2014年02月
2014年02月28日
2013 英国旅行記(14) 〜03/05/2013 John Foxx And The Maths @Roundhouse, London, UK LxIxVxE Report〜
[2013 英国旅行記(14)の前後を読む]
OMDのミート&グリート後に、一旦ホテルに戻り、VIPチケット購入者向けの
グッズ等の荷物を部屋に置いた後、VIPチケット保有者の優先入場時間の18:45
に間に合うように会場のRoundhouseに戻る。
すると優先入場の入口に30人くらいの列が出来ていた。
どうやらVIPチケット保有者は、ミート&グリートが終わった後、そのまま
優先入場者入口に並んでいたようである。
ヤバイ・・・と焦りつつも自分たちも列に並ぶ。
18:45になり、入場開始。最前列は厳しいかな・・・と思ったが、なんとか
右側の最前列をゲットすることができた。
待つこと約1時間。19:50になりオープニングアクトのJohn Foxx And The Maths
のライヴがスタート。
セットリストは前日のIpswich公演と同じで、ライヴの内容も大きな差は
なかった。
(【参考】2013 英国旅行記(10) 〜02/05/2013 John Foxx And The Maths @Regent Theatre, Ipswich, UK LxIxVxE Report〜)
違いがあるといえば観客だ。
以前の旅行記で、地方都市公演の観客は本当にファンでライヴを観たい人が
多いが、London公演の観客はファンでない人もかなり多く混じっているため
ライヴを集中して観るという姿勢がなっていない、という地方公演とLondon
公演の違いについて書いたが、昨日のIpswich公演と比べると、London公演の
観客は騒がしく、ましてやオープニングアクトのJohn Foxx And The Maths
だったので、なおさらだった。
一部の観客は騒がしかったものの、さすがLondon、盛り上がるところの
反応は凄かった。
Ipswich公演と同様に照明が暗かったため、写真を撮るのは難しかったが、
この日の公演で撮った写真を以下に載せる。
Ipswich公演では中央ほぼ真正面の真下からの視点でメンバーに機材が被って
しまったが、London公演では右側からの視点だったのでメンバーに機材が
あまり被らず、Ipswichに比べると良い写真が撮れたのではないかと思う。
John Foxx And The Maths @Roundhouse, London, UK 03/05/2013
Set List:
01. Evidence [Evidence / JF&TM]
02. He's A Liquid [Metamatic / John Foxx]
03. Evergreen [Interplay / JF&TM]
04. No-One Driving [Metamatic / John Foxx]
05. Summerland [Interplay / JF&TM]
06. The Running Man [Interplay / JF&TM]
07. Burning Car [Single Release / John Foxx]
08. Catwalk [Interplay / JF&TM]
09. Underpass [Metamatic / John Foxx]
(Approx. 42min.)
(カッコ内は収録のオリジナルアルバム)
(つづく)
OMDのミート&グリート後に、一旦ホテルに戻り、VIPチケット購入者向けの
グッズ等の荷物を部屋に置いた後、VIPチケット保有者の優先入場時間の18:45
に間に合うように会場のRoundhouseに戻る。
すると優先入場の入口に30人くらいの列が出来ていた。
どうやらVIPチケット保有者は、ミート&グリートが終わった後、そのまま
優先入場者入口に並んでいたようである。
ヤバイ・・・と焦りつつも自分たちも列に並ぶ。
18:45になり、入場開始。最前列は厳しいかな・・・と思ったが、なんとか
右側の最前列をゲットすることができた。
待つこと約1時間。19:50になりオープニングアクトのJohn Foxx And The Maths
のライヴがスタート。
セットリストは前日のIpswich公演と同じで、ライヴの内容も大きな差は
なかった。
(【参考】2013 英国旅行記(10) 〜02/05/2013 John Foxx And The Maths @Regent Theatre, Ipswich, UK LxIxVxE Report〜)
違いがあるといえば観客だ。
以前の旅行記で、地方都市公演の観客は本当にファンでライヴを観たい人が
多いが、London公演の観客はファンでない人もかなり多く混じっているため
ライヴを集中して観るという姿勢がなっていない、という地方公演とLondon
公演の違いについて書いたが、昨日のIpswich公演と比べると、London公演の
観客は騒がしく、ましてやオープニングアクトのJohn Foxx And The Maths
だったので、なおさらだった。
一部の観客は騒がしかったものの、さすがLondon、盛り上がるところの
反応は凄かった。
Ipswich公演と同様に照明が暗かったため、写真を撮るのは難しかったが、
この日の公演で撮った写真を以下に載せる。
Ipswich公演では中央ほぼ真正面の真下からの視点でメンバーに機材が被って
しまったが、London公演では右側からの視点だったのでメンバーに機材が
あまり被らず、Ipswichに比べると良い写真が撮れたのではないかと思う。
John Foxx And The Maths @Roundhouse, London, UK 03/05/2013
Set List:
01. Evidence [Evidence / JF&TM]
02. He's A Liquid [Metamatic / John Foxx]
03. Evergreen [Interplay / JF&TM]
04. No-One Driving [Metamatic / John Foxx]
05. Summerland [Interplay / JF&TM]
06. The Running Man [Interplay / JF&TM]
07. Burning Car [Single Release / John Foxx]
08. Catwalk [Interplay / JF&TM]
09. Underpass [Metamatic / John Foxx]
(Approx. 42min.)
(カッコ内は収録のオリジナルアルバム)
(つづく)
2014年02月26日
2013 英国旅行記(13) 〜Meet and Greet with OMD @Roundhouse, London, UK〜
[2013 英国旅行記(13)の前後を読む]
ホテルから歩いてライヴ会場のRoundhouseへ。
OMDのミート&グリートの集合時間の15:15よりも少し前に到着。
「Roundhouse」を日本語に訳すと「中央に転車台のある円形機関車庫」であり、
この円形の会場Roundhouseは、かつては機関車庫だったが現在はライヴ会場
となっている。キャパはスタンディングで3300人と大きめの会場である。
日本の会場と比べると、キャパ2700人のZepp東京よりもさらに大きい。
会場の外の壁には今後の予定が貼られている。
Adam Ant、Dead Can Dance、Atoms For Peace、David Byrne、Deep Purple、
Gary Numan、等、日本でもお馴染みのアーティストもライヴの予定がある。
翌週にライヴが行われるAdam Antのポスターがあった。
今晩のOMDのライヴについても貼ってあった。
中に入ってみる。
ステージは2階にある。
中も当然、円形になっている。
中の壁にはRoundhouseの歴史について書かれた資料が沢山貼られていた。
これはかつて機関車庫であったことを示す絵。
受付に行き、今日のチケットとVIPチケットの特典グッズを受け取る。
VIPの特典グッズは前日のIpswich公演でもらったものと同じものなので、
「2013 英国旅行記(7) 〜Meet and Greet with OMD @Regent Theatre, Ipswich, UK〜 」
を参照のこと。
チケットはスタンディングだが、日本と違い整理番号の記載は無し。
イギリスでは整理番号順に並ばせるような慣習はなく、当日並んだ順に入場する。
VIPのリストバンドを装着。
Roundhouseでの物販。
16:00よりサウンドチェック見学開始で、フロアに入る。
VIPチケット保有者はGold Package(ミート&グリート無し)とPlatinum Packege
(ミート&グリート有り)を合わせて50〜60人くらいか。
円形の会場内。
円形の天井。
こんな感じでステージが設置されている。
以下、サウンドチェック中に撮影した写真を載せる。
1時間弱でサウンドチェックが終わり、Gold Packageの人はここで一旦解散。
Platinum Packegeの人はこれからミート&グリートが始まる。
ミート&グリートの参加者は30人くらいだった。
ミート&グリートの様子。その1。
ミート&グリートの様子。その2。
ミート&グリートの様子。その3。
さて、我々の順番が回ってきた。
Andyとは今朝のIpswichのホテルのロビー以来、Paul、Martin、Malcolmも
前日のIpswichのミート&グリート以来と、会ったばかりで、前回、日本から
観に来たという大きなインパクトを残したことから、当然憶えていてくれて、
「やぁ、また来てくれたんだね!ありがとう!」という感じだった。
Paulからは「昨日、最前列に居たね!」と言われたので、ステージから客席は
よく見えているのだろう。
昨日お土産を渡すときに、自分達の名前と自分が運営しているファンサイト
OMD STATION ( http://jage.jp/omd/ )のURLを書いた付箋紙を貼りつけて
渡したが、マメなMartinは早速アクセスしてくれたようで、見たけど日本語
