小川内初枝ブログ

〜ほとんど食べ物と株と映画。小説はどこへ行った?!〜

2015年10月

IMGP2499朝晩、少し冷えこんできたこの季節、煮物ってうれしい。
KKさんがもつ煮込みを作ってくれました。これがまた絶品でワインが進む進む。
臭みがまったくなく、お味噌のいい風味が食欲をそそります。
たくさん作ったから常備菜みたいにして毎日少しずつ食べてね、というふうに言われたのですが、2日間でなくなっちゃいました。



もつ煮込みをつまみワインを飲みながら、秋の夜長はテレビ三昧。
ほんとは読書の秋、といきたいところなのですが、このごろ読書がはかどりません。かたやテレビのほうはというと、先クール(私好みの連ドラがなくてなんと1本も見なかった!)の分を取り返すがごとく、今クールは見たいものが目白押しの大忙しなのです。

本もたくさん積んでるのに…。
改めて見ると、おもしろそうな本がいっぱい。気分を少し切り替えて、読書の時間を増やしましょう。
そうそう。遠い昔に読書会や合評会に何度か参加したことがあるのですが、とても刺激的で楽しかったことを覚えています。またそういうものにもいずれ参加したいな。

以下、私信。
あくびちゃん、コメントありがとうございます。
「てんしば」にオープンした店々の目立つところにきれいなお花が飾られていて、贈り主の札に社名が書かれていたので、ああそうなんだ〜と思っていました。あくびちゃんもぜひ!

pokoさん、コメントありがとうございます。
「てんしば」、なかなかいいですよ。pokoさんもぜひ!と、「てんしば」の回し者みたいになっていますが(笑)。

3歳クラシックの最終戦、菊花賞。京都競馬場は穏やかな秋晴れとなりました。
3歳馬では傑出していたドゥラメンテ(皐月賞と日本ダービーの2冠)がケガによりこのレースを見送ったため、実力は伯仲、馬券も相当に難しい。
その中で、(馬番2)サトノラーゼン、(11)リアルスティール、(17)リアファルの上位人気の馬がやはりいいのかもと思い、また穴馬として(7)スティーグリッツ、(10)ブライトエンブレムに期待をしてみました。
(17)の単複を各100円、(7)と(10)の複勝を各100円、(2)・(11)・(17)の3連複を100円、計500円。

ゲートが開いた瞬間、前足を高く上げてフェラーリのマークそっくりになってしまったのが(7)スティーグリッツ。大きく出遅れて走り始めた姿を見て深いため息。他に期待するしかありません。
菊花賞は3000m。距離が長い分、外側からあの馬が出てきたと思えば、真ん中あたりからこっちの馬がするっと抜けてきたりして、どきどきの展開。最後の直線での激しい叩きあいを制したのは4番人気の(4)キタサンブラックでした。

1着(4)キタサンブラック 2着(11)リアルスティール 3着(17)リアファル 4着(3)タンタアレグリア 5着(2)サトノラーゼン

キタサンブラックの馬主である北島三郎さんがとても嬉しそうだった。50年の馬主生活の中で、初めてのG1優勝だそうです。おめでとうございます。
私は、(17)リアファルの複勝160円の戻りがありました。ほんとかわいい額。

2015年 使ったお金累計 8100円  払い戻し累計 3550円  差引累計 ▲4550円

「松原天然温泉 you、ゆ〜」のシネマルームにて鑑賞。
2015年、米。 監督/デヴィッド・コープ

ジョニー・デップ扮するチャーリー・モルデカイ卿はイギリスではちょっと名の知れた貴族であり、インチキ美術商である。多くの借金を抱えている。
旧知の警部補からある事件の捜査を依頼されたチャーリーは、手数料をもらう約束で引き受ける。
絵画修復士が殺され、ゴヤの名画が盗まれたというその事件。盗んだのは国際テロリストであり、名画には何か秘密がありそうである。名画の行方を追って、チャーリーの活躍が始まる。

美人妻に頭が上がらない、ちょびヒゲのチャーリー。おっちょこちょいでどこか愛らしいキャラです。そのチャーリーにどこまでも尽くす用心棒(家事もこなします)はほんと健気だし、頭の切れる美人妻は深くチャーリーを愛し、要所要所で彼を助けます。そういう設定のせいか、全体にほのぼのした雰囲気が漂うコメディ仕立てになっていて、名画を追う緊張感といったものは感じられません。
レビューを見てみると酷評が多いようですが、私はほんわかとした気分で結構楽しめました(お金を払ってまで観ようとは思わないかもしれないけど…)。

