2005年01月24日

edceeb35.JPG一昨日に学年末試験の山場であった測量学のテストが終わり、
昨日はその慰労(というほどではないが)と称して筑波山に登ってきましよ。
幼い頃から日々見上げてきた山ですが、自身の卒論でも主要題目として扱った後ともなると、登山に際しての感慨もひとしおであります。

山腹のつつじヶ丘駐車場に車を止め、そこからは徒歩。
筑波山の最高峰である女体山頂まで一時間。
過去に何度も登った道であるからして、大学入学以後の慢性的な運動不足以外には特に不安要素は無かったのです。登り始めるまでは・・。


登山中の我々を幾度も窮地に追い込んだものとは・・・・
「雪」でした。
筑波山は、太平洋岸に面し、雪などは滅多に降らない茨城県の南部に位置しており、標高は深田久弥の日本百名山中最も低い877m。従って、大晦日から元旦にかけて降雪があったとはいえ、残雪の量はそれがあったとしても少ないものであろうと考えていたのですが、甘かった。

初めの頃は樹木の日陰部分等に多少の雪が残る程度だったのです。しかし、登山道のほぼ中間に位置する茶屋を過ぎてからは残雪が多くなり、しかもそれらは登山道の至る所でアイスバーンと化し、その上を普通の運動靴で歩かなければならなかったのです。
特に危なかったのは7合目?以降でしょうか。
筑波山は山頂付近を花崗岩の地層が横切っており、そのため登山道の後半はごつごつとした岩場が多くなります。途中には鎖場などもあり、傾斜も急になるため四つん這いで登らなくてはならない箇所もあるのです。
そしてそんな場所が、アイスバーンで覆われているのです。
それはまさに氷瀑と化した袋田の滝・・というと少し大げさですが、しかし踏み固められて氷と化した雪の上では私の靴は全くグリップが効かず、少しでも油断すると転倒や滑落の危険が付きまとい、圧雪面上を通過する際は一瞬たりとも気が抜けません。途中、山から降りてくる他の登山者と挨拶を交わす余裕もありません。
しかし、そこでやっと気づいたのです。
よく見ると、他の登山客は例外無く本格的な登山靴を履き、中には靴の裏にスパイクやアイゼンを装備している者も居ると。
翻って自分の靴を見ると、スパイクどころか溝さえもあまり無い普通の運動靴・・・・orz  俺のバカ俺のバカ俺の(略。

そういう訳で山頂に鎮座する女体山神社にたどり着いたときは、かつて無い程の安堵感を得ましたよ。ええ。
しかも山頂からの景色の綺麗なこと素晴らしいこと。
雪化粧した日光山群・浅間・秩父連山、そして多摩山地を従えて聳える富士山までを一望し、足元には霞ヶ浦とその向こうの太平洋。東京都心の高層ビル群などは目と鼻の先に感じられ、登山途中に瀕した危険を補って余りある、まさに関東平野総てを見渡す眺めでした。

※写真は山頂から見る関東平野。富士山もはっきり見えたのですが、写真にはあまり良く写りませんでしたorz


(17:59)

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