2014年02月16日
2013 英国旅行記(11) 〜02/05/2013 OMD @Regent Theatre, Ipswich, UK LxIxVxE Report〜
[2013 英国旅行記(11)の前後を読む]
John Foxx And The Mathsのオープニングアクトが終わり、30分ほど休憩を挟み
21:00が過ぎたところで、ヘッドライナーのOMD(Orchestral Manoeuvres In
The Dark)のEnglish Electric Tourのライヴがスタート。
始まった瞬間に観客は総立ちである。

ステージセットは写真のようにニュー・アルバム"English Electric"の
ジャケットをイメージしたもの。OMDのライヴといえば、演奏時には各曲毎の
映像をステージ背後のスクリーンに映されるが、今回はスクリーンは設置され
ているものの、斜線の入った6枚の幕(ライヴ中は回転する)が ぶら下がっている
ため各曲毎の映像はステージ全体に映されていた。
(ライヴ中は最前列でステージ全体の写真を撮ることが出来なかったため、
この写真はサウンドチェック時に少し下がって撮ったものである。)
メンバーは、Andy、Paul、Martin、Malcolmの4人。
OMDはAndyとPaulの2人と認識されている人も多いが、この4人が揃って生まれる
サウンドこそがOMDである。

Andy McCluskey (Vocal, Bass, Keyboards)

Paul Humphreys (Vocal, Keyboards)

Martin Cooper (Keyboards, Sax)

