ジャガーズファンの日記

NFL ジャクソンビルジャガーズ ファンの日記

DT

開幕直前

 いよいよ明日は開幕戦。
 T坊のいるブロンコス戦をセットにした割安チケットのセールスが好調で、コミッショナーから睨まれていた観客動員も改善できそうです。
 おまけに、地元ジャクソンビル出身のT坊のジャージがバカ売れのようです。

 ちょっと、気が大きくなって、先発ガードに安定してきたウーチェ・ヌワーナイの契約を延長しました。

 開幕直前ですが、3番手WRで、NCAAキャリア最多TDレシーブ記録保持者のジャレット・ディラードが、足の疲労骨折で、昨年に続きIR入りとなってしまいました。今年は期待していただけに残念です。
 代わりに急遽PSから、プレシーズンで活躍したコルツのPS出身のWRジョン・マシューズがロースター登録されました。WRは元から層が薄いところなので、苦しい展開となってきました。

 毎年慌ただしく行われる、他チームをカットされた選手によるロースターの入れ替えは、結局、ライオンズからDTランドン・コーエン1人にとどまりました。
 コーエンは、ちゅるさんやLigerさんからカットを惜しむ声が聞こえるほどの良い選手のようです。
 cohen_from lions早速ライオンズのプレシーズン第4戦を見たところ、元気のいい明るい選手です。相手ビルズのダブルブロックを引き受けつつ、何度もスクリメージラインを突破し、圧力をかけていました。サックも1つ決めていました。
 オハイオ大出身、1年生から出場し、3,4年の時には、オールMACの2ndチームに選出されました。2008年ドラフト7巡でライオンズに入団。カレンコーチの下で1年働きました。
 6フィート3 300ポンドとテレンス・ナイトンよりかなり軽量ですが、ナイトンの控えを務める選手をなんとか手配できました。

 反対にジャガーズを解雇された選手で、すぐに再就職先を決めた選手はいませんでした。デプスが薄いチームだということを物語っています。
 

新人紹介 DTディ・アンソニー・スミス

 去年のジャガーズの守備は、デルリオの目指す「まず第一にランを止める。」ができませんでした。
 原因の一つは、かつてのツインタワーの一角DTジョン・ヘンダーソンの衰えでした。ドラフトでは、何をおいても、まずここを補強するため、DTアルアルを指名しました。

 長年、守備の中心だったヘンダーソンは、ローテーションで、負担を軽くすれば、まだまだ使えると思われましたが、高額の契約が残っていたため放出。最近になって、レイダースと1年契約を結んだそうです。

 DTヘンダーソンは02年にドラ1で入団以来、ジャクソンビルの守備の中心でしたが、毎年夏のキャンプでは、暑さに負けて、練習を休んだりと若手の見本ではありませんでした。

 ヘンダーソンに代わって、新しくDLのお手本的存在として、膝の靱帯断裂から1年で復活しようとしている常識はずれのハードワーカー、DEアーロン・キャンプマンを獲得。チームをよりストイックな方向へ導こうとしています。

 リーグ随一の若手中心となったチームでは、練習からより真剣さが増しています。
 先日の全体練習で、夏のキャンプに進む80名の当落線上にいるDTカリーとOGマクイジスタンが熱くなりすぎて、喧嘩を始めた時には、DEアーロン・キャンプマンとLBカーク・モリソンが冷静にDTカリーを引き離し、新しいリーダーとしての存在感を示しました。

 今年のジャガーズの躍進のための鍵を握るのは、ヘンダーソンに代わって、1巡のDTアルアルです。彼が堂々と先発16試合を務めることができるかどうかです。
 
 今日ご紹介するのは、アルアルがハワイの自宅で、思いがけなく1巡10位という早い順位で指名された時の様子です。
 ニューヨークの会場で、新調した高そうなスーツで、指名を待つ選手とは違って、ハワイの自宅で、ホームビデオに収められたアルアル一家の喜びに親近感を覚えます。


 さらに、去年最下位だったサック数を改善するためには、3rdダウンロングの場面で、真ん中からもっとQBにプレッシャーをかけたい。

 そんな要望を満たすため、1巡アルアルの指名に続き、次の指名で獲得したのが、DTディ・アンソニー・スミスです。
 
 アルアルとスミスは、今年のドラフト組のDTの中でも、40ヤード4秒台のスピードと、腕の使い方に定評のある選手です。真ん中から、相手OLをすり抜けて、最も近いところからQBサックを狙います。

 ディ・アンソニー・スミスは、身長、体重ともアルアルとよく似た6フィート2 298ポンドと4-3守備のDTとしては小さい部類となります。
 出身大学のルイジアナ工科大は非BCS校で、2年連続WACのファースト・チームに選ばれる活躍の割にはあまりスポットライトがあたっていなかったため、3巡に残っていました。

