2014年01月27日
2011 英国旅行記(2) 〜決断〜
[2011英国旅行記(2)の前後を読む]
ここでは、今回の渡英の決断に至った経緯について書きたいと思う。
過去の旅行記で何度も書いているが、一番大変なのは決断する瞬間である。
2011/06/27に、John Foxx先生のCDやライヴチケットを扱うイギリスの
Townsend Recordsから「John Foxx - Interplay UK tour 2011」という
タイトルのメールが届き、John Foxx And The Mathsが新譜「Interplay」と
初期のULTRAVOXとソロの曲を演奏するツアーを行うとの情報が載っていた。
このメールで発表されていたのは、10/27の会場がXOYOのLondon 1公演のみで
他の公演については近々に発表されるとのことだった。
その後、7/12のJohn Foxx And The MathsのOfficial Blogには、
下記のようにツアーの全日程が発表されていた。
John Foxx And The Maths, Interplay UK Tour 2011
Thursday the 13th of October, 2011 - Leamington Spa : Assembly
Thursday the 20th of October, 2011 - Bristol : Thekla
Friday the 21st of October, 2011 - Manchester : Academy 4
Saturday the 22nd of October, 2011 - Liverpool : Stanley Theatre
Sunday the 23rd of October, 2011 - Glasgow : Arches
Monday the 24th of October, 2011 - York : Duchess
Tuesday the 25th of October, 2011 - London : The XOYO
Thursday the 27th of October, 2011 - London : The XOYO
Friday the 28th of October, 2011 - Holmfirth : Picturedrome
行くとしたら10/25(火)、10/27(木)のLondon公演が良さそうだと
思いつつも、この時点で決断までは行かず、今回もパスかなぁ・・・
という感じだった。
それから11日後の7/23(土)に自分の主催する第23回ULTRAVOX OFF会があり、
そこでULTRAVOXファン仲間のCに会って話をしたところ、既にLondon 2公演を
観に行く決断をしており、2公演のチケットと航空券、ホテルは手配済
とのことだった。Cとは過去に2006年と2009年の2回、一緒にイギリスに
行ったこともあり、とても信頼できる友人である。
そのCが観に行くと聞いて、自分も行きたいという気持ちがあるものの、
やはり決心がつかない。Cには手配済の飛行機とホテルについて後ほどメールで
詳しく教えてもらうことをお願いして、OFF会の場では別れた。
どうしようかな?と渡英のことばかり考え、7/24(日)、7/25(月)と過ごし、
7/25(月)の夜になってCからの詳細な情報のメールが届く。
Cの日程は10/25(火)〜10/29(土)の3泊5日で、航空会社はBritish Airways。
ホテルは最寄駅がOld Streetの会場XOYOから400mのTravelodge London City Road
とのこと。
驚くべきは初日のスケジュールで、10/25(火)の10:55に成田空港を出発し、
当日の15:05にLondon Heathrow空港に到着。そのままLondon中心部の
Old Streetに地下鉄で移動し、ホテルにチェックインしてから10/25(火)夜の
ライヴを観るという、初日は特にハードなものだった。その後については、
10/26(水)はライヴも無いフリーの日で、10/27(木)にまた同じ会場であるXOYO
でライヴを観て、10/28(金)13:25にLondon Heathrow空港を出発し、10/29(土)
9:05に成田に到着、という普通の(?)弾丸ツアーなので、初日を乗り越えて
しまえばそれほどキツくはなさそうではあった。それにしてもイギリス到着日
にそのままライヴというのは、もし飛行機が遅れたらライヴが観れなくなって
しまうリスクの高い計画であるが、C曰く、仮にそうなったとしても、10/27(木)
に同じライヴが観れるので、そこは割り切っているとのことだった。
ここで、観に行くために必要な休暇の話に触れるが、実は、勤務している会社
では、10年、15年、20年・・・等の節目の年に永年勤続休暇の制度があり、
本来は前年の2010年がその対象だったのだが、業務の都合上、取得できなかっ
たので、そのまま2011年に繰り越していた。また、繰り越しは翌年までのため、
2011年度のうちに使い切らなければならなかった。その休暇は9日間なので、
今回の渡英に取得するとすれば、Cより1日早い10/24(月)に出発、10/29(土)
に帰国の余裕を持った4泊6日の日程が組めるので、イギリス到着日にライヴ
というのは避けられる。但し、Cと日程をずらすと往路は自分1人でイギリス
に行かなくてはいけなくなり、今まで1人で海外に行ったことのない自分と
しては、とても不安である。
この時点でまだ行くという決断はしていないが、とりあえず、さらに情報を
得るため、H.I.S.に行ってみることにした。
翌日7/26(火)に会社が終わった後、H.I.S.に行き、航空券やホテルのことを
訊いてみる。
まずは航空券であるが、最後にイギリスに行ったのが2009年12月だったのだが、
それから1年7ケ月しか経っていないのに、直行便のある4社(ANA、JAL、
Virgin Atlantic、British Airways)とも いつの間にかだいぶ値上がりして
いて驚いた。何故、値上がりしているのか訊いてみると、燃油サーチャージが
値上がりしたとのこと。その時の燃油サーチャージは50600円だが、7/30(土)
になるとさらに8000円が値上げされると聞き、行くかどうかの決断は、
航空券代が値上がりする前の7/29(金)までの3日以内にする必要が出てきた。
またCが予約したホテルTravelodge London City Roadについては、お馴染みの
Booking.comでの取り扱いは無く、CはDISCOUNTED HOTELS LONDONという
斡旋サイトを経由して予約したとのことだったが、この斡旋サイトは使った
ことが無いのでできればH.I.S.経由のほうが良いと思い、訊いてみたがH.I.S.
