2005 英国旅行記

2005年10月23日

2005 英国旅行記 [目次]

ここは2005年5月21日にイギリスのBrightonで行われた、John Foxxが
ゲスト参加したHarold Buddのラストライヴの観戦記及び英国旅行記の
目次です。
livedoor Blogの「Blogressive Station - Jの日記」にて細切れに
綴ってきましたが、英国旅行記のみを一気に読む場合、この目次ページ
よりご覧下さい。

2005 英国旅行記(0)〜(21)をまとめて読む場合はこちらをご覧下さい。
2005 英国旅行記(0)〜(21)をまとめて読む。

環境により上記全部をダウンロードできない場合は、各章ごとにご覧下さい。
2005 英国旅行記(21) 〜おわりに〜
2005 英国旅行記(20) 〜帰国〜
2005 英国旅行記(19) 〜さようならイギリス〜
2005 英国旅行記(18) 〜邪外買い@UK〜
2005 英国旅行記(17) 〜London散策〜
2005 英国旅行記(16) 〜最終日、BrightonからLondonへ〜
2005 英国旅行記(15) 〜打ち上げ会場にて〜
2005 英国旅行記(14) 〜Harold Budd farewell LxIxVxE Report〜
2005 英国旅行記(13) 〜Brighton Dome〜
2005 英国旅行記(12) 〜遂に神John Foxxと対面!〜
2005 英国旅行記(11) 〜Harold Budd御大登場〜
2005 英国旅行記(10) 〜Fish & Chips〜
2005 英国旅行記(9) 〜Brighton散策〜
2005 英国旅行記(8) 〜Brighton West Pier〜
2005 英国旅行記(7) 〜さらば青春の光〜
2005 英国旅行記(6) 〜初上陸、LondonからBrightonへ〜
2005 英国旅行記(5) 〜成田からヒースローへのフライト〜
2005 英国旅行記(4) 〜出発の朝〜
2005 英国旅行記(3) 〜準備〜
2005 英国旅行記(2) 〜決断〜
2005 英国旅行記(1) 〜概要〜
2005 英国旅行記(0) 〜初めての渡英〜

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2005 英国旅行記(21) 〜おわりに〜

[2005英国旅行記(21)の前後を読む]

HARRODS BUS2005年5月20日(金)〜5月23日(月)のわずか2泊4日の日程を
2005年5月24日〜10月22日までの5ヶ月間に渡り21回に分けて綴ってきた
長かった2005 英国旅行記だが、最後にまとめて終わりたいと思う。

まず最初に同行者のMGに感謝したいと思う。
渡英に関してさっぱりイメージの湧かなかった私だったが、その私の背中を
押してくれたことに始まり、旅行の計画、航空券/ホテル/ライヴチケットの手配、
旅行中の案内など、本当にお世話になった。John Foxxとの対面もMGと一緒
じゃなかったら、きっと有り得なかっただろう。
10年ぶり2度目の海外旅行で海外ライヴ初観戦だったが、
今回は海外旅行及び海外ライヴ観戦に関してはベテランのMGにくっついて、
いろいろ勉強させてもらい、次回は一人でも海外旅行ができるようになれる
ことも目的の一つであった。終わってみて、今すぐに一人で行けるかといえば
不安であるが、行き方や現地での行動の仕方はわかったつもりだし、同時に、
自分に不足していて次回までに勉強や準備しておかなければいけないことなど
についてもわかった。あと、2泊4日という強行日程でもライヴ観戦しにイギリス
往復ができることがわかったことも大きな収穫だったと思う。海外ライヴ観戦
なんて縁遠いと思っていたが、今回の旅行で自分の中でのハードルの高さは
かなり下がったし、正直、もっと早く経験しておくべきだったとも思った。
また、個人的にここ数年ぱっとしない日々が続いていたけど、今回の体験は、
それらを吹き飛ばすほどのリフレッシュにもなったし、今後生きるにあたって
何か自信みたいなものも湧いてきた。
英国といえば、ロック・ファンにとっては憧れで一度は訪れてみたい国だと思う。
私も中学生のときにビートルズを聴いて以来そう思ってきた。
今回はMGという強力な同行者がいたけれども、こんな私Jでも英国に行けたの
だから、英国に行きたいけども未だ迷っているというロック・ファンの皆様に
少しでも参考になり、また背中を押せればと思い旅行記を書いてきたつもり
なので、これを読んで英国行きを決めた人がいれば、私としてはとても嬉しい。

