コンピテンシー

問題解決能力と問題設定能力(1)~おまえには本当に作りたいラーメンがないんだよ

研究室は、ラーメン好きが多いのですが、研究室には「ラーメン発見伝」というマンガが置いてあります。これは、ラーメン版「美味しんぼ」といった感じで、ラーメン屋を志す若い”藤本”がラーメンに関する様々な問題を、斬新な発想でズバズバと解決していくというストーリーが魅力です。

準主役として、海原雄山の如き、ラーメン界のカリスマ”芹沢”が登場し、度々、藤本とラーメン勝負になるのも話を盛りあげます。

その中で興味深い話が出てきます。主人公の藤本は、ある日「ラーメンフェア」のラーメン作りを任されます。しかし、漠然としたテーマに凡庸なラーメンしか作れずにいました。それを見た芹沢は、「動物系食材を一切使わない」というテーマでの勝負を提案します。すると、今度は藤本はすばらしいラーメンを作り、勝負は引き分けとなりました。引き分けを喜び誇る藤本に芹沢が言った言葉がこれです。

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つづきはこちらで。

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コンピテンシーチェック ~個人の効果性(3)

柔軟性(FLX)
さまざまな状況、個人、グループに適応し、効果的に仕事を進める能力

長くダラダラ続けてきたコンピテンシーチェックシリーズも、これで最後です。最後に、とても重要なのが残っていました。企業や大学で生きていく上で、部署が変わったり、学説が変わったり、自分の目の前の状況が変化することは、本人が気がつくかどうかは別にして、非常に多くあります。

その際に、柔軟に対応できるかということが、その先に人生を決めることになります。学生の就職活動を見ていて、不安なのは、”御社に入って、○○をやりたい(○○は学生に人気がある分野、例えばロボットや航空・宇宙)”と言っている人です。こういう人間は、配属先の希望が適わなかったりすると、適応できなくなり、腐ってしまうことが多々あります。どこの部署に配属されても、柔軟に対応できる人間は、逆に、どこに配属されても成果を残すことができます。プロ野球でも同じような状況が見られます。イチローが不振のマリナーズに在籍していても、自分の仕事をしっかりするということです。一流選手ほど、チームを選びません。

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コンピテンシーチェック ~個人の効果性(2)

自己確信(SCF)
自分自身の能力に対する信念、確信。

”元気な人”といった表現で呼ばれることもあります。自主的に動くことができる人も、企業が求める重要な素養のひとつです。ただし、積極的な行動の多くは失敗につながります。この、”失敗したとき”というのが人間にとって最も大事な時だと私は思います。”決して言い訳しない(失敗を受け止める)”、”失敗を成功に生かす”姿勢こそ、重要だと思います。

最近多くなったと言われる、自分が傷つかないように、ミスしないように、最初からチャレンジしない人は、何も生み出さないばかりか、組織では、すぐに、他人のお荷物になってしまいます。そして、病んでしまう危険が高まります。人生、積極的に行きましょう。すぐには難しいですが、信念があれば、きっと、いつかはポジティブに人生が回るはずです。

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コンピテンシーチェック ~個人の効果性(1)

セルフコントロール(SCT)
反対やストレスに対して、自分の感情をコントロールし、破壊的な行動に走る誘惑に打ち勝つ能力

最近になって、企業の人が学生に求める素養として、”ストレスに強い人”ということが言われるようになりました。裏を返すと、現在の企業の中には、ストレスが故に病んでしまう人が非常に多いということだと思います。

こういう能力は、どうやったらつくのでしょうか?
不適切な例かもしれませんが、ギャンブルで大負けしている時に、冷静に対処して引くことが出来る人は、強いと言われます。株で言うところの損切りです。授業料は高いのが問題ですが、人間、負けている時が大事ということです。

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コンピテンシーチェック ~番外編

いい先生のコンピテンシーモデルと、インディケーターがのっていましたので紹介しておきます。(+)がいい先生、(ー)が悪い先生です。きびしい。

先進的な大学教育プログラムにおける効果的な教師のコンビテンシー・モデル

1.学生中心指向
a.学生に対しポジティブな期待を抱く
インディケーター
(+) ポジティブな見方:普通の学生についても有能であると発言し、他人の能力を見つけてそれを支援する
(+) 学生は変わる能力を持っていると発言する
(+) 目標が一貫している限り、学習の方法については学生自身が自主的に変更することを認める
(-) ネガティブな見方:学生は愚かで変わることができないものと信じ、助言するより弱点ばかりあげつらう
(-) 他人について、パーソナリティーやポテンシャルについてネガティブな固定観念を発言する

b 学生の関心事に注意を払う
(+) 時間をつくる:能力を問わずどんな学生とでも会う時間を惜しまない
(+) 学生の気持ちに気づいていることを発言する
(-) 学生を扱うときに、当人の得意・不得意をよく思い出せない
(-) 学生の関心より先に自分の都合や損得を考える
(-) 伝統的エリート大学の基準と結びつけようとする

あなたの指導教員はどうでしょうか?

SI
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