向こう岸

2008年03月05日

明日がある

マルコ4:35〜41

さて、その日のこと、夕方になって、イエスは弟子たちに、「さあ、向こう岸へ渡ろう」と言われた。そこで弟子たちは、群衆をあとに残し、舟に乗っておられるままで、イエスをお連れした。他の舟もイエスについて行った。すると、激しい突風が起こり、舟は波をかぶって、水でいっぱいになった。ところがイエスだけは、とものほうで、枕をして眠っておられた。弟子たちはイエスを起こして言った。「先生。私たちがおぼれて死にそうでも、何とも思われないのですか。」イエスは起き上がって、風をしかりつけ、湖に「黙れ、静まれ」と言われた。すると風はやみ、大なぎになった。イエスは彼らに言われた。「どうしてそんなにこわがるのです。信仰がないのは、どうしたことです。」彼らは大きな恐怖に包まれて、互いに言った。「風や湖までが言うことをきくとは、いったいこの方はどういう方なのだろう。」

どんな人にも明日があるという希望のメッセージです。イエス様は、お弟子たちに「さあ、向こう岸に渡ろう」と言われました。向こう岸とは、最終的には、天の都のことを指しています。しかし、我々は、一日一日を歩んでいかねばなりません。その一日は、向かい風であったり、大暴風雨であったりして難儀するわけです。案の定、大嵐になって、船が沈没してしまうのではないかと弟子たちは恐れました。同じ状況の中でも、イエスは眠っておられたと記しています。恐れている弟子たちになく、イエス様にあるもの、それは、父なる神を信頼する心です。
どのような困難の中にも、全てを支配されているお方が、向こう岸に行こうと言われるのですから大丈夫、必ず守られます。
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izumichurch at 21:18|PermalinkComments(0)TrackBack(0)