2014年09月

2014年09月09日

2011 英国旅行記(12) 〜Erasureライヴ前〜

[2011英国旅行記(12)の前後を読む]

Westcliff駅から会場のCliffs Pavilionに向かう。
Southend-on-Seaは地球の歩き方等のガイドブックにも載っておらず、日本人
観光客はあまり行かない場所である。
日本に住むイギリス人の友人に、Southend-on-Seaを日本の観光地に例えて
もらったところ、「熱海」とのことだった。
確かに熱海っぽい感じがする。

海沿いというかテムズ川の河口沿いを歩く。

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会場が見えてきた。



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熱海だとすると10月の今はシーズンオフなので、沢山あるFish & Chips屋さん
も全て閉まっている・・・。
もしここで食べれるなら、きっと美味しいに違いない。



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16:00くらいに会場に到着。手前に停まっているのはツアーの機材やステージ
セットを運んできたトラックだろう。



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会場側面。



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会場Cliffs Pavilionの正面。



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近々の催し物のフライヤーが貼ってある。



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本日の催し物のErasure Tomorrow's World Tourのポスター。



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会場に入り、まずはBox Officeに行く。
チケット購入時のE-Mailをプリントアウトしてきたものとクレジットカード
を見せて、預かってもらっていたチケットを無事に受け取り、ホッとする。
ライヴ直前に日本に発送されてしまったら受け取れなかったので、Box Office
預かりに変更できて本当に良かった。
1階のスタンディングは避けて、2階席5列目中央を購入した。

その後、まだ時間があるのでホテルにチェックインをしに行こうとしたところ、
突然豪雨になったので会場のロビーで雨宿りをする。
すると、Erasureファンのカップルが我々に話しかけてきた。
話を聞いてみると、なんとはるばるアルゼンチンからErasureを観に来ている
とのこと。アルゼンチンといえば我々日本よりもさらに遠くイギリスへは
片道20時間は掛かる国だ。
前日のLondonのRoundhouse公演も観に行き、サウンドチェックに入れて
もらったそうで、そのときの動画を見せてくれた。
「最前列でまた会おう!」と言われ、その場は別れたが、我々は2階席だったり
する・・・。(^^;



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豪雨も止んで、会場の目の前にあるホテルWestcliff Hotelに行き
チェックインを済ませる。



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ホテルの入口。
部屋はとても良い感じのホテルだった。



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開場の19:00のちょっと前に、またライヴ会場に向かう。



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入場する。ここは会場のロビー。



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会場のロビーから見える景色。



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会場の目の前にテムズ川の河口が広がる。



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Erasure Tomorrow's World Tourの物販。(画像はクリックで拡大)
自分用には右側の黒いツアーTシャツを購入。
残念ながら今回来れなかったErasureの大ファンの相方へのお土産として
Tシャツ3種、トートバッグ、パンフレット、と沢山購入した。
沢山購入したので物販の店員に覚えられ、ライヴ後に物販の前を通ったときに
挨拶をしてくれた。(笑)



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こちらはオープニングアクトのFrankmusikの物販。
Tシャツ2種。



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2階の席に着く。
1階のスタンディングは、まだ人が疎らである。
先ほどのアルゼンチンからのファンはきっと最前列をゲットしたのだろう。



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オープニングアクトのFrankmusik。
今回のErasureのツアータイトルになっているアルバム"Tomorrow's World"
のプロデューサーでもある。



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音はシンセポップだった。

オープニングアクトのFrankmusikが終わり、いよいよヘッドライナーの
Erasureの登場を待つだけとなった。

(つづく)

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2014年09月08日

2011 英国旅行記(11) 〜LondonからSouthend-on-Seaへ〜

[2011英国旅行記(11)の前後を読む]

地下鉄でOld Street駅にあるホテルに戻り、昼食を食べた後、Erasureのライヴ
会場Cliffs PavilionのあるSouthend-on-Seaに向かう準備をする。
Southend-on-SeaはLondonの中心部から東に65kmほど離れたテムズ川の河口
にある街で、National Railを利用すると約1時間弱で行ける。
Old Streetに取っているホテルにスーツケースは置いておき、1泊分の身軽な
荷物を小さなカバンに詰める。



