2007年09月
2007年09月28日
2006 英国旅行記(13) 〜27/07/2006 John Foxx & Louis Gordon @The Scala, London, UK LxIxVxE Report〜
[2006英国旅行記(13)の前後を読む]
21:20頃になり、John FoxxとLouis Gordonが登場し、John先生は
ステージ向かって左側へ、Louis Gordonは右側の位置につき、
ライヴはスタート。
ステージ後方にはスクリーンがあり、曲ごとに違う映像が流れる。
(当日のライヴの映像がYouTubeにある曲はリンクした。リンク切れに注意。)


- 01. And The World Slides Sideways
幻想的なイントロで始まったこの曲、なんと聴いたことが無かった。
何だろう?と悩みつつ、隣にいたCに曲名を訊いてもわからないという。
結局、その年末にリリースされた新譜"Sideways"に収録される
新曲というか未発表曲であることが後でわかった。
"The Golden Section"の頃を彷彿させるようなややサイケデリックな
曲であり、こういう世界をライヴで見せてくれることは嬉しかった。
1曲目が終わると、"Hello, everybody!"とみんなに挨拶。
Exotour以降のライヴでは、1曲目が終わって"Hello, everybody!"
と言うのがお約束のようだ。
- 02. Walk Away
続いて先ほどのサウンドチェックで一足先に観ることの
できた2ndアルバム"The Garden"の収録曲"Walk Away"。
1983年の来日公演で演奏した曲でもある。
来日公演では元UltravoxのメンバーでもあるギターのRobin Simonも含んだ
バンド形態だったが、シンセによるテクノポップ的なアレンジに
なっていた。過去の名曲披露で、観客も盛り上がる。
- 03. Friendly Fire
リリース予定の新譜"From Trash"からの曲。
リリース前の曲をライヴで聴けるというのは、やはり苦労して
足を運んだ甲斐がある。
- 04. Impossible
続いてもリリース予定の新譜"From Trash"からの曲。
初めて聴く曲ではあるが、シングルカットされてもいいような
聴きやすくノリやすい曲である。
- 05. A Million Cars
これも"From Trash"からの曲。続けて3曲だ。
この曲は事前にJohn先生が出演したBBCのラジオ番組で流れたため、
渡英前に予習して聴くことができた。
また、この曲がライヴで聴けるのが楽しみでもあった。
- 06. Plaza
この流れで、突然、過去の名曲"Plaza"。
1stアルバム"Metamatic"の曲もやるとは思っていなかったので、
感激である。
アレンジはオリジナルと変わっており、現代版"Subterranean Omnidelic Exotour"
ともいえる今回のUKツアーのみ限定販売の新譜ライヴ盤"Live From A Room (As Big As A City)"
収録のアレンジとなっており、さらにかっこよくなっている。
曲の最後に"♪ I remember your face"をあちこちの観客を指差しながら
連呼するのは特にかっこよかった。
- 07. Nightlife
"Pleasure Of Electricity"収録の曲。
この曲もアレンジが"Live From A Room (As Big As A City)"収録のものに
変わっていた。サビの部分が原曲と異なっている。
- 08. No-Ones Driving
そしてまた"Metamatic"からの曲。
"Live From A Room (As Big As A City)"にも収録。この2ヴァージョンで
あまりアレンジの違いは無いが、きっと"Live From A Room (As Big As A City)"
のアレンジだったんだろう。
- 09. Underpass
これも"Metamatic"からの曲で、アレンジは"Live From A Room (As Big As A City)"
のヴァージョン。
"Overpass"というExotour収録のヴァージョンもあるが、
"Underpass"としてやってくれたのが嬉しい。(笑)
それにしても、今の時代に、こんなに"Metamatic"の収録曲を聴けて良いのか!?という感じ。
