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2005英国旅行記(14)の前後を読む]

Harold Budd御大のラスト・ライヴは19:30にスタート。
最初にBalanescu Quartetが単独で登場。Budd御大は出てこない。
Balanescu Quartetは弦楽器だけの4人編成のバンド。Kraftwerkのエレクトリックな
曲をストリングスだけで見事にカヴァーしたアルバムも発表しており、Kraftwerkファンの中には
知っている人も多いのではないだろうか。
約20分ほど演奏する。Budd御大が絡んでないので、ちょうど前座という形か。
Balanescu Quartetが下がると、本日の主役のBudd御大とTheo Travisが登場。
Theo TravisはGongなどに参加しているアーティスト。
Budd御大はステージ左端にあるグランドピアノを弾き、Theo Travisはサックスを吹く。
Budd御大は主役でありながら、ステージの中央ではなく左端に位置している。
Theo Travisが下がるとBe-Bop DeluxeやRed Noiseでお馴染みのBill Nelson。
Bill Nelsonの登場に客も盛り上がる。Budd御大のピアノとBill Nelsonのギターで数曲を演奏。
その後、Bill Nelsonが下がらずに、John先生が登場。
Bill NelsonとJohn先生は音楽的には昔から尖がっていることをやってきて似ている部分は
あるが、二人の共演は今まで無いはず。
Budd御大を通しての、Bill Nelson、John先生と、夢のトライアングルが実現。
John先生は、出演者情報ではKeyboardとクレジットされており、ステージ中央にはJohn先生用
のキーボードがセットされていたが、ステージ上ではキーボードは弾かず、ヴォーカルを担当。
John先生のアンビエントな作品
"Cathedral Oceans"シリーズのようなヴォーカルで2曲を
歌った。
"Cathedral Oceans"シリーズ(
1、
2、
3)はJohn Foxxファンの間で眠くなる作品と言われているが(爆)、
こうやって実際に生で("Cathedral Oceans"シリーズのような)ヴォーカルを聴くと、
このシリーズ作品に対する見方も変わり、今まで以上に好きになった。
私はJohn先生のこのゲスト・ヴォーカル2曲のために渡英したわけで、今思うと
我ながら凄い決断だったと思う。(笑)
Bill NelsonとJohn先生が下がると、Budd御大のソロステージとなり、ピアノを数曲弾いた。
長いステージの中でも、Budd御大のソロはこの部分のみだった。
21:08に、ここで第一部が終了。
約25分の休憩を挟んで、第2部は、21:34からスタート。
第2部はオールスターセッションで、Budd御大に加え、第1部でも登場したBill Nelson、
Theo Travis、Balanescu QuartetのAlexander Balanescu、
第2部から登場するFila BraziliaのSteve Cobby(laptop)、元Cocteau Twinsの
Robin Guthrie(guitar)、元P.I.L.のJah Wobble(bass)、元JAPANのSteve Jansen(drums)
が同じステージに立った。
今回のライヴの出演者の中で、私が日本で観たことあるのは、Steve Jansenだけだ。
Steve Jansenの相変わらずのタイトなドラムがステージの空気を引き締めながら、
豪華なメンバーがBudd御大のラスト・ライヴを盛り上げる。
第2部は約1時間続き、22:40に終了。
ステージ上の出演者も、観客も、みんながBudd御大に向けて拍手を送る。
「Budd御大、お疲れ様でした。」
John先生は第2部には登場しなかったが、途中から会場のVIP席に現れ、
Budd御大のステージを見守っていた。私はライヴ中に気がついたが、意外と気付いた
人は少なかったと思う。ライヴ終了後、客電が点いて明るくなったとき、みんなが
John先生の存在に気付き、VIP席に向かって「John〜!!」と声援を送っていた。

左の2つの画像は、会場で買ったパンフレットに載っていた出演者リストと、
セットリスト予定らしき情報である。
(サムネイルをクリックすると、拡大画像が見れます。)
私はBudd御大の全ての曲を知っているわけではないので、実際のセットリストについては
わからないが、John先生の歌った曲数がパンフレットの情報とライヴで異なっているので、
それ以外の部分にも違いはあると思う。
(もし、後で、当日のセットリスト情報が入手できれば、修正・加筆しておきます。)
以下、ライヴ中に撮影した写真を掲載する。
前にも書いたように、14列目というのは肉眼で十分にステージが見える位置であるが、
写真を撮ろうとした場合、かなり辛い距離なので、あまりいい写真が撮れなかったが、
雰囲気だけでも伝わればと思う。

左から、Budd御大、Bill Nelson、John先生の夢のトライアングル。
グランドピアノの上から頭だけ見えるのがBudd御大である。

もう一枚、夢のトライアングル。

左から、Budd御大、Theo Travis、Bill Nelson、Jah Wobble、Steve Cobby、Alexander Balanescu。
右端の黒い帽子を被ったA.Balanescuの左にラップトップコンピューターと頭が
ちょっと見えるのが、Steve Cobby。
(Robin Guthrieは隠れて見えない。)

左から、Budd御大、Theo Travis、Bill Nelson、Jah Wobble、Steve Cobby、Alexander Balanescu、Steve Jansen。

ライヴ終了後、ステージ上のみんなが(一番左の)Budd御大に拍手を送る。

今までグランドピアノの上から頭がちょっと見えていただけのBudd御大だったが、ライヴ終了後は立ち上がって前に出てきた。(左端)
(この後、○△□※@#!!!・・・。 つづく・・・)