2023年03月22日
舟屋とシン仮面ライダー
暑さ寒さも彼岸まで。
そこそこ寒い彼岸の中日は誕生日を迎えたばかりの次女と日本一の鰻や、舟屋に。
ならんで、炭火がおきて、うなぎが串にうたれ、遠赤外線で、焼かれる。じっくり焼かれる。
ここの鰻は、焼いて、蒸して、また焼くから、関西風と関東風のいいとこどりで、とても美味しい。
スローフードの極みである。
スマホの脳トレゲームは次女にやらせ、店構えや、店の周りを観察したりする。
待ち時間に。それも味のうち。セッティングが大切である。禅でもあるし、テーマパークでもある。
旅行気分でもある。鰻というのは少し不思議な食べ物なのだ。
まあ、日本一は浦和の吉野家?だったか、あのあたりに軍配が上がるかもしれない。
しかし、川魚を食べている!と野卑や風味を大いに残しつつ、ふっくらとぱりぱりを楽しむその味は、
関東にはない良さである。お茶も渋くてよい。そんなとこも関東風味がある。
次女は鰻が好きで、はみだし(2尾分!)を食べた。私はまむし。これも関西ならではだが、そもそも鰻重よりまむしの方が歴史が古く、私は、値段が安いというだけではなはく、この味が好きだ。
ちなみにまさに鰻が焼けたころに、村上の逆転ツーベースで、WBC決勝戦に日本がコマを進めた。
18:35−20:45、シン仮面ライダー。(1500円)
エヴァ風味強し。庵野好みが随所という評価も納得。
1号2号を見たことがなく、情報として、変身ポーズは2号から、というのは知っていたが、そのあたりもうまく再現されていたものだ。奥多摩湖でのバトルもオリジナルの踏襲。
ブラックが雑魚キャラとして出てくるのは悲しいことだが、ラスボスの蝶はシャドームーン感があった。
東光太郎を裏闇太郎ともじり、ブラックをミートソースともじり、グラスホッパーはいなごホッパー、国道256号線をひた走るバイク、そんな紙芝居を小学5年生のときにみんなで作ったのは実に楽しかったなあ。
ラストはオリジナルの歌がすべてそのまま流れるというのも、ゴジラよりウルトラマンより、作者の思い入れを感じさせ、まあ、それが人気や興業と結びつくかは別問題である。
PG12歳というのも、こどもと見にいけないので、微妙。
夜に映画を見るということはあまりないので、新鮮であった。「楡家の人びと」を読みながら寝る。
冒頭の、飯を炊くシーンが秀逸で、あれ以来、米の飯をよく食べている。
米の飯、魚、香の物、汁でもあれば、充分なのである。
「ほうれえー」の掛け声で炊きあがる、楡脳病院の、日本一の飯。
令和の炊飯器は、負けない味があるはずである。
ショッカーもサステナブル・・・なんとかという今風の組織の頭文字になっていた。
その目的は「幸福の追求」、いわばウェルビーング。
これからの教育の柱も、ウェルビーング。
みんな、よかれと思ってやって、よかれとよかれの戦いは、残酷な悲劇を生む。
このあたりは、現代的な解釈、庵野好みのエヴァ的解釈が光っていた。
人類補完計画も令和版とウェルビーングを組み合わせた、秀逸は発想だ。
彼岸も終わり、いよいよ本格的な春である。
夜の映画も悪くない。
平日はしんどいけど、またやってみたいと思う。
そこそこ寒い彼岸の中日は誕生日を迎えたばかりの次女と日本一の鰻や、舟屋に。
ならんで、炭火がおきて、うなぎが串にうたれ、遠赤外線で、焼かれる。じっくり焼かれる。
ここの鰻は、焼いて、蒸して、また焼くから、関西風と関東風のいいとこどりで、とても美味しい。
スローフードの極みである。
スマホの脳トレゲームは次女にやらせ、店構えや、店の周りを観察したりする。
待ち時間に。それも味のうち。セッティングが大切である。禅でもあるし、テーマパークでもある。
旅行気分でもある。鰻というのは少し不思議な食べ物なのだ。
まあ、日本一は浦和の吉野家?だったか、あのあたりに軍配が上がるかもしれない。
しかし、川魚を食べている!と野卑や風味を大いに残しつつ、ふっくらとぱりぱりを楽しむその味は、
関東にはない良さである。お茶も渋くてよい。そんなとこも関東風味がある。
次女は鰻が好きで、はみだし(2尾分!)を食べた。私はまむし。これも関西ならではだが、そもそも鰻重よりまむしの方が歴史が古く、私は、値段が安いというだけではなはく、この味が好きだ。
ちなみにまさに鰻が焼けたころに、村上の逆転ツーベースで、WBC決勝戦に日本がコマを進めた。
18:35−20:45、シン仮面ライダー。(1500円)
エヴァ風味強し。庵野好みが随所という評価も納得。
1号2号を見たことがなく、情報として、変身ポーズは2号から、というのは知っていたが、そのあたりもうまく再現されていたものだ。奥多摩湖でのバトルもオリジナルの踏襲。
ブラックが雑魚キャラとして出てくるのは悲しいことだが、ラスボスの蝶はシャドームーン感があった。
東光太郎を裏闇太郎ともじり、ブラックをミートソースともじり、グラスホッパーはいなごホッパー、国道256号線をひた走るバイク、そんな紙芝居を小学5年生のときにみんなで作ったのは実に楽しかったなあ。
ラストはオリジナルの歌がすべてそのまま流れるというのも、ゴジラよりウルトラマンより、作者の思い入れを感じさせ、まあ、それが人気や興業と結びつくかは別問題である。
PG12歳というのも、こどもと見にいけないので、微妙。
夜に映画を見るということはあまりないので、新鮮であった。「楡家の人びと」を読みながら寝る。
冒頭の、飯を炊くシーンが秀逸で、あれ以来、米の飯をよく食べている。
米の飯、魚、香の物、汁でもあれば、充分なのである。
「ほうれえー」の掛け声で炊きあがる、楡脳病院の、日本一の飯。
令和の炊飯器は、負けない味があるはずである。
ショッカーもサステナブル・・・なんとかという今風の組織の頭文字になっていた。
その目的は「幸福の追求」、いわばウェルビーング。
これからの教育の柱も、ウェルビーング。
みんな、よかれと思ってやって、よかれとよかれの戦いは、残酷な悲劇を生む。
このあたりは、現代的な解釈、庵野好みのエヴァ的解釈が光っていた。
人類補完計画も令和版とウェルビーングを組み合わせた、秀逸は発想だ。
彼岸も終わり、いよいよ本格的な春である。
夜の映画も悪くない。
平日はしんどいけど、またやってみたいと思う。
Posted by jabc at
06:48
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