なので読めなかった。と言っていた。(笑)
記念写真はちょっとポジション取りが悪かったのか、Andyの顔が被って
しまった。(涙) でも、Ipswichのミート&グリートで撮影した6ショット写真
(この旅行記には未掲載)が上手く撮れていたのでヨシとすることにした。
前日は"Architecture & Morality"のCDジャケットにサインをもらったが、
今日はツアーパンフレットにサインをもらった。
ミート&グリートは17:30に終了し、一旦解散となった。
一般客の開場時刻は19:00で、VIPチケット保有者の優先入場は18:45となるが、
優先入場まで まだ1時間ちょっと時間があるので、一旦ホテルに戻ることにした。
(ちなみに、Ipswichと同様にOMDのミート&グリートの後、John Foxx And The Maths
のVIPチケット購入者を対象としたサウンドチェックとミート&グリートもある
のだが、当日のスケジュールがわりと直前まで発表されなかったこともあり、
この日のJohn先生のVIPチケットは購入しなかった。)
(つづく)
ホテルから歩いてライヴ会場のRoundhouseへ。
OMDのミート&グリートの集合時間の15:15よりも少し前に到着。
「Roundhouse」を日本語に訳すと「中央に転車台のある円形機関車庫」であり、
この円形の会場Roundhouseは、かつては機関車庫だったが現在はライヴ会場
となっている。キャパはスタンディングで3300人と大きめの会場である。
日本の会場と比べると、キャパ2700人のZepp東京よりもさらに大きい。
会場の外の壁には今後の予定が貼られている。
Adam Ant、Dead Can Dance、Atoms For Peace、David Byrne、Deep Purple、
Gary Numan、等、日本でもお馴染みのアーティストもライヴの予定がある。
翌週にライヴが行われるAdam Antのポスターがあった。
今晩のOMDのライヴについても貼ってあった。
中に入ってみる。
ステージは2階にある。
中も当然、円形になっている。
中の壁にはRoundhouseの歴史について書かれた資料が沢山貼られていた。
これはかつて機関車庫であったことを示す絵。
受付に行き、今日のチケットとVIPチケットの特典グッズを受け取る。
VIPの特典グッズは前日のIpswich公演でもらったものと同じものなので、
「2013 英国旅行記(7) 〜Meet and Greet with OMD @Regent Theatre, Ipswich, UK〜 」
を参照のこと。
チケットはスタンディングだが、日本と違い整理番号の記載は無し。
イギリスでは整理番号順に並ばせるような慣習はなく、当日並んだ順に入場する。
VIPのリストバンドを装着。
Roundhouseでの物販。
16:00よりサウンドチェック見学開始で、フロアに入る。
VIPチケット保有者はGold Package(ミート&グリート無し)とPlatinum Packege
(ミート&グリート有り)を合わせて50〜60人くらいか。
円形の会場内。
円形の天井。
こんな感じでステージが設置されている。
以下、サウンドチェック中に撮影した写真を載せる。
1時間弱でサウンドチェックが終わり、Gold Packageの人はここで一旦解散。
Platinum Packegeの人はこれからミート&グリートが始まる。
ミート&グリートの参加者は30人くらいだった。
ミート&グリートの様子。その1。
ミート&グリートの様子。その2。
ミート&グリートの様子。その3。
さて、我々の順番が回ってきた。
Andyとは今朝のIpswichのホテルのロビー以来、Paul、Martin、Malcolmも
前日のIpswichのミート&グリート以来と、会ったばかりで、前回、日本から
観に来たという大きなインパクトを残したことから、当然憶えていてくれて、
「やぁ、また来てくれたんだね!ありがとう!」という感じだった。
Paulからは「昨日、最前列に居たね!」と言われたので、ステージから客席は
よく見えているのだろう。
昨日お土産を渡すときに、自分達の名前と自分が運営しているファンサイト
OMD STATION ( http://jage.jp/omd/ )のURLを書いた付箋紙を貼りつけて
渡したが、マメなMartinは早速アクセスしてくれたようで、見たけど日本語
なので読めなかった。と言っていた。(笑)
記念写真はちょっとポジション取りが悪かったのか、Andyの顔が被って
しまった。(涙) でも、Ipswichのミート&グリートで撮影した6ショット写真
(この旅行記には未掲載)が上手く撮れていたのでヨシとすることにした。
前日は"Architecture & Morality"のCDジャケットにサインをもらったが、
今日はツアーパンフレットにサインをもらった。
ミート&グリートは17:30に終了し、一旦解散となった。
一般客の開場時刻は19:00で、VIPチケット保有者の優先入場は18:45となるが、
優先入場まで まだ1時間ちょっと時間があるので、一旦ホテルに戻ることにした。
(ちなみに、Ipswichと同様にOMDのミート&グリートの後、John Foxx And The Maths
のVIPチケット購入者を対象としたサウンドチェックとミート&グリートもある
のだが、当日のスケジュールがわりと直前まで発表されなかったこともあり、
この日のJohn先生のVIPチケットは購入しなかった。)
(つづく)
2014年02月19日
2013 英国旅行記(12) 〜IpswichからLondon Camden Townへ〜
[2013 英国旅行記(12)の前後を読む]
昨夜の感動のJohn Foxx And The MathsとOMDのIpswich公演から一夜明けて、
英国3日目の5/3(金)がスタート。
ホテルのレストランにて朝食。
昨日はThe Suffolk GrillというEnglish Breakfastのセットを注文したが、
今日は、エッグ・ベネディクトをメインにして、その他は、ソーセージ、
ベーコン、焼きトマト、マッシュルーム、紅茶、アップルジュース、トースト、
ヨーグルト、を注文した。
エッグ・ベネディクトはボリューム満点で美味しかった。
謎の美術品が多いホテルだと書いたが、何故か招き猫があった。(笑)
朝食を食べ終わったら、荷物をまとめて、居心地の良かったIpswichのホテル
Salthouse Harbour Hotelをチェックアウト。フロントにお願いしてタクシー
を呼んでもらい、ロビーで到着を待つ。
ちなみに、この写真はロビーから見たレストランの入り口なのだが、タクシー
を待ちながら、ふとレストランの入り口を見ていると、なんとOMDのPaulが
レストランに入って行くではないか! 「えーっ、OMDのメンバーと同じホテル
に泊まっていたのか!」と驚く。確かに、この辺では高級なホテルなので
メンバーが泊まっていてもおかしくはない。突然のことだったので、Paulに
声を掛けられなくて残念・・・なんて思っていたら、朝食を終えた男性が
レストランから出てきた。そして、私と相方に向かって手を振っている。
誰かと思ったら、なんとAndyだった。昨日のミート&グリートで、日本から
来た我々のインパクトがかなり強かったのか、嬉しいことに憶えていてくれて
声を掛けてきてくれた。
Andy「やあ、元気?」
我々「昨夜のライヴは素晴らしかったです。今晩のLondon公演も観ます。」
Andy「VIPチケットは持っている?」
我々「はい。持ってます。」
Andy「じゃあ、後ほどミート&グリートで会おう。」
我々「はーい。楽しみにしています。」
Andy「これからちょっと食後の散歩に出掛けてくるよ。じゃあ、またね。」
我々「バイバーイ。」
と、こんな感じの会話をして、Andyはホテルの前に広がるヨットハーバーの
綺麗な景色の中を歩いて行った。
さすがOMDは世界各国を回っただけあって、Andyは非英語圏のファンと接する
のも慣れているようで、わかりやすい英語で話してくれた。
Andyと会えたことに感動していると、そういえば(笑)、待っていたタクシーが
やっとホテルに到着した。(笑)
タクシーに乗ってIpswich駅へ。
National RailのGreater Angliaに乗ってLondonに向かう。
往路と同様に、電車からは殆どこんな景色が広がる。
途中、Stratfordのオリンピックスタジアムを通過。
前年の2012年にロンドン・オリンピックで使われた会場だ。
ちなみに、2011年に渡英したときにもこの会場を観に行ったが、
そのときはまだ工事中だった。
1時間ほどでNational Railの終点Liverpool Street駅に到着。
地下鉄のCircle Lineに乗り換える。
途中、Moorgate駅にて、Circle LineからNorthern Lineに乗り換える。
Liverpool Street駅から20分ほどでCamden Town駅に到着。
Camden Town駅の駅舎。
Londonで泊まるホテルはCamden Town駅から300mくらいと近いので、タクシー
は使わず、スーツケースをゴロゴロ転がしながら移動。
すぐにホテル Holiday Inn London Camden Lockに到着。
チェックインは14:00からだったが、12:20頃に到着。早いけどチェックイン
できるか訊いたところ、お金を払ってHoliday Innの会員になれば早い時間でも
チェックインできるとのことだったが、ここは14:00まで待つことにした。
スーツケースのみをフロントに預かってもらい、Camden Townを散策してみる。
ホテルの名前はHoliday Inn London Camden Lockであるが、ホテルの名前にも
含まれているCamden Lockがホテルのすぐ隣にある。Lockとは運河の水門のこと
で、水位の異なる運河を船が行き来する際に船を上下させる機能を持っている。
また、この運河の名前はRegent's運河である。
たまたま船(ナローボート)がCamden Lockを通過する写真を撮れた。