2泊4日という日程でもなかなか休暇をもらうことのできない悲しいサラリーマン
ではあるが、また機会を見つけて海外ライヴ観戦に行きたいと思う。
一応、狙いとしては、イギリスでのJohn Foxxの単独ライヴか、オランダでの
Kayakのライヴに行ければと考えているが、どうなることやら・・・。

本当に長くなりましたが(笑)、最後まで読んでいただいた皆さん、
また、livedoorのBlogやmixi日記にコメントをいただいた皆さん、どうも
ありがとうございました。

(おわり)


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2005年10月22日

2005 英国旅行記(20) 〜帰国〜

[2005英国旅行記(20)の前後を読む]

ジェット気流に逆らってフライトしていた行きに対して、帰りはジェット気流に
乗って日本に向かうのでフライト時間は2時間くらい早いとのこと。
それでも10時間以上乗っているのはやっぱり長い。

白身魚の竜田揚げ離陸後、すぐに機内食が出る。
白身魚の竜田揚だが、美味しかった行きの便の機内食と比べるとちょっとイマイチ。
理由は、行きの便の機内食は日本で作っているが、帰りはイギリスで作っている
からではないかとのこと。確かにそうかもしれない。
食事のときに、一気にビールを4缶も飲み、疲れているせいもあってか
酔いがすぐにまわり、そのまま寝る・・・。
しばらく寝てから起きても時間はまだたっぷりあるので、映画を見たりして
時間を潰す。行きに見たベストヒットUSAをまた繰り返し見たりする。(笑)











上空@帰りの飛行機窓からの景色。ちょうどシベリア上空あたりか。


















オムレツ日本時間の5/23(月)のお昼頃に、また機内食が出る。
これはオムレツ。
















食事が済むといよいよ日本に近づく。
そして成田空港に着陸。15:10着予定の便だが、ちょっと早めの14:30頃には着いた。
イギリスは寒かったが、日本はとても暑い。
帰国の手続きを済ませると、同行者のMGは国内線乗り継ぎなので、ここでお礼を
言ってMGと別れる。MGと一緒じゃなかったらこの旅行は成り立たなかっただろう。
私は一人で成田エクスプレス(NEX)に乗る。NEX内はガラガラで、行きの遅延騒ぎ
まるで嘘のようだ。
車内で3日ぶりにメールを携帯で受信すると300通以上届いていた。
300通といっても大部分はSPAMなので、必要なメールとそうじゃないメールに
振り分け、必要なメールに目を通す。
それから、mixiにも3日ぶりにログインする。3日もネットに繋がないとすっかり
浦島太郎状態だ。
NEXはあっという間に東京駅に到着。東京駅で中央線に乗り換える。
中央線でも携帯でネットに繋いで3日間の遅れを取り戻そうとしていたが、
3日も充電してないので、さすがに電池切れ・・・。
そうこうしているうちに、最寄駅に到着。
「家に帰るまでが遠足」じゃないけど、3日ぶりに自宅に帰り、初めての
英国旅行に幕を閉じた。

自宅に帰ると、ライヴの優先予約のお知らせ等の郵便物が届いていたため
Mに一緒に観に行かないかとお誘いの電話を掛ける。
そのときMに、週末にイギリスに行って来たことを話すと、凄くビックリしていた。
(渡英のことは、ほとんど誰にも話してなかったので・・・。)
Mもちょうど2週間前に初渡英したばかりだったので、お互い新鮮な渡英話に
花が咲く。(笑) そして電話が終わると、沢山撮ってきた写真の中から
「これだ!」というとっておきの一枚を選び、早速、「2005 英国旅行記(0)」を
アップロードした。
(ここで、2005 英国旅行記(0)に戻り、
 (0)→(1)→(2)→・・・→(19)→(20)→(0)→(1)→・・・
 と、永久ループになるわけではない。(爆))

