにはグリーンが美しい池があったり、不思議な光景でした。







『鬼石坊主地獄』
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沸騰する熱泥はまるで坊主頭のよう。
鬼石をいう土地の名前から鬼石坊主地獄と呼ばれています。
敷地内には足湯もあり、泉質はナトリウム・塩化物。

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『鬼の高鼾(いびき)』もあり、噴き出る煙に圧倒。

365鬼石坊主地獄の概要の
看板もありました。






『かまど地獄』
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さまざまな地獄があり、
足の岩盤浴・手、足の湯
飲む温泉・のど、肌の湯など、温泉を身近に感じることができます。

泉質 ナトリウム・塩化物泉
pH値 7.4
泉温摂氏 102度





昔、氏神である竈門八幡宮(かまどはちまんぐう)のお祭に、この地獄の噴気で御供飯を炊いていたそうで、今も強烈な湯気と一緒に熱い温泉が出ています。

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温度計が示す温度は
約102度。
地獄の真ん中にある石。石の上にはしめ縄がありますが、この縄は一年に一回はしごを使ってかけ替えるとのこと。


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淡い青い色の地獄があると思えば、近くにはコイが泳いでいたり、茶色の地獄があったり・・・不思議。

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売店があったので腹ごしらえ。

地獄ソフト
赤鬼ソフト
極楽ソフト
地獄蒸しメニューがありましたが、温泉ピータンを注文。




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卵の殻をむくと、たまごの表面は茶色。
美味しい食べ方は
白身に食塩・黄身に醤油で食べる食べ方なのだそう。


409売店の前には足湯がありますが、食べながらの入浴は禁止。







『鬼山地獄』
435鬼山は地名。別名『ワニ地獄』と呼ばれています。
泉温99.1度。1時間に8トン・1日の湧出量200トン
地下187mから自然に湧き出ています。吹き上げている温泉は約50年前の昔の雨水。



445鬼山地獄の温泉は、鬼山ホテルの露天風呂・大浴場など、近隣の浴場に配湯されています。





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大正12年に日本で初めて温泉熱を使いワニを飼育。鬼山地獄では、世界のワニ約100頭(イリエワニ約70頭)を飼育しています。




443鬼山地獄の前は『秘宝館』。
熱海市と姉妹都市の別府市。
熱海にも『秘宝館』があり、人間の究極の原点が見られます。



こちらの秘宝館では、日活ロマン映画が無料上映をしていますが、残念ながら2011年5月15日で閉館。興味を持たれた方はお早めに。


『白池地獄』

456和風庭園に青みを帯びた白い池が美しい白池地獄。
泉質 含ホウ酸食塩泉
塩化ナトリウム・珪酸・重炭酸カルシウムなどが含まれています。
泉温 95度


温泉熱を利用して、熱帯魚館があり、アマゾンの大王魚ピラルク・ピラニアなどの魚を飼育。熱帯魚館の2階には、大分出身(江戸中期から)の文人画家の作品を展示した郷土美術館『二豊南画堂』があります。


※上記で紹介した地獄から、血の池地獄・竜巻地獄は
約2.8km離れた場所にあります。


『地の池地獄』
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日本で一番古い天然の地獄。
赤い熱泥の池。赤色の成分は鉄酸化を含んだ泥。
池面積約1300平方メートル・湯口面積約700平方メートル。
泉温 約78度。

血の池軟膏血の池から出る赤い粘土は皮膚病に効果があり、ここでしか販売されていない『血の池軟膏』が販売されています。
この軟膏は、第3類医薬品。

※軟膏の効能
たむし・みずむし・しらくも・やけど・しもやけ・ひび・あかぎれ
など。

※軟膏の成分分量(内容量23g中)
血の池地獄鉱泥8.41・硫黄4.21
モクタール4.21・黄色ワセリン6.17


477血の池地獄の傍ら、真水で鯉が元気に泳いでいました。






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血の池地獄の温泉を使用した
足湯も設置。







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血の池地獄にちなみ、自動販売機はこのよう。


474血の池地獄
血の池ぷりんも販売。














469マンホールの蓋のデザイン。
湯気の部分だけが赤くなっており、血の池をアピール。





419ちなみに、
ふつうのデザイン。









『龍巻地獄』
486一定の間隔で地中から105度の熱湯が豪快に噴き上がる間欠泉。この間欠泉は、別府市指定の天然記念物。



間欠泉の周期的な噴出の構造は地下の水圧と沸騰温度との微妙な関係によって起きると考えられています。が、詳しい竜巻地獄間欠泉の原理の詳細は看板に書かれています。


489泉質 含食塩酸性泉
噴出時間 約6~10分
一日の噴出量 600kl












499このような観客席も設けられており、ゆっくり鑑賞できます。






まじかで地球の鼓動・パワーを体感し、
驚き連続の『地獄めぐり』でした!!





