ジャガーズファンの日記

NFL ジャクソンビルジャガーズ ファンの日記

2007年12月

最終戦を28-42で消化

・同地区のテキサンズ戦であったが、デルリオは消化試合の道を潔く選択した。RBテイラー、ジョーンズ・ドリュー、RTパショス、CBマシス、LBスミス、PR/WRノースカットの6人を健康体でありながらインアクティブへ入れ替えた。特にPRノースカットに至っては、先日PSからPRオーエンスをわざわざ昇格させて大事をとった。
 2005年、同じようにプレイオフ行きを決めていたジャガーズは最終戦のタイタンズ戦で替わりのいないMLBピーターソンが骨折し、プレイオフ初戦で敗退した。この苦い経験がデルリオに決断させたのだろう。

 オフェンスでは、QBギャラードに替えグレイを、Cにノーマン、LGに新人ヌワネリ、RTにコリアー、RBはトーフィールドが先発起用と、試合をある程度決めてからではなく、勝負はどうでもよいと試合開始から大幅に入れ替えてきた。
 ディフェンスは、CBにアレン、LBにイウーと先発では2人だけ替えたが、中盤にはほとんど控え組となった。
 試合序盤は、控えのOL陣がまずまずの働きを見せ、グレイのパスも冴えわたり、勝ちそうな勢いだった。ところがPRオーエンスが無理に転がったパントを捕りに行きターンオーバー、モメンタムを失う。その後、ここまでキックカバーNFL1位だったスペシャルチームが、2連続でキックオフリターンTDを決められ、控え組となったディフェンスは、相手の攻撃を支えきれず、グレイの率いるオフェンスが奮闘したものの28−42で敗退した。

 この試合で、QBグレイは4TD、レイティング122と活躍した。UFAとなる来シーズン、もしかするとよそから先発の声もかかるかもしれない。WRマット・ジョーンズも、8キャッチ、138ヤード、1TDと活躍、パス攻撃の中心に据えてくれれば活躍できるよという所をみせつけた。
 普段はRBテイラーとジョーンズ・ドリューの走路を切り開くFBに徹しているグレッグ・ジョーンズは、2度の靭帯断裂からここまで回復してきた事をアピールするかのように、久々登場のトーフィールドをおさえて平均5.1ヤードの力強いランを見せた。
 スペシャルチームの要のRBモンテル・オーエンスは、この日足首をねんざ、2つのリターンTDの元凶となった。スペシャルチームは立て直しが必要となった。

 ジャガーズはこれでAFC南地区内2勝4敗。テキサンズはチーム創設以来初の負け越しでないシーズンとなった。
 いよいよ来週からプレイオフが始まる。もう一度、氷点下のハインツ・フィールドで勝利し、無敗のニューイングランドへの挑戦権を手に入れたい。


PRチャド・オーエンス返り咲き

・テキサンズ戦を前に、ジャガーズはWRJohn Brousard(今年のドラ7)をIRへ入れ、2005年のドラ6でPSにいたWR/PRのChad Owensをロースター登録しました。
 Chad Owensは、パントリターナーとして期待された新人の年、パントをヘルメットで受けるという大失態をしていまい、その後どうも信頼を得られず、NFLヨーロッパ行きの要請を断るなどして、ジャガーズを去って行った選手です。今年の途中からPSに返り咲き、コーチ陣が変わったこともあり、ついに戻ってきました。5フィート7と身長もなく、40ヤードのスピードもありませんが、ハワイ大時代はWRでも、リターンでも大活躍していました。

 最終戦の結果にかかわらず、プレイオフ出場が決まっているので、幸福な気持ちで年末を過ごせます。プレイオフに出るということは、コルツやペイトリオッツという大きな壁があるものの、もしかするとスーパーにも行けるかもしれないという淡い期待も湧いてきます。今シーズン、コルツに勝てるのではと思ったこともありましたが、2回とも打ち砕かれました。やはり、コルツやペイトリオッツと対戦すると、コーチの緻密さと「いやらしさ」の違いを感じてしまいます。
 デルリオは、LBとしてNFLで活躍し、選手の気持ちのわかるコーチといわれています。アグレッシブで、4thダウンギャンブルの回数はNFL1。ギャンブルやらせてくれと選手が思う場面では必ずコールしてくれます。
 また、選手の1度や2度の失敗は成長の過程と大きく見てくれます。失敗の後にはすぐに挽回のチャンスを与えてくれています。そうやって、若手は成長してきました。
 選手起用でも、例えばレフトウィッチに今年はまかせると断言していましたが、ギャラードの方がいいとわかると実績のある選手でも前言を翻し大胆に放出しました。コンピューターのような緻密な計算ができるコーチではありませんが、ハートの熱いコーチです。そして選手のメンツやプライドを理解しています。