ホテルの隣のCamden Lockを見た後は、ライヴ会場のRoundhouseに下見に
行ってみる。
Camden Townにはお店がぎっしりと並んでいる。
Camden Townの街並み1
Camden Townの街並み2
Camden Townの街並み3
Camden Lockから5分ほど歩くと、OMDとJohn Foxx And The Mathsのライヴ会場
であるRoundhouseに到着。会場の位置が確認できたので、また散策を続ける。
Camden Townのマーケットにも入ってみる。
マーケットにはいろいろなお店が並んでいて面白そうだった。
ここは観光地なので、日本人も沢山見かけた。
以下、マーケットの写真をいくつか貼る。
14:00になったので、ホテルに戻りチェックインを済ませる。
散策中にスーパーSainsbury'sで買ったサンドウィッチを昼食に食べる。
昨日の昼食もサンドウィッチだったが、イギリスに行くと、
朝はがっつりEnglish Breakfast、昼は軽めにサンドウィッチ、夜はビール(
エール)を飲みながらパブ飯、というパターンが多い。
この日もOMDのミート&グリートがあり、集合時間が15:15なので、
昼食後は向かう準備をする。
(つづく)
昨夜の感動のJohn Foxx And The MathsとOMDのIpswich公演から一夜明けて、
英国3日目の5/3(金)がスタート。
ホテルのレストランにて朝食。
昨日はThe Suffolk GrillというEnglish Breakfastのセットを注文したが、
今日は、エッグ・ベネディクトをメインにして、その他は、ソーセージ、
ベーコン、焼きトマト、マッシュルーム、紅茶、アップルジュース、トースト、
ヨーグルト、を注文した。
エッグ・ベネディクトはボリューム満点で美味しかった。
謎の美術品が多いホテルだと書いたが、何故か招き猫があった。(笑)
朝食を食べ終わったら、荷物をまとめて、居心地の良かったIpswichのホテル
Salthouse Harbour Hotelをチェックアウト。フロントにお願いしてタクシー
を呼んでもらい、ロビーで到着を待つ。
ちなみに、この写真はロビーから見たレストランの入り口なのだが、タクシー
を待ちながら、ふとレストランの入り口を見ていると、なんとOMDのPaulが
レストランに入って行くではないか! 「えーっ、OMDのメンバーと同じホテル
に泊まっていたのか!」と驚く。確かに、この辺では高級なホテルなので
メンバーが泊まっていてもおかしくはない。突然のことだったので、Paulに
声を掛けられなくて残念・・・なんて思っていたら、朝食を終えた男性が
レストランから出てきた。そして、私と相方に向かって手を振っている。
誰かと思ったら、なんとAndyだった。昨日のミート&グリートで、日本から
来た我々のインパクトがかなり強かったのか、嬉しいことに憶えていてくれて
声を掛けてきてくれた。
Andy「やあ、元気?」
我々「昨夜のライヴは素晴らしかったです。今晩のLondon公演も観ます。」
Andy「VIPチケットは持っている?」
我々「はい。持ってます。」
Andy「じゃあ、後ほどミート&グリートで会おう。」
我々「はーい。楽しみにしています。」
Andy「これからちょっと食後の散歩に出掛けてくるよ。じゃあ、またね。」
我々「バイバーイ。」
と、こんな感じの会話をして、Andyはホテルの前に広がるヨットハーバーの
綺麗な景色の中を歩いて行った。
さすがOMDは世界各国を回っただけあって、Andyは非英語圏のファンと接する
のも慣れているようで、わかりやすい英語で話してくれた。
Andyと会えたことに感動していると、そういえば(笑)、待っていたタクシーが
やっとホテルに到着した。(笑)
タクシーに乗ってIpswich駅へ。
National RailのGreater Angliaに乗ってLondonに向かう。
往路と同様に、電車からは殆どこんな景色が広がる。
途中、Stratfordのオリンピックスタジアムを通過。
前年の2012年にロンドン・オリンピックで使われた会場だ。
ちなみに、2011年に渡英したときにもこの会場を観に行ったが、
そのときはまだ工事中だった。
1時間ほどでNational Railの終点Liverpool Street駅に到着。
地下鉄のCircle Lineに乗り換える。
途中、Moorgate駅にて、Circle LineからNorthern Lineに乗り換える。
Liverpool Street駅から20分ほどでCamden Town駅に到着。
Camden Town駅の駅舎。
Londonで泊まるホテルはCamden Town駅から300mくらいと近いので、タクシー
は使わず、スーツケースをゴロゴロ転がしながら移動。
すぐにホテル Holiday Inn London Camden Lockに到着。
チェックインは14:00からだったが、12:20頃に到着。早いけどチェックイン
できるか訊いたところ、お金を払ってHoliday Innの会員になれば早い時間でも
チェックインできるとのことだったが、ここは14:00まで待つことにした。
スーツケースのみをフロントに預かってもらい、Camden Townを散策してみる。
ホテルの名前はHoliday Inn London Camden Lockであるが、ホテルの名前にも
含まれているCamden Lockがホテルのすぐ隣にある。Lockとは運河の水門のこと
で、水位の異なる運河を船が行き来する際に船を上下させる機能を持っている。
また、この運河の名前はRegent's運河である。
たまたま船(ナローボート)がCamden Lockを通過する写真を撮れた。
ホテルの隣のCamden Lockを見た後は、ライヴ会場のRoundhouseに下見に
行ってみる。
Camden Townにはお店がぎっしりと並んでいる。
Camden Townの街並み1
Camden Townの街並み2
Camden Townの街並み3
Camden Lockから5分ほど歩くと、OMDとJohn Foxx And The Mathsのライヴ会場
であるRoundhouseに到着。会場の位置が確認できたので、また散策を続ける。
Camden Townのマーケットにも入ってみる。
マーケットにはいろいろなお店が並んでいて面白そうだった。
ここは観光地なので、日本人も沢山見かけた。
以下、マーケットの写真をいくつか貼る。
14:00になったので、ホテルに戻りチェックインを済ませる。
散策中にスーパーSainsbury'sで買ったサンドウィッチを昼食に食べる。
昨日の昼食もサンドウィッチだったが、イギリスに行くと、
朝はがっつりEnglish Breakfast、昼は軽めにサンドウィッチ、夜はビール(
エール)を飲みながらパブ飯、というパターンが多い。
この日もOMDのミート&グリートがあり、集合時間が15:15なので、
昼食後は向かう準備をする。
(つづく)
2014年02月16日
2013 英国旅行記(11) 〜02/05/2013 OMD @Regent Theatre, Ipswich, UK LxIxVxE Report〜
[2013 英国旅行記(11)の前後を読む]
John Foxx And The Mathsのオープニングアクトが終わり、30分ほど休憩を挟み
21:00が過ぎたところで、ヘッドライナーのOMD(Orchestral Manoeuvres In
The Dark)のEnglish Electric Tourのライヴがスタート。
始まった瞬間に観客は総立ちである。
ステージセットは写真のようにニュー・アルバム"English Electric"の
ジャケットをイメージしたもの。OMDのライヴといえば、演奏時には各曲毎の
映像をステージ背後のスクリーンに映されるが、今回はスクリーンは設置され
ているものの、斜線の入った6枚の幕(ライヴ中は回転する)が ぶら下がっている
ため各曲毎の映像はステージ全体に映されていた。
(ライヴ中は最前列でステージ全体の写真を撮ることが出来なかったため、
この写真はサウンドチェック時に少し下がって撮ったものである。)
メンバーは、Andy、Paul、Martin、Malcolmの4人。
OMDはAndyとPaulの2人と認識されている人も多いが、この4人が揃って生まれる
サウンドこそがOMDである。
Andy McCluskey (Vocal, Bass, Keyboards)
Paul Humphreys (Vocal, Keyboards)
Martin Cooper (Keyboards, Sax)
Malcolm Holmes (Drums)
1曲目はニュー・アルバム"English Electric"の1曲目"Please Remain Seated"。
中国語と英語の「お知らせいたします。あなたが楽しみに待たれていた未来は
キャンセルされました。席に座ったままでいてください。」とのドキッとする
空港の案内放送をイメージしたメッセージが流れた後、アルバムと同じ流れで
2曲目"Metroland"が始まる。
アルバム発売前の先行シングル曲でYouTube等でも無料サンプルがガンガン
流れて浸透していたこともあり、また、Kraftwerkの"Europe Endless"を彷彿
させるポップな曲なので、会場は手拍子一杯で一気に湧き上がる。
3曲目は"Messages"。OMDのライヴでは鉄板曲"Messages"をセットリストの序盤
に投入して観客を盛り上げる傾向にある。イントロが流れた瞬間から会場の
空気が変わる。決して激しくないスローテンポの曲なのにこれだけ盛り上がる
曲というのは珍しい。デビュー当時(1980年)からの愛され続ける曲の1つである。
4曲目は"Tesla Girls"。イントロの"♪No, No, No !"のコーラスに観客も合わ
せて声を出し、Andyも大きなアクションで観客に手拍子を促し、さらに盛り上
がる。
5曲目は"English Electric"から3曲目となる"Dresden"。新譜の曲であるが
シングルカット曲ということもあり観客のノリは良い。
6曲目は"再結成後の初のアルバムHistory Of Modern"からタイトル曲の