では取り扱っていないとのことだった。
これらの情報を得た後、H.I.S.を後にして、引き続き悩んでみることにした。
7/26(火)、7/27(水)、7/28(木)と悩み続けた結果、Cという信頼できる同行者
がいること、今年度中に取得しなければ消えてしまう永年勤務休暇を消化する
良い機会であること、等から、行くことを決心した。また、行動を共に
しやすいよう飛行機もホテルもCに合わせることにした。
心配なのは往路のみ一人旅になってしまうことだが、気が付けば渡英も6回目
なので、そこは充分に注意して行動することにした。
行くと決まれば、まずはこれが無いと何も始まらないライヴのチケットの確保
からスタート。7/28(木)の夜に、チケットを販売しているTownsend Recordsの
サイトから10/25(火)と10/27(木)のLondon XOYO公演のチケットを購入した。
翌日7/29(金)は、たまたま会社の夏休みだったので、昼前に航空券を購入のため
H.I.S.に行く。キャンセル可能な航空券を買うに越したことはないが、
キャンセル不可のチケットに比べて3〜4万円ほど高くなってしまい想定予算の
15万円を超えてしまうので、リスクはあるがキャンセル不可の航空券を購入した。
それでも141,740円(うち燃油サーチャージが50600円)と過去の渡英で購入した
航空券の中でも一番高い金額だった。購入したのはBritish Airwaysで下記の便。
2011年10月24日(月)
東京/成田(NRT)10:55 → ロンドン/ヒースロー(LHR)15:05
ブリティッシュ・エアウェイズ BA006
2011年10月28日(金)
ロンドン/ヒースロー(LHR)13:25 →東京/成田(NRT) 09:05(10/29)
ブリティッシュ・エアウェイズ BA005
航空券購入後は自宅に戻り、DISCOUNTED HOTELS LONDONのサイトから
ホテルTravelodge London City Roadを予約した。
これで、チケット、飛行機、ホテル、と重要なものは確保したので、
前祝として祝杯をあげるため、夕方からビールを飲みに行った。
これで一安心と思いきや、ホッとして、気持ち良く飲んでいると、発信者番号
通知の先頭に「+44」のつく電話番号からiPhoneに着信があり、これはイギリス
からの電話ではないか!と焦って電話に出る。ホテルからの直接の電話で、
斡旋サイトDISCOUNTED HOTELS LONDONからホテルを予約したものの、それは
予約完了ではなく、実際には部屋は一杯で用意できないから近くのホテルを
紹介するとのことだった。
その場はすっかり酔いが醒めて、すぐに自宅に戻って斡旋サイト経由ではなく
ホテルの直接のサイトで調べたところ、シングルの部屋は空きが無かったが
まだダブルの部屋は残っていた。4泊で合計£70ほど高くはなってしまうものの
なんとかCと同じホテルを確保することができた。
今度こそ本当にチケット、飛行機、ホテルの重大3点セットを確保し、あとは
出発までに細かい準備をすればOK・・・と言いたいところだが、実はまだまだ
旅程は確定せず、まだ悩み事があったりするのだが、だいぶ長くなったので
次の「2011 英国旅行記(3) 〜準備〜」で書くことにする。
(つづく)

ここでは、今回の渡英の決断に至った経緯について書きたいと思う。
過去の旅行記で何度も書いているが、一番大変なのは決断する瞬間である。
2011/06/27に、John Foxx先生のCDやライヴチケットを扱うイギリスの
Townsend Recordsから「John Foxx - Interplay UK tour 2011」という
タイトルのメールが届き、John Foxx And The Mathsが新譜「Interplay」と
初期のULTRAVOXとソロの曲を演奏するツアーを行うとの情報が載っていた。
このメールで発表されていたのは、10/27の会場がXOYOのLondon 1公演のみで
他の公演については近々に発表されるとのことだった。
その後、7/12のJohn Foxx And The MathsのOfficial Blogには、
下記のようにツアーの全日程が発表されていた。
John Foxx And The Maths, Interplay UK Tour 2011
Thursday the 13th of October, 2011 - Leamington Spa : Assembly
Thursday the 20th of October, 2011 - Bristol : Thekla
Friday the 21st of October, 2011 - Manchester : Academy 4
Saturday the 22nd of October, 2011 - Liverpool : Stanley Theatre
Sunday the 23rd of October, 2011 - Glasgow : Arches