Malcolm Holmes (Drums)
1曲目はニュー・アルバム"English Electric"の1曲目"Please Remain Seated"。
中国語と英語の「お知らせいたします。あなたが楽しみに待たれていた未来は
キャンセルされました。席に座ったままでいてください。」とのドキッとする
空港の案内放送をイメージしたメッセージが流れた後、アルバムと同じ流れで
2曲目"Metroland"が始まる。
アルバム発売前の先行シングル曲でYouTube等でも無料サンプルがガンガン
流れて浸透していたこともあり、また、Kraftwerkの"Europe Endless"を彷彿
させるポップな曲なので、会場は手拍子一杯で一気に湧き上がる。
3曲目は"Messages"。OMDのライヴでは鉄板曲"Messages"をセットリストの序盤
に投入して観客を盛り上げる傾向にある。イントロが流れた瞬間から会場の
空気が変わる。決して激しくないスローテンポの曲なのにこれだけ盛り上がる
曲というのは珍しい。デビュー当時(1980年)からの愛され続ける曲の1つである。
4曲目は"Tesla Girls"。イントロの"♪No, No, No !"のコーラスに観客も合わ
せて声を出し、Andyも大きなアクションで観客に手拍子を促し、さらに盛り上
がる。
5曲目は"English Electric"から3曲目となる"Dresden"。新譜の曲であるが
シングルカット曲ということもあり観客のノリは良い。
6曲目は"再結成後の初のアルバムHistory Of Modern"からタイトル曲の
"History Of Modern (Part I)"。これまでの曲ではAndyはベースを弾きながら
歌っていたが、「ベースを置いて、美しいダンスを始めるよ。」と言って、
この曲はベースを弾かずダンスをしながら歌う。手の動きの独特さがポイント
のアンディ・ダンスである。
7曲目は本日初のPaulのヴォーカル曲となる"(Forever) Live And Die"。
Paulがステージ中央のマイクで歌い、代わりにAndyがPaulのキーボードを弾く。
Paul贔屓のファンが盛り上がる。
8曲目は"If You Leave"。今回の席は最前列中央のAndyの目の前ということもあり、
"♪I need you now like I needed you then 〜"
のサビの歌詞のところを、Andyがファンサービスで、私の隣に座っている
相方(女性)を見つめて手を差し伸べながら歌っていた。(笑) これには相方も
感激していたようだった。(笑)
間奏部ではMartinはサックスソロで活躍。
9曲目は"English Electric"から4曲目となる"Night Cafe"。後にシングルカット
される曲で、"English Electric"からはシングル曲を中心に攻めてきている。
本当に良い曲が揃ったアルバムだとつくづく思う。
10曲目は、本日2曲目のPaulのヴォーカル曲となる"Souvenir"。この曲では
先ほどの"(Forever) Live And Die"のようにステージ中央に出てくることはなく
キーボードに設置してあるマイクでPaulは歌う。また、Andyはステージ中央
からは離れ、Malcolmのドラムセットが設置してある高くなった台の上に
乗ってベースを弾く。先ほどの"(Forever) Live And Die"と"Souvenir"は
再結成後のフルライヴでは必ず演奏するPaulがヴォーカルの曲となっている。
11曲目は"Joan Of Arc"。Andyと観客が一体となって手拍子をして盛り上がる曲だ。
12曲目は"Joan Of Arc (Maid of Orleans)"。11曲目の"Joan Of Arc"とこの曲
はセットになって演奏され、OMDのライヴの見せ場でもある。何が見せ場かと
いえば、Andyのタコ踊りである。(笑) 舞台照明のフラッシュが連続で発光する
中でMalcolmのドラムに合わせてAndyが激しく手足を動かしてタコ踊りをする。
最前列中央ということもあり、下から見上げるタコ踊りは特に迫力があった。(笑)
13曲目は"English Electric"から5曲目となる"Our System"。このスローテンポ
な曲を挟んで、14曲目は"Talking Loud And Clear"。疲れたのかAndyはステージ
上のモニタースピーカーを椅子代わりにして座りながら、歌っていた。この2曲
はAndyの休憩タイムといったところか。(笑) ただ、座っていても、手だけは
動かして踊っていた。(笑)
15曲目に"Atomic Ranch"の一部(30秒くらい)を引用してから、16曲目の
"Kissing The Machine"にそのまま続く。この2曲は"English Electric"からの
6曲目、7曲目の曲となる。"Kissing The Machine"は、Karl Bartosのプロジェ
クトElektric Musicの1stアルバム"Esperanto"に収録されAndyとBartosが共作
し、Andyがリード・ヴォーカルをとる甘いバラード曲で、その曲をOMDとして
セルフカヴァーしている。先ほどの"If You Leave"のようにファンサービスで、
Andyがサビの"♪Kissing The Machine〜"のところを歌いながら隣の相方に
向かって投げキッスをしていた。(笑)
"English Electric"からの曲はここまでの7曲で終了し、ここからは過去の名曲
のグレイテスト・ヒッツ・タイムの始まり。
17曲目は"So In Love"。相変わらずAndyの裏声が冴える。
18曲目は前作"History Of Modern"から2曲目となる"Sister Marie Says"。
大ヒット曲"Enola Gay"に似ていることでメロディーが書かれた1981年当時は
お蔵入りになっていた"Enola Gay"の姉妹曲ともいえる曲だけあって、再結成後
の新し目の曲ではあるが、観客の盛り上がりも凄い。
続く19曲目は"Locomotion"、20曲目は"Sailing On The Seven Seas"、21曲目は
"Enola Gay"と、この辺りは再結成後のライヴ終盤では定番の流れである。
AndyがオープニングアクトのJohn Foxx And The Mathsに「ありがとう」と
お礼を言ってから、大ヒット曲"Enola Gay"を演奏して本編は終了。
再結成後のライヴでは本編最後を"Enola Gay"で締めることが多い。
一旦、楽屋に戻ってから、再びステージに戻ってくると、パイプオルガンの
イントロが流れ、22曲目でアンコールの1曲目となる"Walking On The Milky Way"
が始まる。Andyのみの1人OMDの時期の曲であるが、アンコールではほぼ演奏
されるバラードである。再結成後のライヴで演奏される1人OMDの曲は、
"Pandora's Box"、"Sailing On The Seven Seas"、"Walking On The Milky Way"
がセットになっていることが多いが、今回は"Pandora's Box"は演奏されなかった。
23曲目でアンコール2曲目はOMDの中でも最古の曲"Electricity"。この名曲も
アンコールの定番曲である。また、これが最後の曲となり、会場も大いに盛り
上がってライヴの幕を閉じた。
全23曲で1時間42分。
ここでセットリストを振り返ってみる。
新曲と旧曲の割合は下記の通り。
English Electric・・・7曲
History Of Modern・・・2曲
再結成前の曲・・・14曲
新譜"English Electric"の全12曲中7曲も聴けたのには満足。ただ、あと
Paulのヴォーカルの泣かせる曲"Stay With Me"だけは できれば聴きたかった。
他に演奏していない曲としては、まわりのイギリス人の観客からは
"Helen Of Troy"を演奏してくれという声が意外にも多かった。
再結成後初のアルバム"History Of Modern"からは2曲。この2曲は今後の
アルバム発表に伴うツアーでも定番曲になっていくと思われる。
再結成前のグレイテスト・ヒッツ系の曲は14曲で、再結成後のOMDは
2007年のArchitecture And Morality Tour、2010年〜2011年の
History Of Modern Tourと大きなツアーを2つ行っているが、演奏される
再結成前の旧曲は過去のツアーと比較するとだいたい同じで、どのツアーでも
ほぼ決まっているようである。
中盤で"Talking Loud And Clear"を演奏しているが、本公演(Ipswich)の直前の
Birmingham公演では、この曲を演奏せず、代わりにアンコール2曲目に"Secret"
を演奏していたが、是非とも"Secret"のほうを聴きたかった。
いろいろ欲を言うときりがないが、ミート&グリートにも参加できて日本にも
来て欲しいことを伝えられたし、最前列中央という目の前で観られたし、
新譜からも沢山の曲を聴けたし、で、海外まで観に行った甲斐のある大満足
のライヴだった。

