ジャガーズファンの日記

NFL ジャクソンビルジャガーズ ファンの日記

2008年07月

ドラフト2巡DEグローブスと契約 

gloves auburn
夏のトレーニングキャンプが始まる直前に2巡のDEグローブスと契約できました。

SECの名門オーバーン大学出身の今ドラフト最速のDE。毎年、ウチの2巡は当たりが続いています。今年はどうでしょうか?

6フィート3 258ポンド DEとしてはやや軽量。40ヤード走4秒57のスピードは、まさにデルリオが求めていたスピードです。ドラフトでは1巡候補としても名前があがっていましたが、心臓の手術をしていたことや、ラン守備に物足りなさがあるといわれ、2巡まで残っていました。

3rdダウンロングでのパスラッシュのスペシャリストとしての起用が予定されています。

 トレーニング・キャンプの初日。早速、選手の入れ替えがありました。ご紹介した新人の中からTEアダム・ビショップがカットされました。TEは5人くらいが定員のところ7人もいました。これはライスターとエスタンディアの状態に不安があったためだと思います。ビショップにとっては、キャンプ目前だっただけに無念だったことでしょう。

 G/Tマクマーンを元ジャガーズのTリアンダー・ジョーダンに入れ替えました。マクマーンはNFLヨーロッパにも参加した苦労人ですが、キャンプに参加できませんでした。
 ジョーダンはインディアナ大から'00年ドラフト3巡でパンサーズに入団。鳴かず飛ばずでカットされたところをジャガーズが拾い上げ、UFAとして巣立っていった選手です。'06年に怪我をしてサンディエゴをクビになり、去年はファルコンズのキャンプに参加しましたが、カットされていました。30歳の再挑戦となります。

 WRポーターの怪我による人数の穴埋めとして、'03年ドラフトのMr.Irrelevantに輝くライアン・ホアグを採用しました。'04年にミネソタでマイク・タイスの下にいたようです。
 そして、DEミンシーの怪我による穴埋めとして、去年レイダースのPSにいたDEムクリスト・ブルースを獲得しています。

 注目のWRマット・ジョーンズは、キャンプに参加することになり、まさに正念場のキャンプとなりました。

(追伸) 
 元ジャガーズのQBグレイが今度はコルツと契約しました。テキサンズに続いて同地区ライバル2チーム目です。
 

新人紹介 QBポール・スミス

paul smith
父は高校フットボールのコーチ。頭脳明晰で、文武両道の選手に贈られる「アカデミック・ハイズマン賞」の最終候補者。将来はコーチへの道を進むでしょう。

 高校時代はオハイオ州の歴代記録を塗り替えるNo.1QBとして大活躍。でも、6フィート1の身長が災いしたのか、地元のタルサ大学というWACのマイナー校へ進学します。
 タルサ大学でも大活躍し、ドラフトでも下位指名が予想されましたが、結局、指名を得られず、第3QBの手薄なジャガーズを選び契約しました。

 ジャガーズは去年からQB2人制を敷いています。2人のQBが同時に負傷することはめったにありません。QBの数を切り詰め、他の稼働するポジションを厚くしました。
 プラクティス・スクワッドの新人が、実質の第3QBとなります。万一、2人のQBが同時に負傷してしまった場合は間に合いませんが、その日はQB経験のある選手をQBに立て、例えば、WRマット・ジョーンズでしのぐという体制です。
 実際ガラードが負傷した場合、経験の浅いPSの新人を第2QBに昇格させることになりますが、経験の浅い新人では頼りなく感じてしまいます。また、PSの選手はどのチームとも契約できるため、優秀な選手ほど肝心な時にいなくなるという不安が残ります。

YEAR ATT CMP YDS CMP% YPA LNG TD
2005 364 227 2835 62.4 7.79 66 20
2006 350 233 2727 66.6 7.79 58 15
2007 544 327 5065 60.1 9.31 75 47

 パスの成績では、ドラフトされなかったのが不思議なくらいです。

 走る方はどうでしょうか?