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伊豆の姉妹都市 

2011年04月29日



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昭和41年4月 
全国ダイヤル市外通話記念のとき元熱海市長市川氏と元別府市長荒金氏との記念通話がきっかけとなり、姉妹都市の提携に至りました。
※ちなみに、姉妹都市の『姉妹』は兄弟より、たて関係のニュアンスが少ないので用いられるそうです。

別府市 総面積125,15平方メートル。
人口   126,355人。
市の木 キンモクセイ。

545別府は、日本一の湧出量、1日の湧出量約137,000キロ。全体の源泉数は約2,800ヶ所以上、日本の総源泉数の約1割に相当し、市内には200を超える共同浴場があります。



711人が入浴する温泉では
世界1位。

別府温泉を使用して、このような化粧水までも販売。








『豊後国風土記』には、赤湯泉・玖倍理湯井の名前があり、古くから温泉の湧出地であったことがわかります。市内の神社・寺院には温泉にまつわる伝説が残され、縁起にもなっている神社・寺院も点在。

『別府』の名前は、11世紀以降、荒野の開発などを通して設定された徴税支配の単位が『別府』と呼ばれることが多く、別府は国司の長官である国守のいる国府にたいし、国司の次官である介(たすけ)のいる支所であると豊後国志では説明されています。(他諸説あり)


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別府駅前には『別府駅前広場モニュメント 手湯』が設置され、約45度の温泉がお出迎え。
泉質は、ナトリウム・塩化物・硫酸塩泉

モニュメントは、別府市内の至るところから湧き出る日本一の豊かな温泉をイメージして平成17年、作成したもの。土台には別府原産の『別府石』を使用しており、湯だまりには別府の象徴である温泉が掛け流されています。


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手湯の近くには、昭和3年日本初の女性バスガイドによる地獄めぐり観光バスの運行を確立させた『油屋熊八』の像が。


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油屋熊八
(1863~1935年)


市内には、油屋熊八翁を偲ぶ会が建立したモニュメントがあり、このモニュメントは別府の湯気を表現。
油屋熊八が残した名言『山は富士 海は瀬戸内 湯は別府』・『旅人をねんごろにせよ』という熊八のお客様を心からもてなすまごころも同時に表現しています。


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駅前近くには
たくさんの旅館・ホテルがあり、
ステーションホテル』前には、手湯が。







574道を進むと、
高等温泉前薬師如来が
ありました。
旅のお坊様から『ここを掘れば温泉がでる』と言われ、実際に掘ってみたところ本当に温泉が湧き出した事からつくられたのが『高等温泉』。旅行者が入る高等湯と地域の方が入る並み湯に別れていたそうで、高等湯は硫黄。並み湯は炭酸泉でしたが、近年の調査で双方とも単純泉の濃度に下がったとのこと。この薬師如来は町内の有志が大正13年に建立。


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薬師如来像の横は『駅前高等温泉
大正13年に建てられ別府の名湯。ヨーロッパ民家風ハーフチェンバー方式で有名。駅前通りのシンボルとして人気があり、この湯の効能は、胃腸病・新陳代謝病など。
入口には、手湯も。


580市内を散策すると
別府国際民宿こかげ』が
ありました。
この宿も天然温泉。












584別府国際民宿こかげの近く 西法通りには、成人映画のお店も。








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竹瓦温泉通り・横丁も付近にあります。




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『別府国際観光港』

港の付近にも、
さまざまな温泉ホテルがあるのでご紹介。


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別府 富士観ホテル
望海
晴海
雄飛
ホテル清風




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このほか別府には、さまざなま温泉や、
競輪までもあり、まさに温泉天国。



569マンホールの蓋も
いろいろな種類があり
素敵な街でした




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伊豆の姉妹都市 

2011年04月28日



214大分県由布市にある
由布の料理宿
『旅亭 田之倉』




観光地として賑わっている金鱗湖の近くにありますが、宿の門をくぐると静寂に包まれ、香のかおりが、やさしく出迎えてくれます。


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まずはラウンジで
おもてなし。




歩き疲れ、乾いたのどを爽やかに潤してくれた『かぼすジュース』。すっきりとした味わいでした。


219部屋からの眺め。








233由布岳(標高1584m)が見られます。豊後富士とも呼ばれ、由布岳の恵みを受けた風光明美な温泉地。




初めて訪れた『由布院温泉』
『由布院』なのか『湯布院』なのか、どちらの漢字が正しいのか迷ってしまう。

豊後国風土記によると『柚富の郷、郡の西にあり、この郷の中に栲の樹、多いに生きたり、常に栲の皮を取りて木綿に作れり、因て柚富郷と日ふ』と、書かれており『ゆふ』の名が文献に登場したのは、これが初めて。
町・地名の語源の由来はここから、はじまっているよう。

平安時代 稲作などの租税を収蔵する倉院が柚富郷に設置されてから、ゆふの倉院、木綿院と呼ばれるようになりました。

江戸時代に入ると『由布院』と多く使用され、昔からある地名などは『由布院』。
『湯布院』の文字は比較的新しい言葉と町全体を指すときに現在は使われているとのこと。


933全国有数の湯量を誇る由布院温泉
こちらの宿の源泉は『源流の湯』の横。











961泉質
単純温泉

泉温 54.2度
pH 8.4







硫黄が含まれていないため、アトピーの方でも安心して入浴できるやわらかな湯。隣接する『湯布院 山灯館』の湯(妃泉の湯・狭霧の湯)も楽しめるため、全部で4つのお風呂が楽しめます。