写真のサイン入りセットリストはミート&グリート参加時にVIPチケット購入者
特典としてもらったものである。
15曲目の"Atomic Ranch"が抜けているが、16曲目"Kissing The Machine"の
イントロとして扱われているようである。
02/05/2013 OMD @Regent Theatre, Ipswich, UK
Set List:
01. Please Remain Seated [English Electric]
02. Metroland [English Electric]
03. Messages [Orchestral Manoeuvres In The Dark]
04. Tesla Girls [Junk Culture]
05. Dresden [English Electric]
06. History Of Modern (Part I) [History Of Modern]
07. (Forever) Live And Die [The Pacific Age]
08. If You Leave [Single Release]
09. Night Cafe [English Electric]
10. Souvenir [Architecture & Morality]
11. Joan Of Arc [Architecture & Morality]
12. Joan Of Arc (Maid of Orleans) [Architecture & Morality]
13. Our System [English Electric]
14. Talking Loud And Clear [Junk Culture]
15. Atomic Ranch [English Electric]
16. Kissing The Machine [English Electric]
17. So In Love [Crush]
18. Sister Marie Says[History Of Modern]
19. Locomotion [Junk Culture]
20. Sailing On The Seven Seas [Sugar Tax]
21. Enola Gay [Organisation]
-----Encore-----
22. Walking On The Milky Way [Universal]
23. Electricity [Orchestral Manoeuvres In The Dark]
(Approx. 102min.)
([]カッコ内は収録のオリジナルアルバム)
以下、ライヴ中に撮影した写真を載せる。
(画像はクリックで若干拡大)

























(つづく)
John Foxx And The Mathsのオープニングアクトが終わり、30分ほど休憩を挟み
21:00が過ぎたところで、ヘッドライナーのOMD(Orchestral Manoeuvres In
The Dark)のEnglish Electric Tourのライヴがスタート。
始まった瞬間に観客は総立ちである。

ステージセットは写真のようにニュー・アルバム"English Electric"の
ジャケットをイメージしたもの。OMDのライヴといえば、演奏時には各曲毎の
映像をステージ背後のスクリーンに映されるが、今回はスクリーンは設置され
ているものの、斜線の入った6枚の幕(ライヴ中は回転する)が ぶら下がっている
ため各曲毎の映像はステージ全体に映されていた。
(ライヴ中は最前列でステージ全体の写真を撮ることが出来なかったため、
この写真はサウンドチェック時に少し下がって撮ったものである。)
メンバーは、Andy、Paul、Martin、Malcolmの4人。
OMDはAndyとPaulの2人と認識されている人も多いが、この4人が揃って生まれる
サウンドこそがOMDである。

Andy McCluskey (Vocal, Bass, Keyboards)

Paul Humphreys (Vocal, Keyboards)

Martin Cooper (Keyboards, Sax)

