de JA1GGQ TOKYO

アマチュア無線と半世紀が過ぎた。めっきり、電鍵もマイクも握ることが無くなったなぁ。ダミーロードに繋いで、真空管に火を入れ楽しんでます。

IC-μ2 μ3 メンテナンス

IC-μ3 送信出力が、数ミリW  パワー調整



令和3年4月30日



定期健康診断 

 
コレクションのIC-μ3  


パワー計にダミーロードに接続して、



重大な症状を発症してます。  
IMG_6326

送信出力が微弱 

 Hi ポジション・・・・1.5W  のところ  0.2W弱 

 Loポジション・・・・0.1W  のところ  0.1W以下 
IMG_6327






まるで、電波が出てない

息、絶え絶えの心筋梗塞状態になってます。
IMG_6329

前回、リチウムバッテリーを交換した時には、気が付きませんでした。


昔 むかし 大昔の 30年程の前の備忘録・・・・

IC-μ3 の メンテナンス備忘録を書棚から 

やっと見つけてきました。
IMG_6348






小生オリジナルの

メンテナンス・備忘録

IMG_6350のコピー
この備忘録を見ながら、

送信のパワー出力調整

をすることにしました。





はじめに・・・

本体に、パワー計とダミーロードを接続させて、


Hi ポジションで、送信状態にしながら

 トリマーを回す、 


パワー計の針が、

自動車のワイパーの様

左右に激しく振れだしました。






 トリマーが ガリマー 状態になってる 


3個のトリマーを、それぞれ、ゆっくり、


左右にクリクリをと回すと、

ガリマー状態から回復しました。



ガリマー状態が消退したので、

再度、3個のトリマーを回しながら

送信出力をピークにしました。


IC-μ3  そろそろ、この個体も限界かなあ ・・・・




Hi ポジションのトリマー調整   

最大で2.8Wの出力が出ますが、老朽化を考慮して 

2.5W → 2.2W → 2.0W → 1.5W→ 1.0W・・・1.5W

3個のトリマーとVRを再調整し 1.5W に設定
IMG_6341


Lo ポジションのVR調整   

VRは、ガリュームになっていませんでした。


VRを左右に回して、

0.0Wから 最大で 0.9W の範囲で調整可能・・・・

取扱説明書では 0.1W  ですが・・

  可変抵抗のVRを回して

0.5Wに設定
IMG_6347



備忘録って、大切ですよね。

27.8年から35年前頃に記録した備忘録です

その頃、50MHz帯で夜な夜な、

無線機のトラブル調整要領やら、

送信拡張・受信拡張等々の改造要領やら

変調の調整要領等々の経験値だけでの、不安要素が残る・・・


技術的な会話が飛び交ってましたね




まさか、私の備忘録を見て、

調整する人などいないと思いますが、

トリマーを回す時は、金属のドライバーは、厳禁ですよ。



高周波的にも、電気的にも、絶縁体を使いましょう。


急遽 自作した 絶縁体のマイナスドライバーです。

スポンジ付きの口腔ケアー用品を使いました。
IMG_6351
スポンジ付きの「口腔ケアー用品」 アマゾンでも売ってます

これは、無線機器のメンテナンスをする時は、非常に便利です。


自作要領は、「口腔ケアー用品」のステックの先端


   カッターナイフで削り    、

マイナスドライバーにいたしました。
IMG_6353
道具がなければ、身近なところに、必ず代用品が有るもんだ


  送信出力調整トリマーを調整し 

最大出力 2.8W から 1.5W

最小出力 0.5W

調整完了 
IMG_6355

まだまだ、現役の IC-μ3 です。 

他にも IC-μ2・・・2台が、

パワー計の針がピクリと触れるだけ・・調整しましょう

ブログでアップいたします。 


ICOM IC-μ3 送信・受信拡張改造 実験



ICOM  IC-μ3
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久し振りに、電源を投入・・・
IMG_5741