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ホテルはOld Street駅が最寄だが、Moorgate駅もホテルから400mほどなので
ここからCircle Lineに乗る。



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途中の駅に渋谷にあるBritish Pub "Aldgate"の元ネタになった駅があったので
嬉しくなってしまった。



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数分でTower Hill駅に到着。



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駅からはTower Hillが見える。



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Southend-on-Seaに行くために乗るNational Railの始発駅はFenchurch Street駅
なのだが、なんと地下鉄と隣接しておらず、先ほどのTower Hill駅から300mほど
歩いて到着。



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Fenchurch Street駅入り口。



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会場のCliffs PavilionはWestcliff駅とSouthend Central駅の間にあるが、
Westcliff駅のほうが近いのでこちらから行くことにする。
National Railは片道と往復の切符がほぼ同じという価格設定なので、
往復の切符を買おうとしたが、この区間では設定が無かった。
£10で片道切符を買う。



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Fenchurch Street駅からWestcliff駅に向かって出発。
Londonの街を抜けると、のどかな景色が続く。



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途中の駅にDepeche Modeの出身地Basildonも通過した。



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Basildon付近の車窓 その1。



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Basildon付近の車窓 その2。



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Southend-on-Seaが近づいてくるとテムズ川沿いを走る。
途中にLeigh-on-Sea駅とかあったり、地名に"-on-Sea"が付いている。



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1時間弱でWestcliff駅に到着。
この電車に乗ってきた。

のんびりとした雰囲気のWestcliff駅。

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駅のホームからの眺め。



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駅の外観。



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さて、Westcliff駅から500m離れた会場Cliffs Pavilionを目指す。

(つづく)

jage at 23:17|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 2011 英国旅行記 

2014年09月06日

2011 英国旅行記(10) 〜London Olympic関連散策: Olympic StadiumとBuckingham宮殿〜

[2011英国旅行記(10)の前後を読む]

感動のJohn Foxx And The Mathsのライヴから一夜明けた英国3日目の
10/26(水)がスタート。



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朝食はホテルのレストランでEnglish Breakfast。
食べ終わって紅茶を飲みながらCと本日の予定について話していたら、
火災報知器の警報が鳴り、客が全員レストランから出て避難するという事態に。
結局、警報は誤報だったという騒動があった。
まあ、本当の火事ではなかったことで一安心。

この日の夜はErasureのライヴを観に行くことに決まったが、もともとは
空き日で、Cは昼間にLondonの街に仕事関係の取材に行くことにしていた。
(Cはスポーツ関連の仕事をしている。)
自分もCの取材に一緒に付いていくことにする。



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Old Street駅からNorthern Line、Central Lineと乗り継いで、Stratford駅へ。
目的は翌年2012年に開催されるロンドン・オリンピックの開会式、閉会式が
行われるメイン会場となるオリンピック・スタジアムとその周辺の
オリンピック・パーク。

Stratford駅を降りるとすぐ目の前にオリンピック・パークが広がっている。

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いろいろなお店が沢山あった。



そしてオリンピック・スタジアムへ。

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まだまだ工事中だった。
本番まであと8ヶ月だが、工事は遅れているようだった。



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イギリスチームのオリンピックグッズを売っているお店があり、
Cが沢山グッズを買っていた。



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Stratford駅からCentral Line、Victoria Lineと乗り継いで、次の目的地
のあるGreen Park駅へ。



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目的はBuckingham宮殿。




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公園Green Parkを突っ切っていくとBuckingham宮殿に到着。



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何故Buckingham宮殿に来たかといえば、C曰く、ロンドン・オリンピックでは
自転車競技のスタート&ゴール地点になっているからとのこと。

Buckingham宮殿といえばLondon観光における定番の観光地であるが
実は訪れたのは6回目の渡英で初めてだった。(笑)

Cの目的は果たせたとのことで、この後、一旦ホテルに戻ることにする。

(つづく)

jage at 23:30|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 2011 英国旅行記 

2014年09月04日

2011 英国旅行記(9) 〜25/10/2011 John Foxx And The Maths ライヴ後〜

[2011英国旅行記(9)の前後を読む]