最後に、次回(21)でまとめて、長かった旅行記も終了とする。

(つづく・・・)


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2005年09月15日

2005 英国旅行記(19) 〜さようならイギリス〜

[2005英国旅行記(19)の前後を読む]

HeathrowロビーHeathrow空港へ向かう地下鉄の中では、2人とも疲れきっていた。
滞在中は強行スケジュールだったので仕方ない。
早くゆっくり体を休めたいと思う反面、これでこの旅も終わってしまうのかと
考えるとちょっと寂しくなった。
まだまだやり残したことがある気がするけども、2泊という短い日程の中では、
いろいろやれたほうだと思う。










Virgin Megastore @HeathrowHeathrow空港に着くと、搭乗手続きをして免税店でお土産選び。
免税店の中には、Virgin Megastoreなんかもあったが、ごく普通の品揃え
だったので、何も買わず。でも後から考えると、免税で安くはなっていたので、
定番のCDでも買っておけばよかったか。
2人とも買い物を終え、ロビーで搭乗予定の19:35発 ANA NH202便を待つ。
そして飛行機の中へ入り、席へ着く。
とにかく、イギリス滞在中に事故や事件に遭わずに、無事に帰りの飛行機の
席に着けたことが何よりもホッとした。







離陸・・・。窓からは綺麗な夕焼けがしばらくの間、見えた。

さようならイギリス・・・。

(つづく・・・。)

夕陽@帰りの飛行機

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2005年09月06日

2005 英国旅行記(18) 〜邪外買い@UK〜

[2005英国旅行記(18)の前後を読む]

邪外買い@UK今回の英国旅行で邪外買い(じゃげがい)したものについて報告。
帰りの荷物が大きくならないように、日本でも店頭もしくは通販で買えそうなものは
なるべく我慢して、日本では見かけないもの、見かけても今すぐ聴きたい&観たいもの
だけ買うようにした。とはいっても、日本に帰って調べたら、Amazon.co.jpで
安く買えるものもあったりした。(爆)
結局、CD 4セット、DVD 4セット、CD+DVDの組み合わせ 2セット、
計10セットと、意外と買ってない。
どちらかというと、日本の店頭で売ってないPAL仕様のDVDを中心に購入。















@Brighton Dome

- Avalon Sutra (2CD) / Harold Budd (2004), £15
  Harold Budd御大の現時点での最新作。
  (もしかすると、最終作になるかもしれない・・・。)
  ライヴ会場Brighton Domeの物販にて購入。


@HMV Oxford Circus

- Strawberry Bubblegum - A Collection Of Pre-10cc Strawberry Studios Recordings 1969-1972 (CD)
 / Pre-10cc (2003), £9.99

  10ccが10ccとしてデビューする前の1969〜1972に録音された貴重な曲達を
  集めたコンピレーション盤。
  こんないいものが2年ほど前に出ていたが、現物見るまで気が付かなかった・・・。

- The Cream Of Steve Harley & Cockney Rebel (CD) / Steve Harley & Cockney Rebel (1999), £6.99
  Steve Harley & Cockney Rebelのベスト・コンピレーション盤。
  Midge Ureがプロデュースした"I Can't Even Touch You"が初CD化として、
  いつのまにか収録されていたので購入。
  
- In The Mix (3CD) / Jive Bunny And The Mastermixers (2003), £8.99
  Jive Bunny And The Mastermixersによるリミックス3枚組CD。
  80's Mix、Beatles Mix、ABBA Mixなどなど、CD 3枚に渡って
  お腹一杯楽しめる。