"History Of Modern (Part I)"。これまでの曲ではAndyはベースを弾きながら
歌っていたが、「ベースを置いて、美しいダンスを始めるよ。」と言って、
この曲はベースを弾かずダンスをしながら歌う。手の動きの独特さがポイント
のアンディ・ダンスである。
7曲目は本日初のPaulのヴォーカル曲となる"(Forever) Live And Die"。
Paulがステージ中央のマイクで歌い、代わりにAndyがPaulのキーボードを弾く。
Paul贔屓のファンが盛り上がる。
8曲目は"If You Leave"。今回の席は最前列中央のAndyの目の前ということもあり、
"♪I need you now like I needed you then 〜"
のサビの歌詞のところを、Andyがファンサービスで、私の隣に座っている
相方(女性)を見つめて手を差し伸べながら歌っていた。(笑) これには相方も
感激していたようだった。(笑)
間奏部ではMartinはサックスソロで活躍。
9曲目は"English Electric"から4曲目となる"Night Cafe"。後にシングルカット
される曲で、"English Electric"からはシングル曲を中心に攻めてきている。
本当に良い曲が揃ったアルバムだとつくづく思う。
10曲目は、本日2曲目のPaulのヴォーカル曲となる"Souvenir"。この曲では
先ほどの"(Forever) Live And Die"のようにステージ中央に出てくることはなく
キーボードに設置してあるマイクでPaulは歌う。また、Andyはステージ中央
からは離れ、Malcolmのドラムセットが設置してある高くなった台の上に
乗ってベースを弾く。先ほどの"(Forever) Live And Die"と"Souvenir"は
再結成後のフルライヴでは必ず演奏するPaulがヴォーカルの曲となっている。
11曲目は"Joan Of Arc"。Andyと観客が一体となって手拍子をして盛り上がる曲だ。
12曲目は"Joan Of Arc (Maid of Orleans)"。11曲目の"Joan Of Arc"とこの曲
はセットになって演奏され、OMDのライヴの見せ場でもある。何が見せ場かと
いえば、Andyのタコ踊りである。(笑) 舞台照明のフラッシュが連続で発光する
中でMalcolmのドラムに合わせてAndyが激しく手足を動かしてタコ踊りをする。
最前列中央ということもあり、下から見上げるタコ踊りは特に迫力があった。(笑)
13曲目は"English Electric"から5曲目となる"Our System"。このスローテンポ
な曲を挟んで、14曲目は"Talking Loud And Clear"。疲れたのかAndyはステージ
上のモニタースピーカーを椅子代わりにして座りながら、歌っていた。この2曲
はAndyの休憩タイムといったところか。(笑) ただ、座っていても、手だけは
動かして踊っていた。(笑)
15曲目に"Atomic Ranch"の一部(30秒くらい)を引用してから、16曲目の
"Kissing The Machine"にそのまま続く。この2曲は"English Electric"からの
6曲目、7曲目の曲となる。"Kissing The Machine"は、Karl Bartosのプロジェ
クトElektric Musicの1stアルバム"Esperanto"に収録されAndyとBartosが共作
し、Andyがリード・ヴォーカルをとる甘いバラード曲で、その曲をOMDとして
セルフカヴァーしている。先ほどの"If You Leave"のようにファンサービスで、
Andyがサビの"♪Kissing The Machine〜"のところを歌いながら隣の相方に
向かって投げキッスをしていた。(笑)
"English Electric"からの曲はここまでの7曲で終了し、ここからは過去の名曲
のグレイテスト・ヒッツ・タイムの始まり。
17曲目は"So In Love"。相変わらずAndyの裏声が冴える。
18曲目は前作"History Of Modern"から2曲目となる"Sister Marie Says"。
大ヒット曲"Enola Gay"に似ていることでメロディーが書かれた1981年当時は
お蔵入りになっていた"Enola Gay"の姉妹曲ともいえる曲だけあって、再結成後
の新し目の曲ではあるが、観客の盛り上がりも凄い。
続く19曲目は"Locomotion"、20曲目は"Sailing On The Seven Seas"、21曲目は
"Enola Gay"と、この辺りは再結成後のライヴ終盤では定番の流れである。
AndyがオープニングアクトのJohn Foxx And The Mathsに「ありがとう」と
お礼を言ってから、大ヒット曲"Enola Gay"を演奏して本編は終了。
再結成後のライヴでは本編最後を"Enola Gay"で締めることが多い。
一旦、楽屋に戻ってから、再びステージに戻ってくると、パイプオルガンの
イントロが流れ、22曲目でアンコールの1曲目となる"Walking On The Milky Way"
が始まる。Andyのみの1人OMDの時期の曲であるが、アンコールではほぼ演奏
されるバラードである。再結成後のライヴで演奏される1人OMDの曲は、
"Pandora's Box"、"Sailing On The Seven Seas"、"Walking On The Milky Way"
がセットになっていることが多いが、今回は"Pandora's Box"は演奏されなかった。
23曲目でアンコール2曲目はOMDの中でも最古の曲"Electricity"。この名曲も
アンコールの定番曲である。また、これが最後の曲となり、会場も大いに盛り
上がってライヴの幕を閉じた。
全23曲で1時間42分。
ここでセットリストを振り返ってみる。
新曲と旧曲の割合は下記の通り。
English Electric・・・7曲
History Of Modern・・・2曲
再結成前の曲・・・14曲
新譜"English Electric"の全12曲中7曲も聴けたのには満足。ただ、あと
Paulのヴォーカルの泣かせる曲"Stay With Me"だけは できれば聴きたかった。
他に演奏していない曲としては、まわりのイギリス人の観客からは
"Helen Of Troy"を演奏してくれという声が意外にも多かった。
再結成後初のアルバム"History Of Modern"からは2曲。この2曲は今後の
アルバム発表に伴うツアーでも定番曲になっていくと思われる。
再結成前のグレイテスト・ヒッツ系の曲は14曲で、再結成後のOMDは
2007年のArchitecture And Morality Tour、2010年〜2011年の
History Of Modern Tourと大きなツアーを2つ行っているが、演奏される
再結成前の旧曲は過去のツアーと比較するとだいたい同じで、どのツアーでも
ほぼ決まっているようである。
中盤で"Talking Loud And Clear"を演奏しているが、本公演(Ipswich)の直前の
Birmingham公演では、この曲を演奏せず、代わりにアンコール2曲目に"Secret"
を演奏していたが、是非とも"Secret"のほうを聴きたかった。
いろいろ欲を言うときりがないが、ミート&グリートにも参加できて日本にも
来て欲しいことを伝えられたし、最前列中央という目の前で観られたし、
新譜からも沢山の曲を聴けたし、で、海外まで観に行った甲斐のある大満足
のライヴだった。
写真のサイン入りセットリストはミート&グリート参加時にVIPチケット購入者
特典としてもらったものである。
15曲目の"Atomic Ranch"が抜けているが、16曲目"Kissing The Machine"の
イントロとして扱われているようである。
02/05/2013 OMD @Regent Theatre, Ipswich, UK
Set List:
01. Please Remain Seated [English Electric]
02. Metroland [English Electric]
03. Messages [Orchestral Manoeuvres In The Dark]
04. Tesla Girls [Junk Culture]
05. Dresden [English Electric]
06. History Of Modern (Part I) [History Of Modern]
07. (Forever) Live And Die [The Pacific Age]
08. If You Leave [Single Release]
09. Night Cafe [English Electric]
10. Souvenir [Architecture & Morality]
11. Joan Of Arc [Architecture & Morality]
12. Joan Of Arc (Maid of Orleans) [Architecture & Morality]
13. Our System [English Electric]
14. Talking Loud And Clear [Junk Culture]
15. Atomic Ranch [English Electric]
16. Kissing The Machine [English Electric]
17. So In Love [Crush]
18. Sister Marie Says[History Of Modern]
19. Locomotion [Junk Culture]
20. Sailing On The Seven Seas [Sugar Tax]
21. Enola Gay [Organisation]
-----Encore-----
22. Walking On The Milky Way [Universal]
23. Electricity [Orchestral Manoeuvres In The Dark]
(Approx. 102min.)
