2014年02月02日

2013 英国旅行記(10) 〜02/05/2013 John Foxx And The Maths @Regent Theatre, Ipswich, UK LxIxVxE Report〜

[2013 英国旅行記(10)の前後を読む]

John先生とのミート&グリートが終わり、沢山買ったグッズを置きに一旦ホテル
に戻った後、19:30くらいにまた会場のRegent Theatreに行く。会場の入り口で
フィンランド人の友人夫妻と再会する。我々と同じく5/2(木)Ipswich公演と
5/3(金)London公演を観るとのことだった。その後、席に着き、少しすると
オープニングアクトのJohn Foxx And The Mathsのライヴが始まった。

今回のOMD English Electric Tourのオープニングアクトでのバンドの編成は
下記の通り。

 John Foxx (Vocal, keyboards)
 Benge (drum)
 Hannah Peel (keyboards, violin)


2011年のInterplay Tourでは上記の3人にSerafina Steer (keyboards, bass)
を加えた4人編成となっており、この4人で固定されたように思えたが、その後
は実質脱退状態になっており、今回のツアーにも参加していない。
メンバー3人、そしてヘッドライナーではなくオープニングアクトということも
あり、OMDのステージセットを隠す緞帳の前の狭いスペースに、左から、
Hannah、John、Bengeと一列に並んで演奏を行う。(写真参照)
John先生が「Ipswichの皆さん、こんばんは。John Foxx And The Mathsです。」
と挨拶してからライヴがスタート。

P1000600__IMG_1761_s10_UJ


なお、ライヴ中の写真については、照明がかなり暗かったこと、最前列という
席が良すぎてステージを見上げる形になりメンバー3人の前の機材が被って
しまったこと、等から残念ながら良いものが撮れなかった。

1曲目は、最新アルバム"Evidence"からタイトル曲の"Evidence"。スローテンポ
で実験的な曲で、John先生のヴォーカルにHannahのヴァイオリンとBengeの
Simmonsのシンセドラムが絡み合う。約半年前(2012年9月)発売のThe Mathsの曲
で、OMDのファンにはあまり知られていなかった曲ということもあってか、
観客は戸惑い気味の感じだった。
2曲目は、ソロから"He's A Liquid"。ソロやLouis Gordonとのコンビ時代には
「♪Ah〜Ah〜Ah〜」のバックに流れる部分はシンセで演奏されていたが、The
MathsではHannahのヴァイオリンに置き換えられている。この曲は1曲目と同様
にスローテンポな曲ではあるが、アルバム"Metamatic"収録の有名曲であるので
演奏が終わると大きな拍手が起こる。
3曲目はThe Mathsから"Evergreen"。やっとアップテンポの曲で、このあたり
から客席も盛り上がり始める。
4曲目は、ソロから"No-One Driving"。お馴染みの曲でイントロが流れると
観客は沸く。The Mathsの曲よりもソロの曲のほうが盛り上がるが、
ソロデビュー作の"Metamatic"(1980年発表)から33年も経っており、この
ジャンルの音楽が好きなファンには浸透し過ぎているので当然といえば当然か。
5曲目にThe Mathsの静かめな"Summerland"を挟んだ後、6曲目はThe Mathsから
"The Running Man"、7曲目はソロから"Burning Car"、8曲目はThe Mathsから
"Catwalk"と熱唱系の曲が3曲続く。これらの曲ではQuiet ManのJohn先生も
身振り手振りも加えて激しく熱唱する。
バンドも観客もテンションが上がったところで、最後の9曲目にお馴染みの
ソロ曲"Underpass"を投入。盛り上がりは最高潮に達し、ライヴは終了。
アンコールは無く、最後にJohn先生がメンバー紹介をして退場した。
1曲目ではどうなるかと心配したが、最後には観客の大きな拍手で幕を閉じた。
9曲で41分。もっと長く観たかったがオープニングアクトなので持ち時間は
これくらいだろう。

ここでセットリストを振り返ってみる。
John Foxx And The Maths(下記のセットリスト内ではJF&TMと記載)から5曲、
John Foxxのソロから4曲。特にソロ曲は"Metamatic"発売当時の1980年に発売
された曲のみという偏り方だった。そしてULTRAVOXの曲は無し。
参考までに【リンク先】は2011年Interplay Tourの10/25 London XOYO公演の
セットリストになるが、本日のセットリストは、1曲目の"Evidence"を除けば、
Interplay Tourでの全18曲をコンパクトにしたものと言える。

私は2011年のInterplay Tourも観ているがこのときと比べると、ベースと
キーボードを担当していたSerafina Steerが不参加でメンバーが4人から3人
に減ったことで、どうしても打ち込みを増やさなければならず、手弾きの箇所
が減ってバンド感がやや薄れてしまったように思う。特に、John先生が
ヴォーカル、Hannahがヴァイオリン、Bengeがドラムを担当する曲では、
それが顕著に現れてしまっていたと思う。
4人と3人の体制を比べてしまったが、3人でも音に十分に厚みのある素晴らしい
演奏だったと思う。
(John先生もキーボードを弾くが、これは自身のヴォコーダーのコントロール
しかしていないと思われる。)

今回はオープニングアクトという立場だったため、急に決まったことにより
ライヴまでの準備期間が短かかったと思われ、また演奏の持ち時間も短かったが、
そのような状況でも全力で観客を沸かせるパフォーマンスをしたJohn先生は
さすが大御所だと思った。

とにかく、思いがけずに久しぶりに観れたJohn Foxx And The Mathsのライヴに
満足だった。



John Foxx And The Maths @Regent Theatre, Ipswich, UK 02/05/2013

Set List:
01. Evidence [Evidence / JF&TM]
02. He's A Liquid [Metamatic / John Foxx]
03. Evergreen [Interplay / JF&TM]
04. No-One Driving [Metamatic / John Foxx]
05. Summerland [Interplay / JF&TM]
06. The Running Man [Interplay / JF&TM]
07. Burning Car [Single Release / John Foxx]
08. Catwalk [Interplay / JF&TM]
09. Underpass [Metamatic / John Foxx]
(カッコ内は収録のオリジナルアルバム)


(つづく)

(以下、ライヴで撮影した写真を載せる。クリックで若干拡大。)

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