- The Boomtown Rats On Film 1976-1986 - Someone's Looking At You (DVD)
 / The Boomtown Rats (2005), £14.99

  Bob Geldof率いるThe Boomtown Ratsのプロモビデオクリップ集。
  おまけとして、ライヴ映像も収録。

- The Collection (DVD+CD) / Level 42 (2003), £14.99
  Level 42のプロモビデオクリップ集。おまけとしてDVDと同内容のCDが付属。

- Alive - The Classic Hits Tour (DVD) / 10cc (2001), £15.99
  1991年の10ccの来日公演の映像。
  NHK-BSで放送されたものがDVD化されたもの。

- Beat-Club The Best Of '71 (DVD) / Kraftwerk etc... (1997), £13.99
  Ralf Hutterが抜けて、一時的にFlorian SchneiderとNeu!の2人である
  Michael RotherとKraus Dingerによる3人編成になったKraftwerkの映像が
  収録されたDVD。この編成、カッコ良すぎ。
  もともとはLDで出ていたもの。DVD化されたという噂はあったが、
  今まで見つからなかった。


@HMV Trocadero

- Live At Reading Concert Hall (DVD) / Level 42 (2003), £19.99
  Mark KingとGary Husbandが、サポートメンバーを加え、Level 42と
  名乗ってライヴを行った映像。2001年収録。
  Mike Lindupは居ないが、現代版Level 42として十分楽しめる。

- Rewind - The Best In Music & Video (2CD+1DVD)
 / Ultravox, Visage etc... (2004), £9.99

  80'sのコンピレーションCD+DVD。
  Ultravox "Vienna"、Visage "Fade To Grey"を始め、32曲がCDに収録。
  また、全曲のプロモビデオがDVDに収録。


(つづく・・・。)


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2005年09月04日

2005 英国旅行記(17) 〜London散策〜

[2005英国旅行記(17)の前後を読む]

Victoria駅に着くと、Victoria Line、Piccadilly Lineと乗り継ぎ、まずは
Covent Garden駅へ。Covent Gardenでは荷物を預かってくれるホテルがあるので、
ここで荷物を預け、身軽になる。
Covent Gardenは多くの大道芸人が路上でパフォーマンスをしていて面白い。
今思うと、大道芸人の写真を何枚か撮ってくればよかった。
そして、Piccadily Line、Central Lineと乗り継いでTottenham Court Road駅へ。
ここからLondon散策。散策といってもメインは猟盤だが。(爆)
旅行前からMGに聞かされていたけど、それにしても、Londonはホコリっぽい街だった。
ゴミも舞っているし、あまりキレイではない。
あと、街にあった時計が全部狂っていて、一つも合ってなかった。(笑)

We Will Rock You, Freddie Mercury像 @The Dominion Theatreまずは名所巡り。最初に、The Dominion Theatreへ。
The Dominion Theatreではミュージカル"We Will Rock You"が上演されており、
Queenの故Freddie Mercuryの大きな像がある。














Mean Fiddlerここは、ライヴハウスMean Fiddler。
2001年9月15日にJohn Foxxがライヴをやった場所だ。
今回の同行者のMGはこのライヴも観ており、MGが撮った写真がこのページにある。
2001年9月15日といったら、2001年9月11日に起こった米国テロの直後なわけで、
飛行機に乗るのは危険と言われていた中、観に行ったMGは本当に凄い。
私Jも一応チケットだけは買っていた。
(チケット画像はここ。結局、観に行ってないが・・・。)









Astria TheatreここはAstria Theatre。


















Virgin Megastore @Tottenham Court Roadそして猟盤。Tottenham Court RoadのVirgin Megastore。
11:00過ぎくらいに着いたが、まだ開店時間じゃなかったので、
近くのマクドナルドで時間を潰して後ほど入店。














HMV @Oxford CircusOxford CircusのHMV。
ここは店が大きく、日本で見かけないものもけっこう売っていた。
ここに一番長く居て、一番買い物をした。















