2011年11月

Finite Element Procedures for Solids and Structures

Bathe先生のFEMの講義です。英語の勉強にもなります。MIT Opencoursewareは世界中どこにいてもMITの講義が受けられるすぐれものです。

Finite Element Procedures for Solids and Structures
http://www.adina.com/finite-element-analysis.shtml

SI

問題解決能力と問題設定能力(4)~博士課程と問題設定能力

斬新な美味しいラーメンを作るのは、難しそうです。前回、問題設定能力はそう簡単に身につくものではなさそうという話をしましたが、確立された方法はないようにも思えます。

しかし、学問の世界では、博士課程がこの問題設定能力の育成に相当するというのが私の個人的な見解です。
研究者・技術者として独り立ちするために、研究テーマの設定が自分で出来て、論文を書き、国内・海外で発表・議論出来るような教育がなされます。これはそれまでのペーパーテストや課題が設定された教育とはかなり趣が異なります。博士と修士の違いというのは、こういった問題設定の能力にあると思います。だから、きちんと問題設定能力を備えた博士は、どの分野・世界でも生きていけると言われています。

料理の世界は研究と似ています。修行時代にテクニックを身につけ、自分の店を出すには、テクニックに加えて独創的な”売り”が必要になります。藤本君は、それを最終エピソードで見つけることになります。ただし、料理も研究も完成したら、それで終わりではなく、論文がまとまったら、その次の研究がもう始まっています。研究課題の解決は、新しい研究テーマを考えなければいけないことを意味するわけです。しかし、問題設定能力がきちんと備えていれば、それはそんなに難しいことではないはずです。。。

ということで、
kyuubei


SI





問題解決能力と問題設定能力(3)~問題設定能力を高めるには

前回、昔は”学生は自分でテーマを探すべき”という指導方針の話が出ましたが、一見、指導教員の責任放棄で、学生は成果も挙がらず、酷い話のように思えますが、卒業生の中には、”自分の好きなテーマをさせてもらえた”と感謝している人が少なくありません。これは、そういった経験の貴重さを社会人になってから身をもって感じたということだと思います。

ところで、大学教員の苦痛な仕事の一つは、学生の研究テーマを設定することです。毎年4月になると、例外なく大量の新入生がやってきます。彼らに、出来れば充実したテーマを与えなければいけません。テーマ設定を失敗すると、方向を見失って来なくなったりするかもしれません。意義のある研究をしていないと、研究費が取れなかったり、論文にならなかったり業績にも影響します。毎年、10月頃になるとやってくる研究費申請(カケンヒ)の時期は、教員にとって恐怖の時期でもあります。

それでは、どうすれば、いい研究テーマ設定(問題設定)が出来るのか?これは難しい課題です。







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問題解決能力と問題設定能力(2)~問題解決能力と発見能力の違い

問題解決能力を磨くためには、とにかく場数を踏んで、よく勉強することだと思います。企業にいると、自然に身についていくと言われます。最も重要なのは、問題を解決してくれる人・仕事が出来る人を味方ににつけることだったりします。学生には、”一番詳しい人を探して、聞きに行くこと”と言っています。私のMITでのSupervisorのYip先生の言葉でもあります。知識のある人と議論するためには、最低限の知識が必要ですし、事前に勉強する必要があります。その人の本や文献を読むことも必要でしょう。そして、最終的には、本人と議論することが大切です。しかし、出来る人は忙しいですから、そう簡単に時間は割いてくれないかもしれません。そこは戦略が必要です。これはまた別の機会に述べます。

企業との共同研究をやっている学生は、問題設定が企業側からなされるので、問題解決に集中でき、、能力を身につけることが出来るでしょう。指導教員は、実現可能な課題でしか契約しませんから、成功することが多く、研究室としても成果が挙がりやすいのでwin-winの関係になると思います。

一方、こういった研究・仕事の中では身につかないのが、問題設定能力だと思います。


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とろける鉄工所

とろける鉄工所(1) (イブニングKC)
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機械工学科一押しのマンガです。鉄工所の話なのですが、個性的なキャラクターの色々なエピソードが織り込まれほのぼのとしています。溶接の専門的な話もちりばめられていて面白いです。

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