John Foxx And The Mathsのライヴ終了後、フロア(客席)では各国のJohn Foxx
ファン達と再会する。本国イギリスはもちろんのこと、フィンランド、
オランダ、アメリカ等からも観に来ていた友人達とも久しぶりに会えた。
John Foxx Official "Metamatic"の管理人のRobさんともやっと合流。Robさん
は2010年の3月に日本に観光旅行で来ていたので、それ以来の1年半ぶりだった。

友人達と暫く歓談していると、John Foxx And The Mathsのメンバーが
フロアに降りてきた。



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美人さんのHannah Peel。



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BengeとJohn先生。



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John先生と記念撮影。いい笑顔。



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日本から持ってきたInterplayにサインをいただく。





ここから先のサインはライヴ後にこの会場でいただいたのではなく、
事前に(おそらく何日かに分けて)RobさんがJohn先生とThe Mathsのメンバー
からいただいておいてくれたものである。
沢山あって、John先生、The Mathsのメンバー、Robさんに感謝。



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To Jageと入れてくれたJohn先生のサイン。



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John Foxx And The Maths。



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John先生のスペインのイラスト。



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Exclusive Print CollectionのCathedral Oceansのフライヤー。



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Exclusive Print CollectionのA New Kind Of Manのフライヤー。



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John先生とTheo Travisとのコラボ作品"Torn Sunset"。
Theo Travisのサインも。



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Harold Buddとのコラボ作品"Nighthawks"。



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Metatronicのブックレット。



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MetatronicのCDケース表面。



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MetatronicのCDケース裏面。



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Shifting CityのCDケース裏面。





John先生や友人達との再会を楽しんだ後は、夜も遅くなってきたので、
そろそろ帰ることにする。
John Foxx And The Mathsのライヴは明後日10/27(木)にも同じ会場XOYOで
あるので、再会を約束して会場を後にした。



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ホテルに戻り、ホテルのバーにて素晴らしかったJohn Foxx And The Maths
のライヴにCと祝杯を挙げる。

ライヴの感動の余韻に浸りながら、英国2日目の10/25(火)の幕を閉じた。

(つづく)

jage at 22:53|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 2011 英国旅行記 

2014年09月02日

2011 英国旅行記(8) 〜25/10/2011 John Foxx And The Maths @XOYO, London, UK LxIxVxE Report〜

[2011英国旅行記(8)の前後を読む]

21:55になり、いよいよJohn Foxx And The Mathsが登場。
右寄りの3列目くらいを陣取って観る。



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メンバー4人のステージでの立ち位置は、John Foxx (Vocals, Keyboards)を
中心に、向かって左側にHannah Peel (Keyboards, Violin, Chorus)、右側に
Serafina Steer (Keyboards, Bass, Chorus)、一列後ろにBenge (Percussion)
となっている。



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John Foxx (Vocals, Keyboards)



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Hannah Peel (Keyboards, Violin, Chorus)



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Serafina Steer (Keyboards, Bass, Chorus)



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Benge (Percussion)




John Foxx And The Mathsの名義では、2010年6月5日のJohn Foxx活動30周年
記念ライヴにてライヴを行っているが、現在とはメンバーが異なっていたため
このメンバーでのライヴは今回のツアーが初となる。

今回のツアーはInterplay Tourをタイトルが付いているように2011年3月21日
にリリースされたJohn Foxx And The Mathsの1stアルバム"Interplay"の
ツアーなので、Interplayからの曲を中心に演奏されるであろうことは当然
として、ソロの曲やウルトラヴォックスの曲がどれだけ演奏されるかも個人的
な興味のある点である。

1曲目はアルバム"Interplay"の1曲目に収録のShatterproofからスタート。

1990年半ばより10年以上続けたLouis Gordonとのコンビを解消して始めた
John Foxx And The Mathsはアナログシンセ収集家でもあるBengeが音作りの
中心となっていることもあり、Louis Gordonとの時代よりもさらにテクノ度が
上がっている。アップテンポの曲では電子音バリバリのトラックの上に
John先生のシャウト気味のヴォーカルがのるのが特徴の一つでもある。
John先生は大きなアクションの手振りをしながら叫びまくっていた。

