【党首討論詳報(6)】

 首相「今、谷垣総裁の方から抑止力、さらには沖縄の負担軽減、また、普天間の危険性の除去、さらには国民負担という話がありました。まず申し上げたいのは、この普天間の危険性の除去というものが本来、真っ先に果たされなければならなかったのに、なぜ、13年間もそのことが進められなかったのかと。本来ならば、これはもっと早く危険性の除去、あの少女のレイプ事件が起きた後、もっと早く、1年でも2年でも早くできたはずなのに、新しい移設先が見いだされなければ何もできなかったと。今でも危険性の除去が、何も進んでいないというところが、大変大きな問題なんじゃないでしょうか。だから、私たちはこの問題をまず真っ先に本来ならば、解決しなければならない。そのようにも思っておりますし、国民のみなさんにご負担を求めることも大事な話だと思って、きょうも申し上げたところでございます。トータルとして申し上げれば、沖縄の負担の軽減も含めて、また抑止力の問題も含めて、今私が腹案として持っているものは、現行案と少なくとも同等か、あるいはそれ以上に効果のある、すなわち、お認めをいただける案だと自信を持っているところでございます。さらに2014年までにすべて、すべてを、これを収容させるかどうかということになると、まずは普天間の危険性の除去という話を先ほど、その1つに挙げておられたわけでありますから、普天間の危険性の除去というものに関しては当然のことながら、2014年より遅れることはできない。そのように思っておりますのでその前に解決を申し上げたいと思っております」

 谷垣氏「2014年までに普天間の危険を除去する。こういうことをおっしゃったわけですね。それでじゃあ、最後にうかがいます。総理は施政方針演説の中で、5月までにこの問題をきちっと決着を付けたいということをおっしゃいました。5月末日までに何をなさるんでしょうか。日本政府としての案をしっかり固める。現地にしっかり了解を得る。そして、米国の同意を得る。この3つを5月末日までにおやりになる。こういうことと理解してよろしいですか」

 首相「私は5月末までに、今、谷垣総裁から話がありましたように、まず、当然のことながら、政府の案というものはそれまでにしっかりと作っておかなければなりませんから、今、連立政権でありますが、連立政権としての考え方として、それをアメリカに提示して、理解を求め、そして当然のことながら、沖縄とは必ずしも限りませんが、新しい移設先に対しても理解を求める。そして、結果として政府案として、その案を認めていただくというプロセスにしてまいります。それが5月末までに私が果たすべき役割だと、そのように考えております」

 谷垣氏「今、総理が5月末までにこれをやるとおっしゃった。おできにならなかったらどうなさいますか」

 首相「これからアメリカに対しても強く交渉をしてまいる立場の人間として、できなかったらどうするなどという、弱い発想を持ち合わせたら交渉にも何もなりません。当然のことながら、命がけでこの問題に対して体当たりで行動してまいります。そして、必ず成果を上げてまいりますので、どうぞ国民のみなさま方にも政府をご信頼いただきたい。そのように考えております」

 谷垣氏「もし5月末、5月にそれがおできにならなかったら、これは日米間の信頼も決定的に損ないます。そしてまた、沖縄の住民はじめ、いろんな方々の心をもてあそんで、政治と国民の信頼関係も裏切ったことになります。そのときには総理は退陣なさらなければなりません。退陣なさらないのであれば、信を問わなきゃなりません。私どもは受けて立ちます。そのご覚悟とうけたまわりました」

 首相「私として、当然のことながら、全力を挙げてこの問題の解決に努力をしてまいります。ぜひ、その成果を国民のみなさま方にお認めをいただきますようにがんばりますので、どうぞよろしくお願いいたします」

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