 2003年にHCに就任して以来、ドラフト1位に大当たりはありませんが、チームは少しずつデプスに厚みを増し強くなってきました。1年目は負け越し、2年目は9勝しましたが、ギリギリの試合が続きました。3年目は12勝しプレイオフへ、初戦でペイトリオッツに敗退しました。去年は怪我人が多く、8勝と勝率では後戻りしましたが、若手が経験を積み今年の躍進につながりました。そして、今シーズンは
オフェンスが確実に進むようになり、コルツ以外には点差をつけて勝っています。

 レフトウィッチの時には、スリーアンドアウトが多かったように思いますが、QBギャラードは足があり、RBジョーンズ・ドリューという駒も得て、3rdダウン、4thダウンでファーストダウンを更新し、時間をかけたロングドライブが持ち味となっています。
 デカイだけが取り柄のWR陣も、それを利用しランブロックに貢献しています。誰1人として千ヤードを達成しそうなレシーバーはいませんし、プロボウルに選ばれた選手もいません。先発級の怪我人も何人も出ていますが、控え選手が穴を埋めています。
 プレイオフは、氷点下のハインツフィールドで、ピッツバーグと再戦となりそうですが、再び勝って、AFCの2強に挑戦したいです。

プレイオフ進出決定 

・やりました!レイダースを49-11と圧倒し、第5シードでプレイオフ進出を決めました。
 序盤からテイラーのランが爆発。62ヤードのTDラン、これで5試合連続の100ヤードゲームとなりました。念願のプロボウルにも代理出場ができるようになり、ポストシーズンでは大暴れしてほしいです。
 相手QBジャマーカス・ラッセルには厳しい洗礼となる3INT、1ファンブルを浴びせ、常に厳しいプレッシャーの下レイティングは17.4。試合終盤では先発級を下げ、プロ初のTDをプレゼントしましたが、いい所なしでした。
 1試合を通して4サック、9QBハリー。DEヘイワード不在の中、ここまで不調だったDEマックレイが2サック、1ファンブルフォース、4QBハリーと調子を上げてきました。ドラ2の新人LBデュラントもLBピーターソン欠場を忘れさせるくらいに活躍、DTグレイディ・ジャクソンも巨体を揺らしながらDTストラウドの穴を埋めています。
 バストと呼ばれ続けたWRウィリアムズも、チーム歴代最多となるシーズン9TDを決めました。開幕ロースター直前に放出され、ようやくチームと合流できたTEアングロにプロ初TD、2回の靭帯断裂から復帰したFBジョーンズともう1人のバストWRマット・ジョーンズにもTDパスを決め、チームみんなが喜びに包まれているような気がしました。


 プレイオフは、先週対戦したピッツバーグを再び訪れることになるのか、サンディエゴに行くのかわかりませんが、両チームともレギュラーシーズンで倒した相手ですが、厳しい戦いとなるでしょう。昨年はもう少しのところでプレイオフを逃しただけに、ポストシーズンに試合があるだけでうれしいです。
 
 さあ次週は去年2敗し、プレイオフを逃した原因となったテキサンズ戦です。同地区の宿敵のため、負けられない相手ですが、第5シードが決まり、怪我の方が心配です。
 テキサンズ戦ではQBグレイがほとんど投げることになるでしょう。レイダース戦でも第3Q途中からエースQBギャラードに代わってグレイが投げ、ギャラードに決して劣らないプレイを見せていました。先発陣が怪我のときだけアクティブとなるRBトーフィールド、CBグレンも出番です。新人Gのヌワネリもテストしたいです。
 気分はプレシーズンのようですが、同地区で力をつけてきている相手だけに負けられません。いい形で勝利して、プレイオフに弾みをつけたいです。