ありゃ、メモリーが全て消えてます。

バックアップ用のリチウムバッテリーが消耗したようだ。

液晶漏れを起こしてます
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ヤフオクで、リチウムバッテリーを即決落札しました。

型式・・・・・CR-1220 (タブ付き)

バッテリーが届くまで・・・基板の洗浄作業

シールド板に書き込みは CR1220の交換履歴
IMG_5751



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赤丸の部分が、リチウムバッテリー
IMG_5735のコピー






送信も受信も、ノーマル 状態。

数年で 70歳・・・  

ボケ防止と指先の機能訓練の為に、

受信周波数の拡張改造  

送信周波数の拡張改造

を、行ってみました。
IMG_5738



作業中に、集積回路を壊したら一巻の終わりです。

保護の為に、クラフトテープでシールド。
 IMG_5726







・・・・確かぁ・・・・

この足・・・と

こっちの足・・・の間に 

ダイオードを挟み込んで・・・ 
IMG_5723のコピー





ジャンク箱に有ったゲルマニュームダイオード、

電気の流れを制御出来れば、

規格は、なんでも良い・・・、小さければ、なんでも良い





集積回路のリセット

改造終了
IMG_5738






この送信改造で、420MHz から 450MHz  の範囲で 送信が出来ました


当然、ダミーロードに接続させて、

周波数カウンターで、送信範囲を計測しました。



まだまだ、指先は衰えていません。

せっかく、改造実験成功をしたのですが・・

万が一、ヤフオクにでも出品をしてしまったら大変です。




改造実験が成功したので、実験結果を記録して、

改造箇所を元に戻し、集積回路をリセット、

完全ノーマルに戻しました。


このブログを見ている方など、いないと思いますが、

「教えてほしい」と、コメントされても、回答は出来ません。

自己の記録として、残しました。

面白い 時間でした。

この後、数日で届くリチウムバッテリーの交換です。


・・・局免は、更新・・・更新を続けていますが、殆ど、ダミーロードに繋いで、メンテナンスを楽しんでます。

断捨離作業の真っ最中・・・・いずれは、このIC-μも出品する事になるだろう・・・・



 

IC-μ2/IC-μ3用 DC-DCコンバーター自作


 

IC-μ2  /  IC-μ3用のニッカドバッテリーパックが、

完全に逝ってしまって、充電不能

乾電池仕様に改造をしようと思ったんですが、・・・

DC-DCコンバーターを組み込みました。
IMG_7355のコピー






バッテリーパックの型番は BP-23

に組み込んだ DC-DCコンバーター
IMG_7358







DC-DCコンバーター

入力 13ボルト
出力   9ボルト
最大  3A



IC-μ2  IC-μ3の
消費電力
受信時 170mA
送信時 Hi  600mA
              Lo 300mA


この消費電力からすると十分な余裕が有る性能ですね。
IMG_7368





バッテリーパックを改造して

DC-DCコンバーターを組み込んでしまったので、

携帯が出来ませんが、

自動車のシガライターから電源を供給して、

モービル用として使うことにしました。




負荷をかけても、電圧の降下は無し 

なんの問題もなく、動作しています。

送信時の電流により発熱は、

簡易的なアルミ製の放熱板が効果を果たしているようです。
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DC-DCコンバーターは、

2018年、ヤフーショッピングで購入したものです。
21453aa0-s





DC電源モジュール

4-30V→0.5-30V 3A

(降圧・昇圧・可変出力)。


直径の大きなチョークコイル、乾電池ポックスの内径ギリギリです。

このチョークコイルとコンデンサーのおかげで、交流成分が取り除かれてます。
3820ddbc-s



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動作の確認中

基板上の青色LEDが、正常動作を示してます。
43660a17-s



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なかなか、満足するコンバーターです。

など などと 喜んでいたら・・・

これは、ヤフーショッピングで購入したのですが・・・・




amazomアマゾンの方が、

絶対的に安価であることを知りました。



「電源モジュール」で検索すると、同等品が、

送料無料
で、一個の単価が 500円以下



ヤフーショッピングでの決済金額

料金 999円   

送料 540円   

合計1,539円


2個買ったから、

ヤフーショッピングの

決済金額 2,538円


アマゾンで同等品を2個買ったら、

アマゾンの決済金額 960円



1,578円も多く、無駄に過払い

してしまったことになる。

やっちまったなぁ。



 しかし・・・、ネットを確認すると 

アマゾンでの製品は「偽物・・・」の

レギュレーターと記事がありましたが、どうなんでしょうかね






 