 去年同じ非BCS校のテンプル大学から3巡で指名したDTテレンス・ナイトンが16試合先発をしたのに続いて、このスミスが、アルアルを脅かすほどの存在になってほしいものです。

 ディ・アンソニー・スミスは、3年のときにすでに学士号を取得。チームのキャプテンにも互選されています。これらは、ジャガーズのドラフト指名の資格基準となりつつあります。
 GMスミスになって、犯罪歴のある選手は大胆に粛清したので、オフシーズンに、よくあった誰かが逮捕されたというようなニュースに最近は悩まされなくなりました。

新人紹介「18」 DTジョージ・ハイポライト

hypoliteDT ジョージ・ハイポライト
6フィート1 299ポンド
コロラド大学
40ヤード 5秒04

BIG12を代表するDTとして、オールBIG12に選ばれ、ドラフト下位指名も予想されましたが、残念ながら指名はありませんでした。
彼は、アスリートであるとともに、大学を3年で卒業し、その間2つの教育に関する学位をとるという秀才でした。

 大学時代、彼は虐待を受けた母子の保護施設で、子供たちに本を読んだり、自宅療養するエイズ患者たちに食事を配るボランティア活動にも熱心に取り組みました。
「本を読むのは少しにして、実際に子供たちと交流するのに時間を割くようにしています。子供たちにはたくさんの聞きたいことや知りたいことがあるんです。
 誰かが子供たちに心の休息をあたえることで、彼らに少しでも幸せな気持ちを味わってもらいたいと思っています。」ハイポライトは、成長期に父親が不在の子供たちが、父親の代わりを必要としていることを認識していました。
 彼もまた、黒人社会の過半数といわれる父親不在の家庭に育ったのでした。でも、彼には、素晴らしい先生やコーチがいつもそばに居たのでした。
 保護施設でボランティアをしていると児童虐待などの心の痛む話を聞くことの方が楽しい話を聞くことよりも多く、ハイポライトはここにいる人たちが、また暴力の犠牲にならないようにと願いながら活動を続けました。

 「私は学業の方でも、フットボールと同じくらい真剣に取り組んできました。でも、NFLでプレーできる機会をいただけるのであれば、私のあらん限りの力を尽くして頑張ってみたい。」   

 ハイポライトがロースター入りするのが、どれくらい難しいか、ジャガーズの現在のDTのデプスを見てみましょう。

#98 John Henderson 6-7 335 30才 02年ドラフト1巡
 ジャガーズの守備の中心となるツインタワーの1人でしたが、もう一方のストラウドを失い、昨年は力を出し切れませんでした。もうピークは過ぎたのか、練習態度について、デルリオとの確執が新たなチームの内紛の火種となりそう。彼も放出されるのでしょうか?

#92 Rob Meier 6-5 308 31才 00年ドラフト7巡
 怪我がちのストラウドに代わり、ジャガーズを地味に支えてきました。ストラウドなしでもやれるのではと思わせるほど頑張ってきたのに、晴れて先発として独り立ちした昨年に、年齢的にピークが来てしまったのか、去年はディフェンスラインの中央が崩壊しました。今年はやれるでしょうか?

#66 Derek Landri 6-2 282 25才 07年ドラフト5巡
 軽量のため、全ての場面では使えませんが、急成長を遂げてきました。今年は体重の増強にも取り組み、先発獲りも狙っています。

#96 Terrance Knighton 6-3 317 22才 09年ドラフト3巡
 課題のDTを建て直すため期待されている新人。順当であれば、ここまで4人が、ロースター枠です。
 ナイトンがどれぐらい使えるかで大きく変わってきます。新旧交代を強行し、ヘンダーソンを放出するには、さらにベテランの補強が必要となるでしょう。

#99 Atiyyah Ellison 6-3 318 27才 元パンサーズ3巡('05)
 パンサーズにドラフト3巡で入団しながら、期待されながらもPSどまりと期待を裏切り続け、チームを転々としてきました。ようやく安住の地となるでしょうか?ナイトンが即戦力でなければ、彼が育つまで、DT5人体制をとることになりそうです。

#95 Jonathan Lewis 6-0 304 24才 元カーディナルズ6巡('06)
 昨年、キャンプ終盤にジャガーズに合流。光るものを見せながら怪我に泣きました。今年は、怪我から復帰し、もう一度もらったチャンスを生かせるでしょうか?
#60 George Hypolite 6-1 299 21才 09年ドラフト外
 ロースターの枠は4〜5。BIG12でもまれた強さはどこまでプロで通用するでしょうか?上の2人もOTAでは良かったみたいですが、残るにはプレシーズンゲームで彼らに差をつける必要があります。まずはPS狙いが順当でしょうか?
 