Virgin Megastore @Piccadilly CircusPicaddily CircusのVirgin Megastore。(前のほうだけ。)
カーブに沿って建てられているが、日本だとこういう建物はまず見かけない。
















HMV @TrocadroTrocadroのHMV。


















他にも、MGの知っているCD屋を回ってみたが、潰れている店もあった。
CD屋以外にも、あちこち回ってみるが、さすがに今回は強行スケジュールのためか、
二人とも疲れがピークに達していたので、早めに空港に行って、空港内で
お土産選びでもすることにした。
Covent Gardenに戻って荷物を受け取り、Picaddily Lineに乗ってHeathrow空港へ向かう。


(UKで猟盤したCD、DVDについては別途報告する。)

(つづく・・・。)


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2005年09月03日

2005 英国旅行記(16) 〜最終日、BrightonからLondonへ〜

[2005英国旅行記(16)の前後を読む]

LONDON VICTORIAついに英国旅行最終日の朝がきた。
昨晩はホテルに帰ってきた時点でかなり遅かったので、ちょっとだけ寝て、6:00には起床。
ホテルの朝食をとり、窓から見える思い出の建物West Pierに別れを告げて(笑)、
荷物をまとめてチェックアウト。タクシーに乗ってBrighton駅まで行く。
Brighton駅でVictoria駅までの切符を買うが、行きよりも帰りのほうが何故か安かった。
イギリスは平日、休日で、電車賃も違うのか?
あと何番線のPlatformに電車が来るのかその場にならないと決まらないらしい。
写真を撮った時点では我々が乗るLondon Victoria駅行き電車のPlatformは決まってなかった。
その電車も時刻どおり来ない・・・。
きっちりした日本の鉄道と比べるとだいぶ違うんだなぁ・・・と感じる。
しばらく待つと、やっと電車が到着し、電車に乗ってロンドンへ。
今日は日曜日なので、車内も混んでいる。サッカーの試合があるらしく、
サポーターが沢山乗っていた。


Victoria駅に近づくと、窓から4本の煙突が聳え立つバタシー発電所跡が見えた。
そう、Pink Floydのアルバム"Animals"のジャケットで有名な場所である。
あとは、The Beatlesの映画「HELP!4人はアイドル」や2005 英国旅行記(7)で紹介した映画「さらば青春の光」にも出てきている。
バタシー発電所跡














Animals / Pink Floydバタシー発電所跡を後にすると、まもなくLondonのVictoria駅に到着。
約1時間乗った国鉄を降りて地下鉄へ乗り換え。
さあ、これからロンドン散策だ。

(つづく・・・。)


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2005年09月02日

2005 英国旅行記(15) 〜打ち上げ会場にて〜

[2005英国旅行記(15)の前後を読む]

John Foxx@打ち上げ会場 s7Budd御大のラスト・ライヴが無事終了し、会場の外へ出たが、
MGが(2005 英国旅行記(12)で書いた)焼きまわしてJohn先生用に持ってきた以前の
Human Leagueとのツアー写真を開演前に渡し忘れたことに気付き、それを渡すために
またバックステージ入り口で、John先生が出てくるのを待つことにした。