IC-μ用のバッテリーパック修理




IC-μ2とIC-μ3用


バッテリーパックです


型式 BP-23


完全に充電が不能状態。


すでに、数十年物の状態である

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このバッテリーパックを
分解して、みましょう。
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バッテリーパックの本体  表面
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バッテリーパックの本体  裏面
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バッテリーパックを分解開始。

単三タイプのニッカドバッテリーが・・・・

多分6本入っていると思います。

その確認をするために、分解しましょう。 
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端子のネジを3個外しました
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蓋を開けたら・・・・
  
何が飛び出てくるか 


 用心をしながら、ゆっくりと蓋を開きました  

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バッテリーパックの蓋を開いて・・・・


うわぁ〜 ・・・・・・・ 


なんじゃ こりゃ〜

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あちゃ〜・・・・・・


ニッカドバッテリーの表面が・・・
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こりゃ だめだ
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ニッカドバッテリーを、インターネットショップにて購入することにした。




 規格は、
『単三タイプ で タブ付き 』
 
当初6本と思っていたのですが

7本が必要と確認が出来た
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 幸いにも、プラスチック製の 

バッテリーパック本体の内側は、

まったく影響が無かった。
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バッテリーのみ、廃棄して、

保護回路を残しておいて、再利用

半透明の筒に包まれたものが、保護回路
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ネットで調べてみると

1本当たりの単価は、 

200円 程度で購入可能と分かった。




送料を合計したら、

1900円程度の費用でバッテリーが再生

できることが分かったので、さっそくネットで購入いたしました。 


タブ付きのものを、購入



 バッテリーパックのレストア開始   



バッテリーパックを再生して頂ける業者について、

ネットで検索すると、1パック当たりの工賃は

8,000円前後の値段だから

自分で再生できるのであれば、格安で済みますね。






IC-μ 液晶の交換を、友人から依頼されてしましたが・・・・・・・・無理

この当時の アイコム IC-μ2 及び IC-μ3 シリーズ使われている「液晶」は、経年劣化により、液晶漏れが酷く、徐々に、液晶漏れが進行し、表示されている文字が、読み取れない状況になってます。

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 液晶漏れで、「表示が完全に読み取れない」と、友人から、液晶の交換を依頼されましたが・・・・。 
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 画像のとおり液晶漏れによって「周波数の確認が完全に出来ない」。
 バックライトの光さえも、わずかに確認が出来る程度。
 液晶漏れの症状が、極めて重症で、移植の他に手当はありません。

 
 この時期に作られたアイコム社製の「IC-μシリーズ」の液晶は、経年劣化がひど過ぎる。   
 
  ケンウッドやヤエスの液晶は、まだ健在である。




部品の調達が困難
 メーカーにも液晶部品の在庫はない。
 ヤフオクで探したところで、液晶漏れの無い、不動機等、都合の良い品物の出品は、まず望み薄・・・・・・。

 それにしても、見事に液晶漏れを起こして、何も読み取れない状態。

 このリグについては、その後、ずっこけていた周波数の調整をして、友人にお返しをいたしました。
 部品さえ有れば、交換できるんですが・・・・
 

IC-μシリーズ機 周波数のズレを調整と調整ポイント

IC-μ3 結構 周波数が ずっこけている筐体がありました。



 1KHz 近くも、受信周波数がズレていては、まともに交信ができない。

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 周波数カウンターとダミーロードを用意して・・・・・・・、ずれた周波数の調整作業。