新人紹介「1」 DTテレンス・ナイトン

 OT.WR,DT,DBとドラフトで先発クラスの補強が必要なポジションはたくさんありました。でも、ドラフトで先発クラスの補強は、せいぜい2巡目まで、よくて3巡80位までです。
 2巡目で、モンローに続いてもう1枚OTブリットンを指名。これはBAPの戦略からいえばベストの選択ともいえました。   
 でも、それは、ジャガーズが必要とする先発クラスのDTとCBの獲得を見送った瞬間でもありました。
 ジャガーズの指名に続いて、ペイトリオッツが、すかさずその2人を指名しました。
・2巡40位 DTロン・ブレイス。
 6フィート3 329ポンドと上位指名が予想されるDTの中でも最も大きい選手です。
・2巡41位 CBダリウス・バトラー。
 1巡指名も予想されたコネチカット大の快速のCBです。

 さて、2日目最初の指名に、先発が期待できるような残り福はあるでしょうか?Knighton TD
さすがに、3巡72位まで来ると、WRもDTもCBも即戦力クラスは売り切れ状態のようでした。
 そこで、GMスミスが指名したのは、6フィート3 320ポンドとロン・ブレイスに見劣りしないテンプル大学の大型DTでした。
 今年、DTの層は厚く、良い選手が中位にたくさんいましたが、ジャガーズが探しているようなストラウドの後を継ぎ、DTヘンダーソンと中央でツイン・タワーを形成できる大きな選手は見当たらない気がしていました。

 ナイトン自身でさえ、早くても4巡指名ぐらいかなと思っており、予想外に早く、2日目開始早々に電話をもらい驚きました。
 ナイトンの実家には、20人くらいの親しい人たちが集まる予定でしたが、彼らにとっても、予想外でまだみんな席についていないぐらいでした。
 テンプル大学は、1部のMACに所属していますが、弱小チームとして低迷が続いていました。
 3年前にアル・ゴールデンがHCに就任し、ナイトンに「君が真剣に取り組めば、NFLに行けるだろう。」と言いました。  
 そういわれても、調子のいい励ましにしか聞こえないほど、テンプル大学からドラフトされた選手は数えるほどで現実味がなく、前任のHCは、3年間で3勝しかしていませんでした。


 でも、コーチは、同じことを繰り返し言い続けました。コーチの言葉は、いろいろな学校でたくさんの選手を見てきたうえでの真剣な言葉だったのです。

 彼は、3年間スターターを務め、4年生の時にはキャプテンに選ばれ、ALL-MACの1stチームにも選出されるようになりました。  
 ニューイングランド、シンシナチ、クリーブランド、デンバー、アトランタなどのスカウトからも声が掛っていたそうですが、MACでは、最強のDTとして君臨していた彼も、ドラフト前はスリーパーとして扱われる程度でした。

 でも、ジャガーズは、2巡の終わりあたりで、DTを欲しがっていたコルツやタイタンズが指名するかもしれないと高い評価を与えていました。  
 コルツは2巡61位から56位へトレードアップし、USCのフィリ・モアーラを指名。
 タイタンズは2巡62位で、オーバーン大のセンドリック・マークスを指名。
 GMスミスとしては、2巡クラスの逸材が3巡に落ちてきたのを満を持して、BAPに基づき指名したと考えているようです。

 大学時代のスタッツで注目するのは、4年間の通算で12パスブロックと6ファンブルリカバーという数字です。   
 320ポンドの巨体ながら、非常に機敏な証拠だと思います。あとはキャンプまでにパワーを磨き、鮮烈なNFLデビューを果たしてほしいところです。
YEAR G-S Tkl Sack FF FR PB
2005 10-1 17 0 1 0 0
2006 12-11 57 3 2 0 4
2007 12-11 56 2 0 3 3
2008 12-11 54 1 1 3 5

 新人とベテランの全員を招集して行われたミニ・キャンプの後、最初のカットが発表されました。
 DB 36 Isaiah Gardner
 昨年、スペシャルチーム要員としてPS入りし、一瞬ながらロースター入りも経験していましたが、ここでカットとは無念でしょう。

 T 76 Stefan Rogers
 昨年、怪我の続いたOLをボトムアップさせるため、加入していましたが、ドラフトで2人も獲った影響を受けました。

 QB 7 Nathan Brown
 今年のドラフト外では、ドラフト前の評価が最も高かったFCSを代表するようなQB。シニア・ボールでもコーチをしたのに、ここで解雇とは・・・。

 トライアウトから這い上がり2人が採用されました。
 DT Nadar Abdallah Ohio State
 DB Mesphin Forrester Washington

