障害者団体向け割引郵便制度をめぐり、厚生労働省に偽の証明書を発行させたとして、虚偽有印公文書作成・同行使罪に問われた障害者団体「凛(りん)の会」発起人、河野克史被告(69)の論告求刑公判が16日、大阪地裁(横田信之裁判長)で開かれた。検察側は「厚労省元係長に働きかけるなど必要不可欠な役割を果たした」として、懲役1年6月を求刑。弁護側は執行猶予を求め、結審した。判決は5月11日に言い渡される。

 河野被告は最終意見陳述で「安易な考えで申請してはならぬものを申請して多大な迷惑をかけ、本当に反省している」と述べた。

 検察側は論告で、河野被告の公判証言について「責任回避のための不合理な弁解に終始していた」と指摘。一方、弁護側は「凛の会を発足させたのは障害者支援のためで、当初から郵便料金を不正に免れるためにでっち上げたのではない」と訴えた。

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