PB050078この秋も岩手県山田町で震災復興支援のボランティアで潜ってきました。震災から6度目の岩手。「なんで岩手なの?」特に理由はありません。たまたま行った東北が山田町だっただけです。
「ボランティアじゃなくてそろそろお金もらえばいいのに、商売下手だね」とも言われます。この感情を上手く言い表せないのですが、この件はお金儲けが第一 のモチベーションにはならなかったんです。海のそばに住んでて、海がないと生活が成り立たない者として、海に牙を剥かれるということがどういうことなの か。どうしても他人事に思えなかったのです。


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PB050081活動に参加した当初から比べると少しづつ復興していますが、仮設住宅はまだまだ残っていますし、造成に手が着かず荒れ地のままの場所の方が多いです。街が震災前と同じレベルに戻るのにまだ時間がかかります。画像を見る限り穏やかで美しい東北の海の光景ですが、海中にはまだ瓦礫が沢山埋まっています。海中瓦礫の回収は700人のプロダイバーが潜ってあと60年かかるそうです。




PB050088当初は重機がでて、人もいっぱいいて、ガンガンあげることができた瓦礫も、今は人力のみ。潜り手は舞ったヘドロで視界は伸ばした自分の肘すら全く見えない ほどですし、陸班は瓦礫のとんでもない重さが腰にかかります。助成金も打ち切られるとか、参加者もどんどん少なくなっています。
3tトラック4杯分をあげる事が出来ました。




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この画像は休憩中に撮った平凡な光景なんですが、とんでもなく美しく感じました。
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ハードコンディションでの作業なのに、バカ話ばかりして笑ってる人たちが、かっこいいなと感じました。


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今回初めて「生物が増えて来た」と感じました。ようやく。ただただそれが嬉しかったです。

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ぜひ皆様にも東北に足を運んだり、想いを巡らせたりして、記憶を風化させない様にして頂きたいと思います。「絆」という耳触りのいい言葉が震災当初は流行りましたが、本当にその絆があるのかどうか、今真価が問われていると思います。
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僕のスクールの方のFBページのアルバムをシェアして下さった皆様、本当にありがとうございます。これは僕の勝手な気持ちですが、まだ忘れて欲しくありません。
僕たちは来年も、行きます。
行ける人はぜひ一緒に行きましょう。


ファンキーハウスダイビングスクール
代表 池田大峰