YEAR ATT YDS AVG LNG TD FD FUM
2005 111 258 2.3 15 6 0 0
2006 101 288 2.9 14 8 0 0
2007 105 119 1.1 36 13 0 0
 走れるというほどではなさそうですが、去年の13TDは立派です。

YEAR ATT YDS AVG LNG
2005 3 122 40.7 49
2006 4 143 35.8 46
2007 16 629 39.3 57

 パントも蹴れます。この能力のおかげで生き残れるかもしれません。

キャンプ直前にようやくドラフト外ルーキー達全部を紹介できました。
フットボールには怪我がつきものです。予想外のことが起こるものです。早くもキャンプが始まるまでにWRポーター、DBヌカング、DEミンシー、TEライスターがPUPリスト入りで戦線離脱のようです。
 代役でも何でも、ルーキー達はチャンスを待っています。さらにPUP入りの選手の代役として数人の選手がワークアウトのうえ加入してくるでしょう。
 いよいよキャンプスタートです。パッドをつけて初めて真価が問われます。これからは毎日カットの危機です。プレシーズンゲームまでにもあっさりと何人かがカットされるかもしれません。

 

新人紹介 Cドリュー・ミラー

drew miller














フロリダ大学では、先発Gとして全米王座を経験。
昨年はCとして、ハイズマン賞を最年少で受賞したQBティム・テボーにスナップを供給しました。

 6フィート5 302ポンド コンバインには招待されず、ドラフト前の予想ではウェイトルームでの強さがフィールド上では発揮できないと評価され、注目されていませんでした。
 ジャガーズは、ドラフト前にプライベート・ワークアウトを行い、C、GそれにTもこなせる控えOLにうってつけの選手として、ドラフト外で契約を行いました。

 ジャガーズは毎年夏のキャンプを、スタジアムのすぐそばの練習場で行います。
フロリダの夏は暑く、人工芝の練習場は灼熱の地獄です。練習場は3面並んでいて、先発中心の1stチーム、控ええ中心の2ndチーム、新人中心の3rdチームが、同時に試合を行うことができます。
 現在のロースターで、オフェンスラインの選手は12人。ミラーは、3rdチームに配属され、Cとして主に新人QBのポール・スミスとベテランのトッド・バウマンにスナップすることになります。
 オフェンスラインを3チームに分けるには15人必要ですが、80名枠となった今年はどこのチームも15人を満たしていないようです。
 空席のポジションにダミーの選手を置いて練習するのか、3チーム同時に11対11の実戦練習を行わなければ練習は成り立つかもしれませんが、少し違和感を感じます。
 でも、無理に15人にこだわり、レベルを落として選手を集めると、camp fodderと呼ばれてしまいそうです。

 ドラフト外の新人は、練習で手を抜くわけには行きません。相手の事など気遣うことなく、思いっきりプレーしなければ明日がありません。3rdチームから上にあがらないと明日がないのです。


<camp fodder>
「キャンプだけの数合わせの選手」
夏のキャンプで姿を消す、ロースター争いから遠い位置にいる選手を馬鹿にした言葉です。ここで紹介しているドラフト外ルーキー達の役目は練習のための数合わせに終わるかもしれません。でも、NFLでプレーするという子供からの夢をあきらめずにここまでやってきました。その戦いぶりを見守っています。

<追伸>
 DEジェレミー・ミンシーが手を骨折し、夏のキャンプを全休、開幕後も3週間ほどを休まなければならないようです。ミンシーは私の注目株の選手で、ロースターギリギリなだけに、この怪我は痛いです。PUPリスト入りさせて、シーズン途中からの復帰を願います。


新人紹介 DBマイケル・グラント

michael grant combine
DBマイケル・グラント
5フィート10 193ポンド
コンバインで40ヤード4秒37
あのマット・ジョーンズと同じアーカンソー大出身です。

高校時代、フットボールと陸上の両方で活躍。
 陸上では、100Mを10秒57で走り、200Mとともに州のタイトルを獲得しています。
 そんな彼も、大学では3年になるまでは、CBとして試合には出場しますがスターターではありませんでした。ATLにドラフト2巡で行ったクリス・ヒューストン等が立ち塞がっていたのです。

 3年からFSへ転向し、先発を手にします。そのシーズン第9週に膝の前十字靱帯を傷め、それ以降欠場。
 しかし、翌年驚異的な回復を見せ、20パスブレイクと大活躍しました。

 ドラフト雑誌等ではドラフト下位指名されるだろうという評価を受けていましたが、セーフティとしては、やや小さく、故障歴のせいかドラフトにはかかりませんでした。
 本人はがっかりしたと思います。
 セーフティ指名が予想されましたが、結局1人も指名しなかったジャガーズを選びました。

year G   GS PBU INT
2004 11   1   1   0
2005 11   0   7   3
2006  9   9   6   3
2007 13  12  20  3

去年の20パス・ブレイクはタダ者ではない数字です。今年のウチのドラフト外のDBは、みんなスピードがあり、期待させられます。
 
<前十字靱帯(ACL)損傷>
 このように診断されると、たいてい、その選手はIR入りで、シーズン・エンドとなります。手術を行っても、結果によっては、二度と輝きを取り戻せず、選手生命をも脅かす恐ろしい怪我です。
 靭帯は自然治癒が困難で、手術が必要であり、復帰するためには相当きついリハビリを伴います。完治にはリハビリを含め1年から2年かかります。

