ライスボウルは松下電工

松下電工が２度目の日本一　アメフット・ライスボウル （朝日）
点差以上に実力の違いがあって正直にいうと凡戦、立命館唯一の見せ場がWR木下のキックオフ・リターンTDだけという見応えのないゲームでした。

最大のポイントは立命館のオフェンスがお粗末すぎたことです。社会人NO.1の松下電工ディフェンス相手ですからある程度の力負けはやむをえないとしてもつまらないミスが多すぎました。ランは出ない、パスは通らない、でパント時にスナップミスを連発してるようではお話になりません。

ひきかえ立命館のディフェンスは立派でした。攻撃権を奪い返してもオフェンスがあっという間に終るというディフェンスにとって最悪の試合展開（攻撃時間は立命：17分32秒、松下：42分28秒）にもかかわらずDL紀平・浮田、RB塚田・田中らの最後まで気合の入った守備ぶりは賞賛に値します。

勝った松下電工もディフェンスはきっちり仕事をしましたがオフェンスは誉められたものではありません。攻撃らしい攻撃は第1Q始まってすぐのRB石野のTDランくらいであとはレッド・ゾーンに入ってからも決め手を欠くしFGも失敗が目立しともたつきぶりばかりが目に付きました。DB野村がMVPに選ばれたことが（確かに野村のパス・インターセプトは大きなプレーでしたが）このゲームのつまらなさを象徴しています。

とまあ、勝手なことばかり書いてますがそれだけ期待していたということでご容赦ください。＞両チームの皆様

ついでにNHKの放送、訳のわからんゲストもいなかったし解説の輿さんもアナもオーソドックスで良かったですよ。これが本来のスポーツ放送のあり方でしょう。＞聞いてるか？民放