画像の「RX印は、受信用」「TX 印は、送信用」の コアです。
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このコアを回して、送信と受信の周波数を微調整します。
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コアを回す時は、金属製品は使ってはダメです。

私は、竹の串をマイナスドライバーの様に削りました。

MIC 印は、マイクゲイン調整のようです。

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IC-μ3 液晶の文字が薄い それと ランプが点灯しない 

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昨日リチウム電池交換をしていたとき、

液晶の表示が薄いリグが有った。

 おまけに・・・

液晶のバックランプが点灯しない・・・・・。


 さっそく、原因究明・・・。

 結果は、液晶がのっている基盤が、

わずかに凹面状態で、液晶の端子が、

しっかりと基盤に圧着されていない事が、分かった。


 対処法・・・・、

液晶を覆う金属製の囲いの爪があまくなって、基盤にしっかりと、圧着されていないことが、原因。



 爪を、ラジオペンチを使って、

爪を基盤に圧着させたら、すべて、ノーマルに戻った。


 それから、周波数設定値が、ハード改造されていて、

5kHzステップになっていたので、

元の 10KHzステップに戻して、メンテナンス終わり。

 送信・受信周波数の調整をして、終了。


 とうとう 7月の三連休は、無線機をいじりたおして、終わってしまった。


 

CR1220リチウム電池をまとめて 落札 

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 コレクションの IC-μ2 IC-μ3 の バックアップ用リチウム電池が、全てドロップアウト。
 ヤフオクで、出品者の方と、質問事項で意見交換をして、在庫をまとめて落札しちゃいました。


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 型番 CR1220 落札の数量は、10個   1個 200円  で、即決落札。


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これで、当分は、悩まずにすみそうだ。
  IC-μ2 IC-μ3の液晶の経年劣化は、完全に表示される文字が、読み取れず、使い物にまったくなりません。
 液晶が生きている対象機を選別し、10台のリチウムを交換です。

 液晶漏れで、文字が見えなくても、DTMF受信制御用の完全な受信機として使うぶんには、まったく問題は無い。

 面白いシステムが構築できそうだ。


IC-μ2 バックアップ電池 ターミナル改造 成功

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 上の画像は、市販されているリチューム電池だが・・・このままでは、使えない。

 指定されたタイプのリチューム電池は、

ヤフオクでも単価が思いのほか高額、

交換する台数が多いと、致命的だ。


 そこで、安価な市販の同タイプのリチュームを購入して、

使える様に改造しました。

 以下の画像は、その改造行程です。

 この画像を見ながら、改造を試みる方は、自己責任で行って下さい。

 リチューム電池は、ショートさせると、「爆発的に発火する」と、どこかのブログに注意がありました。


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上の画像は、オリジナル状態です。

 リチューム電池は、完全に電圧がありません。

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この画像は、オリジナルのリチューム電池を取り外したものです。

このリチューム電池にタブが取り付けられています。

このタブを、ラジオペンチを使って、

電池本体から取り外して、

タブを電池ターミナル(電池ホルダー)として、

再利用する計画です。

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ラジオペンチを使って、

電池本体から取り外した「タブ」を、

基盤上に半田付けします。

 半田が、別の回路に流れてしまったら、大変です。

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 細かい基板ですから、半田付けの不器用な方は、やめた方が良いです。
 
61歳の私は、老眼鏡を使いながらの作業でした。

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 IC-μ2 IC-μ3 バックアップ電池の型番は

 CR1220です。


 タブ付きが、入手出来なかったので

( 後から、インターネットで入手可能と判明 )

ターミナルを作成することにしました。

 割高なタブ付きのリチウムを買わなくても、リサイクル的な発想で、対応可能にしました。

 液晶の交換と同時に、バックアップ電池ターミナルを工作して、現役に復帰です。
 電池は、短絡させると、危険ですから、もしも、このブログを見て、やってみようと思っている方、自己責任で、行ってください。
 
