『スモールパッケージホールド』の世界

リアルインテリな筆者が今考えていることをお伝えします。

2010年04月

ロッテ分析(打者篇)

千葉ロッテマリーンズが好調である。まさかゴールデンウィークの時期まで首位を走っているなんて、ロッテファンの私でさえ想像出来なかったことである。プロの解説者たちは、ほとんどがロッテを低評価していたから、シーズン後にどのような言い訳をするか今から楽しみである。

投打のバランスがかみ合っている現在のロッテだが、戦力的には昨年とあまり変わっていないような気がする。確かに新戦力も加わっているが、退団・移籍した選手もいるので、プラスマイナスゼロと言ったところが本音であろう。

よく言われるのが西村采配である。昨年までのバレンタイン監督と180度違う野球を試みている。一番の特徴は打線の固定化。これはレギュラーと控えの差を広がせる原因になりがちだが、他方で選手それぞれの役割分担がはっきりするといったメリットもある。今のところ、後者に事が進んでいるようである。

打線は長打力はないものの、どこからでも点が取れるいやらしさがある。1番の西岡はキャプテンとしての自覚が試合に出ている。昨年までは素質だけでプレイしていたが、今年はやる気も感じられる。

2番のルーキー荻野貴は嬉しい誤算。このブログでも散々書いてきたが、これほどまでに活躍する選手とは思わなかった。久しぶりに、生でプレイを見たくなる選手が現れた。

3番井口は1,2番がかき回してくれるので、四球がやたら多く、またチームバッティングを心がけているので二塁打も多く、存在感を示している。

4番の金泰均は当初期待されていた本塁打は少ないものの、タイムリーも多く合格点を挙げられる活躍である。韓国代表の4番とはいえ、元々は中距離打者でありこれからも本塁打はそれほど打たないだろうが、それはそれで構わないと思う。近年の韓国選手は日本野球になかなか対応できないでいるが、金泰均はうまく順応していると思う。

5番の大松は出来たら長打力の乏しい打線の事情から、もう少し本塁打が出ればと思っている。大松の場合、打率は2割8分程度で十分なので、30本以上の本塁打を期待したい。

6番のサブローは当初不振にあえいでいたが、ようやくサブロー本来の右打ちが見られるようになった。クリーンアップが好調なだけに、サブローには是非、打点を稼いでもらいたいものである。

固定化された打線の中で、唯一流動的なのは7番指名打者である。今のところ、福浦、今岡、神戸あたりが起用されているが、ここは福浦で固めるべきだろう。もし右打者というのであれば、ファームからムニスを抜擢して欲しい。折角、キューバから連れてきたのだから、ファームにおいておくのはもったいない。

8番の里崎は鉄板だろう。それにしても里崎が8番とは凄い打線である。

9番の今江は地味に3割を打っている。ファンとしては『ミスター・ロッテ』の称号(背番号8)を持つ今江には、下位でなく3番あたりを打ってもらいたいものである。

レギュラーに比べて代打陣の層が薄いのがちょっと気にかかる。今のところ、今岡、神戸、南、早坂あたりになるのだろうけど、新人の清田をそろそろ上にあげて荻野貴と競わせても面白いだろう。

『マントとかぶりもの』

昨晩、友人からメールが来た。子供が生まれたとのこと。めでたい出来事である。さすがに私の友人は結婚している人が多くて、中には相変わらず、ブルー・スリーだの馬之助だの言っている人もいるが、みんなお父さん、お母さんになっているのかと思うと不思議な感じがする。

高校時代の友人は陸上競技部での友人しか交流がない。大学時代はサークル(非公表)での友人がほとんどである。学生時代、毎日のように深夜まで飲んで騒いでいたことが昨日のことのようである。

もうあんなパワーはないな。そう思っているのは何も私だけではない筈である。まあ、それが若さの特権なのだろうけど、先日会社の後輩と『名探偵コナン』を見に行った。周りはガキばっかり。大人2人で見に行く映画ではないだろうと思いながら、既に来年上映される次期シリーズも行く約束をする。帯広に居ればの話だけどね。

そんなことよりも、もうすぐゴールデンウィークである。今年はもしかしたら北海道での最後のゴールデンウィークになりそうなので、どこかに行こうと思う。そう思っていた矢先、帯広では今朝雪が降った。それもかなりの量である。自家用車のタイヤは既にノーマルタイヤに変えてしまっている。まさかこの時期に雪が降るとは思わなかった。この分だとゴールデンウィークに峠越えするのはちょっと危険かな。

ところで、前述の幸せ絶頂な友人は千葉県民である。なのにロッテファンでなく巨人ファンである。私は以前、彼を何とかロッテファンにしようと思い、マリンスタジアムに誘ったりしていたのだが、とうとう巨人を裏切ることはなかった。