お天気続きで馬場の心配もなく、3歳乙女たちのクラシック最終戦が秋晴れの空の下、爽やかに繰り広げられた京都競馬場。スピードもあり、見応え充分でした。

私の一番のお気に入りは(馬番18)ミッキークイーン。出遅れることが多く、また大外枠を引いてしまったので、今回はどうかしらと思いつつ、実力馬であることは確か。そして9月に阪神競馬場に見に行ったローズステークスで1着をとった(11)タッチングスピーチ。これはKKさんが大好きな馬。
桜花賞を獲った(10)レッツゴードンキも強そうだし、他にもあれこれ捨てがたい。
で、慎重に検討した結果、今日は、一度も獲ったことのない憧れの3連複オンリーで勝負することにしたのです。(11)タッチと(18)ミッキーの2頭を軸に、(6)マキシマムドパリ、(7)トーセンビクトリー、(9)クイーンズリング、(10)レッツゴードンキを各100円ずつ。計400円。
(6)マキシマムドパリについては下位人気ながら、なんとなく穴を開けそうな予感がしたんですよね。

ミッキーの出遅れもなく、ほぼ揃ったスタート。ハナをいくノットフォーマル、それを追う数頭。かなり速いレース展開。馬群中段で馬ごみに囲まれたミッキー。出にくいな、と思った瞬間、前がすっと開き、群れから出ることができました。そのまま末脚を伸ばして1着。3着にはなんと(6)マキシマムドパリ。3連複にさえしなければ、私、当てられたのに。今日はかなり悔しいです。

1着(18)ミッキークイーン 2着(9)クイーンズリング 3着(6)マキシマムドパリ 4着(12)アンドリエッテ 5着(17)アースライズ

今日のKKさんの一言
「タッチングスピーチについては、今日の位置取りは苦しかった。直線の長いエリザベスに期待したい」

2015年 使ったお金累計 7600円  払い戻し累計 3390円  差引累計 ▲4210円

きんえいの株主優待券を使用、アポロシネマにて鑑賞。

これも評価が分かれる作品のようですね。「邦題のつけ方が良くない」という意見が多いようで、ある意味ミスリードというか誤解を招くタイトルである気はします(ちなみに原題は「Fathers and Daughters」、こっちも結構いい加減かも・笑)。
にしても、私はとっても感動しましたよ。映画が終わって化粧室の鏡で顔を見たときには、号泣の跡に思わず苦笑いしてしまったほど。

ラッセル・クロウ演じるジェイクは名の知れた小説家で、愛娘ケイティを溺愛している。ある日、彼が運転する車が、助手席の妻との口論の最中に事故を起こしてしまい、妻は死亡。後部席のケイティは無事だったが、ジェイク自身も心身に傷を負ってしまう。亡き妻の姉夫婦に幼いケイティを預け、精神科病院に数ヶ月入院することになったジェイク。そんな苦しい時期を乗り越え再び一つ屋根の下で愛情あふれる毎日を送り始めた父と娘。そこへ、数ヶ月のケイティとの生活で彼女に執着を持ってしまった伯母夫婦が、ケイティを養女にしたいと申し出る。難癖をつけ裁判を起こしてまで父と娘を引き離そうとする伯母夫婦。長期の入院費用と裁判費用に追われ、それを稼ぎ出すべく新作の小説を書こうとするジェイクだが、裁判のごたごたなど雑音が絶えず、思うに任せない。それでもジェイクはケイティに精一杯の愛情を傾けるのだった…。

この映画、大人になったケイティを描いてゆくという、もう一つの時間軸を交差させながら進んでゆきます。
ジェイクの愛情に包まれて育ったはずのケイティは、心理学を専攻し大学院に籍を置きつつ問題児専門のソーシャルワーカーとして働いていますが、彼女自身も心の問題を抱えているのです。
誰も本気で愛せない、愛するのが怖い、愛情を失う怯えにさらされるくらいなら愛情なんていらない。一夜限りの男性との交渉こそ多くあれども、誰にも心を許さず恋人もいません。
そんなケイティの前に現れたのが、父ジェイクが書いた『父と娘』を敬愛する小説家志望の青年キャメロン。
誠実で温かい人柄の彼との恋に落ちるケイティ。彼女の“愛情恐怖症”をよく理解しているキャメロンですが、彼との愛情が深まれば深まるほど、ケイティはその愛情を失ってしまうのではと怯え、自己破壊的な衝動に駆られます。この2人、どうなってしまうのか。ちょっとハラハラしながら話が進んでゆきます。

まだ公開中なのでネタばれは極力控えるとして。
邦題に「パパが遺した」とあるので、パパが死んでしまっているのはわかっちゃうわけです。つまり、タイトルそのものがネタばれ。で、母親どころか父親まで死んでしまったから、こんな寂しい女性に育ってしまったのかしらと思いながら大人になったケイティを見つめることになります(そのへん、父親の死後に彼女を引き取った伯母の育て方に関する場面がワンシーンしかなかったのですが、もう少し丁寧に描かれたほうが説得力があったような気がします)。その結果、パパが遺した物語が彼女を幸せに導くのでは?という憶測を呼んでしまうことになる(私もそう思っていました)。これがミスリードと指摘される点。実際には、物語が直接に作用することはありません。まあ、キャメロンがその物語を敬愛していたからこそケイティと出会ったのだとは言えますが、だからと言って、その点を踏まえてタイトルにしました、とは言わないでしょう。