各自の役割は、John先生はヴォーカルとキーボード。とはいっても、
キーボードは自分のヴォーカルのヴォコーダーを操作しているのみで演奏には
加わっていないようである。
Hannahはキーボードとバイオリンとコーラス。"He's A Liquid"等、過去の
名曲においてキーボードで弾かれていたメロディをバイオリンに置き換えたり
しており、新鮮度が高かった。
Serafinaはキーボードとベースとコーラス。ベースはシンセベースと生ベース
の両方を弾いていた。
Bengeはパーカッション。スタジオアルバムでは音作りの要であり、アナログ
シンセを自在に操っているが、ライヴではスタンディングでシモンズの
エレドラを演奏していた。
John Foxx & Louis Gordonでの2人組の時代は打ち込み中心であったが、
メンバーが4人のThe Mathsでは手弾きのパートが圧倒的に増えていて、
やはりバンドによるグルーヴ感があった。

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セットリストは下記の通り。
(セットリストはライヴ後にローディーをやっている友人のChrisからもらった。)

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John Foxx And The Maths @XOYO, London, UK 25/10/2011

Set List:
01. Shatterproof [Interplay / JF&TM]
02. He's A Liquid [Metamatic / John Foxx]
03. Evergreen [Interplay / JF&TM]
04. No-One Driving [Metamatic / John Foxx]
05. The Running Man [Interplay / JF&TM]
06. The Shadow Of His Former Self [The Shape Of Things / JF&TM]
07. Hiroshima Mon Amour [Ha!Ha!Ha! / Ultravox]
08. A New Kind Of Man [Metamatic / John Foxx]
09. Plaza [Metamatic / John Foxx]
10. Watching A Building On Fire [Interplay / JF&TM]
11. Dislocation [Systems Of Romance / Ultravox]
12. Interplay [Interplay / JF&TM]
13. Catwalk [Interplay / JF&TM]
14. Summerland [Interplay / JF&TM]
15. Just For A Moment [Systems Of Romance / Ultravox]
16. Burning Car [Single Release / John Foxx]
-----Encore-----
17. The Good Shadow [Interplay / JF&TM]
18. Underpass [Metamatic / John Foxx]

(Approx. 79min.)
([]カッコ内は収録のオリジナルアルバム)



全18曲のセットリストのうちThe Maths、ソロ、ULTRAVOXの割合は、
次の通りだった。

John Foxx And The Maths ・・・9曲
John Foxxソロ ・・・6曲
Ultravox ・・・3曲

全18曲のうちThe Mathsからは9曲と半分を占めた。1stアルバム"Interplay"の
収録曲は全10曲だがここから8曲を演奏している。もう1曲は2011年10月31日
にリリースされる2ndアルバム"The Shape of Things"から先行して演奏された。
ソロの6曲のうち5曲はアルバム"Metamatic"からで、もう1曲もアルバム未収録の
シングルリリースのみだがMetamatic期のリリースと、ソロ初期に集中している。
この原点回帰したソロ曲の選曲にはJohn先生のどのような意図があるのか
気になるとこである。
また、Louis Gordonとの曲を全く演奏しなかったが、今後は封印されるの
だろうか。
ULTRAVOXからは"Ha!Ha!Ha!"から1曲、"Systems Of Romance”から2曲。
特にサプライズ的な選曲ではなかったが、ULTRAVOX時代の名曲を披露した。

John先生は1985年に4thソロアルバム"In Mysterious Ways"を発表した後、
約10年間、あまり目立った活動は無かったが、1990年代中盤に活動を再開した。
活動再開後は けっして過去の遺産に頼ることなく、新しいものを作ることに
こだわり、精力的に作品を発表してきた。多い年には1年に4枚ものアルバム
を発表するほどだった。そんなJohn先生の活動再開後の創作意欲を湧かせた
のは、相棒のLouisの存在が大きかったと思う。そのLouisとのコンビを
解消してまでも始めたバンドThe Mathsはどのようなものになるのか非常に
興味があった。
ライヴではLouisとのコンビとはまた違う新しいものを見せようという
意気込みが伝わってきたし、実際に新しいものを見せてくれたと思う。
それが確認できた良いライヴであった。

(つづく)

jage at 23:30|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 2011 英国旅行記 
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