聞けば、千葉県はこよなく愛しているらしい。ならば、やはり彼はマリーンズファンになるべきだろう。

ラムネの思ひ出(千ちゃん風)

最近めっきり飲まなくなったのがラムネである。まあ駄菓子屋というものが、ほとんど存在しない現状においては、目にすることもないだろう。

以前は祭りとなると必ず飲んでいたのがラムネ。祭り自体行く機会が少なくなってしまったのでよくわからないが、ラムネの露店は少なくなっていると聞く。

ラムネは1853年、ペリー来航とともに日本に持ち込まれた。つまり黒船と一緒にやってきたのである。余談だが、日本にやってきた4隻の黒船のうち、ペリー提督が乗っていた黒船は『サスケハナ』号と言う。これは大学受験の日本史の試験問題として、受験生の間ではなかなか有名な事柄である。

話が逸れてしまった。初期のラムネはコルクの栓を使っていたとのこと。当然のことながら、コルク栓だけでは炭酸が抜けてしまうので、コルク栓を針金で縛ったり、湿らせたり色々な工夫がされていたらしい。

栓が現在のようなビー玉になったのは明治中期になってからで、密封性に優れていたことから、あっという間にビー玉のラムネ栓が広まった。

それでもまだ完全に密封出来ないとあって、瓶によってラムネの量がまちまちだったらしい。現在においてはその技術も進化しており、当然のことながら、そのようなことはないが、それでも日々ラムネの技術は進化しているというから驚きである。

そういえば子供の頃、ビー玉を瓶を割らないで取り出して、駄菓子屋に持っていえば100円貰えるなんていう噂が流れていたっけ。100円欲しさに、一生懸命舌を使ったり、思いっきり吸い上げてビー玉を取ろうとしていた自分が、なんとなく微笑ましく思ってしまった。

今でこそ、くそ生意気で屁理屈な私もそういう純情な時代があったことを、読者のみなさんにお伝えしておきたいと思う。

ドクターストップ

ついにドクターストップがかかってしまった。以前から血圧が高かったので検査したところ、肝臓が相当悪化していることが判明。血圧の高さもそこから来ているものであった。

確かに帯広に来てから、深酒の毎日である。仕事のストレスがたまって、つい酒の量が増えるなんて言うのはただ単に言い訳であって、本当の理由は食べ物が旨いからである。

帯広は海からも遠いので、魚はそんなに旨くないと思っていた。ところが、広尾や大津といった道内屈指の漁港は意外と近く、そこからやってくる内地では御目にかかることのない魚がべらぼうに美味しいので、これでは酒が進む筈である。

まして、新鮮な魚には日本酒である。こういう状況のことを私にとっては、『猫に小判』ではなく『猫に鰹節』というのだろう。

よくわからないが、肝臓が正常であるかを示す指数が、健康体の人に比べて4倍以上高い数字が出てしまっているとのこと。とりあえず当分、酒を控えるしかないだろう。但し、さすがに全く酒を飲まないというのも『生き地獄』である。当面は週末だけ解禁日とすることにしよう。

「今日は鰹のいいのが入ってますよ。」

店に入ると若大将がそう言ってきた。

目には青葉 山ほととぎす 初鰹

江戸中期の俳人である素堂の句であるが、俳句に疎い私でもさすがに知っている。

江戸っ子は代々、初物好きと言われている。私が生粋の江戸っ子とだということを知っての若大将の言葉だろう。

「早速だけど、少しもらおうかな。」

「どうしますか?刺身にしますか?それともたたきでいきますか。」

「そうだね。ポン酢でもらおうかな。」

やはり鰹はたたきに限る。

鰹には旬が1年で2度ある。この時期取れる鰹は『初鰹』と呼ばれ、四国沖から三陸沖まで北上する。脂の乗りは少なく、さっぱりしているのが特徴である。

鰹のたたきと言ってもその手法にはいくつかあり、この店では昔から『銀皮造り』という手法が採られているとのこと。鰹は鮮度が落ちやすく、また独特の臭みがあるので、この方法は余程、鰹そのものが新鮮でないとうまく出来ない技らしい。但し、魚本来の旨味が最も残る手法なので、若大将もなんとかマスターしようと苦労を積んだとのこと。

ほどなく出てきた鰹のたたきは抜群の出来栄えであった。これだったら過度な薬味は必要ないだろう。

秋に訪れる、もう一つの旬である『戻り鰹』の季節が楽しみになってきた。

日曜日の朝に

こんにちは、スモールパッケージホールドです。

携帯電話のない生活なんてあり得ないと思っている若者は少なくないようだ。まあ、私もそうなんだけど、私の場合パソコンのない生活も今では考えられない訳で、ずいぶん生活様式も変ったものだと思っている。