([]カッコ内は収録のオリジナルアルバム)
以下、ライヴ中に撮影した写真を載せる。
(画像はクリックで若干拡大)
(つづく)
John Foxx And The Mathsのオープニングアクトが終わり、30分ほど休憩を挟み
21:00が過ぎたところで、ヘッドライナーのOMD(Orchestral Manoeuvres In
The Dark)のEnglish Electric Tourのライヴがスタート。
始まった瞬間に観客は総立ちである。
ステージセットは写真のようにニュー・アルバム"English Electric"の
ジャケットをイメージしたもの。OMDのライヴといえば、演奏時には各曲毎の
映像をステージ背後のスクリーンに映されるが、今回はスクリーンは設置され
ているものの、斜線の入った6枚の幕(ライヴ中は回転する)が ぶら下がっている
ため各曲毎の映像はステージ全体に映されていた。
(ライヴ中は最前列でステージ全体の写真を撮ることが出来なかったため、
この写真はサウンドチェック時に少し下がって撮ったものである。)
メンバーは、Andy、Paul、Martin、Malcolmの4人。
OMDはAndyとPaulの2人と認識されている人も多いが、この4人が揃って生まれる
サウンドこそがOMDである。
Andy McCluskey (Vocal, Bass, Keyboards)
Paul Humphreys (Vocal, Keyboards)
Martin Cooper (Keyboards, Sax)
Malcolm Holmes (Drums)
1曲目はニュー・アルバム"English Electric"の1曲目"Please Remain Seated"。
中国語と英語の「お知らせいたします。あなたが楽しみに待たれていた未来は
キャンセルされました。席に座ったままでいてください。」とのドキッとする
空港の案内放送をイメージしたメッセージが流れた後、アルバムと同じ流れで
2曲目"Metroland"が始まる。
アルバム発売前の先行シングル曲でYouTube等でも無料サンプルがガンガン
流れて浸透していたこともあり、また、Kraftwerkの"Europe Endless"を彷彿
させるポップな曲なので、会場は手拍子一杯で一気に湧き上がる。
3曲目は"Messages"。OMDのライヴでは鉄板曲"Messages"をセットリストの序盤
に投入して観客を盛り上げる傾向にある。イントロが流れた瞬間から会場の
空気が変わる。決して激しくないスローテンポの曲なのにこれだけ盛り上がる
曲というのは珍しい。デビュー当時(1980年)からの愛され続ける曲の1つである。
4曲目は"Tesla Girls"。イントロの"♪No, No, No !"のコーラスに観客も合わ
せて声を出し、Andyも大きなアクションで観客に手拍子を促し、さらに盛り上
がる。
5曲目は"English Electric"から3曲目となる"Dresden"。新譜の曲であるが
シングルカット曲ということもあり観客のノリは良い。
6曲目は"再結成後の初のアルバムHistory Of Modern"からタイトル曲の
"History Of Modern (Part I)"。これまでの曲ではAndyはベースを弾きながら
歌っていたが、「ベースを置いて、美しいダンスを始めるよ。」と言って、
この曲はベースを弾かずダンスをしながら歌う。手の動きの独特さがポイント
のアンディ・ダンスである。
7曲目は本日初のPaulのヴォーカル曲となる"(Forever) Live And Die"。
Paulがステージ中央のマイクで歌い、代わりにAndyがPaulのキーボードを弾く。
Paul贔屓のファンが盛り上がる。
8曲目は"If You Leave"。今回の席は最前列中央のAndyの目の前ということもあり、
"♪I need you now like I needed you then 〜"
のサビの歌詞のところを、Andyがファンサービスで、私の隣に座っている
相方(女性)を見つめて手を差し伸べながら歌っていた。(笑) これには相方も
感激していたようだった。(笑)
間奏部ではMartinはサックスソロで活躍。
9曲目は"English Electric"から4曲目となる"Night Cafe"。後にシングルカット
される曲で、"English Electric"からはシングル曲を中心に攻めてきている。
本当に良い曲が揃ったアルバムだとつくづく思う。
10曲目は、本日2曲目のPaulのヴォーカル曲となる"Souvenir"。この曲では
先ほどの"(Forever) Live And Die"のようにステージ中央に出てくることはなく
キーボードに設置してあるマイクでPaulは歌う。また、Andyはステージ中央
からは離れ、Malcolmのドラムセットが設置してある高くなった台の上に
乗ってベースを弾く。先ほどの"(Forever) Live And Die"と"Souvenir"は
再結成後のフルライヴでは必ず演奏するPaulがヴォーカルの曲となっている。
11曲目は"Joan Of Arc"。Andyと観客が一体となって手拍子をして盛り上がる曲だ。
12曲目は"Joan Of Arc (Maid of Orleans)"。11曲目の"Joan Of Arc"とこの曲
はセットになって演奏され、OMDのライヴの見せ場でもある。何が見せ場かと
いえば、Andyのタコ踊りである。(笑) 舞台照明のフラッシュが連続で発光する
中でMalcolmのドラムに合わせてAndyが激しく手足を動かしてタコ踊りをする。
最前列中央ということもあり、下から見上げるタコ踊りは特に迫力があった。(笑)
13曲目は"English Electric"から5曲目となる"Our System"。このスローテンポ
な曲を挟んで、14曲目は"Talking Loud And Clear"。疲れたのかAndyはステージ
上のモニタースピーカーを椅子代わりにして座りながら、歌っていた。この2曲
はAndyの休憩タイムといったところか。(笑) ただ、座っていても、手だけは
動かして踊っていた。(笑)
15曲目に"Atomic Ranch"の一部(30秒くらい)を引用してから、16曲目の
"Kissing The Machine"にそのまま続く。この2曲は"English Electric"からの
6曲目、7曲目の曲となる。"Kissing The Machine"は、Karl Bartosのプロジェ
クトElektric Musicの1stアルバム"Esperanto"に収録されAndyとBartosが共作
し、Andyがリード・ヴォーカルをとる甘いバラード曲で、その曲をOMDとして
セルフカヴァーしている。先ほどの"If You Leave"のようにファンサービスで、
Andyがサビの"♪Kissing The Machine〜"のところを歌いながら隣の相方に
向かって投げキッスをしていた。(笑)
"English Electric"からの曲はここまでの7曲で終了し、ここからは過去の名曲
のグレイテスト・ヒッツ・タイムの始まり。
17曲目は"So In Love"。相変わらずAndyの裏声が冴える。
18曲目は前作"History Of Modern"から2曲目となる"Sister Marie Says"。
大ヒット曲"Enola Gay"に似ていることでメロディーが書かれた1981年当時は
お蔵入りになっていた"Enola Gay"の姉妹曲ともいえる曲だけあって、再結成後
の新し目の曲ではあるが、観客の盛り上がりも凄い。
続く19曲目は"Locomotion"、20曲目は"Sailing On The Seven Seas"、21曲目は
"Enola Gay"と、この辺りは再結成後のライヴ終盤では定番の流れである。
AndyがオープニングアクトのJohn Foxx And The Mathsに「ありがとう」と
お礼を言ってから、大ヒット曲"Enola Gay"を演奏して本編は終了。
再結成後のライヴでは本編最後を"Enola Gay"で締めることが多い。
一旦、楽屋に戻ってから、再びステージに戻ってくると、パイプオルガンの
イントロが流れ、22曲目でアンコールの1曲目となる"Walking On The Milky Way"
が始まる。Andyのみの1人OMDの時期の曲であるが、アンコールではほぼ演奏
されるバラードである。再結成後のライヴで演奏される1人OMDの曲は、
"Pandora's Box"、"Sailing On The Seven Seas"、"Walking On The Milky Way"
がセットになっていることが多いが、今回は"Pandora's Box"は演奏されなかった。
23曲目でアンコール2曲目はOMDの中でも最古の曲"Electricity"。この名曲も
アンコールの定番曲である。また、これが最後の曲となり、会場も大いに盛り
上がってライヴの幕を閉じた。
全23曲で1時間42分。
ここでセットリストを振り返ってみる。
新曲と旧曲の割合は下記の通り。
English Electric・・・7曲
History Of Modern・・・2曲
再結成前の曲・・・14曲
新譜"English Electric"の全12曲中7曲も聴けたのには満足。ただ、あと
Paulのヴォーカルの泣かせる曲"Stay With Me"だけは できれば聴きたかった。
他に演奏していない曲としては、まわりのイギリス人の観客からは
"Helen Of Troy"を演奏してくれという声が意外にも多かった。
再結成後初のアルバム"History Of Modern"からは2曲。この2曲は今後の
アルバム発表に伴うツアーでも定番曲になっていくと思われる。
再結成前のグレイテスト・ヒッツ系の曲は14曲で、再結成後のOMDは
2007年のArchitecture And Morality Tour、2010年〜2011年の
History Of Modern Tourと大きなツアーを2つ行っているが、演奏される
再結成前の旧曲は過去のツアーと比較するとだいたい同じで、どのツアーでも
ほぼ決まっているようである。
中盤で"Talking Loud And Clear"を演奏しているが、本公演(Ipswich)の直前の
Birmingham公演では、この曲を演奏せず、代わりにアンコール2曲目に"Secret"
を演奏していたが、是非とも"Secret"のほうを聴きたかった。
いろいろ欲を言うときりがないが、ミート&グリートにも参加できて日本にも
来て欲しいことを伝えられたし、最前列中央という目の前で観られたし、
新譜からも沢山の曲を聴けたし、で、海外まで観に行った甲斐のある大満足
のライヴだった。
写真のサイン入りセットリストはミート&グリート参加時にVIPチケット購入者
特典としてもらったものである。
15曲目の"Atomic Ranch"が抜けているが、16曲目"Kissing The Machine"の
イントロとして扱われているようである。
02/05/2013 OMD @Regent Theatre, Ipswich, UK
Set List:
01. Please Remain Seated [English Electric]
02. Metroland [English Electric]
03. Messages [Orchestral Manoeuvres In The Dark]
04. Tesla Girls [Junk Culture]
05. Dresden [English Electric]
06. History Of Modern (Part I) [History Of Modern]
07. (Forever) Live And Die [The Pacific Age]
08. If You Leave [Single Release]
09. Night Cafe [English Electric]
10. Souvenir [Architecture & Morality]
11. Joan Of Arc [Architecture & Morality]
12. Joan Of Arc (Maid of Orleans) [Architecture & Morality]
13. Our System [English Electric]
14. Talking Loud And Clear [Junk Culture]
15. Atomic Ranch [English Electric]
16. Kissing The Machine [English Electric]
17. So In Love [Crush]
18. Sister Marie Says[History Of Modern]
19. Locomotion [Junk Culture]
20. Sailing On The Seven Seas [Sugar Tax]
21. Enola Gay [Organisation]
-----Encore-----
22. Walking On The Milky Way [Universal]
23. Electricity [Orchestral Manoeuvres In The Dark]
(Approx. 102min.)
