昨日届いたQSL2枚をご紹介します。
 先ずはIOTA分から、以前ご紹介しました今月初めの2020/Oct/02-04で運用があったIOTA EU-006 Inishmore IslandのEJ5GMEJ9FBBの運用でEJ5GMとのQSO分をQSL MGRのM0OXOにOQRSで請求していましたが、そのQSLが到着しました。
 この2人のQSO分は未だ電子照合可能な運用リストには掲載がありませんので、QSLによるクレジット申請が必要になりますが、未だQSOから1月経過していませんので、手入力さえ出来ない状態です。
 また、今回届いたQSLを見て一瞬青ざめました。
 QSLカードの表には島名の記載はなく、裏面に2つのコールサインを選ぶチェックボックスがあり、IOTAに関してもリファレンスNo.とグループ名(諸島名)だけがチェックボックスで選択する様式のカードなのですが、それらにチェックは一切なく、QSOデータのタックシールが貼られているだけなのです。
 シールをよく見ると、EJ5GMEU-006は判りましたが、島名が見当たりません。と思ったら、最下部に小さくde Inishmoreと印字されているではありませんか。ホッと胸を撫で下ろしましたが心臓に悪いスタイルでした。
 実は、M0OXOには前科があり、EU-121のEJ9FBBで島名なしのQSLを受け取ったことがあるのです。勿論再発行をお願いして事なきを得ましたが、今度はちゃんと学習してくれていたようです。と言うか、何か試されている雰囲気さえ感じます。(笑)

 EU-006 Inishmore Island EJ5GM 2020/Oct/03 QSO
EJ5GMEJ5GM-BK


























 もう1枚はIOTAではありませんし、珍しい所でもありません。
 いつQSLの請求をしたかさえも忘れてしまっていた、5A1ALのQSLがひょっこり戻りました。
 ただ、5A(リビア)と言えば、長らく正式な運用が途絶えて、1995年頃からやっと5A1A1局のみの運用が始まりましたが、当局は中々めぐり逢えず、1997年の記念局5A28はQSO出来ず、翌1998年の5A29とのQSOが初QSOでした。その後記念局の運用はありましたが、5A1Aの運用が2001年まで続きました。その後OPのAbubakerはDL(ドイツ)に留学したため5Aからの信号は途絶えましたが、2006/Novの5A7AのDXペディションで多くの方がQSOされました。
 Abubakerはドイツから帰国後、5A1ALのコールサインを得て、再びアクティブにQSOを始めましたが、信号はそう強いと感じるものではありませんでした。そのような中でも当局はQSO出来そうな状態の時に呼んでQSOをしていましたので、その分のOQRSを見付けて請求していたようです。
 今回届いた封筒の消印はDL(ドイツ)からでしたが、5A(リビア)の郵便私書箱も手書きで記載がありました。QRZ.comとQSLを確認するとそれは記載がありませんので、OQRSが出来ないという方のために記しておきます。

 5A1AL Abubaker Alzway P.O.Box 6279 Tripoli Libya

5A1AL