STRAMDの募集要項が発表された様子。日本で比較的安く戦略経営デザイン講座なので首都圏の方は検討されてみてはいかがでしょうか?


昨日、大阪市と大阪市大が開催しているイベントにまたもや参加してきた。今回は以下の内容でした。結構核心を突くことをお話しされていたのでシェア。

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【O2Oマーケティング以前に】
デジハリ大学院の塩見政春教授がいらっしゃり、ここに来ている人たちはまだまだマイナーでメジャーな企業がやっているO(online)2O(offline)マーケティングをやるレベルにないといきなり衝撃的な事実を突きつけてきはった。
※言い方は丁寧で恐縮ですがという感じで感じのいい感じでお話しされていたのでお人柄は非常に良さげなお方でした。

マーケティングの基本で4Pというのがあるのですがどれが一番大事だと思いますか?

と最初に質問されたので俺は全部だろと思いながらどれでもいいわとPromotionと答えたら、あまりメジャーでない人がまず最初にやるべきことはPriceでもPromotionでもPlaceでもなくProductと言われました。他に金使っている暇があったらまずは商品を開発せよと。それに自信が持てるようになってはじめて他のことを頑張る意味があるのだと。

これは昔、塩見先生が自営業しながらいろんなところを講演に回っていたときにお客さんにいわれた一言から思い知らされたらしい。

「こんなことしてる暇あったらあんたの店(商品)の掃除くらいしたらどうやねん」と。

【O2Oマーケティング】
で商品に誇りを持てる、お客さんに愛されるに値すると思うようになってはじめてマーケティングを出来るようになるのだけれども、あんまりお金は賭けられないので、いろんな本が出ている大企業がやるようなマーケティングはあんまり参考にならないし(マスメディアを使うとか)、ということでソーシャルメディアを活用した安いマーケティングをする必要があるという流れになりますと。

●事例1:素直に応援してもらう
知名度のない、お金のない人は素直に応援してもらいましょうと。それを上手くやっている一例としてレストランさすいちを教えてもらいました。震災でも負けずにがんばってますぜぇ〜ということをコマメにfacebookのファンページを更新しながら頑張ってはります。現在likeが300程度やけれども商品が1,000も売れたというまさに応援された賜物というものらしいです。

●事例2:こだわりを見せる
パティスリー菓樹は卵、小麦、フルーツにこだわって商品を作っているのだけれども、それをちゃんと表現するようにファンページを更新して張るように見えます。それがエエように見えます。

●事例3:商品愛を表現する
世界一笑顔になれるお米屋さん いづよねは自分の足で探しにいった旨をはれるホンマに美味いもんしか販売しないというそのこだわりを表現しているという。塩見さんがここの餅米を食ったらしいのだが、他のもんはもう食えないと言う絶品らしい。。

●事例4:感動出来るシステム
WE21ジャパンは主婦からただで仕入れた服の収益を一部、恵まれない国に寄付する、また再販出来ない商品はリサイクルで他の商品に生まれ変わらせ環境に優しい商売をしている。これをのことに共感、感動している人が多く50店舗を突破した知名度があまりないNPOである。


こんな感じで中身のないもの、ことをテクでどないかしようと言う馬鹿げた発想は辞めて、まずはちゃんとしたサービス、商品を開発しましょう、そしてそれをクリアしたらささやかに地道にマーケティングを頑張っていきましょう。それがO2O(オンラインからリアル店舗に人を呼び込むこと)になる場合があるというげにまっとこ全うなことをいわれて非常に勉強になりました。ブログを『継続的に』頑張っている人はチャンスあるなーと思いました。いい機会をありがとうございました。