朝、起きてまずすることがパソコンのスイッチを入れること。つい数年前までは、まず最初にすることはテレビをつけることであった。

パソコンでニュースを一通り見て、米国株式市況のチェック、大量に届くメールは重要なものだけ開いて斜め読みする。シャワーを浴びて、バスロープに着替え、挽きたての珈琲を飲みながらこれらの作業をするのが、私の朝起きて最初にすることである。

夜、会社から戻ってくれば、やはりまず最初にすることはパソコンのスイッチを入れること。動画サイトにはまっているので、最近はテレビを見ることはめっきり少なくなった。だからパソコンが壊れ、この2週間パソコンがない生活は不便で仕方なかった。

新しいパソコンはなかなか快調。まだちょっと慣れていない点もあるが、何よりも立ち上げのスピードが、前のものと違って格段に速い。昨日は一日中パソコンをいじりまくっていたが、今日も早起きして説明書を見ながら色んなことをしている。

ところで帯広は今日も寒い。さっきまで雪が降っていた。もうすぐゴールデンウィークだというのに、まさかこの時期に雪が降るとは思わなかった。弘前に住んでいた時、10月下旬に雪を見た時はかなり驚かされたが、今日もそれ位のインパクトがあった。

ある人に言わせれば、アイスランドの火山噴火の影響で今年はかなりの冷夏になるらしい。地球温暖化が叫ばれているので、それはそれでいいのかもしれないが、農作物に影響も出そうでなかなか難しいようである。

という訳で今日はこの辺で。それでは。

今日から再開します

お久しぶりです。スモールパッケージホールドです。

毎日更新を宣言しておきながら、ご無沙汰しておりまして、読者の皆さんにはご迷惑をおかけいたしました。

実は使っていたパソコンが壊れてしまいました。修理に出そうとしたのですが、かなりの費用がかかるということで、思い切って新しいパソコンを買うことにしました。

ずっと使っていたパソコンはシャープ製だったのですが、以前から今度のパソコンは東芝製と決めていました。ところが、いざ買おうと家電量販店に足を運んだところ、目移りしてしまって、なかなか新しいパソコン購入を決めることができませんでした。

なんだかんだで当初の予定通り東芝製のパソコンを購入することになり、ようやくブログも再開することができました。

まあ、5年間使っていたパソコンでしたので、新しいパソコンは快調ではあるのですが、なかなか慣れていない現状が若干苦心しております。

まあ、そんなことはどうであれ、ブログを本日より再開していきたいと思いますので
よろしくお願いいたします。

ということで今日はこの辺で。それでは。

今日も手抜き

こんばんは、スモールパッケージホールドです。

今日はちょっと忙しいのでここまでとします。

まあ、更新しないよりましかな。

と言う訳で今日はこの辺で。それでは。

今日は手抜き

やっぱり月曜日から深酒するとしんどいね。

という訳で今日はこの辺で。それでは。

プロレスの格

新日本プロレスと全日本プロレスしかなかった時代のプロレス業界では、アントニオ猪木とジャイアント馬場というスーパースターが単独エースを張っていた。

毎日のように全国各地で行われていたプロレスの興行において、2人が絶対的メインイベンターであり、勝敗があまり重要視されないと言われているプロレスにおいても、2人が負けることは許されなかった。

当時のプロレス業界には、『格』という絶対的なものが存在しており、前座の若手レスラーは試合で使える技は限られていたし、中堅レスラーも各々の役割というものがあった。また、猪木や馬場の得意技を他のレスラーが使うなんてもってのほかで、猪木の得意技である延髄切りは、せいぜい直弟子の藤波が使う程度であったし、天龍が延髄切りを使えたのは、対抗勢力である全日本プロレス所属であったからだ。従って、同様の理由で全日本プロレス所属のレスラーが、ジャンピングネックブリーカーや16文キックは使わない。

近年の多団体時代においては、メジャーと言われる前述の老舗団体では、複数スター制度を採用している。猪木、馬場という2大巨頭のような絶対エースは、今日のプロレスにおいては困難であるからだ。

従って、チャンピオンが簡単にピンフォールを奪われたり、セミファイナルに出ていた選手が、次の日には第1試合に出るなんていることが多々あるようになった。リーグ戦においても、いわゆる『白星配給係』なんて揶揄されるレスラーはいなくなり、最終戦まで大混戦なんていることも当たり前になっている。

プロレスが衰退した理由には、例えば暴露本が出たり、スター選手不在など様々な理由があるだろうが、実は今回話したことが根底にあるような気がする。

例えば、通常のプロレスの興行は大体10試合前後行われるのだが、最初から最後まで同じような大技が出てきて、マイクアピールがあるといった試合が繰り返されていては、観客も消化不良を起こしてしまう。

全日本の武藤社長あたりは、既にこのことに気づいていて『パッケージプロレス』はそんなところから生まれたものであると思う。

勝敗にあまり意味を成さないプロレスにおいては、やはり『格』というものがなくてはならないのだろう。

どうも
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