 フットボールを観戦していると、重傷を負った選手が、担架やカートで運び出されフィールドを後にする際に、敵味方を問わず、スタンディング・オベーションで送り出されるシーンに出くわします。ちょっと涙がでそうになります。
 去年、不運にも怪我をしてIR入りした選手が、それを乗り越え、見事に復帰し、キャンプで再び輝きを取り戻すことを今年も祈ります。
 
 



WRマット・ジョーンズ逮捕

matt jones
 トレーニング・キャンプ開始まで2週間ほどに迫った大事な時期に、WRマット・ジョーンズが薬物所持で逮捕されました。薬物とはどうやらコカインのようです。
 彼の地元アーカンソー州のファイエットビルの普段から麻薬取引が噂されている通りで、アーカンソー大時代のチームメイト2人とともに現行犯逮捕されました。
 事情をよく聞かなければなりませんが、おそらく解雇となるでしょう。このままバストとしてチームを去ることになるとは残念でたまりません。

 キャンプ前にもう一つ、オーナーがチームを売りに出したというニュースが報道されました。毎年話題になるLA移転話です。
 これは、オーナーが否定する記者会見を行い、噂に過ぎなかったということになりました。
「どこからこんな話になったのか困惑しています。LAには移転しません。
 みなさんは私にいつまでもチームに投資を続けて欲しいといわれますが、私もいつかはチームを売却することがあると思います。でも、それは今ではありません。
 将来、売却する時も、みなさんにお約束します。ジャガーズはジャクソンビル・ジャガーズのままであり続けるようにします。」
 オーナーの真面目さが伝わってきます。ジャガーズはホームゲームのチケットを完売できないNFLでは数少ないチームです。
 売上を増やすには、強くあり続け、伝統をつくって行かなければなりません。チームの状況は上昇ムードです。
 でも、ひとつ危惧することがあります。2010年サラリー・キャップ制度がこのまま廃止となってしまいますとチームは運営難となります。
 オーナーは、そういったリスクを考えて、いろんな人と話をしているのかもしれません。

新人紹介 DEアレックス・ボストン

alex boston fsu
今年、ドラフト1巡、2巡でDEを獲ったジャガーズにすすんで行きたいという同じポジションの新人がいるでしょうか?
 アレックス・ボストンは全米トップクラスの高校生DEとしてFSUが期待を込めて獲得した選手でした。
 2年生のときから先発を果たしますが、度重なる故障に悩まされ、結局FSUでは、期待されたほどの活躍はできませんでした。

年度 試合 先発  タックル  サック
2004 11  0    3    0
2005 13  7    18    1
2006 10  8    8    1
2007 13  6    23    3

ドラフト前のプライベートワークアウトにジャガーズとBucsから呼ばれていますが、ドラフトでは、あまり注目されていませんでした。

「ドラフトされなかったことには全然がっかりなんかしなかった。」
「すごい能力のある選手が、ドラフトで指名されずFAからNFLへ行くのを見てきた。」
「私もそんなシンデレラストーリーの1人になりたい。」と語っています。

でも、考えてみれば、ドラフト1巡、2巡はロースターが約束されているため、プラクティス・スクワッドのスポットは競争相手もなく、意外に空いています。


<プラクティス・スクワッド(PS)>
 チームは最大8人まで、53人のロースターの他に、シーズン中の練習のために選手を帯同できます。
ひとことでいえば、NFLの2軍です。
 
 最初から、PS入りが目標と言う選手はいないと思いますが、ドラフト外新人にとっては、現実的な目標といえます。
 昨年、ドラフトの翌日契約したルーキーFA8人のうち、いきなりロースター入りをした選手はいませんでしたが、3人がPSに入りました。
 一昨年は、12人のルーキーFAのうち、3人がロースター、4人がPSに入っています。さらにその4人の中から3人がロースター入りを果たしました。

 NFLは怪我の多いスポーツですので、怪我でロースターに穴が開いたとき、複雑なNFLのプレイブックを理解するには時間がかかるため、PSから補充される場合が多いのです。


 ただし、この2軍で過ごせる期間は最大3年。毎年、多くの新人たちが、NFLの門を叩きますので、長くは置いてもらえません。
 PSのサラリーは週給5,200ドル 年間にすると88,400ドル。ロースターの最低年棒より約20万ドル安いですが、他のプロスポーツと比べれば、2軍の選手としては食べて行くには十分なサラリーといえます。
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