AFC決勝で惜敗しましたが、あの戦いの中で、Myles Jackがファンブル・リカバーして相手に触れられていないのに、審判が笛を吹いた、あの判定が、ジャガーズファンの中ではいまだにくすぶっています。そのリベンジを果たす機会がやってきました。mjwd
言われてみれば、球団創設以来、レギュラーシーズンで7回対戦して、一度も勝った試しがなかったのだそうです。

王者は、毎年サラリーキャップに苦しみながらも、巧みなチームづくりで、スーパーを狙えるチームを作って来ます。ウチは、来年をにらみながらも、キャップの余力をふり絞って、昨シーズンの力を温存しながら、さらにパワーアップしてきました。駒だけでいえば、王者を倒すことができるはずです。
 
シーズン開始直前に、エース・レシーバーを失い、今日はエース・ランナーを欠いていますが、ディフェンスが圧倒してくれるでしょう。

 エース・レシーバー不在と言いましたが、ファンの期待が込められたこの試合で、Keelan Coleが、全米にその名を知らしめるスーパーキャッチを見せてくれました。Odell Bechamのお株を奪う素晴らしいワンハンド・キャッチでした。去年、全く無名の大学から、ドラフト外で入団した選手です。エースは不在ではなく、すでにここにいました。 cole 1 hand

 良いこともあれば、悪いこともあります。LTのCam Robinsonが変な感じで倒れ、最初は自分で歩けないほどの怪我で退場しました。結果はACLを傷め、シーズン・エンドです。ラインマンのACLは元の状態に戻れないことも多く、来年が心配です。
 控えのJosh Wellsが入り、この試合を被サック0で乗り切りました。彼もドラフト外で入団し、4試合ほど先発経験もあります。動きの速いパスラッシャーにやられることも多い印象ですが、ラン・ブロックに関してはいいものをもっています。PFFの評価でも、控えタックルの中で最上位だそうですが、戦力ダウンは否めません。今年、控えタックルの補強に、ドラフト4巡で、Will Richardsonを獲得しましたが、右タックルで育てようとする中、キャンプでは出遅れ、すぐには使えない状態で、控えTにはJosh Walkerを入れてくるでしょう。先ずは控えに入れるまでに成長してほしいです。
 Cam RobinsonのIR入りで空いた席には、先ごろ放出されていたWRのRashad Greeneを呼び戻しています。

 試合は、AFC決勝と同じように前半からリードし、ランで攻めて、守り勝ちを狙いたい気もしますが、前回の轍を踏まないようにアグレッシブに点を取りに行きます。3TD差と一時は大差をつけますが、新人レシーバーのC.J.Charkが初キャッチしたボールをファンブルし、相手に奪われてから、モメンタムが変わります。しかし、ディフェンス陣で第1週を独り外されていたDante Fowler Jr.が、本当に気合の入った所を見せてくれます。Bradyに襲いかかり、ファンブルフォースし、さらに自分でリカバー。Bortlesの不運なINTから始まった相手の攻撃を打ち砕きました。
 さらにDede Westbrookが、相手の隙をつきTD。Keelan Coleとの新しいサンダー&ライトニングの誕生の瞬間でした。

 試合の最後を飾ったのは、これもドラフト外出身のRB3番手Corey Grantが、ショートパスから、素晴らしいカットを決め、エース・ランナー不在と言いましたが、3番手でも、こんなに厄介な存在がいるということを知らしめました。

 ディフェンスでは、ニッケルバックは、Aaron Colvinの移籍後、心配された部分ですが、大枚をはたいてFAで獲得したD.J.Haydenと今年の3巡ルーキーのDBのRonnie Harrisonの2人を使い分け、しっかり守っています。この試合では、SLBのLeon Jacobsをインアクティブに下げ、SLBを全く使いませんでした。
 Harrisonは、この日、少し相手から狙われた所もあり、ミスタックルもありましたが、7タックルを決め、さすがアラバマ大の優勝メンバーで、新人離れした素晴らしい嗅覚の持ち主であることを示し、2試合連続の先発の期待に応えました。

 この勝利で、ウチに対する世間の評判が一気に変わりそうです。ペイトリオッツは、この敗戦後、早速WR Josh Gordonの獲得で戦力強化を図りました。次は負けないぞという気概が伝わってきます。