Monday the 24th of October, 2011 - York : Duchess
Tuesday the 25th of October, 2011 - London : The XOYO
Thursday the 27th of October, 2011 - London : The XOYO
Friday the 28th of October, 2011 - Holmfirth : Picturedrome
行くとしたら10/25(火)、10/27(木)のLondon公演が良さそうだと
思いつつも、この時点で決断までは行かず、今回もパスかなぁ・・・
という感じだった。
それから11日後の7/23(土)に自分の主催する第23回ULTRAVOX OFF会があり、
そこでULTRAVOXファン仲間のCに会って話をしたところ、既にLondon 2公演を
観に行く決断をしており、2公演のチケットと航空券、ホテルは手配済
とのことだった。Cとは過去に2006年と2009年の2回、一緒にイギリスに
行ったこともあり、とても信頼できる友人である。
そのCが観に行くと聞いて、自分も行きたいという気持ちがあるものの、
やはり決心がつかない。Cには手配済の飛行機とホテルについて後ほどメールで
詳しく教えてもらうことをお願いして、OFF会の場では別れた。
どうしようかな?と渡英のことばかり考え、7/24(日)、7/25(月)と過ごし、
7/25(月)の夜になってCからの詳細な情報のメールが届く。
Cの日程は10/25(火)〜10/29(土)の3泊5日で、航空会社はBritish Airways。
ホテルは最寄駅がOld Streetの会場XOYOから400mのTravelodge London City Road
とのこと。
驚くべきは初日のスケジュールで、10/25(火)の10:55に成田空港を出発し、
当日の15:05にLondon Heathrow空港に到着。そのままLondon中心部の
Old Streetに地下鉄で移動し、ホテルにチェックインしてから10/25(火)夜の
ライヴを観るという、初日は特にハードなものだった。その後については、
10/26(水)はライヴも無いフリーの日で、10/27(木)にまた同じ会場であるXOYO
でライヴを観て、10/28(金)13:25にLondon Heathrow空港を出発し、10/29(土)
9:05に成田に到着、という普通の(?)弾丸ツアーなので、初日を乗り越えて
しまえばそれほどキツくはなさそうではあった。それにしてもイギリス到着日
にそのままライヴというのは、もし飛行機が遅れたらライヴが観れなくなって
しまうリスクの高い計画であるが、C曰く、仮にそうなったとしても、10/27(木)
に同じライヴが観れるので、そこは割り切っているとのことだった。
ここで、観に行くために必要な休暇の話に触れるが、実は、勤務している会社
では、10年、15年、20年・・・等の節目の年に永年勤続休暇の制度があり、
本来は前年の2010年がその対象だったのだが、業務の都合上、取得できなかっ
たので、そのまま2011年に繰り越していた。また、繰り越しは翌年までのため、
2011年度のうちに使い切らなければならなかった。その休暇は9日間なので、
今回の渡英に取得するとすれば、Cより1日早い10/24(月)に出発、10/29(土)
に帰国の余裕を持った4泊6日の日程が組めるので、イギリス到着日にライヴ
というのは避けられる。但し、Cと日程をずらすと往路は自分1人でイギリス
に行かなくてはいけなくなり、今まで1人で海外に行ったことのない自分と
しては、とても不安である。
この時点でまだ行くという決断はしていないが、とりあえず、さらに情報を
得るため、H.I.S.に行ってみることにした。
翌日7/26(火)に会社が終わった後、H.I.S.に行き、航空券やホテルのことを
訊いてみる。
まずは航空券であるが、最後にイギリスに行ったのが2009年12月だったのだが、
それから1年7ケ月しか経っていないのに、直行便のある4社(ANA、JAL、
Virgin Atlantic、British Airways)とも いつの間にかだいぶ値上がりして
いて驚いた。何故、値上がりしているのか訊いてみると、燃油サーチャージが
値上がりしたとのこと。その時の燃油サーチャージは50600円だが、7/30(土)
になるとさらに8000円が値上げされると聞き、行くかどうかの決断は、
航空券代が値上がりする前の7/29(金)までの3日以内にする必要が出てきた。
またCが予約したホテルTravelodge London City Roadについては、お馴染みの
Booking.comでの取り扱いは無く、CはDISCOUNTED HOTELS LONDONという
斡旋サイトを経由して予約したとのことだったが、この斡旋サイトは使った
ことが無いのでできればH.I.S.経由のほうが良いと思い、訊いてみたがH.I.S.