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『金鱗の湯』
内風呂・露天風呂とも
ぬるめ・あつめの湯が
あり、広々とした浴場




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湯布院 山灯館
『妃泉の湯』
内風呂・露天風呂





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『狭霧の湯』
内風呂・露天風呂

泉質 単純温泉
泉温 54.2度
ph 8.4

※いずれも、男女入替制。



温泉を思う存分、堪能した後はお食事。

240お約束通り、
まずはビール













245お酒のお共には、
やっぱりうまい肴。




大分県の名産魚のひとつ『関あじ』

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佐賀関町で一本釣りにて水揚げ。関あじの証拠として、一匹づつタグが付けられているとのこと。愛媛県佐田岬とはさまれた速吸瀬戸やその周辺でとれ、鮮度の良さは抜群。姿・味も格別な一品。




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262先付からデザートまで、板さんの心のこもった料理は、どれも絶妙な味付け。
さすがは、『由布の料理宿』





翌日の朝食
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最後のコーヒーまで、
満足で美味しい一品でした







212お世話をしてくれた仲居さんのきめ細やかな対応と、肌の綺麗さに関心した宿でした。





由布院の料理宿
旅亭 田之倉
〒879-5102
大分県由布市湯布院町川上1556-2
TEL 0977(84)2251

湯布院 山灯館
〒879-5102
大分県由布市湯布院町川上1553
TEL 0977(84)5310




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各地の温泉 

2011年04月27日



146由布院駅

大分県由布院は、由布院温泉が有名な場所。
駅の構内から足湯(有料)が
楽しめます。



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町を散策すると手湯はもちろん、指湯温泉、ドクターキッスフィッシュの足湯(有料)までもありました。


156たくさんの見所がありますが、
由布院美術館へ。





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金鱗湖から続く川。
この川沿いには、菜の花や桜が満開に咲いていました。


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川沿いの道を由布岳の方向へ。
春の風を感じながら
田園風景を堪能しながら散策。


173途中、寛政年間からある石仏に出会いました。






178由布院美術館に到着。







180美術館は円形で、昔の小学校のようなユニークな建物。






181館内には
ともだちの『あし湯』がありました。













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座布団の貸し出し・足湯タオルの販売もあり、







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こんもりとした小高い足湯は、単純泉で源泉かけ流し。
この足湯はアート作品として造ったそうです。


179この美術館は、湯布院で没した放浪詩人画家『佐藤渓』の作品を展示することを目的に1991年に建てられました。



ここを訪れるまで『佐藤渓』と言う人物を知らず、
描かれた昭和の風景・『富士恵』も印象的でしたが、
彼の詩・言葉は、とても共感でき、美術館の売店に入ったとたん、『佐藤渓 詩集』を手にしていました。
今でも時々彼の詩を目にし、励まされています。


42歳で短い人生を終えた佐藤渓。
最後は沼津で倒れ、大分まで運ばれ両親に看取られ死去。



訪れた美術館の中で一番、心に残る場所でした。




由布院美術館
〒879-5102
大分県大分郡由布市湯布院町川上岩屋2995
TEL 0977(85)3525
定休日 木曜日




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日記 

2011年04月26日



013昨日投稿した『旅籠かやうさぎ』は川沿いにあり、窓からは川の流れが見えました。







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この川沿いの道を300mほど行くと、『かやうさぎ』と姉妹店 琴平温泉『ゆめ山水』があり、男女別露天風呂・貸切露天風呂(16室)の温泉があります。

嬉しいことに『かやうさぎ』に宿泊すると、温泉(露天風呂)に無料で入浴することができます。


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番台で受付。
入浴料ではなく、ぬくもり代と書かれた看板の文字は肌寒いこの時期、うなずける言葉。

『ゆめ山水』の看板の下には、気持ちよさそうに入浴している石仏がありました。



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番台の前には、待ちあい処『ひろりや』があり
ここで待ち合わせする方も多いとのこと。


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おんな湯の入口
入口横には、女性専用休憩処が設置され嬉しい心遣い


837入口を入ると、レトロな雰囲気の脱衣所・洗面台








840この戸の向こうが、
露天風呂






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川のせせらぎ、鳥の鳴き声が聞こえる自然豊かな温泉。



846鉱泉であるため温めていますが、100パーセント源泉かけ流し。ぬるぬるした湯に驚き、いままで入ったことがない感触でした。











851ソフトドリンク・ビール・地元の牛乳の販売機もあり、湯あがりの一杯も充実。






853帰り道の途中
アヒルに出会いました。






琴平温泉『ゆめ山水
〒877-0054
大分県日田市琴平町1571-1
露天風呂 0973(23)8827
家族風呂 0973(23)2226



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マンホールの蓋も素敵でした



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各地の温泉 
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