プロボウル選出者なし

・今年10勝4敗。あと1勝でプレイオフを目前にしているジャガーズからプロボウル選出者はありませんでした。
 プロボウル経験のあるDTストラウド、DTヘンダーソン、CBマシスは今年成績を落としており、通算1万ヤード走を成し遂げたRBテイラーがようやく補欠に選出されています。誰かが出場辞退となると出れるのですが、去年も補欠でしたが辞退者はありませんでした。
 サラリーキャップを考えると、プロボウルに選ばれないほうが、選手の報酬を抑えられて良いと考えておきましょう。
 おっと、木曜日のスティーラーズ対ラムズ戦で、プロボウルに選出されていたRBパーカーが骨折したそうです。これで、テイラーにプロボウルへの招待状が来ることになりそうです。


・次週のレイダース戦は、新人QBジャマーカス・ラッセルが初先発するようです。しかし、チームのリーディング・ラッシャーのファーガソンが欠場するなど怪我人も多いようです。
 ジャガーズの怪我人の方は、LBピーターソン、DEヘイワードが欠場の見込みですが、他の怪我人は復帰できそうです。先々週、去年のルーキーFA、OTコリアーをLTで試し、DEペッパーズともマッチアップさせ、合格点がつけられる活躍をしていました。来年、今Gで先発しているウィリアムズがFAとなりますので、試合展開で余裕のある時に実戦でテストできて良かったです。プレイオフを早く決めたなら、新人Gヌワネリ(ドラ5)も試してみたい選手です。

・先週、ミスの続いたPポドレッシュについて、デルリオは悪天候での経験を積んだと前向きなコメントをしていました。今年の新人パンターの中では、最上位の順位でドラフトした選手ですし、ネット・獲得ヤードでは24位と、簡単に代わりも見つからないとも思います。ただ、ボールの確保だけはミスは許されません。今後の成長を期待します。

雪の中、スティーラーズに29-22で勝利

・寒風吹きすさぶ氷点下のハインツフィールド。フットボールが絵になる季節となってきました。AFCセントラル時代からの宿敵スティーラーズは、地上戦を得意とし、時間をコントロールする似たようなタイプのチーム。デルリオはピッツバーグのオフェンスを理想としてきたように思います。そしてNFL1位の守備に対し、ランは相当苦戦すると予想していましたが、今年もプロボウルに選ばれなかったRBフレッド・テイラーが今日もいい走りをみせ、147ヤードと大活躍、勝負を決めました。
 これで10勝4敗。でも、タイタンズが勝ったため、プレイオフ出場権はまだ決まっていません。次のレイダース戦に勝てばようやく決まります。もし、負ければ、最後の相手は同地区のテキサンズと最も嫌な相手です。
 レイダースに勝てば、テキサンズ戦はキープレイヤーを休ませることも視野に入れることができ、大きな違いとなります。

 この試合で気になったのは、雪の舞う非常に厳しい寒さの中で風も強く、足場も悪かったとはいえ、新人Pのアダム・ポドレッシュのハンドリングの悪さです。2つのPATのホールドでミス。そしてパントでもボールが手につかず13ヤードという敵へTDをプレゼントするようなパントとなるなど、コフリン時代ならすぐに首になっていたでしょう。でも、今回はさすがのデルリオでも本当に首にするかもしれません。それくらいひどい出来でした。

カロライナを圧倒37-6 プレイオフに一歩前進

・エースQBデローム、第2QBカーを怪我で欠き、44歳QBテスタバーディの率いるパンサーズは、ジャガーズの敵ではなかった。相手をラン50ヤード、パス105ヤードに抑え、ジャガーズの攻撃はタイム・オブ・ポゼッションはほぼ39分と圧勝となった。
 
・RBフレッド・テイラーが切れている。2年目RBモーリズ・ジョーンズ・ドリューの台頭で、影が薄くなるのかと思われたテイラーが、ここ数年で、最もいい動きを見せ、ジョーンズ・ドリューの出番を少なくしている。
 もともとシーズンが深まるにつれ、本領を発揮してきたが、132ヤードと3週連続100ヤード越え、カットバックの切れの鋭さに、近年にない力強さが加わり絶好調だ。後はガラス細工と呼ばれた昔のように故障はしないでほしい。

・身長170センチのRBジョーンズ・ドリューがいいブロックを見せている。パンサーズ戦ではDEペッパーズ、チャージャーズ戦ではLBメリマンを弾き飛ばした。これからも、ドリューのブロックには注目です。