ただ、この邦題を私なりに好意的に捉えると。
父ジェイクが書いた『父と娘』は娘の幼少期の話で終わっている。だけど、父親の娘に対する愛情はその死後も永遠であり、ケイティは、娘の幸せを願った父の物語の中で今も生き続ける存在でもある。そして父親の願い通りに、娘は幸せをつかむ。それこそがパパが遺した物語なのです。
そういう気持ちをこめてこの邦題がつけられたのだとすれば、わからなくもないと思えます。

子役の女の子もとても可愛らしかったし、無駄な場面が全くなく(むしろもう少し足したいくらい)、あっという間の2時間でした。それにしても帰りの道々、私ならどう邦題をつけるかとつい考えちゃいましたけど。

IMGP2498きんえいの株主優待が届きました。アポロシネマの半年分(11月〜来年4月)の鑑賞券です。
映画って昔に比べて自宅で手軽に観られる手段が増えて本当に便利になったものだと思いますが、やはり映画館にわざわざ足を運んで観るのもいいものです。


ところで、アポロシネマの近く、天王寺公園がリニューアルしたのをご存知でしょうか。とてもきれいになっていてびっくり。以前は入園料を払ってまで入りたいか?と言いたくなるような雰囲気を醸しだしていた公園、現在は明るく健やかで開放的な広場に変身しています。おまけに入園料が無料に。その分テナントを入れたあたり、その方が市の収入も当然増えるでしょうし、なかなか良いではありませんか。そのテナントもコンビニあり、おしゃれなカフェあり、レストランあり、子どもの遊び場あり、ドッグランを併設したペットサービスのお店あり、ごちゃつかない程度に適度にスペースをとって並んでいます。公園真ん中は芝生ゾーンになっていて、たくさんの家族連れやグループがレジャーシートを広げていました。ベンチに座ってそんな景色を眺めるのもまた良し。お近くの方はぜひ。

薄曇の京都競馬場、11R。
10頭立てということで、比較的当てやすいのではないかとやる気満々で各馬データを検討。
久々に3連複にもチャレンジしてみました。

(馬番1)ラブリーデイ−(8)ラキシス、(2)ワンアンドオンリー−(5)レコンダイトのワイドを各100円
(1)ラブリーデイ−(2)ワンアンドオンリー−(5)レコンダイト、(1)ラブリーデイ−(2)ワンアンドオンリー−(8)ラキシスの3連複を各100円
計400円をネットで購入

唯一58kgという斤量を背負ったラブリーデイの堂々たる勝利でした。
内枠有利かと思ったのですが、結果としてはそのラブリーデイ以外は外枠ばかり。ルメールもデムーロも来ず、思惑は全て外れました。戻りは当然ゼロ。

1着(1)ラブリーデイ 2着(10)サウンズオブアース 3着(7)カレンミロティック 4着(8)ラキシス 5着(6)フーラブライド

私の競馬のお師匠さんであるKKさんの今日の一言
「ワンアンドオンリーはダービーで燃え尽きてしまった感があります。いくら名手ルメールといっても無理なものは無理でしょう」

2015年 使ったお金累計 7200円  払い戻し累計 3390円  差引累計 ▲3810円

お久しぶり!コメントありがとう。
二十数年ぶりだね。覚えていてくれたなんてびっくり。うれしかったです。

私も、もちろん覚えています。東京の同期だよね。
当時、あなたはさらさらのロングヘアの女の子だったよね。
学生時代に笑福亭○○のお子さんの家庭教師をしてたってのも、あなたじゃなかったっけ?(違ってたらごめんなさい)
社会人になりたてで、緊張してたけどなんだか楽しかったよね。同期ってほんと懐かしい。

また会えることがあればうれしいです。
元気に過ごしてね。またお便りください。

爽やかな秋晴れの中山競馬場。
ロードカナロア引退後のスプリント界は群雄割拠、このレースも人気が割れていて、なかなか難しい。
私はストレイトガールを軸に据え、彼女が穴馬を連れてくることを期待して、他の人気どころはカット。ハクサンムーンは調子の良し悪しは関係なく、応援する気持ちで馬券を買いました。

(馬番2)ストレイトガール−(8)ハクサンムーン、(9)アクティブミノル、(16)ティーハーフのワイドを各100円
(2)ストレイトガール−(9)アクティブミノル、(16)ティーハーフの馬連を各100円
計500円をネットで購入

逃げ馬のハクサンムーンとアクティブミノルがハナを争い、ミノルが譲る形に。ただハクサンムーンのスピードが伸びず、かなり遅いペースのレース展開。馬ごみの中にいたストレイトガールがわずかな隙間から団子状態を抜け出し、その後みるみる脚を伸ばしてゴール板を駆け抜けました。

1着(2)ストレイトガール 2着(4)サクラゴスペル 3着(6)ウキヨノカゼ 4着(13)ミッキーアイル 5着(12)ウリウリ

サクラゴスペルは11番人気、ウキヨノカゼは9番人気。確かにストレイトガールは穴馬を連れてきました。
穴馬違いの私は戻りゼロ。相変わらず調子悪いです。

2015年 使ったお金累計 6800円  払い戻し累計 3390円  差引累計 ▲3410円                                      

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