([]カッコ内は収録のオリジナルアルバム)
以下、ライヴ中に撮影した写真を載せる。
(画像はクリックで若干拡大)
(つづく)
2014年02月02日
2013 英国旅行記(10) 〜02/05/2013 John Foxx And The Maths @Regent Theatre, Ipswich, UK LxIxVxE Report〜
[2013 英国旅行記(10)の前後を読む]
John先生とのミート&グリートが終わり、沢山買ったグッズを置きに一旦ホテル
に戻った後、19:30くらいにまた会場のRegent Theatreに行く。会場の入り口で
フィンランド人の友人夫妻と再会する。我々と同じく5/2(木)Ipswich公演と
5/3(金)London公演を観るとのことだった。その後、席に着き、少しすると
オープニングアクトのJohn Foxx And The Mathsのライヴが始まった。
今回のOMD English Electric Tourのオープニングアクトでのバンドの編成は
下記の通り。
John Foxx (Vocal, keyboards)
Benge (drum)
Hannah Peel (keyboards, violin)
2011年のInterplay Tourでは上記の3人にSerafina Steer (keyboards, bass)
を加えた4人編成となっており、この4人で固定されたように思えたが、その後
は実質脱退状態になっており、今回のツアーにも参加していない。
メンバー3人、そしてヘッドライナーではなくオープニングアクトということも
あり、OMDのステージセットを隠す緞帳の前の狭いスペースに、左から、
Hannah、John、Bengeと一列に並んで演奏を行う。(写真参照)
John先生が「Ipswichの皆さん、こんばんは。John Foxx And The Mathsです。」
と挨拶してからライヴがスタート。
なお、ライヴ中の写真については、照明がかなり暗かったこと、最前列という
席が良すぎてステージを見上げる形になりメンバー3人の前の機材が被って
しまったこと、等から残念ながら良いものが撮れなかった。
1曲目は、最新アルバム"Evidence"からタイトル曲の"Evidence"。スローテンポ
で実験的な曲で、John先生のヴォーカルにHannahのヴァイオリンとBengeの
Simmonsのシンセドラムが絡み合う。約半年前(2012年9月)発売のThe Mathsの曲
で、OMDのファンにはあまり知られていなかった曲ということもあってか、
観客は戸惑い気味の感じだった。
2曲目は、ソロから"He's A Liquid"。ソロやLouis Gordonとのコンビ時代には
「♪Ah〜Ah〜Ah〜」のバックに流れる部分はシンセで演奏されていたが、The
MathsではHannahのヴァイオリンに置き換えられている。この曲は1曲目と同様
にスローテンポな曲ではあるが、アルバム"Metamatic"収録の有名曲であるので
演奏が終わると大きな拍手が起こる。
3曲目はThe Mathsから"Evergreen"。やっとアップテンポの曲で、このあたり
から客席も盛り上がり始める。
4曲目は、ソロから"No-One Driving"。お馴染みの曲でイントロが流れると
観客は沸く。The Mathsの曲よりもソロの曲のほうが盛り上がるが、
ソロデビュー作の"Metamatic"(1980年発表)から33年も経っており、この
ジャンルの音楽が好きなファンには浸透し過ぎているので当然といえば当然か。
5曲目にThe Mathsの静かめな"Summerland"を挟んだ後、6曲目はThe Mathsから
"The Running Man"、7曲目はソロから"Burning Car"、8曲目はThe Mathsから
"Catwalk"と熱唱系の曲が3曲続く。これらの曲ではQuiet ManのJohn先生も
身振り手振りも加えて激しく熱唱する。
バンドも観客もテンションが上がったところで、最後の9曲目にお馴染みの
ソロ曲"Underpass"を投入。盛り上がりは最高潮に達し、ライヴは終了。
アンコールは無く、最後にJohn先生がメンバー紹介をして退場した。
1曲目ではどうなるかと心配したが、最後には観客の大きな拍手で幕を閉じた。
9曲で41分。もっと長く観たかったがオープニングアクトなので持ち時間は
これくらいだろう。
ここでセットリストを振り返ってみる。
John Foxx And The Maths(下記のセットリスト内ではJF&TMと記載)から5曲、
John Foxxのソロから4曲。特にソロ曲は"Metamatic"発売当時の1980年に発売
された曲のみという偏り方だった。そしてULTRAVOXの曲は無し。
参考までに【リンク先】は2011年Interplay Tourの10/25 London XOYO公演の
セットリストになるが、本日のセットリストは、1曲目の"Evidence"を除けば、
Interplay Tourでの全18曲をコンパクトにしたものと言える。
私は2011年のInterplay Tourも観ているがこのときと比べると、ベースと
キーボードを担当していたSerafina Steerが不参加でメンバーが4人から3人
に減ったことで、どうしても打ち込みを増やさなければならず、手弾きの箇所
が減ってバンド感がやや薄れてしまったように思う。特に、John先生が
ヴォーカル、Hannahがヴァイオリン、Bengeがドラムを担当する曲では、
それが顕著に現れてしまっていたと思う。
4人と3人の体制を比べてしまったが、3人でも音に十分に厚みのある素晴らしい
演奏だったと思う。
(John先生もキーボードを弾くが、これは自身のヴォコーダーのコントロール
しかしていないと思われる。)
今回はオープニングアクトという立場だったため、急に決まったことにより
ライヴまでの準備期間が短かかったと思われ、また演奏の持ち時間も短かったが、
そのような状況でも全力で観客を沸かせるパフォーマンスをしたJohn先生は
さすが大御所だと思った。
とにかく、思いがけずに久しぶりに観れたJohn Foxx And The Mathsのライヴに
満足だった。
John Foxx And The Maths @Regent Theatre, Ipswich, UK 02/05/2013
Set List:
01. Evidence [Evidence / JF&TM]
02. He's A Liquid [Metamatic / John Foxx]
03. Evergreen [Interplay / JF&TM]
04. No-One Driving [Metamatic / John Foxx]
05. Summerland [Interplay / JF&TM]
06. The Running Man [Interplay / JF&TM]
07. Burning Car [Single Release / John Foxx]
08. Catwalk [Interplay / JF&TM]
09. Underpass [Metamatic / John Foxx]
(カッコ内は収録のオリジナルアルバム)
(つづく)
(以下、ライヴで撮影した写真を載せる。クリックで若干拡大。)
John先生とのミート&グリートが終わり、沢山買ったグッズを置きに一旦ホテル
に戻った後、19:30くらいにまた会場のRegent Theatreに行く。会場の入り口で
フィンランド人の友人夫妻と再会する。我々と同じく5/2(木)Ipswich公演と
5/3(金)London公演を観るとのことだった。その後、席に着き、少しすると
オープニングアクトのJohn Foxx And The Mathsのライヴが始まった。
今回のOMD English Electric Tourのオープニングアクトでのバンドの編成は
下記の通り。
John Foxx (Vocal, keyboards)
Benge (drum)
Hannah Peel (keyboards, violin)
2011年のInterplay Tourでは上記の3人にSerafina Steer (keyboards, bass)
を加えた4人編成となっており、この4人で固定されたように思えたが、その後
は実質脱退状態になっており、今回のツアーにも参加していない。
メンバー3人、そしてヘッドライナーではなくオープニングアクトということも
あり、OMDのステージセットを隠す緞帳の前の狭いスペースに、左から、
Hannah、John、Bengeと一列に並んで演奏を行う。(写真参照)
John先生が「Ipswichの皆さん、こんばんは。John Foxx And The Mathsです。」
と挨拶してからライヴがスタート。
なお、ライヴ中の写真については、照明がかなり暗かったこと、最前列という
席が良すぎてステージを見上げる形になりメンバー3人の前の機材が被って
しまったこと、等から残念ながら良いものが撮れなかった。
1曲目は、最新アルバム"Evidence"からタイトル曲の"Evidence"。スローテンポ
で実験的な曲で、John先生のヴォーカルにHannahのヴァイオリンとBengeの
Simmonsのシンセドラムが絡み合う。約半年前(2012年9月)発売のThe Mathsの曲
で、OMDのファンにはあまり知られていなかった曲ということもあってか、
観客は戸惑い気味の感じだった。
2曲目は、ソロから"He's A Liquid"。ソロやLouis Gordonとのコンビ時代には
「♪Ah〜Ah〜Ah〜」のバックに流れる部分はシンセで演奏されていたが、The
MathsではHannahのヴァイオリンに置き換えられている。この曲は1曲目と同様
にスローテンポな曲ではあるが、アルバム"Metamatic"収録の有名曲であるので