・DTマーカス・ストラウドが4週間のサスペンション明けに怪我をし、IR入りとなった。ここまで、ストラウドなしにDTマイアーが踏ん張ってきたが、ジャガーズ守備の中心選手だけに大きな痛手だ。代わりに、テキサンズを放出されていたLB/DEシャンティ・オーアを獲得した。
 シャンティ・オーアは03年のドラフト外でミシガン大出身。テキサンズでパスラッシャーとして7サックと活躍した年もあった。DEヘイワード、ミンシーが故障中なだけに新しい環境で頑張ってほしい。このところジャガーズでは、LBを補強しても翌週すぐに放出することが続いている。

・タイタンズが敗れたため、プレイオフにさらに前進したが、去年8勝5敗から3連敗したことが忘れられないので、早くプレイオフ行きを決めたい。

・次はスティーラーズ戦。AFC南地区時代のライバルで、フィジカルな戦いを続けてきた。AFC北地区の首位で、プレイオフに出場した場合、再度対戦する可能性もあり負けられない。南地区の首位チャ−ジャーズには既に勝っており、スティーラーズに勝って、2強を追う最有力候補としてプレイオフに臨みたい。
 

新リーグAAFLが来春からスタート

・NFLヨーロッパが今年で突然打ち切りになり、若手の登竜門となる場がなくなるなあと思っていましたが、NFLとは別資本のAAFLが来年4月から試合を行うそうです。
 新興リーグは成功した試しがなく、最近ではXFLが1年で打ち切りになっています。AAFLは全米に6チームでスタート。チーム数、日程は、ほぼNFLヨーロッパと同じ。NFLの下部組織ではないので、NFLのキャンプに呼ばれそうなレベルの若手の参加は期待できません。参加を表明している選手は、ハイズマン受賞QBのエリック・クラウチ(ネブラスカ)など、NFLで試されたが戦力外と判断された選手となりそうです。チームは、アラバマ、アーカンソー、フロリダ、ミシガン、テネシー、テキサスのカレッジ有名校の所在地に設定、カレッジOBチームの対抗戦という感じに仕立て、カレッジフットボールファンを取り込もうという戦略のようです。
 NFLには、大リーグのようなマイナーリーグがなく、ドラフトされた選手でも2、3年で結果を残せないとチームに残ることができません。それでも夢を追いかける選手たちに機会を与えるためにも、うまく行くことを祈ります。
 
 NFLは、国際的な普及のためにも、日本人を含む外国人の選手の発掘のために、今年もNFLヨーロッパが行われていた時と同様に世界各地でスカウティング・コンバインを行い、さらにアメリカでのキャンプでふるいにかけ選抜チームを形成、カレッジの1部AAクラスのチームと試合させ、国際PSの8名を決定するそうです。今年こそ、1人くらいは日本人選手が選ばれてほしいものです。

・ジャガーズの動きですが、DTマーカス・ストラウドの復帰に伴い、先週チームに加わったLBマーキーズ・クーパーをカットしました。DTグレイディ・ジャクソンかなと思っていましたが、ショートヤードのラン守備では必要になる局面があるとの判断でしょう。DLは現在11名で、DEヘイワードが今週はOUTとなっています。LBは現在6名で、さらにピーターソンがOUTですので数が不足気味です。ロイ・マニング、コルドバ、レオン・ジョー、クーパーと契約しても、翌週解雇が続き、マニング、ジョーは、すでに他チームと契約しています。
 PSの空き枠には、TEチャールズ・デイビスと契約しました。06年のスティーラーズのドラフト5巡で、今年はジャイアンツのキャンプに参加、最終カットで解雇されていました。先週TEスモルコを昇格させたため、さらに怪我人が急にでた場合のための補強と思われます。レシービングTEとして成長を期待します。

