2012年08月

有限要素法による構造強度設計入門~CAEのV&Vを学ぶ

12/20に「有限要素法による構造強度設計入門~CAEのV&Vを学ぶ」という講習会を東京大学山上会館で開催します。

2010年に「実践有限要素法シミュレーション」という本を出しましたが、
理論と実務がつながる 実践有限要素法シミュレーション―汎用コードで正しい結果を得るための実践的知識
この本は、学部の講義の教科書です。その後、急速に普及するCAD/CAEに対する社会人教育の要望が増したため、何らか貢献できないかと立案した講習会です。

実際に、有限要素法を使って、どのように設計に貢献するのか、材料力学や有限要素法の知識はどのように生かされるのかなど、実務よりの内容にしてみました。また、最近よく言われるようになってきたシミュレーションのV&V(Verifiation & Validation)とは何か、何故必要とされているのか、どのように実践するのかという点にも触れたいと思っています。自分が企業・大学と経験してきたCAEの活かし方について、何らか伝えられればと思っています。この講習会は、学部の「有限要素法」を一緒に担当している渡邉先生と早川先生と共同で行います。

趣旨
CADツールにCAEが標準装備されるようになり、CAEは設計においてますます身近なツールとなりつつあります。本講習会は、最も応用が多い構造強度設計をモチーフに、CAE(有限要素法)を使った設計の品質管理に必須となる”結果の検証と妥当性の確認(Verification and Validation: V&V)”の考え方と重要性を理解し、有限要素法による構造強度設計の実務的な手順を、学習することを目的とします。

 講習は、有限要素法を”使う”ことに焦点を置き、実際のCAE設計分野において理解が不十分のため問題となっている部分を集中的に講義します。最初に、力学(材料力学、弾性論)、シミュレーション(有限要素法、数値計算)、実験との対応という三つの基軸の講義を行います。次に、有限要素法による構造強度設計の基礎と、結果の検証・妥当性の確認などのV&Vの実践的なポイント、解析結果のまとめ方のポイントについて講義します。また、有限要素法の幅広い応用範囲を考えて、受講生の方々の実務課題に関しての技術交流会も行います。

題目
(1)なぜ、今CAEのV&Vが必要なのか?
(2)構造強度のCAE設計のための基礎知識~材料力学編
(3)構造強度のCAE設計のための基礎知識~有限要素法・実験との対応編
(4)構造強度のCAE設計の実践的知識
(5)技術交流会


定員 35名

聴講料 会員 20 000円, 会員外30 000円, 学生員7 000円, 一般学生10 000円 

ディスカッション

日本の教育において、ディスカッション(議論)の機会というのはほとんどありません。白熱教室なんてのがはやっているのですが、ディスカッションがはやっているという話は聞きません。

議論には、色々なルールがあると思います。最も大事なことは、議題についての議論を行い、”人格攻撃をしない”ことだと思います。2chなどのネットの掲示板などを見ると、これが見事に無視されていますし、どこかの知事
さんや、元与党の偉い人なども、その人の政策についての議論より、人格攻撃が主たる話題です。

簡単な例を挙げましょう。
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明石に行ってきました

明石にある神戸工業試験場に共同研究の打ち合わせに行ってきました。
酒井・泉研究室は、昔は疲労試験機がたくさんありましたが、今は、こういう試験をやってくれるところと提携して実験を行っています。

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