 液晶交換作業も、液晶部品周辺の細かい基盤など傷つけたら、もう それで おしまいです。

 バックアップ用のリチウム電池をショートさせると、一瞬 爆発と同時に火を吹くと、どこかのブログに紹介されていますので、危険です。

 その他、全ての IC-μ2 IC-μ3のバックアップ電池が逝ってしまっているので、来週交換予定。

CR1220リチウム電池は、100円均一店でも、売られているので、大量購入よていです。

  性能的には・・・・どうなんでしょうかね・・。

 今回の作業は、緊張もしましたが、楽しい作業でした。



IC-μ2の液晶漏  移植

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IC-μ3の液晶移植を成功させて、気を良くしたので、  

IC-μ2 の液晶を交換しました。


 このブログを見て、「よし 俺も やってみよう」と思った方は、自己責任で。




移植のポイント

 液晶は、金属製のボックスに入っていて、

この金属製の  4つ の 「爪」を基板に刺して、折り曲げて、圧着しているだけです。


 この圧着の「善し悪し」で、せっかく移植した液晶に電気が流れません。


 壊さない程度に、指で強く圧着しながら、金属製の爪を基板に絡めます。

 この圧着も、均等に圧着することです。

 くれぐれも、基板を割らずに・・・・・

基板面の回路パターンを壊さずに・・・・・


 正常な液晶を移植しても、何も写らなかったり、

一部分のみ文字が読み取れるような症状があれば、

圧着不足 又は、 圧着が均等にされていないためです。

 もう一度、トライをしてみてください。


IC-μ3 液晶漏れ  移植完了

 この当時の アイコム IC-μ(マイクロ)シリーズに使用された液晶は、経年劣化が激しく、表示が読み取れない状態です。

 まるで「イカ墨」を流し込んだ状態に成り果ててます。

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 経年劣化を起こしている液晶は、メーカーにも在庫はありません。
 完全ジャンクのIC-μシリーズを手に入れて、液晶の移植しか、方法は無い。

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 上段は、送信・受信が完全に壊れているものの、「液晶が、使える」
この液晶を、画像、液晶漏れと交換

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 経年劣化で完全に液晶漏れで、表示が読み取れない状態です
 凄いでしょう、液晶の裏面のLEDバックライトを点灯させても、ほんの僅かに、光を感じる程度。


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IC-μ2  IC-μ3  IC-μ4 等の液晶は、大半が経年劣化により「液晶」に不具合が発生する。

 ヤフオク等のオークションにも、 IC-μ2 IC-μ3 IC-μ4等が出品されているが、

どれも液晶漏れが起きている。

液晶の判読不能による、周波数が読めないのが、決定的な致命傷だ。

部品取りとして、入手するのは良いだろうが、ハンディー機として、

使うことは、まず、考えられない。


操作面が、上部に位置しているので、ポケットに入れて使うのは、非常に便利な機種。

さてさて、前回、不動機の液晶を分解した経験から、液晶漏れの移植をすることとした。

液晶の構造と素材に問題があるようだ。

今回、液晶漏れで、文字がまったく判読できない状態になった液晶を交換することにしました。


ドナー機は、送信不能の IC-μ3 液晶は、まだ判読できる状態。

 移植完了 再び、現用機として使える




ic-μ3 を 再組上げました

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液晶の一枚目を剥がした状態で、再び組上げました。

 液晶部分を見れば、なんと まったく液晶漏れなど無い、正常な「IC-μ3」に見えます。

  液晶が手に入れば、まだまだ使えるのに・・・・残念だ。

  完全不動で液晶が生きている IC-μ3 を入手して、移植しかないなぁ。

 さてさて、外は、まだ雨が降り続いている。

  次は、何を分解して、楽しむかなあ・・・・・・。

 老眼鏡を掛けながらのメンテナンスは、目が疲れます。


IC-μ3 の 液晶 を 分解

 
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IC-μ3の液晶を 思い切って ( 4層で出来ている液晶 )  を 分解してみました。

