平成23年度から使われる新しい小学校教科書がどのようなプロセスで文部科学省の検定を通過したか明らかにする関係資料公開が11日、東京都江東区の教科書研究センターで始まった。今年3月末に報道発表された資料がほとんどだが、実際に手にとって確認することができるため、教科書に関心が深い一般市民や教育関係者らが、資料にじっくり目を通した。

[フォト]小学教科書検定 「“ゲット”って何?」「特定の宣伝になる」気になる検定意見

 公開されたのは、来年度から使われる小学校の国語や算数など9教科の教科書148点の見本と、これに対して文科省側がつけた5551件の検定意見書など。業者が作成した教科書の内容に誤りや過不足がないか、同省の教科用図書検定調査審議会がチェックした際の修正箇所が分かるようになっている。

 昨年度行われた検定では、算数で円周率「3.14」を明記させたり、社会で竹島と韓国の間に国境線を引かせたりしているが、こうした点も確認できる。

 今回から同審議会部会の議事概要も公開。社会教科書で、中国と領有権を争っている日本領・尖閣諸島について「記載する必要がある」という見解が、審議会の検定意見とされなかった経緯なども読み取れる。

 会場を訪れた塾職員(35)は「新しい教科書は学習の進め方に踏み込んだ内容になっている。塾のカリキュラムに生かしたい」と興味深そうだった。

 同センターでの資料公開は7月30日まで。ただ、7~8月に秋田、山梨、愛知、奈良、島根、香川、佐賀の各県でも同様の公開が行われるほか、今後、インターネット上でも文科省のホームページで一部の資料が閲覧可能となる。

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