Malcolm Holmes (Drums)
1曲目はニュー・アルバム"English Electric"の1曲目"Please Remain Seated"。
中国語と英語の「お知らせいたします。あなたが楽しみに待たれていた未来は
キャンセルされました。席に座ったままでいてください。」とのドキッとする
空港の案内放送をイメージしたメッセージが流れた後、アルバムと同じ流れで
2曲目"Metroland"が始まる。
アルバム発売前の先行シングル曲でYouTube等でも無料サンプルがガンガン
流れて浸透していたこともあり、また、Kraftwerkの"Europe Endless"を彷彿
させるポップな曲なので、会場は手拍子一杯で一気に湧き上がる。
3曲目は"Messages"。OMDのライヴでは鉄板曲"Messages"をセットリストの序盤
に投入して観客を盛り上げる傾向にある。イントロが流れた瞬間から会場の
空気が変わる。決して激しくないスローテンポの曲なのにこれだけ盛り上がる
曲というのは珍しい。デビュー当時(1980年)からの愛され続ける曲の1つである。
4曲目は"Tesla Girls"。イントロの"♪No, No, No !"のコーラスに観客も合わ
せて声を出し、Andyも大きなアクションで観客に手拍子を促し、さらに盛り上
がる。
5曲目は"English Electric"から3曲目となる"Dresden"。新譜の曲であるが
シングルカット曲ということもあり観客のノリは良い。
6曲目は"再結成後の初のアルバムHistory Of Modern"からタイトル曲の
"History Of Modern (Part I)"。これまでの曲ではAndyはベースを弾きながら
歌っていたが、「ベースを置いて、美しいダンスを始めるよ。」と言って、
この曲はベースを弾かずダンスをしながら歌う。手の動きの独特さがポイント
のアンディ・ダンスである。
7曲目は本日初のPaulのヴォーカル曲となる"(Forever) Live And Die"。
Paulがステージ中央のマイクで歌い、代わりにAndyがPaulのキーボードを弾く。
Paul贔屓のファンが盛り上がる。
8曲目は"If You Leave"。今回の席は最前列中央のAndyの目の前ということもあり、
"♪I need you now like I needed you then 〜"
のサビの歌詞のところを、Andyがファンサービスで、私の隣に座っている
相方(女性)を見つめて手を差し伸べながら歌っていた。(笑) これには相方も
感激していたようだった。(笑)
間奏部ではMartinはサックスソロで活躍。
9曲目は"English Electric"から4曲目となる"Night Cafe"。後にシングルカット
される曲で、"English Electric"からはシングル曲を中心に攻めてきている。
本当に良い曲が揃ったアルバムだとつくづく思う。
10曲目は、本日2曲目のPaulのヴォーカル曲となる"Souvenir"。この曲では
先ほどの"(Forever) Live And Die"のようにステージ中央に出てくることはなく
キーボードに設置してあるマイクでPaulは歌う。また、Andyはステージ中央
からは離れ、Malcolmのドラムセットが設置してある高くなった台の上に
乗ってベースを弾く。先ほどの"(Forever) Live And Die"と"Souvenir"は
再結成後のフルライヴでは必ず演奏するPaulがヴォーカルの曲となっている。
11曲目は"Joan Of Arc"。Andyと観客が一体となって手拍子をして盛り上がる曲だ。
12曲目は"Joan Of Arc (Maid of Orleans)"。11曲目の"Joan Of Arc"とこの曲
はセットになって演奏され、OMDのライヴの見せ場でもある。何が見せ場かと
いえば、Andyのタコ踊りである。(笑) 舞台照明のフラッシュが連続で発光する
中でMalcolmのドラムに合わせてAndyが激しく手足を動かしてタコ踊りをする。
最前列中央ということもあり、下から見上げるタコ踊りは特に迫力があった。(笑)
13曲目は"English Electric"から5曲目となる"Our System"。このスローテンポ
な曲を挟んで、14曲目は"Talking Loud And Clear"。疲れたのかAndyはステージ
上のモニタースピーカーを椅子代わりにして座りながら、歌っていた。この2曲
はAndyの休憩タイムといったところか。(笑) ただ、座っていても、手だけは
動かして踊っていた。(笑)
15曲目に"Atomic Ranch"の一部(30秒くらい)を引用してから、16曲目の
"Kissing The Machine"にそのまま続く。この2曲は"English Electric"からの
6曲目、7曲目の曲となる。"Kissing The Machine"は、Karl Bartosのプロジェ
クトElektric Musicの1stアルバム"Esperanto"に収録されAndyとBartosが共作
し、Andyがリード・ヴォーカルをとる甘いバラード曲で、その曲をOMDとして
セルフカヴァーしている。先ほどの"If You Leave"のようにファンサービスで、
Andyがサビの"♪Kissing The Machine〜"のところを歌いながら隣の相方に
向かって投げキッスをしていた。(笑)
"English Electric"からの曲はここまでの7曲で終了し、ここからは過去の名曲
のグレイテスト・ヒッツ・タイムの始まり。
17曲目は"So In Love"。相変わらずAndyの裏声が冴える。
18曲目は前作"History Of Modern"から2曲目となる"Sister Marie Says"。
大ヒット曲"Enola Gay"に似ていることでメロディーが書かれた1981年当時は
お蔵入りになっていた"Enola Gay"の姉妹曲ともいえる曲だけあって、再結成後
の新し目の曲ではあるが、観客の盛り上がりも凄い。
続く19曲目は"Locomotion"、20曲目は"Sailing On The Seven Seas"、21曲目は
"Enola Gay"と、この辺りは再結成後のライヴ終盤では定番の流れである。
AndyがオープニングアクトのJohn Foxx And The Mathsに「ありがとう」と
お礼を言ってから、大ヒット曲"Enola Gay"を演奏して本編は終了。
再結成後のライヴでは本編最後を"Enola Gay"で締めることが多い。
一旦、楽屋に戻ってから、再びステージに戻ってくると、パイプオルガンの
イントロが流れ、22曲目でアンコールの1曲目となる"Walking On The Milky Way"
が始まる。Andyのみの1人OMDの時期の曲であるが、アンコールではほぼ演奏
されるバラードである。再結成後のライヴで演奏される1人OMDの曲は、
"Pandora's Box"、"Sailing On The Seven Seas"、"Walking On The Milky Way"
がセットになっていることが多いが、今回は"Pandora's Box"は演奏されなかった。
23曲目でアンコール2曲目はOMDの中でも最古の曲"Electricity"。この名曲も
アンコールの定番曲である。また、これが最後の曲となり、会場も大いに盛り
上がってライヴの幕を閉じた。
全23曲で1時間42分。
ここでセットリストを振り返ってみる。
新曲と旧曲の割合は下記の通り。
English Electric・・・7曲
History Of Modern・・・2曲
再結成前の曲・・・14曲
新譜"English Electric"の全12曲中7曲も聴けたのには満足。ただ、あと
Paulのヴォーカルの泣かせる曲"Stay With Me"だけは できれば聴きたかった。
他に演奏していない曲としては、まわりのイギリス人の観客からは
"Helen Of Troy"を演奏してくれという声が意外にも多かった。
再結成後初のアルバム"History Of Modern"からは2曲。この2曲は今後の
アルバム発表に伴うツアーでも定番曲になっていくと思われる。
再結成前のグレイテスト・ヒッツ系の曲は14曲で、再結成後のOMDは
2007年のArchitecture And Morality Tour、2010年〜2011年の
History Of Modern Tourと大きなツアーを2つ行っているが、演奏される
再結成前の旧曲は過去のツアーと比較するとだいたい同じで、どのツアーでも
ほぼ決まっているようである。
中盤で"Talking Loud And Clear"を演奏しているが、本公演(Ipswich)の直前の
Birmingham公演では、この曲を演奏せず、代わりにアンコール2曲目に"Secret"
を演奏していたが、是非とも"Secret"のほうを聴きたかった。
いろいろ欲を言うときりがないが、ミート&グリートにも参加できて日本にも
来て欲しいことを伝えられたし、最前列中央という目の前で観られたし、
新譜からも沢山の曲を聴けたし、で、海外まで観に行った甲斐のある大満足
のライヴだった。