一枚目を剥がすと、これは 偏光レンズ的な作用をしているようです。

液晶の本体は、ガラス製で二枚重ね・・・この部分に障害があることが分かりました。

この二枚重ねのガラスは、完全に封印されていて、無理にこじ開ければ、割れてしまうだろう。

この二枚重ねのガラスに、液晶が封印され、電圧をかけることで、変化し、これを一枚目の偏光レンズで、液晶の変化を文字として、見ているのだろう。

と・・・すると、絶体絶命だ。


結果、どうにも なりません。

  IC-μ2 IC-μ3 と、海外使用のIC-μ4等で、液晶漏れがあるものは、

送信・受信機能は正常であったとしても、不適切な表現と思いますが・・・・

不治の緑内障による液晶の視野障害。


徐々に症状が進行していくようです。

液晶漏れのこの機種は、「部品取り」としての価値はあるでしょうが、

液晶漏れが発症している機種は、再生不能であることが、分かった。



液晶漏れの無い「液晶部品」は、メーカーには在庫は一切ないそうです。

だから、修理は致命的に不能ですね。

暖めても、冷やしても、圧力をかけても、何をしても、

電気的・電子的な劣化で、まったく液晶漏れの改善はみられませんでした。



IC-μ3 IC-μ2の分解手順



2014/06/07




IC-μ3  IC-μ2

の 分解手順

小生の備忘録として画像を残しました
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ベルトクリップのネジを外す
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操作パネルを外す
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IC-μ2 IC-μ3のリチウム電池の型番は・・CR1220

アイコム IC-μ2・IC-μ3 の 共通、リチウム電池交換


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筐体を開いて、リチウム電池の交換作業

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スピーカー側の筐体を開く時は、

スピーカーケーブルが短いので、

ゆっくりと外します。

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 リチウム電池は、こんなにも小さい


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このアイコム製のIC-μ3のリチウム電池も完全にドロップアウトしているので、

型番を調べる事にしました。

基盤から、リチウム電池を取り出して、渕の絶縁物を取り除き、更にタブをめくり上げると

CR1220 3V の 刻印を確認した。


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さっそくインターネットで、タブ付きを探すと、国産品ではなく・・・

中国本土から取り寄せサイトしか該当しない。


国内サイトには、タブ付きのリチウム電池を取り扱っている情報が無い。


ヤフオク等のサイトで、タブ付きCR1220を検索してもヒット無し。


タブ無しは、入手可能が分かったが、タブ付きが欲しい。

タブ無しを使った場合の改造も、面白そうだから、トライをしてみようかな。

削除  周波数がずっこけてしまったIC-μ2とμ3

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10数年ぶりに、納戸から取り出したアイコム製 IC-μ2IC-μ3
「IC-μ」 ・・・・・  IC-マイクロ と言います



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 とりあえず、周波数カウンターで、送信周波数を測定・・・ ありゃ こりゃひどい。
 まともに、交信可能なものは、ひとつも無い。
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 一台 一台 分解して、周波数のズレを直しました。

 老眼鏡とルーペの助けを受けて、絶縁ドライバーを慎重に持って・・・コアを回し周波数の補正作業。
 
 全部、周波数補正作業完了です。

 昔、この無線機で DTMF信号で、リレー回路のON/OFFを無線でコントロールして遊んだものです。
 だから、こんなにもの台数があるんです。
 

 液晶漏れは、これからも進み、近い将来・・・液晶画面は、真っ黒に・・・
 その時は、その時で、固定周波数機として、再びDTMF回路の無線制御専用機として使う事にしましょう。
 内蔵リチューム電池が消耗し、電圧が低下してしまうと、メモリーに登録したデーターが消失してしまう。
 この台数のリチューム電池を交換するのも、容易な作業ではない。
 いつか、交換しなければ・・・・・。
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