柔術家 金古一朗のシュラプネルブログ

シュラプネル柔術代表、金古一朗のブログです。

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その昔、中村大輔さんと話をしていて才能の話になった。

「俺は自分で才能あるだなんて一度も思ったことないですよ」

おいおい、君は一体何を言ってるんだ。
その殺人的フィジカルは才能以外の何物でもないだろう。
と思ったが、そもそも才能とは何なんだろうって思いその場は何も言わず後日改めて考えてみた。
とりあえず僕が思い付く限りの「才能」について箇条書きにしてみたいと思う。


1 力が強い、手足が長い、体が柔らかい等のフィジカル的才能。

特に力が強い人に対して言われることが多いと思います。
周りの人間でいうと鍵山、芝本さん、大輔さんはこの辺の才能は凄いある。

2 空間認識能力。イメージ能力。
右脳系柔術というか頭の中で絵を書けるようなタイプ。
イメージ能力に秀でていて複雑な技を大して打ち込みしないでも出来てしまったりする。
多分こういう人は際の攻防なんかでの「ひらめき」みたいなのが優れてるんだよな。


3 分析能力
自分に足りないものをきちっと分析し、それを補うような練習内容を組み立てたり対戦相手に対してどのような戦術で臨むかを考えたりそういったことを構築していける能力。

4 努力を継続出来る。

一年中モチベーションを落とさずに365日競技に打ち込める才能。
これは多分トップ選手はみんな持ってるんじゃないかな。

5 怪我をしない。

これは1や4とかともリンクしていると思うけど毎日の練習で疲弊してパフォーマンスが出なかったり最悪の場合怪我をしてしまい練習が出来なかったりすると結局強くはなれないと思います。
生まれ持った身体の強さ以外にも無理をし過ぎない、身体の声に耳をかたむける、練習後のケアをする等も含まれると思う。


僕が思い付く限りはこんなところだけど自分自身を冷静に分析すると

1、肉体的才能 ★★★★☆
まあウェイトトレーニングをやることによってかなりフィジカルはついたと思うけど元々は力はちょっと強いくらい、スタミナもそんなになかった。
ただウェイトの重量等は特に停滞せ
ず順調に伸びてきたのでその辺はある程度は才能があったのかなと思う。

2 空間認識能力 ★★★☆☆
これは極々普通な気がする。
やっぱり何度も打ち込みしないと難しい技は出来ないし基本的にイレギュラーな状況下において素早く的確な判断を下すのは苦手かも。

3 分析能力 ★★★★☆

これもまあそれなりにある方だと思う。
色々あれこれ考えるのは基本好きなので。

4 努力を継続出来る能力 ★★★★★

これは一番自信があるかも。
でもこれはトップ選手だったら当たり前に持っていなければならないものだと思います。

5 怪我をしない身体 ★★★★★

これも今までほとんど大きな怪我はないので多分才能ある方なんだと思う。
丈夫に生んでくれた親に感謝。


こうして見ると、僕自身はある程度は才能に恵まれた部分もあるけど、全体的にはまあそこそこの才能なのかなと思う。

ちなみに自分の周りの練習パートナーで断トツにこの5つの才能に秀でていたのは大輔さんと芝本さん。
二人ともフィジカル、空間認識能力、戦略的思考、努力の継続、に関しては完璧なのでは。
最後の怪我に関してはお二人ともそれなりにあるが、これは競技年齢を考えればある程度は致し方ないと思う。


まあ僕自身もそこそこの才能には恵まれたことに感謝しつつ、これからも練習を続けていきたいと思う。

今日は成人式みたいだね。
今から25年前の今日、僕は成人式には出席しないでカラオケ屋でバイトをしていた。

当時の僕はプロのギタリストになろうと夢を見るも、まだ何者でもなく何者にもなれず、ただ将来に不安を感じて足掻いていた一人の若者だった。

20歳になったからといって何もなしえていないまま「おめでとう」なんて言われても嬉しくないよな、そんな形だけの成人式に出るならその分バイトして金稼いだ方がましだ、なんてことを思いながら、成人式を終えカラオケを楽しむ同世代を尻目にせっせと酒やフードを作っていた。

孤独だったけれどなかなかいい思い出だ。
この頃は周りの友達はみんな学生生活を謳歌していて楽しそうで、僕はそれに負けないよう必死にギターの練習をしていた。

多分この頃に「周りと違う生き方をすると決めたなら孤独であることに強くなる必要がある」ということを学んだ。

あの頃の自分に今の僕が声をかけるとしたら「大丈夫、お前は間違っちゃいねーよ」って感じかな。

多分向こうは「あ?なんだこのマッチョなオッサンは?」

としか思わないんだろうね(笑)

こうして修学旅行での最初の夜は体育の先生に逆切れしたあげく酒を飲ませようとしたにも関わらずお咎めなしで済んだ。

僕と修学旅行と終わらない歌


さて、日が変わって次の日の夜。
その日は女子の部屋に行こうってみんなで話してたのだが・・
前夜に問題を起こしていたせいで、その日の夜は先生たちの見回りも更にきつくなっていた。
廊下に出ると、そこら中で先生が見回りしているのを目の当たりにして皆直前で怖気づく始末。

僕はというと、当時から山が高ければ高いほど燃えるタイプだった。

皆が怖気付く中、一人で女子部屋という秘境に到達したい。

皆がびびってその一歩を踏み出せない中、俺だけがその一歩を踏み出したい。

そして一人で優越感に浸りたい。

みんなに自慢したい。

もし現代の世の中であれば、単身乗り込んだ後確実に女子部屋での楽しい様子を、僕やっぱり勇気が足りないアイラブユーが言えない友達にラインで送っていたであろう。


ということで先生たちの監視の目を絶妙にかいくぐり僕は女子部屋という秘境に単身乗り込んだ。


まあその当時は僕はクラスの女の子たちともそれなりに仲良かったので部屋まで到達するとすんなり入れてくれた。
うん、楽しかったよあの時は。
だって男は僕1人で女の子7~8人位いたし。

ハーレムというのはこういう状況を差すのだと僕はその時初めて学んだ。
てか社会人だったらそんなシュチエーションだったら1時間2万はするな(笑)


そのまま僕は夜中まで女子と話をしたりトランプをしたりして楽しく過ごした後、なんとそのまま女子部屋で
すやすやと眠りこんでしまった。

そんな夢みたいな時間を過ごした僕だったが、次の日の朝になって僕を起こす女の子がいる。

「ちょっと金古君」

寝ぼけまなこで目を開けるとそこには昨日1番話が弾んだ女の子がいた。
おいおい、なんだよ昨日俺が早く寝ちゃったので寂しかったのかな♪

もしかして告られたりするかこりゃ。

期待に胸を膨らませながらその子の方を向くと



「着替えするから出ていってくれない?」

ガーン!
こうして僕の淡い夢はオホーツクの藻屑と消えたのであった。

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