では取り扱っていないとのことだった。
これらの情報を得た後、H.I.S.を後にして、引き続き悩んでみることにした。
7/26(火)、7/27(水)、7/28(木)と悩み続けた結果、Cという信頼できる同行者
がいること、今年度中に取得しなければ消えてしまう永年勤務休暇を消化する
良い機会であること、等から、行くことを決心した。また、行動を共に
しやすいよう飛行機もホテルもCに合わせることにした。
心配なのは往路のみ一人旅になってしまうことだが、気が付けば渡英も6回目
なので、そこは充分に注意して行動することにした。
行くと決まれば、まずはこれが無いと何も始まらないライヴのチケットの確保
からスタート。7/28(木)の夜に、チケットを販売しているTownsend Recordsの
サイトから10/25(火)と10/27(木)のLondon XOYO公演のチケットを購入した。
翌日7/29(金)は、たまたま会社の夏休みだったので、昼前に航空券を購入のため
H.I.S.に行く。キャンセル可能な航空券を買うに越したことはないが、
キャンセル不可のチケットに比べて3〜4万円ほど高くなってしまい想定予算の
15万円を超えてしまうので、リスクはあるがキャンセル不可の航空券を購入した。
それでも141,740円(うち燃油サーチャージが50600円)と過去の渡英で購入した
航空券の中でも一番高い金額だった。購入したのはBritish Airwaysで下記の便。
2011年10月24日(月)
東京/成田(NRT)10:55 → ロンドン/ヒースロー(LHR)15:05
ブリティッシュ・エアウェイズ BA006
2011年10月28日(金)
ロンドン/ヒースロー(LHR)13:25 →東京/成田(NRT) 09:05(10/29)
ブリティッシュ・エアウェイズ BA005
航空券購入後は自宅に戻り、DISCOUNTED HOTELS LONDONのサイトから
ホテルTravelodge London City Roadを予約した。
これで、チケット、飛行機、ホテル、と重要なものは確保したので、
前祝として祝杯をあげるため、夕方からビールを飲みに行った。
これで一安心と思いきや、ホッとして、気持ち良く飲んでいると、発信者番号
通知の先頭に「+44」のつく電話番号からiPhoneに着信があり、これはイギリス
からの電話ではないか!と焦って電話に出る。ホテルからの直接の電話で、
斡旋サイトDISCOUNTED HOTELS LONDONからホテルを予約したものの、それは
予約完了ではなく、実際には部屋は一杯で用意できないから近くのホテルを
紹介するとのことだった。
その場はすっかり酔いが醒めて、すぐに自宅に戻って斡旋サイト経由ではなく
ホテルの直接のサイトで調べたところ、シングルの部屋は空きが無かったが
まだダブルの部屋は残っていた。4泊で合計£70ほど高くはなってしまうものの
なんとかCと同じホテルを確保することができた。
今度こそ本当にチケット、飛行機、ホテルの重大3点セットを確保し、あとは
出発までに細かい準備をすればOK・・・と言いたいところだが、実はまだまだ
旅程は確定せず、まだ悩み事があったりするのだが、だいぶ長くなったので
次の「2011 英国旅行記(3) 〜準備〜」で書くことにする。
(つづく)