コルツに惜敗25-28

・王者コルツ相手に、序盤を除いて、自分たちのリズムでゲームを進めることができました。しかし、最初に与えたファンブルからのTDを取り返すことができず3点差で敗れました。
 コルツのファーストドライブを止め、敵陣9ヤードから始まったジャガーズの攻撃。序盤から安定したラン攻撃を期待した矢先、クラウド・ノイズという伏兵がGウィリアムズにフォルス・スタートに追い込みます。もし、これがなければ、簡単にランで1stダウンを獲り、リズムを掴んでいたように思います。
 必ずマークしなければならない相手TEダラス・クラークをレッド・ゾーンで2度もフリーにしてしまったり、ゴールライン寸前の攻撃で相手の挑発にのり、WRウィリアムズがパーソナル・ファールを取られモメンタムを失ったりと、まだまだ青いです。
 これで、地区優勝の夢は途絶え、熾烈なワイルドカード争いを勝ち抜かなければならなくなりました。現在、ワイルドカードレースでは単独1位。このまま怪我人を増やさなければ、プレイオフで再びコルツと対戦すれば今度は勝てそうな気もします。
 そのためにもあと4試合、パンサーズ、スティーラーズ、レイダース、テキサンズをいい感じで勝ち抜きたい。プレイオフ出場を確実にするには、少なくとも2勝しなければなりません。パンサーズ、レイダースは比較的楽な相手という印象です。最終戦のテキサンズは去年プレイオフ出場を打ち砕いた因縁の相手。それまでにできるだけ早くプレイオフ出場を決めたいところです。
 心配なのは、怪我人です。先発陣をこれ以上失うと大幅な戦力ダウンにつながります。どのチームも同じですが、最終週は先発陣を温存させるくらいの余裕で乗り切りたいのですが・・・。

・コルツ戦でDEヘイワードが負傷。去年代役を果たしたマックレイとPSから昇格後いい働きをしているミンシーがいるので大幅な戦力ダウンとはならないと思います。
 禁止薬物使用で4週間の出場停止処分を受けていたDTストラウドがいよいよ来週から復帰。順当なら代役のDTグレイディ・ジャクソンをカットすることになりますが、今週は猶予があり、ロースター54名まで認められるそうです。

 先週PSからTEスモルコを昇格させたので、PSに1つ空き枠があります。LBの層が薄いので補強が必要と思います。去年PSにいたLBコーリーがベンガルズのPSからカットされてていたので候補の1人です。こういう地味なところの補強に興味があります。
 

コルツ戦を前に

・サラリーキャップ制度下で、あれだけ先発級の選手をFAで失いながら、スーパー連覇を狙えるチームを作ってきたコルツ。AFC南地区では既に4連覇、明日勝てば5連覇は確実となるが、彼らの目標は地区優勝などにはない。
 コルツに勝つためにドラフト戦略から組み立ててきた。たとえばダンジー好みの小型のセカンダリー陣を制圧するため、WR、TE陣はとにかく長身であることを優先。結果、バストと呼ばれるWRを2人も1巡指名することに。
 一方コルツは、残り物からやりくりし、毎年プレイメーカーを育てている。特に今年はLTユーゴー。グレンの穴をいとも簡単に埋めてしまった。怪我をしていたがジャガーズ戦から復活してきそう。
 最近コルツが苦戦しているのは、OL陣の怪我と、ハリソンとハリソンの代役ができるゴンザレスの怪我が原因と思われるが、インジャリーレポートでは、みんな良くなってきている。でも、IR入りしたDEフリーニーの穴は埋められない。

 前回のコルツ戦では、あらためて強さをみせつけられた。その対戦からDTストラウド、Gネイオリー、LBピーターソン、TEライスターを欠くことになったが、Kスコビー、QBギャラードは復活した。なんとか1ゲーム差で、再び地区首位の座をかけて戦うことができた。ラン中心の時間をかけた攻撃、アダイを走らせないこと、そしてマニングにプレッシャーを与えつづけること、それができるかだ。
 ラン中心の攻撃のために2TEを使用するが、前週2人のTEを同時に失ってしまった。IR入りした2人はレシービングTEだが、あらたに契約した2人は、ブロッキングTEで、ラン攻撃強化ともいえる。チームとはキャンプを共にしており即戦力となることを期待する。
 1人はリチャード・アングロ。今年、ジャガーズの最終ロースターカットに残り、背番号まで新しくしてもらったが、OL陣の故障のため、開幕直前に入れ替えられた不運な選手。TEカイル・ブレイディの離脱によるブロック力の不安を補う4人目のTEとなるはずであった。もともとは03年のラムズの7巡指名で、今年はPSの座はスモルコに奪われたため、ブラウンズのPSで過ごしていた。ようやくロースターへ。
 もう1人はアイザック・スモルコ。先日契約したLBレオン・ジョーをカットし、PSから昇格。守備の能力もあり、キャンプではDE、LBとしても試されていたほど。スペシャルチームでの活躍も期待される。
 2人とも無名であったため、契約時には最終ロースターカットまで残るとは思ってもみなかった。初戦がコルツ戦では、緊張でガチガチになりそうだが、頑張ってほしい。

 

 
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