この時期こんな感じでバンドをやっていて、最大の二次効果というのがあるんです。それは、そう!女にモテる!という事です。はい、そこのあなた!今から始めようとしても遅いですよ!あくまで高校というティーンの狭い社会の中での話ですから。
これはですね、本当にラッキーというかサプライズというか、とにかくこんな私でも特に下級生の女の子がどんどん寄って来るわけで、よく最近のアニメで登場人物の女の子が片っ端から主人公の男の子を好きになっちゃうような学園ドラマがありますが、まさにあれです!あれが現実に起こるのです。なので私のオスとしてのピークは17歳!でしたね、、、今にして思えば。そこからは、、ずっと、下降線ですかね、、でもまたもうひと山、、ダメかな、、、もう、、、無いかな、、、ないだろな、、、
ちなみに、これをご覧の若い方、昔モテて今ダメだかたらといって、ヨコシマな考えで昔コクられた相手に今更連絡をとってどうにかしてやろう、と思ってもダメですよ。そんな事をしたら自分の価値を下げるだけですから。
そういやY君の人気は私の倍以上、相当なものでした。髪をゆるめのカーリーにした彼は長身なのもあり、どこかのヨーロッパの国の王子様のようでした。他校からもセーラー服姿の女の子が集団でカメラを持って彼を待ち構えてたりしてました。彼の気を引きたくて井の頭池に飛び込んだ子、大型トラックがビュンビュン走る青梅街道に突進した子、などいました。昔は女も熱かったぜ!、、いや、決してお勧めはしません、命の危険を伴いますし、決してマネしないで下さいね、、、
でもそんな我々を見下そうとする集団が現れ始めました。そう、密かに校内で増殖し始めていた、ジャズファン、です。奴らは、実はY君が凄いジャズギタリストだという事は知りません。Y君は大人なのであえてアピールもしません。
奴らは、ジャズは高尚な音楽で自分達は孤高の評論家、ロックは子供の音楽であいつらは女が目的で音楽をやっている低俗な奴ら(まあ、当たってるちゃあ当たってますが)、という定義のもとに、休み時間にはこれ見よがしにスイングジャーナルを読んだりしてました。でもそういう奴らに限って全く楽器はできません。ある時、じゃお前!ピアノでそのジャズやってみ!とジャズ野郎を音楽室に連れて行ったところ、彼はやおら手の平や肘でメチャクチャに鍵盤を叩き出し、ギャー!とか、ヒー!とか奇声を発し、前衛ジャズだとヌカシました、、、んなわけねーだろ!
でも、結局そのジャズ野郎とは友達になりました、そういう所が高校生男子のいいところですね。彼の影響で自分もジャズを聴こうという気になりました。それで最初に好きになったジャズアーティストが Chick Corea でした。
"Spain" です。この曲が入ったセカンドアルバムとグループ名にもなったファーストアルバムの"Return To Forever" は、本当に何回も聴きました。でもまさかこの時は自分が将来このChick Corea と一緒に仕事をする事になろうとは想像もしませんでした(詳細は後日)。
そんな経緯もあり、私自身も段々Jazz の世界に引き込まれて行くのでした。
Jazz
さて、地元杉並区の高校に入学すると、ギターの為にフォークソング同好会に、ベースの為に軽音楽同好会(いわゆるケーオン、ですね)に入りました。
軽音に入って驚きました。自分と同じ新一年生でとんでもなくエレキギターがうまい奴が2人もいたのです。いやあ、ベースにしといてよかった!と思いました。一人はH君で、私のいた中学の隣の中学出身でした、私の家から高校まで歩いて20分、自転車で10分ぐらいの距離だったのですが、H君の家は私の通学途上にありました。H君とは今に至るまで付き合いが続いています。
そしてもう一人はY君、練馬区の大泉という、地図で見たことはあるんですが、私にとっては未知の、カムチャツカ半島と同じレベルの北の果てから来ていました。思い起こせば彼が私にできた初めての非杉並人友達でした。手足が長く王子様のような顔立ちで雰囲気も独特だったのですが、言葉は通じました、よかったぁ。でも彼は西武池袋線という聞いたこともない不気味な電車で通学していました。
他にギターが弾きたい一年もいたのですが、あまりにもこの二人が上手かったのでビビって軽音には入れなかった、という事がだいぶ後でで判りました。
さて我々3人は練習を始めるのですが、そう!ドラムがいないんです。という事でY君が、じゃオレが叩く、という事で急にドラマーになってしまいました。でも1ヶ月でものすごく上手くなりました。一体こいつは何物なんだろう、、、。
そしてH君がとりあえず中学時代のバンドで自主コンサートを公民館のようなところでやろうという企画を提案しました。私は中学時代のバンドなどなかったので、とりあえず、David Crosby の曲の弾語りでごまかす事にしました。
さて、風薫る初夏、公民館のコンサートで、まずH君が中学時代のバンドで疲労したのがこういう曲でした、、、
"Sweet Home Chicago" です、Bluesのスタンダードで元々Robert Johnson の曲ですが、H君は中学の時すでにこのMagic Sam のバージョンのギターを完コピしてました。
っていうかBlues という音楽の存在自体そのとき初めて知りました。信じられない音楽世界がすぐ隣の中学で展開されていたという事を知り、愕然としました。
そして次はY君の中学時代のバンドです、いきなり始まったのがこの曲です
Miles Davis の "So What" です。
で、こーんなのもやってました。
Bill Evans の "Autumn Leaves" です。他にJohn Coltrane の楽曲2曲でした。
え、、なに?これって、じゃず、、、ってやつ?大人の会話ではよく出てくる音楽ジャンルだど、、、ネリマでは中学生がこんなのやってたわけ、、、?しかもうまいし、、、ってかこれ現実?
