2014年09月02日

2011 英国旅行記(8) 〜25/10/2011 John Foxx And The Maths @XOYO, London, UK LxIxVxE Report〜

[2011英国旅行記(8)の前後を読む]

21:55になり、いよいよJohn Foxx And The Mathsが登場。
右寄りの3列目くらいを陣取って観る。



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メンバー4人のステージでの立ち位置は、John Foxx (Vocals, Keyboards)を
中心に、向かって左側にHannah Peel (Keyboards, Violin, Chorus)、右側に
Serafina Steer (Keyboards, Bass, Chorus)、一列後ろにBenge (Percussion)
となっている。



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John Foxx (Vocals, Keyboards)



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Hannah Peel (Keyboards, Violin, Chorus)



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Serafina Steer (Keyboards, Bass, Chorus)



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Benge (Percussion)




John Foxx And The Mathsの名義では、2010年6月5日のJohn Foxx活動30周年
記念ライヴにてライヴを行っているが、現在とはメンバーが異なっていたため
このメンバーでのライヴは今回のツアーが初となる。

今回のツアーはInterplay Tourをタイトルが付いているように2011年3月21日
にリリースされたJohn Foxx And The Mathsの1stアルバム"Interplay"の
ツアーなので、Interplayからの曲を中心に演奏されるであろうことは当然
として、ソロの曲やウルトラヴォックスの曲がどれだけ演奏されるかも個人的
な興味のある点である。

1曲目はアルバム"Interplay"の1曲目に収録のShatterproofからスタート。

1990年半ばより10年以上続けたLouis Gordonとのコンビを解消して始めた
John Foxx And The Mathsはアナログシンセ収集家でもあるBengeが音作りの
中心となっていることもあり、Louis Gordonとの時代よりもさらにテクノ度が
上がっている。アップテンポの曲では電子音バリバリのトラックの上に
John先生のシャウト気味のヴォーカルがのるのが特徴の一つでもある。
John先生は大きなアクションの手振りをしながら叫びまくっていた。

各自の役割は、John先生はヴォーカルとキーボード。とはいっても、
キーボードは自分のヴォーカルのヴォコーダーを操作しているのみで演奏には
加わっていないようである。
Hannahはキーボードとバイオリンとコーラス。"He's A Liquid"等、過去の
名曲においてキーボードで弾かれていたメロディをバイオリンに置き換えたり
しており、新鮮度が高かった。
Serafinaはキーボードとベースとコーラス。ベースはシンセベースと生ベース
の両方を弾いていた。
Bengeはパーカッション。スタジオアルバムでは音作りの要であり、アナログ
シンセを自在に操っているが、ライヴではスタンディングでシモンズの
エレドラを演奏していた。
John Foxx & Louis Gordonでの2人組の時代は打ち込み中心であったが、
メンバーが4人のThe Mathsでは手弾きのパートが圧倒的に増えていて、
やはりバンドによるグルーヴ感があった。

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セットリストは下記の通り。
(セットリストはライヴ後にローディーをやっている友人のChrisからもらった。)

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John Foxx And The Maths @XOYO, London, UK 25/10/2011

Set List:
01. Shatterproof [Interplay / JF&TM]
02. He's A Liquid [Metamatic / John Foxx]
03. Evergreen [Interplay / JF&TM]
04. No-One Driving [Metamatic / John Foxx]
05. The Running Man [Interplay / JF&TM]
06. The Shadow Of His Former Self [The Shape Of Things / JF&TM]
07. Hiroshima Mon Amour [Ha!Ha!Ha! / Ultravox]
08. A New Kind Of Man [Metamatic / John Foxx]
09. Plaza [Metamatic / John Foxx]
10. Watching A Building On Fire [Interplay / JF&TM]
11. Dislocation [Systems Of Romance / Ultravox]
12. Interplay [Interplay / JF&TM]
13. Catwalk [Interplay / JF&TM]
14. Summerland [Interplay / JF&TM]
15. Just For A Moment [Systems Of Romance / Ultravox]
16. Burning Car [Single Release / John Foxx]
-----Encore-----
17. The Good Shadow [Interplay / JF&TM]
18. Underpass [Metamatic / John Foxx]

(Approx. 79min.)
([]カッコ内は収録のオリジナルアルバム)



全18曲のセットリストのうちThe Maths、ソロ、ULTRAVOXの割合は、
次の通りだった。

John Foxx And The Maths ・・・9曲
John Foxxソロ ・・・6曲
Ultravox ・・・3曲

全18曲のうちThe Mathsからは9曲と半分を占めた。1stアルバム"Interplay"の
収録曲は全10曲だがここから8曲を演奏している。もう1曲は2011年10月31日
にリリースされる2ndアルバム"The Shape of Things"から先行して演奏された。
ソロの6曲のうち5曲はアルバム"Metamatic"からで、もう1曲もアルバム未収録の
シングルリリースのみだがMetamatic期のリリースと、ソロ初期に集中している。
この原点回帰したソロ曲の選曲にはJohn先生のどのような意図があるのか
気になるとこである。
また、Louis Gordonとの曲を全く演奏しなかったが、今後は封印されるの
だろうか。
ULTRAVOXからは"Ha!Ha!Ha!"から1曲、"Systems Of Romance”から2曲。
特にサプライズ的な選曲ではなかったが、ULTRAVOX時代の名曲を披露した。

John先生は1985年に4thソロアルバム"In Mysterious Ways"を発表した後、
約10年間、あまり目立った活動は無かったが、1990年代中盤に活動を再開した。
活動再開後は けっして過去の遺産に頼ることなく、新しいものを作ることに
こだわり、精力的に作品を発表してきた。多い年には1年に4枚ものアルバム
を発表するほどだった。そんなJohn先生の活動再開後の創作意欲を湧かせた
のは、相棒のLouisの存在が大きかったと思う。そのLouisとのコンビを
解消してまでも始めたバンドThe Mathsはどのようなものになるのか非常に
興味があった。
ライヴではLouisとのコンビとはまた違う新しいものを見せようという
意気込みが伝わってきたし、実際に新しいものを見せてくれたと思う。
それが確認できた良いライヴであった。

(つづく)

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