暫く待ってみたが、アーティストは誰も出てくる気配は無い。
出てくるのはみんなスタッフらしき人ばかり。
多分、バックステージで打ち上げでもやって盛り上がっているんだろうなぁ・・・
とMGと一緒に考えながら待ち続ける。
もしかすると別の出口から近くのパブへ移動したのかもしれないとも考え、
会場のBrighton Domeの周りを歩いてみる。
2005 英国旅行記(9)に写真を載せた)Brighton Dome正面入り口側にまわると、
窓から中のロビーが見えたのだが、なんとそのロビーが打ち上げ会場になっていた。
2005 英国旅行記(9)に載せた写真では窓は1枚だけしか写ってないが、実際には
窓は何枚もあり、外からは中が丸見えの状態。こんな丸見えのところで打ち上げ
をするなんて、日本では考えられない。(笑)
そんな感じなので、中からも外が良く見えたのか、中にいたある男性が
MGの存在に気付く。誰だろうと思ったら、John Foxx Official Site Metamatic
ウェブマスターのRob(Robin Harris氏)だった。
そして、Robが我々二人に、入り口へ来るようにとジェスチャーをする。
入り口にはガードマンがいたが、Robがガードマンに話をし、中に入れてもらう。
3人で廊下を歩きながら、まずはMGが、John先生に初めて会ったときと同じように、
Robに私JのことをULTRAVOX STATIONWebmasterだと紹介。直ぐに私Jが何者か
わかってもらえるのが嬉しい。(笑)
そして、打ち上げ会場の中に入る。本日のライヴに登場したBudd御大と
豪華なゲスト陣、そして関係者が、お酒を片手に盛り上がっていた。
Carlsbergを片手に持つJohn先生はビール党だったのかと、新たな発見。
Robにカウンターで何か頼むように言われたので、John先生と同じCarlsbergを
頼んで喉を潤す。
とにかく強烈なオーラを放っているアーティスト達が間近にいるわけで、
興奮しないわけがない。「うおぉぉぉ〜、自分がBill Nelsonのこんな近くにいて
いいのかよ〜!!」みたいな感じで。(笑)
全員と写真を撮ってもらって、サインもしてもらいたいところだけど、
私は、本来、このような場所に居られる立場ではなく、John先生とRobさんの
ご厚意で入れてもらったわけなので、失礼があって、お二人の顔を潰したりして
迷惑が掛らないよう、端のほうでビールを飲みながら、打ち上げの光景を楽しむ。
とはいったものの、ちょうど帰るところだった奥さんと息子と一緒のSteve Jansen
にMGが声を掛けたので、私も写真を撮らせてもらう。Jansenの奥さんは東洋系で
美人だった。
そして、MGと一緒にRobとお話させてもらう。Robの美人な奥さんともご挨拶。
その後といえば、John先生がこちらに来て声を掛けてきてくれた。(ドキッ!)
開演前に会ったときのように、話している間は、John先生の方から何度も右手を
出してくれて握手をした。John先生の手、本当に温かいし、心も温かい。
背は高いけど、腰はメチャメチャ低い。
ここでもまたお願いして写真を撮らせてもらう。
ここで、John先生がけっこう長い時間、我々二人の独占状態になっているので、(笑)
今後の音楽活動の予定についても質問したりしてみた。(教えてくれたこと
については内緒。(笑))
もちろん、日本でソロ・ライヴが観たいということも伝えた。
そうそう、MGが渡しそびれていた写真も無事に渡すことができた。(笑)
いつのまにか時刻も0:30くらいになり、そろそろみんな帰り始めて、打ち上げも
お開きな雰囲気に。
最後にJohn先生と何回目かわからないくらいの握手を交わして、我々も会場を後にした。
会場からホテルに帰る道、そして、ホテルに帰ってからも今日一日の出来事に
興奮しっぱなしだった。

(写真は、打ち上げ会場でのJohn先生。2SHOT写真なので右側には私Jが写っているが、
 恥ずかしいので、とりあえずカットして掲載。(笑))

(つづく・・・。)

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2005年08月31日

2005 英国旅行記(14) 〜Harold Budd farewell LxIxVxE Report〜

[2005英国旅行記(14)の前後を読む]

Harold, Theo, Bill, Jah, Cobby, Alexander, Jansen 1Harold Budd御大のラスト・ライヴは19:30にスタート。
最初にBalanescu Quartetが単独で登場。Budd御大は出てこない。
Balanescu Quartetは弦楽器だけの4人編成のバンド。Kraftwerkのエレクトリックな
曲をストリングスだけで見事にカヴァーしたアルバムも発表しており、Kraftwerkファンの中には
知っている人も多いのではないだろうか。
約20分ほど演奏する。Budd御大が絡んでないので、ちょうど前座という形か。