と思いました正直、、、、。構成はピアノトリオ+サックス+Y君のギターというクインテットの構成でしたが各楽曲がその構成に合うように、またY君の抜群のジャズギターのテクニックが引き立つようにアレンジされていました。
Y君のの弾く音階は半音だらけの複雑な音階で、コード(和音)は指の形を見ても私が全く押さえた事もない、これまた複雑な和音でした。
ひょっとして練馬北部はこの世界には実は存在しないところで、異次元空間を通って彼らはやって来たのではないだろうか、と思いました。
http://ameblo.jp/b4its2late/
↑わりかししつこいようだけど、こっちも見てね
軽音に入って驚きました。自分と同じ新一年生でとんでもなくエレキギターがうまい奴が2人もいたのです。いやあ、ベースにしといてよかった!と思いました。一人はH君で、私のいた中学の隣の中学出身でした、私の家から高校まで歩いて20分、自転車で10分ぐらいの距離だったのですが、H君の家は私の通学途上にありました。H君とは今に至るまで付き合いが続いています。
そしてもう一人はY君、練馬区の大泉という、地図で見たことはあるんですが、私にとっては未知の、カムチャツカ半島と同じレベルの北の果てから来ていました。思い起こせば彼が私にできた初めての非杉並人友達でした。手足が長く王子様のような顔立ちで雰囲気も独特だったのですが、言葉は通じました、よかったぁ。でも彼は西武池袋線という聞いたこともない不気味な電車で通学していました。
他にギターが弾きたい一年もいたのですが、あまりにもこの二人が上手かったのでビビって軽音には入れなかった、という事がだいぶ後でで判りました。
さて我々3人は練習を始めるのですが、そう!ドラムがいないんです。という事でY君が、じゃオレが叩く、という事で急にドラマーになってしまいました。でも1ヶ月でものすごく上手くなりました。一体こいつは何物なんだろう、、、。
そしてH君がとりあえず中学時代のバンドで自主コンサートを公民館のようなところでやろうという企画を提案しました。私は中学時代のバンドなどなかったので、とりあえず、David Crosby の曲の弾語りでごまかす事にしました。
さて、風薫る初夏、公民館のコンサートで、まずH君が中学時代のバンドで疲労したのがこういう曲でした、、、
"Sweet Home Chicago" です、Bluesのスタンダードで元々Robert Johnson の曲ですが、H君は中学の時すでにこのMagic Sam のバージョンのギターを完コピしてました。
っていうかBlues という音楽の存在自体そのとき初めて知りました。信じられない音楽世界がすぐ隣の中学で展開されていたという事を知り、愕然としました。
そして次はY君の中学時代のバンドです、いきなり始まったのがこの曲です
Miles Davis の "So What" です。
で、こーんなのもやってました。
Bill Evans の "Autumn Leaves" です。他にJohn Coltrane の楽曲2曲でした。
え、、なに?これって、じゃず、、、ってやつ?大人の会話ではよく出てくる音楽ジャンルだど、、、ネリマでは中学生がこんなのやってたわけ、、、?しかもうまいし、、、ってかこれ現実?
と思いました正直、、、、。構成はピアノトリオ+サックス+Y君のギターというクインテットの構成でしたが各楽曲がその構成に合うように、またY君の抜群のジャズギターのテクニックが引き立つようにアレンジされていました。
Y君のの弾く音階は半音だらけの複雑な音階で、コード(和音)は指の形を見ても私が全く押さえた事もない、これまた複雑な和音でした。
ひょっとして練馬北部はこの世界には実は存在しないところで、異次元空間を通って彼らはやって来たのではないだろうか、と思いました。
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