新人紹介(5) 背番号99継承者DTホロックス

theo horrocks
 マーカス・ストラウドの背番号99を受け継いだのは、ドラフト外ルーキーのセオ・ホロックスです。  
 ドラフト予想ではほとんど名前があがっていないドラフト外の新人がビッグ・ネームの背番号をいきなりもらってしまいました。
 6フィート3 282ポンド 2007年 39タックル 2サック 2006年 31タックル 5サック 通算22試合先発
 バンダービルド大へ奨学金を受け入学した時は、それほど注目されてはいませんでした。でも、1年時からDEとして出場を果たしています。2年時からはDTへ転向。3年時には副キャプテンとして、中心選手となっています。
 4年時にはバンダービルド大のキャプテンの1人として選手の互選で選ばれています。

 ジャガーズと契約が決まった後、大学の新聞のインタビューに「とても興奮している。小さいころからの夢がかなって、まるで雲の上にいるみたいだ。SECで強敵たちにもまれ、やってきた力を証明したい。」と答えています。
 ちなみにバンダービルド大は、カンファレンス最下位。確かに強敵が多いといえます。
 インタビューで「SECのRBでは誰が1番手強かった?アーカンソー大のマクファーデンとフィリックスかい?」と尋ねられ、「いいえ。06年のアーカンソー戦では2人を100ヤード以内に抑えた。マクファーデンを50ヤードも走らせなかった。」と頼もしい回答をしています。

 でも、本当のストラウドの継承者は、今回契約延長を果たしたDTトニー・マクダニエルだと思われます。
 何年延長したのかとか詳しい内容がわかりませんが、彼には早く契約更改したい事情がありました。
 それは、彼がドラフト外となった理由でもあります。テネシー大学時代遊びでバスケットをやっていた時に、些細なことから、暴力を振るってしまいます。彼のパワーは尋常ではないので、相手は大怪我をしてしまい、80万ドルもの賠償金の支払いを
要求されていたのでした。
 2年間出場停止処分も受け、ドラフトにも当然かからなかった彼を、暴力事件等には厳しくなったNFLで受け入れたのは、チーム再建中のデルリオでした。
 この契約更改で、ようやくこの賠償金の支払いを安心してできるようになったでしょう。

DT ロブ・マイアーとの契約を延長

rob meier
・怪我がちだったマーカス・ストラウドの穴を埋め、実質的にここ2年先発してきたロブ・マイアーにようやく先発待遇の契約が与えられました。
 2000年ドラフト7巡で、いつもロースターのギリギリで、キャンプを過ごし、デルリオの時代になって、DTの控えになってから頭角を現し、ついにストラウドを追い出すほどとなりました。31歳ながら2012年までの5年契約を勝ち取りましたが、年平均3ミリオンということで、相変わらず控え目な男です。
 2004年に夏のキャンプを見に行った時、練習が終わった直後でしたが、快くサインをしてくれました。サインする間も大粒の汗がしたたり落ち、物静かですが、必死にキャンプを戦っている姿に感動を覚えました。現在のジャガーズで最も応援しているプレイヤーの1人です。
 
 14人目のドラフト外契約選手として、ユタ大のリーディングレシーバーDerrek Richardsと契約しました。当初アリゾナ州立大のRudy Burgessを獲得との話でしたが、ピアソン・プレイローとの契約もあり、もたついている間にINDにさらわれてしまい、そのかわりといえます。100メートル10秒7の俊足で、40ヤード4秒4とリターナーとしての期待をこめての獲得ですが、5フィート10、185ポンドと体格が少し小さく、タンパベイと契約していましたが、すぐに放出されたようです。

 さらにチームは、OTコリアーの契約延長も発表しています。来年、RFAとなる予定だったコリアーの契約を2010年まで延長し、先発のカリフ・バーンズが来年UFAで去っても、大丈夫なように布石を打ちました。
 DEスパイサーとも契約延長の話をしているようです。スパイサーはチームのリーダー格なので、うまくまとめてほしいところです。スパイサーはOTAの練習にも参加しておらず、33歳という年齢だけに交渉は難航しそうです。練習の虫の復帰を心待ちにしています。

 あと、気になるところではOTAの練習に、怪我で参加できていない選手が4人います。TEジョージ・ライスターとグレッグ・エスタンディア、SSセンサボーとDEブライアン・ウィリアムズです。
 TE、FBのドラフト外契約が多かった要因はこのあたりにあるのかもしれません。Sは層が薄いうえに、ファッジが大学卒業のために残っている単位を履修するために欠席しており、噂のブライアン・ウィリアムズがSに入って練習しました。
 デルリオは、「先発の報酬として見合うよう、どこかで先発する。」と意味深長なコメントをしています。センサボーの復帰が待たれます。


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