演奏が終わると大きな拍手が起こる。
3曲目はThe Mathsから"Evergreen"。やっとアップテンポの曲で、このあたり
から客席も盛り上がり始める。
4曲目は、ソロから"No-One Driving"。お馴染みの曲でイントロが流れると
観客は沸く。The Mathsの曲よりもソロの曲のほうが盛り上がるが、
ソロデビュー作の"Metamatic"(1980年発表)から33年も経っており、この
ジャンルの音楽が好きなファンには浸透し過ぎているので当然といえば当然か。
5曲目にThe Mathsの静かめな"Summerland"を挟んだ後、6曲目はThe Mathsから
"The Running Man"、7曲目はソロから"Burning Car"、8曲目はThe Mathsから
"Catwalk"と熱唱系の曲が3曲続く。これらの曲ではQuiet ManのJohn先生も
身振り手振りも加えて激しく熱唱する。
バンドも観客もテンションが上がったところで、最後の9曲目にお馴染みの
ソロ曲"Underpass"を投入。盛り上がりは最高潮に達し、ライヴは終了。
アンコールは無く、最後にJohn先生がメンバー紹介をして退場した。
1曲目ではどうなるかと心配したが、最後には観客の大きな拍手で幕を閉じた。
9曲で41分。もっと長く観たかったがオープニングアクトなので持ち時間は
これくらいだろう。
ここでセットリストを振り返ってみる。
John Foxx And The Maths(下記のセットリスト内ではJF&TMと記載)から5曲、
John Foxxのソロから4曲。特にソロ曲は"Metamatic"発売当時の1980年に発売
された曲のみという偏り方だった。そしてULTRAVOXの曲は無し。
参考までに【リンク先】は2011年Interplay Tourの10/25 London XOYO公演の
セットリストになるが、本日のセットリストは、1曲目の"Evidence"を除けば、
Interplay Tourでの全18曲をコンパクトにしたものと言える。
私は2011年のInterplay Tourも観ているがこのときと比べると、ベースと
キーボードを担当していたSerafina Steerが不参加でメンバーが4人から3人
に減ったことで、どうしても打ち込みを増やさなければならず、手弾きの箇所
が減ってバンド感がやや薄れてしまったように思う。特に、John先生が
ヴォーカル、Hannahがヴァイオリン、Bengeがドラムを担当する曲では、
それが顕著に現れてしまっていたと思う。
4人と3人の体制を比べてしまったが、3人でも音に十分に厚みのある素晴らしい
演奏だったと思う。
(John先生もキーボードを弾くが、これは自身のヴォコーダーのコントロール
しかしていないと思われる。)
今回はオープニングアクトという立場だったため、急に決まったことにより
ライヴまでの準備期間が短かかったと思われ、また演奏の持ち時間も短かったが、
そのような状況でも全力で観客を沸かせるパフォーマンスをしたJohn先生は
さすが大御所だと思った。
とにかく、思いがけずに久しぶりに観れたJohn Foxx And The Mathsのライヴに
満足だった。
John Foxx And The Maths @Regent Theatre, Ipswich, UK 02/05/2013
Set List:
01. Evidence [Evidence / JF&TM]
02. He's A Liquid [Metamatic / John Foxx]
03. Evergreen [Interplay / JF&TM]
04. No-One Driving [Metamatic / John Foxx]
05. Summerland [Interplay / JF&TM]
06. The Running Man [Interplay / JF&TM]
07. Burning Car [Single Release / John Foxx]
08. Catwalk [Interplay / JF&TM]
09. Underpass [Metamatic / John Foxx]
(カッコ内は収録のオリジナルアルバム)
(つづく)
(以下、ライヴで撮影した写真を載せる。クリックで若干拡大。)
2014年02月01日
2009-12 英国旅行記(3) 〜準備〜
[2009-12英国旅行記(3)の前後を読む]
5月のヨーロッパ1st Legから12月の2nd Legへの計画変更の決断後、まず最初に
やる必要があるのが、既にSOLD OUTとなっているチケットの確保だ。
行くのを諦めた5/30(土)UK London公演のチケット取りは私が担当したが、
今度の2nd Legのチケット取りは相方が担当してくれることになった。
SOLD OUTになっているので、オークションサイトや、転売サイトで探すこと
になる。相方は前回のツアーであるTouring The Angelを観に行ったときは
オークションサイトeBayで購入したとのこと。今回は、seatwaveという転売
サイト(合法ネットダフ屋サイトとも言われる)を利用することにした。
Depeche Modeのチケットはもともとの正規の価格は£52.75で、日本円にすると
当時のレートで約9,150円であるが、SEATWAVEに出ているものでスタンド数列目
の良い席の価格は20,000円前後となっていた。行くなら良い席で観たいので、
これくらい価格の席を狙うことにする。12/15(火)London、12/16(水)London、
12/18(金)Manchesterの3公演をそれぞれ2枚ずつ計6枚を購入した。価格は1万円台
後半から2万円台後半までで、合計金額は約120,000円になった。
「購入した」と言っても、オークションや転売サイトはここから先が長い。
イギリスの出品者にチケット代金を入金し、日本にチケットを送ってもらう、
という当たり前のことをするだけなのだが、何故なのか、なかなか送ってこない
出品者が多い。このようなトラブルは経験した方も多いと思う。今回の3公演は
それぞれ別の3人の出品者から購入したが、誰もすぐに送ってこないので、
相方も苦労をしていたようだった。それでも、辛抱強いメールのやり取りの結果、
12/15(火)Londonと12/18(金)Manchesterのチケットは日本の自宅に届いたの
だが、12/16(水)Londonのチケットはいつになっても届かない。結局、送って
こないままライヴの日が近づいてきてしまったので、送付先に我々が宿泊予定
のLondonのホテルを指定した。ホテルにも事前に話しておかなければいけない
ので大変面倒である。ホテルでもチケットが受け取れず、12/16(水)London公演
は観られないのではないか・・・という不安を抱きながら日本を出発すること
になった。
一番重要なチケットに関しては上記のようであるが、他にも必要な準備に
ついても書いておく。
チケットの次に重要なものといえば航空券だ。
今回の日程は、この旅行記の「(1)はじめに」にも書いたが、ライヴ予定と
移動の日程は下記の通りである。
2009
12/14(月) 日本・成田発→ロンドン・ヒースロー着
12/15(火) Depeche Mode @The O2 Arena
12/16(水) Depeche Mode @The O2 Arena
12/17(木) ロンドン→マンチェスター
12/18(金) Depeche Mode @M.E.N. Arena
12/19(土) マンチェスター→ロンドン、ヒースロー発
12/20(日) 成田着
今回も直行便のある4社(ANA、JAL、Virgin Atlantic、British Airways)から
選ぶわけだが、成田→ヒースローの出発及び到着の時間は、4社とも成田を
12:00頃に出発し、ヒースローには16:00頃に到着と、会社間の差はほとんどない。
しかし、ヒースロー→成田については、
VirginとBAはヒースローを13:00頃に出発し、成田には9:00頃に到着、
ANAとJALはヒースローを19:30頃に出発し、成田には15:00頃に到着、
と、イギリスの2社と日本の2社で運行時間に差がある。
ヒースローを出発する12/19(土)はマンチェスターからロンドン・ヒースロー
への移動に半日掛かるので、VirginとBAは使えず、ANAかJALのを選ぶ必要がある。
今回の休暇の取得は、私も相方も会社に許可をもらって確定するまでにかなり
時間が掛かってしまい、出発まで2ヶ月を切った10/27にやっと確定した。確定後、
ようやく航空券の購入手続きを始める。私はANAのマイレージの会員なので
ANAを購入しようとサイトにアクセスしたが、希望の便は満席だった。12月中旬
の便なんてガラガラだろうと油断していたが、これには焦った。実はこの頃、
JALが経営破綻し、会社更生法の適用の直前だったためか、JALの評判は悪く、
JALを避けてANAに集中していたようである。このような状況だったので、気が
引けたのだが、ANAが無いからといって旅行自体を中止するわけにも行かない
ので、JALのサイトにアクセスしてみる。そんなJALでもガラガラというわけ
ではなく、幸運なことに数席だけ残っていたので購入。もうちょっと遅かったら
行けなくなるところだったので、危なかったがなんとか航空券も確保すること
が出来た。金額も127,490円と想定より安く済ませることが出来て良かった。
購入した便は下記である。
JL401 12/14(月)12:00成田発(ターミナル2)→14:45ヒースロー着(ターミナル3)
JL402 12/19(土)19:00ヒースロー発(ターミナル3)→12/20(日)16:00成田着(ターミナル2)
次はホテルの確保である。ホテルはライヴ会場から徒歩圏の場所と決めている
ので、その条件の中から選ぶ。
