韓国憎けりゃ映画まで。で、あまりに悲惨なユーザーレビューの状況を報告した映画『グエムル−漢江の怪物』に行ってきました。

韓国人が嫌いな皆さん。きみたちの活動は、観客動員増に貢献したぞ! わっはっは。
有楽町スバル座は、平日の1回目にもかかわらず、まずまずの入り。十分これなら商業的にも成功でしょう。

さて、問題の内容・・・だが。

正直言って、開演前には一つの言い訳を用意していた「いやぁ、内容なんですが、わっはっは。日韓友好を旨とする私としては、わっはっは」というような。同行者は、その人生最大のトンデモだった「ドクターモローの島」とどっちがスゴイかが勝負! といいながらワクワクしているしているし・・・。

だったのだ、が、

実際に見たら、


すんげぇ、おもしろいんで、びっくりしちゃった!(笑)


確かにストーリーに不自然なところは結構ある。だが、考えてみると、この手の話は「怪物が現れて」と言った瞬間に荒唐無稽になってしまうわけで、それをなんとかリアリティの世界につなぎ止め「手に汗を握る」展開にすることに成功したのが、この映画の評価できるところだろう。

その理由は、
・カメラワークがとにかく上手。迫力ある画面をつぎつぎ突きつける。
・テンポがよく、画像がきりきりと変わるので「ちょっと、あれはどーよ」というようなことを突っ込んでいるヒマがない。
・主要登場人物に美男美女がいないので、いかにも普通の家族に起こりそうなこと、という気がしてしまう。
・主要登場人物の設定が、かなり間抜け。非常に重要な緊迫したシーンで、まさかというようなドジをすることで、自分のことのように感情移入できる(というのは、私が間抜けという意味ではない(笑))
・ストーリー展開に、とってつけたというようなところがなく(かなりつらいシーンもあり)、作り話という感じがしなくなってくる。

・・・というようななか、気づいたら、手に汗を握り(笑)登場人物に「がんばれっ!」と応援している自分に気づく、見事なつくりになっている。



ところで、この映画、ヤフー・レビューでは、多くの困った人々が「観ないで☆1つ」というレビューをしたと思われるのだが、観ないでよかった。観たら恐らくマイナス50点ぐらい付けたくなるにちがいなかったろう。

なぜならば、
彼等が大好きな軍隊とか政府とか権力というものが、どんなに無慈悲で、無責任で、人の生命なんて屁とも考えず、(それ以上に)とてつもなく、いい加減だということが嫌っていうほどに語られるから。とくに米軍の描き方と言ったら、「アメリカ大好きウヨク青年」などはスクリーンを破きたくなるにちがいない。



というわけで、行って大丈夫です>pamuさん。観客動員を増やしましょう。



なんてことを言っていると「やっぱりあいつら、韓国のものならなんでも誉めるんだぜ」なんていう陰口が聞こえてきそうだが。

ふぅ。

こーゆー状況って、戦中の「敵性語狩り」に似てきたような気がしませんか? 仮に韓国が「敵」だとしても、敵を知らないで勝てるはずないのにね。


かくして、おバカは繰り返される。