涙モノだ。
- 10. The Man Who Dies Every Day
本編の最後はUltravox時代の曲"The Man Who Dies Every Day"。
リアルタイムでのJohn Foxx期のUltravoxを観れていないので、
Ultravoxを観ている気持ちになって聴いた。
ここで、本編終了。John先生とLouisは一度ステージから下がる。
フロアからは鳴り止まない観客のアンコールの声と手拍子。
しばらくして、再びステージに登場。
- 11. Slow Motion
人生の中で何度聴いたかわからないほど繰り返し聴いた
ニューロマなイントロが流れる・・・。
アンコールの1曲目は、Ultravox時代の名曲中の名曲である
"Slow Motion"だった。
John Foxx期Ultravoxの曲はどれも好きだが、特に好きなのが
この曲だったので、生で聴けたのは本当に嬉しかったし、感激した。
先ほどの"The Man Who Dies Every Day"もそうだが、
自分の中ではUltravoxを観ているのと同じ気持ちだった。
- 12. Shifting City
そしてアンコールの2曲目は90年代のJohn先生の復帰作"Shifting City"
からタイトル曲の"Shifting City"。
この曲が約1時間強のライヴの最後を締めくくった。
蓋を開けてみれば、直前に発売された新譜"Tiny Colour Movies"
の曲は1曲もやらず、
今回のツアー会場で限定発売(約3ヶ月後には一般リリースされた)の
ライヴアルバム"Live From A Room (As Big As City)"の収録曲を中心とし、
"From Trash"や"Sideways"の収録曲を先行でお披露目したり、
加えて、Ultravox時代も含めた過去の名曲を散りばめた内容だった。
個人的に、セットリストは、新譜"Tiny Colour Movies"を中心に、
ここ最近の作品である"Pleasure Of Electricity"や"Crash And Burn"
を加えた内容だと予想していただけに、"Metamatic"からの曲が多く含まれて
いた今回のセットリストはとても嬉しい誤算だった。(もちろん、
予想したセットリストだったとしても充分に楽しめたはずだが。)
過去何度か最近のJohn先生のライヴを観ているMGに以前から
話は聞いていたが、John先生のライヴは、CDと比べると
迫力が明らかに違っていた。
念願の初のJohn先生のライヴ体験。長年の夢が遂に実現した
なんともいえない充実した時間だった。
Set List:
- 01. And The World Slides Sideways
- 02. Walk Away
- 03. Friendly Fire
- 04. Impossible
- 05. A Million Cars
- 06. Plaza
- 07. Nightlife
- 08. No-Ones Driving
- 09. Underpass
- 10. The Man Who Dies Every Day
---encore---
- 11. Slow Motion
- 12. Shifting City
(つづく)
21:20頃になり、John FoxxとLouis Gordonが登場し、John先生は
ステージ向かって左側へ、Louis Gordonは右側の位置につき、
ライヴはスタート。
ステージ後方にはスクリーンがあり、曲ごとに違う映像が流れる。
(当日のライヴの映像がYouTubeにある曲はリンクした。リンク切れに注意。)
- 01. And The World Slides Sideways
幻想的なイントロで始まったこの曲、なんと聴いたことが無かった。
何だろう?と悩みつつ、隣にいたCに曲名を訊いてもわからないという。
結局、その年末にリリースされた新譜"Sideways"に収録される
新曲というか未発表曲であることが後でわかった。
"The Golden Section"の頃を彷彿させるようなややサイケデリックな
曲であり、こういう世界をライヴで見せてくれることは嬉しかった。
1曲目が終わると、"Hello, everybody!"とみんなに挨拶。
Exotour以降のライヴでは、1曲目が終わって"Hello, everybody!"