Londonのホテルは、会場であるNorth GreenwichのThe O2 Arenaから1kmの
(当時は)唯一の徒歩圏のHoliday Inn Express London Greenwichを3泊、
Manchesterのホテルは、会場であるManchester Evening News Arenaの目の前
にあるPark Inn by Radisson Manchester City Centreを2泊、それぞれ予約した。
London〜Manchester間の移動は電車、バス、飛行機、等、いろいろ選択肢は
あるが、National RailのVirgin Trainを利用することにした。相方が2006年に
同じManchesterの会場にTouring The Angelを観に行った際にもVirgin Train
を使ったとのことで、経験者である相方のアドバイスから事前に日本で
乗り放題のブリットレイルパスを購入することにした。
London内の移動は地下鉄とし、現地で現金で切符を買うので事前の準備は不要。
あとは、スーツケース。今までは2006年に購入したリンク先の当時の国際線
の持ち込み可能サイズだった「55cm×40cm×23cm以内」のコンパクトなものを
使用していたのだが、海外遠征を重ねるにつれサイズに限界を感じていた。
そんな中、前回の海外遠征の2009年 ULTRAVOX渡英の際に同行者のMが持っていた
RIMOWAのポリカーボネイト製の4輪のモデルが、特に4輪の取り回しが良く
使いやすそうだったので、同じモデルのサイズ違いのものを購入することに
した。また、相方も前回の同じ遠征の際にスーツケースの車輪を壊してしまい
捨てていたので、RIMOWAの4輪を購入することにした。
私のはポリカーボネイト製のSALSAシリーズの黒を購入。
相方はアルミニウム製のTOPASシリーズで、私より一回り大きめのサイズの
ものを購入した。
旅の記録をする上で重要なデジカメについては、特に新調せずに今までのもの
をそのまま使うことにした。
12/16(水)のチケットが現地で受け取れるのか不安であったが、それ以外は
全て準備を整え、あとは出発当日を待つだけとなった。
(つづく)
5月のヨーロッパ1st Legから12月の2nd Legへの計画変更の決断後、まず最初に
やる必要があるのが、既にSOLD OUTとなっているチケットの確保だ。
行くのを諦めた5/30(土)UK London公演のチケット取りは私が担当したが、
今度の2nd Legのチケット取りは相方が担当してくれることになった。
SOLD OUTになっているので、オークションサイトや、転売サイトで探すこと
になる。相方は前回のツアーであるTouring The Angelを観に行ったときは
オークションサイトeBayで購入したとのこと。今回は、seatwaveという転売
サイト(合法ネットダフ屋サイトとも言われる)を利用することにした。
Depeche Modeのチケットはもともとの正規の価格は£52.75で、日本円にすると
当時のレートで約9,150円であるが、SEATWAVEに出ているものでスタンド数列目
の良い席の価格は20,000円前後となっていた。行くなら良い席で観たいので、
これくらい価格の席を狙うことにする。12/15(火)London、12/16(水)London、
12/18(金)Manchesterの3公演をそれぞれ2枚ずつ計6枚を購入した。価格は1万円台
後半から2万円台後半までで、合計金額は約120,000円になった。
「購入した」と言っても、オークションや転売サイトはここから先が長い。
イギリスの出品者にチケット代金を入金し、日本にチケットを送ってもらう、
という当たり前のことをするだけなのだが、何故なのか、なかなか送ってこない
出品者が多い。このようなトラブルは経験した方も多いと思う。今回の3公演は
それぞれ別の3人の出品者から購入したが、誰もすぐに送ってこないので、
相方も苦労をしていたようだった。それでも、辛抱強いメールのやり取りの結果、
12/15(火)Londonと12/18(金)Manchesterのチケットは日本の自宅に届いたの
だが、12/16(水)Londonのチケットはいつになっても届かない。結局、送って
こないままライヴの日が近づいてきてしまったので、送付先に我々が宿泊予定
のLondonのホテルを指定した。ホテルにも事前に話しておかなければいけない
ので大変面倒である。ホテルでもチケットが受け取れず、12/16(水)London公演
は観られないのではないか・・・という不安を抱きながら日本を出発すること
になった。
一番重要なチケットに関しては上記のようであるが、他にも必要な準備に
ついても書いておく。
チケットの次に重要なものといえば航空券だ。
今回の日程は、この旅行記の「(1)はじめに」にも書いたが、ライヴ予定と
移動の日程は下記の通りである。
2009
12/14(月) 日本・成田発→ロンドン・ヒースロー着
12/15(火) Depeche Mode @The O2 Arena
12/16(水) Depeche Mode @The O2 Arena
12/17(木) ロンドン→マンチェスター
12/18(金) Depeche Mode @M.E.N. Arena
12/19(土) マンチェスター→ロンドン、ヒースロー発
12/20(日) 成田着
今回も直行便のある4社(ANA、JAL、Virgin Atlantic、British Airways)から
選ぶわけだが、成田→ヒースローの出発及び到着の時間は、4社とも成田を
12:00頃に出発し、ヒースローには16:00頃に到着と、会社間の差はほとんどない。
しかし、ヒースロー→成田については、
VirginとBAはヒースローを13:00頃に出発し、成田には9:00頃に到着、
ANAとJALはヒースローを19:30頃に出発し、成田には15:00頃に到着、
と、イギリスの2社と日本の2社で運行時間に差がある。
ヒースローを出発する12/19(土)はマンチェスターからロンドン・ヒースロー
への移動に半日掛かるので、VirginとBAは使えず、ANAかJALのを選ぶ必要がある。
今回の休暇の取得は、私も相方も会社に許可をもらって確定するまでにかなり
時間が掛かってしまい、出発まで2ヶ月を切った10/27にやっと確定した。確定後、
ようやく航空券の購入手続きを始める。私はANAのマイレージの会員なので
ANAを購入しようとサイトにアクセスしたが、希望の便は満席だった。12月中旬
の便なんてガラガラだろうと油断していたが、これには焦った。実はこの頃、
JALが経営破綻し、会社更生法の適用の直前だったためか、JALの評判は悪く、
JALを避けてANAに集中していたようである。このような状況だったので、気が
引けたのだが、ANAが無いからといって旅行自体を中止するわけにも行かない
ので、JALのサイトにアクセスしてみる。そんなJALでもガラガラというわけ
ではなく、幸運なことに数席だけ残っていたので購入。もうちょっと遅かったら
行けなくなるところだったので、危なかったがなんとか航空券も確保すること
が出来た。金額も127,490円と想定より安く済ませることが出来て良かった。
購入した便は下記である。
JL401 12/14(月)12:00成田発(ターミナル2)→14:45ヒースロー着(ターミナル3)
JL402 12/19(土)19:00ヒースロー発(ターミナル3)→12/20(日)16:00成田着(ターミナル2)
次はホテルの確保である。ホテルはライヴ会場から徒歩圏の場所と決めている
ので、その条件の中から選ぶ。
Londonのホテルは、会場であるNorth GreenwichのThe O2 Arenaから1kmの
(当時は)唯一の徒歩圏のHoliday Inn Express London Greenwichを3泊、
Manchesterのホテルは、会場であるManchester Evening News Arenaの目の前
にあるPark Inn by Radisson Manchester City Centreを2泊、それぞれ予約した。
London〜Manchester間の移動は電車、バス、飛行機、等、いろいろ選択肢は
あるが、National RailのVirgin Trainを利用することにした。相方が2006年に
同じManchesterの会場にTouring The Angelを観に行った際にもVirgin Train
を使ったとのことで、経験者である相方のアドバイスから事前に日本で
乗り放題のブリットレイルパスを購入することにした。
London内の移動は地下鉄とし、現地で現金で切符を買うので事前の準備は不要。
あとは、スーツケース。今までは2006年に購入したリンク先の当時の国際線
の持ち込み可能サイズだった「55cm×40cm×23cm以内」のコンパクトなものを
使用していたのだが、海外遠征を重ねるにつれサイズに限界を感じていた。
そんな中、前回の海外遠征の2009年 ULTRAVOX渡英の際に同行者のMが持っていた
RIMOWAのポリカーボネイト製の4輪のモデルが、特に4輪の取り回しが良く
使いやすそうだったので、同じモデルのサイズ違いのものを購入することに
した。また、相方も前回の同じ遠征の際にスーツケースの車輪を壊してしまい
捨てていたので、RIMOWAの4輪を購入することにした。
私のはポリカーボネイト製のSALSAシリーズの黒を購入。
相方はアルミニウム製のTOPASシリーズで、私より一回り大きめのサイズの
ものを購入した。
旅の記録をする上で重要なデジカメについては、特に新調せずに今までのもの
をそのまま使うことにした。
12/16(水)のチケットが現地で受け取れるのか不安であったが、それ以外は
全て準備を整え、あとは出発当日を待つだけとなった。
(つづく)