宇宙航空研究開発機構(JAXA)は12日、5月に打ち上げ予定の金星探査機「あかつき」と、世界初の小型ソーラー電力セイル実証機「イカロス」の機体を神奈川県の宇宙科学研究本部で報道公開した。

  [フォト]完成した日本初の金星探査機「あかつき」

 あかつきとイカロスは、5月18日に鹿児島県の種子島宇宙センターから国産大型ロケット「H2A」17号機で打ち上げられる。

 主衛生のあかつきは、12月に金星周回軌道に投入され、約2年かけて上空から分厚い雲に覆われた大気の動きなどを観測する。総費用は約250億円で、計画をまとめるJAXAの中村正人プロジェクトマネージャは「金星を調べることは、地球の成り立ちを知ることにつながる」と話す。

 副衛星のイカロスは、打ち上げ後に約14メートル四方の薄膜を広げ、ヨットの帆のように太陽光を受けての圧力でヨットのように飛行する技術を実証する。

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