mike thomas tennessee宿敵タイタンズに完勝。
 いつもはフィジカルに、そしてまずランを止め、そしてパスにも強い守備のチームを率いてくるはずの名将フィッシャーに、つけ入る隙を与えることなく快勝しました。

 思い起こせば、昨年の開幕戦。今年こそは地区優勝と期待を込めてのシーズン初戦で、予想どおりのフィジカルな戦いの中で、悪夢のごとく先発両Gを怪我で失ったのでした。
 タイタンズも、その試合の後、先発QBヤングが精神的に破綻をきたし、失踪するという壮絶な戦いでした。

 その後、ジャガーズは、もともと先発Cを怪我で欠き、控えの1番手は銃撃で片足を失うというアクシデントに見舞われていたので、チームは崩壊してしまいました。
 一方、タイタンズは唯一の不安定要素だったQBヤングを、コリンズに置き換える名目ができ、隙のないチームとなり連勝街道を進んでいきました。

 あれから、1年。当時ベストメンバーと思ったベテラン選手たちを思い切って切り捨て、ヘッドコーチが変わったくらいの大胆な選手の入れ替えを断行しました。

 タイタンズも、ベテランたちで行き詰まったのなら、この先、大胆な若返りが必要なのかもしれません。


 3-4守備はまだまだ発展途上のジャガーズは、1つのサックも奪えませんでしたが、QBコリンズにはプレッシャーを与え続けることができました。
 デリック・ハーベイは、サックこそ記録できず、大ブレイクはしませんが、先発として及第点の仕事はしています。

 QBコリンズがプレッシャーに非常に弱いことが露呈し、サックを量産するようなDEもいませんが、QBの視界に入るところで、LBやDBを突っ込ませると相手が自滅していきました。

 決して、凄いディフェンスではないのですが、1stシリーズから3シリーズ連続1stダウンを与えず、ジャガーズがペースを掴みます。

 昨年のチーム力をほぼ維持して、今シーズンに臨んだタイタンズですが、この試合では、去年に比べ守備のプレイメーカーが2人欠けていました。DTアルバート・ヘインズワースの移籍とCBコートランド・フィネガンの戦線離脱により、守備は核を失っていました。

 これに対し、ジャガーズは第1、第2レシーバー、エースRBの三本柱がようやく揃い、さらにTEメルセデス・ルイスなどの脇役もおり、オフェンスは例年以上の出来になってきました。
 そこへ、さらに第3WRトーマスの出現、そして他にも若い力がいろいろな所で、力を発揮し始めました。
 そして、病気で欠場のユージン・モンローに代わり、LTで先発したトレイ・トーマスが、モンローなど足元にも及ばないほどきれいなパスプロテクションを見せてくれました。
 おかげでガラードは、いつもより時間をもらい、それがTDパス量産につながりました。できれば、トーマスをこのまま使う方が良いかもいれません。

<活躍したニュー・フェイスたち>

・CBデリック・コックス(3巡)
 来年の2巡を賭けたギャンブルは大成功といえるでしょう。レッドゾーンで、相手大型レシーバーをタックル1発で仕留め、FGにおさえ試合の流れを決めました。さらに1INTも記録

・WRマイク・トーマス(4巡)
 ホルト、シムズ・ウォーカーの両先発WRに加え、このマイク・トーマスが、リターンにリバースにレシーブに大活躍。大ブレイクの予感が現実味を帯びてきました。

・RBラシャド・ジェニングス(7巡)
 勝負は中盤でほぼ決着がついたため、うちはRBジョーンズ・ドリューを下げ、2番手のジェニングスを使いました。期待に応え、53ヤードを走り(平均5.9ヤード)ました。

・WRジャレット・ディラード(5巡)
 カレッジのタッチダウン王ここにデビュー。初キャッチ14ヤードを記録しました。レッド・ゾーンでもっと使ってほしいです

・TEザック・ミラー(6巡)
 3キャッチ14ヤード。ラン1回3ヤードを記録。ミラーも面白い存在となってきました。

・SSジェラルド・アレキサンダー(移籍組)
 相手エースRBクリス・ジョンソンはやはり脅威でしたが、その勢いを止めるファンブルフォースを決めました。さらに1INTと、SSコンシダイン欠場の間に先発の座を奪い取りました。トレードでくれたライオンズさんありがとう。

・SSコートニー・グリーン(シアトル7巡)
 スペシャルチームで片手1本で1タックルを記録。これで、来週も生き残りました。

・DEブライアン・スミス(元イーグルス08年3巡)
 3−4守備のOLBとして試合終盤に試され、相手RBクリス・ジョンソンからロス・タックルを奪いました。この活躍で、昨年の2巡、DEグローブスをデプスチャートで追い抜き、2ndストリングスまで上がっています。

・LBラッセル・アレン(ドラフト外)
 スペシャルチームで3タックル。控えとしても出場機会を増やしています。