写真のサイン入りセットリストはミート&グリート参加時にVIPチケット購入者
特典としてもらったものである。
15曲目の"Atomic Ranch"が抜けているが、16曲目"Kissing The Machine"の
イントロとして扱われているようである。
02/05/2013 OMD @Regent Theatre, Ipswich, UK
Set List:
01. Please Remain Seated [English Electric]
02. Metroland [English Electric]
03. Messages [Orchestral Manoeuvres In The Dark]
04. Tesla Girls [Junk Culture]
05. Dresden [English Electric]
06. History Of Modern (Part I) [History Of Modern]
07. (Forever) Live And Die [The Pacific Age]
08. If You Leave [Single Release]
09. Night Cafe [English Electric]
10. Souvenir [Architecture & Morality]
11. Joan Of Arc [Architecture & Morality]
12. Joan Of Arc (Maid of Orleans) [Architecture & Morality]
13. Our System [English Electric]
14. Talking Loud And Clear [Junk Culture]
15. Atomic Ranch [English Electric]
16. Kissing The Machine [English Electric]
17. So In Love [Crush]
18. Sister Marie Says[History Of Modern]
19. Locomotion [Junk Culture]
20. Sailing On The Seven Seas [Sugar Tax]
21. Enola Gay [Organisation]
-----Encore-----
22. Walking On The Milky Way [Universal]
23. Electricity [Orchestral Manoeuvres In The Dark]
(Approx. 102min.)
([]カッコ内は収録のオリジナルアルバム)
以下、ライヴ中に撮影した写真を載せる。
(画像はクリックで若干拡大)

























(つづく)