ICOM  IC-R1  白煙でる

20年来所有している アイコム IC-R1  久しぶりに、ジャンク箱から引っ張り出してきた。

安定化電源 9 ボルトにセット。

IC-R1の電源スイッチを ON
本体内部から「白煙」が吹き出る 

慌てて、電源プラグを抜く


本体のボルトを外して撮影
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過電圧を掛けてしまったかと 、安定化電源の出力電圧を確認・・・9ボルト

先日 ヤフオクで予備として、IC-R1を落札したところだ。
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左が 平成29年9月16日落札した IC-R1
右が、20年以上前から所有している IC-R1





予備機が、メインになってしまった。

黄色矢印の先・・・・
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電源のリード線が燃えて、ビニールが炭化している 
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このリード線・・・短絡していたのか 
黄色矢印の先の範囲のリード線が、黒く炭化している
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リード線が燃えて溶けてる 
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銅線が「熱」を発して、ビニール皮膜が炭化したようです。
銅線は、「発火したようだ」
パイロット電球のフィラメントのように、発光したんだろうなぁ・・・・
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過電流が流れ、発熱して溶断したと思うリード線
周囲のリード線のビニール皮膜が・・・黒く炭化してしまっている。
大昔に、ビニール被膜で覆われた電線に、過電圧・過電流をかけて実験をした時に見られた現象に似ている。
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IC-R1は、逝っちまったなぁ
 
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本体の底の電源供給回路の基板
乾電池ボックスを使った時、この基盤に、乾電池の電圧が掛かる場所
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今の基板は、目視点検をしても、さっぱり わかりません 
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ビニール被膜が燃えて炭化・・・
原因は、
ビニール被膜の劣化で、銅線が裸になって、短絡かなぁ・・・もう・・・この IC-R1 だめだろうなぁ
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午後、メイン基板を取り外してみよう
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なんで、こんなことに なっちまったんだ 
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昔から、この乾電池ボックスとの接点に、緑青が出ていた。
プラスチックの底板が割れていた
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リード線が断線している
ビニール被膜が溶解して、銅線がむき出し状態。
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さてさて、この過電流・過電圧の影響は、どこまで
もう この IC-R1は、ダメだろう・・・