木曜日は、2学年朝会の日です。2年生は教室で、第2回定期テストに向けた勉強会を行いました。この日のために、学年委員のメンバーが「Kahoot!」というアプリを活用し、みんなで分担して5教科のテスト予想問題を作成しました。クラスの仲間はペアをつくり、テレビ画面とそれぞれのタブレットに配信された問題を見て、制限時間内に解答します。問題は全て四択になっていて、それぞれのペアが解答をすると、すぐに解答の集計結果がテレビ画面に映し出されるので、互いに相談しながら楽しそうに問題に向かっていました。どの教科の問題も、市販の学習ソフトのように大変良く出来ていて、驚きました。
 2年生は、1時間目の学級活動の時間も、引き続き定期テスト対策に取り組みました。今度は、3人一組のグループで、互いに予想問題を出し合うという活動です。それぞれが他のメンバーのためにプリントに予想問題を書き込み、受け取った生徒が解答する。5分後に作成者が採点とともにアドバイスをする・・・という形で活動を進め、それぞれ2回ロ-テーションしました。各グループで、お互いに弱点教科やテスト範囲で自信がない内容等を相談しながら、教科書やノート、ワークや資料集等を見ながら、仲間のために真剣に予想問題を作成していました。
 「様々な学習法の中で最も学習定着率が高いのは“学習した内容を人に教えること”である」という有名な研究結果もあります。今回、学年委員のメンバーが学年朝会のために苦労したことや、それぞれが同じグループの2人のために予想問題を作成したことは、仲間のためにとても役立ちましたが、自分自身の理解を深めるためにも大変効果的な取組だったと思います。みんなが作成した予想問題の中には、実際のテストで出題されそうな問題がいっぱいありましたよ。  
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