ジャガーズファンの日記

NFL ジャクソンビルジャガーズ ファンの日記

2017年08月

ドラフト4巡 WR Dede Westbrook

今年のドラフトでは、もう一人OLをとってほしかったところでしたが、でも4巡指名のWR Dede Westbrookはstealだと思います。

名門オクラホマ大学出身で、ハイズマン候補となるくらい活躍したのに4巡まで残っていたのは、なんか訳ありなんでしょう。調べてみると、オクラホマ大学に転入する前に二度の逮捕歴。家庭内暴力で妻を投げ飛ばしたり、顔面を殴ったりと、どちらも不起訴になったものの、やらかしてくれていました。
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でも、この写真のとおり、彼はとても子供を大切にしています。オクラホマ大学に転入する前にいたBlinnという短大の練習には、家から1時間かけて、子供たちを連れて練習にくるほど、子供たちといる時間を大切にしていました。
ジュニアカレッジに進んだのは、高校時代、大学のスカウトたちが見守る試合中に、選手生命が危ぶまれる大怪我をし、しかも学業成績も悪く、奨学金を出してくれる大学がなかったからでした。それでも、目をかけてくれる人があり、その助言で短大へ入学し、1年目から活躍しましたが、シーズン途中に怪我をし、学校に来なくなりました。
 当時のコーチは、「勉強の方は全然やる気のない生徒でした。でも本当は賢い子供だと思いました。フットボールの方は、神様から与えられた才能がありました。短大のレベルでは、子供の試合に1人大人が混じっているほどの差がありました。正直言って、学校にはもう戻って来ないだろうなと思いました。」と当時を振り返ります。彼は、子供たちの養育のことでその母親ともめていました。それが2度の家庭内暴力事件に発展します。その時点では、才能がありながら、NFLはおろか、カレッジフットボールで活躍するのも、遠い世界に感じていました。学校をやめて子供たちのために働こうか迷っていました。そんな中、短大のコーチから、「週2回の子供と面会できる日には、子供を連れて練習に来ればいいじゃないか。みんなで、子供たちの世話にも協力するから。」という提案を受け、その申し出を受け、学校に復帰します。 
 チームに復帰後、8試合で76キャッチ1,487ヤード、13TDという活躍が目にとまり、オクラホマ大学に転入することになりました。そこで、初めてWR専門のコーチの指導を受け、1つ先輩となるWR Sterling Shepard(現 NYG)と出会ったのでした。今まで10しなければならない練習は、さぼって6しかしていなかったけど、何とかなっていました。彼と出会って、初めて10の練習をするようになり、Shepardがプロ入り後もチームを背負って立ち、ハイズマン賞候補まで登り詰めたのでした。

尖っていた20歳の時と比べ、パパはもう丸くなったのだと思います。プレシーズンでも活躍しており、これからも期待したいです。

ライオン・ハート

夏のキャンプが始まりました。また、すこしづつ、注目してほしい選手を紹介したいと思います。

オフシーズンにFA市場で、テキサンズのCB A.J.Bouyeを高額で引き抜き、昨年のCBの主力、RamseyとColvinの3人でCB陣は安泰と思いましたが、RamseyとColvinはPUPリストに入り。そのため、ウエーバーやストリートFAの1軍半のCBをかき集め、キャンプインしました。
そのなかの一人が、Tyler Patmonです。彼は2014年にトライアウトという身分でカウボーイズのキャンプに参加しました。

NFL選手になることはフットボール選手にとって、まさに子供のからの夢です。
一番の近道はドラフトされることです。アメリカでは、高校でフットボールの選手が1学年30万人いるそうですが、大学でプレーできるのは7万人。ドラフトされる256人に選ばれることがいかに難しいかわかります。でも、このエリート256人の中でも、下位指名の選手はNFLに残れるか保障はありません。
夢破れドラフトに漏れた選手たちは、ドラフト終了直後から、チームからの電話を待ちます。各チームは10名から20名程度とドラフト外契約を結ぶことになります。電話をもらった選手にも、即採用の選手とトライアウトという大勢の中からテストを行ったうえで若干名採用という2つの身分に分かれます。採用されれば、NFLのキャンプに参加し下剋上を目指します。ドラフト外の選手はいつ解雇されるかわかりません。しかし、NFLのロースターに残れる可能性もあるのです。

Patmonは、大学時代そこそこ活躍しましたが、ドラフトにもかからず、かろうじて、テスト生として15人の選手たちとカウボーイズとのトライアウトを受けるチャンスをもらいます。その中からただ1人、ドラフト外契約の末席を勝ち取ったのがPatmonでした。
NFLへは一番遠い席でしたが、夢を目指す闘争心では誰にも負けていませんでした。そして、ついにロースターを勝ち取ったのでした。彼は自らをライオン・ハートと呼び、その熱いハートは、周りの選手まで熱くさせました。

ライオン・ハートといえばスマップの名曲で、大事な人を守る勇気のように思っていましたが、真のライオン・ハートは1人だけの勇気ではなく、その存在だけで、群れのみんなの士気が上がるような熱いハートの持ち主(キングダムの信のような)のことなんでしょう。

ドラフト外選手は、たとえロースターを勝ち取っても、いつ首をすげ替えられるかわかりません。Patmonも14年と翌15年にカウボーイズで活躍しましたが、去年はいろいろなチームのPSを渡り歩きました。今年、コフリンの好みで、キャンプの士気をあげるために招かれたとぐらいに思っていましたが、キャンプでINTを量産し、ロースター候補にまで登りつめてきました。彼の今後の活躍を見守りたいと思います。
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