と言うのがお約束のようだ。
- 02. Walk Away
続いて先ほどのサウンドチェックで一足先に観ることの
できた2ndアルバム"The Garden"の収録曲"Walk Away"。
1983年の来日公演で演奏した曲でもある。
来日公演では元UltravoxのメンバーでもあるギターのRobin Simonも含んだ
バンド形態だったが、シンセによるテクノポップ的なアレンジに
なっていた。過去の名曲披露で、観客も盛り上がる。
- 03. Friendly Fire
リリース予定の新譜"From Trash"からの曲。
リリース前の曲をライヴで聴けるというのは、やはり苦労して
足を運んだ甲斐がある。
- 04. Impossible
続いてもリリース予定の新譜"From Trash"からの曲。
初めて聴く曲ではあるが、シングルカットされてもいいような
聴きやすくノリやすい曲である。
- 05. A Million Cars
これも"From Trash"からの曲。続けて3曲だ。
この曲は事前にJohn先生が出演したBBCのラジオ番組で流れたため、
渡英前に予習して聴くことができた。
また、この曲がライヴで聴けるのが楽しみでもあった。
- 06. Plaza
この流れで、突然、過去の名曲"Plaza"。
1stアルバム"Metamatic"の曲もやるとは思っていなかったので、
感激である。
アレンジはオリジナルと変わっており、現代版"Subterranean Omnidelic Exotour"
ともいえる今回のUKツアーのみ限定販売の新譜ライヴ盤"Live From A Room (As Big As A City)"
収録のアレンジとなっており、さらにかっこよくなっている。
曲の最後に"♪ I remember your face"をあちこちの観客を指差しながら
連呼するのは特にかっこよかった。
- 07. Nightlife
"Pleasure Of Electricity"収録の曲。
この曲もアレンジが"Live From A Room (As Big As A City)"収録のものに
変わっていた。サビの部分が原曲と異なっている。
- 08. No-Ones Driving
そしてまた"Metamatic"からの曲。
"Live From A Room (As Big As A City)"にも収録。この2ヴァージョンで
あまりアレンジの違いは無いが、きっと"Live From A Room (As Big As A City)"
のアレンジだったんだろう。
- 09. Underpass
これも"Metamatic"からの曲で、アレンジは"Live From A Room (As Big As A City)"
のヴァージョン。
"Overpass"というExotour収録のヴァージョンもあるが、
"Underpass"としてやってくれたのが嬉しい。(笑)
それにしても、今の時代に、こんなに"Metamatic"の収録曲を聴けて良いのか!?という感じ。
涙モノだ。
- 10. The Man Who Dies Every Day
本編の最後はUltravox時代の曲"The Man Who Dies Every Day"。
リアルタイムでのJohn Foxx期のUltravoxを観れていないので、
Ultravoxを観ている気持ちになって聴いた。
ここで、本編終了。John先生とLouisは一度ステージから下がる。
フロアからは鳴り止まない観客のアンコールの声と手拍子。
しばらくして、再びステージに登場。
- 11. Slow Motion
人生の中で何度聴いたかわからないほど繰り返し聴いた
ニューロマなイントロが流れる・・・。
アンコールの1曲目は、Ultravox時代の名曲中の名曲である
"Slow Motion"だった。
John Foxx期Ultravoxの曲はどれも好きだが、特に好きなのが
この曲だったので、生で聴けたのは本当に嬉しかったし、感激した。
先ほどの"The Man Who Dies Every Day"もそうだが、
自分の中ではUltravoxを観ているのと同じ気持ちだった。
- 12. Shifting City
そしてアンコールの2曲目は90年代のJohn先生の復帰作"Shifting City"
からタイトル曲の"Shifting City"。
この曲が約1時間強のライヴの最後を締めくくった。
蓋を開けてみれば、直前に発売された新譜"Tiny Colour Movies"
の曲は1曲もやらず、
今回のツアー会場で限定発売(約3ヶ月後には一般リリースされた)の
ライヴアルバム"Live From A Room (As Big As City)"の収録曲を中心とし、
"From Trash"や"Sideways"の収録曲を先行でお披露目したり、
加えて、Ultravox時代も含めた過去の名曲を散りばめた内容だった。
個人的に、セットリストは、新譜"Tiny Colour Movies"を中心に、
ここ最近の作品である"Pleasure Of Electricity"や"Crash And Burn"
を加えた内容だと予想していただけに、"Metamatic"からの曲が多く含まれて
いた今回のセットリストはとても嬉しい誤算だった。(もちろん、
予想したセットリストだったとしても充分に楽しめたはずだが。)
過去何度か最近のJohn先生のライヴを観ているMGに以前から
話は聞いていたが、John先生のライヴは、CDと比べると
迫力が明らかに違っていた。
念願の初のJohn先生のライヴ体験。長年の夢が遂に実現した
なんともいえない充実した時間だった。
Set List:
- 01. And The World Slides Sideways
- 02. Walk Away
- 03. Friendly Fire
- 04. Impossible
- 05. A Million Cars
- 06. Plaza
- 07. Nightlife
- 08. No-Ones Driving
- 09. Underpass
- 10. The Man Who Dies Every Day
---encore---
- 11. Slow Motion
- 12. Shifting City
(つづく)