Balanescu Quartetが下がると、本日の主役のBudd御大とTheo Travisが登場。
Theo TravisはGongなどに参加しているアーティスト。
Budd御大はステージ左端にあるグランドピアノを弾き、Theo Travisはサックスを吹く。
Budd御大は主役でありながら、ステージの中央ではなく左端に位置している。

Theo Travisが下がるとBe-Bop DeluxeやRed Noiseでお馴染みのBill Nelson。
Bill Nelsonの登場に客も盛り上がる。Budd御大のピアノとBill Nelsonのギターで数曲を演奏。
その後、Bill Nelsonが下がらずに、John先生が登場。
Bill NelsonとJohn先生は音楽的には昔から尖がっていることをやってきて似ている部分は
あるが、二人の共演は今まで無いはず。
Budd御大を通しての、Bill Nelson、John先生と、夢のトライアングルが実現。
John先生は、出演者情報ではKeyboardとクレジットされており、ステージ中央にはJohn先生用
のキーボードがセットされていたが、ステージ上ではキーボードは弾かず、ヴォーカルを担当。
John先生のアンビエントな作品"Cathedral Oceans"シリーズのようなヴォーカルで2曲を
歌った。
"Cathedral Oceans"シリーズ(123)はJohn Foxxファンの間で眠くなる作品と言われているが(爆)、
こうやって実際に生で("Cathedral Oceans"シリーズのような)ヴォーカルを聴くと、
このシリーズ作品に対する見方も変わり、今まで以上に好きになった。
私はJohn先生のこのゲスト・ヴォーカル2曲のために渡英したわけで、今思うと
我ながら凄い決断だったと思う。(笑)

Bill NelsonとJohn先生が下がると、Budd御大のソロステージとなり、ピアノを数曲弾いた。
長いステージの中でも、Budd御大のソロはこの部分のみだった。

21:08に、ここで第一部が終了。

約25分の休憩を挟んで、第2部は、21:34からスタート。
第2部はオールスターセッションで、Budd御大に加え、第1部でも登場したBill Nelson、
Theo Travis、Balanescu QuartetのAlexander Balanescu、
第2部から登場するFila BraziliaのSteve Cobby(laptop)、元Cocteau Twinsの
Robin Guthrie(guitar)、元P.I.L.のJah Wobble(bass)、元JAPANのSteve Jansen(drums)
が同じステージに立った。
今回のライヴの出演者の中で、私が日本で観たことあるのは、Steve Jansenだけだ。
Steve Jansenの相変わらずのタイトなドラムがステージの空気を引き締めながら、
豪華なメンバーがBudd御大のラスト・ライヴを盛り上げる。

第2部は約1時間続き、22:40に終了。
ステージ上の出演者も、観客も、みんながBudd御大に向けて拍手を送る。
「Budd御大、お疲れ様でした。」

John先生は第2部には登場しなかったが、途中から会場のVIP席に現れ、
Budd御大のステージを見守っていた。私はライヴ中に気がついたが、意外と気付いた
人は少なかったと思う。ライヴ終了後、客電が点いて明るくなったとき、みんなが
John先生の存在に気付き、VIP席に向かって「John〜!!」と声援を送っていた。

Harold Budd Guest List Harold Budd Programme左の2つの画像は、会場で買ったパンフレットに載っていた出演者リストと、
セットリスト予定らしき情報である。
(サムネイルをクリックすると、拡大画像が見れます。)
私はBudd御大の全ての曲を知っているわけではないので、実際のセットリストについては
わからないが、John先生の歌った曲数がパンフレットの情報とライヴで異なっているので、
それ以外の部分にも違いはあると思う。
(もし、後で、当日のセットリスト情報が入手できれば、修正・加筆しておきます。)

以下、ライヴ中に撮影した写真を掲載する。
前にも書いたように、14列目というのは肉眼で十分にステージが見える位置であるが、
写真を撮ろうとした場合、かなり辛い距離なので、あまりいい写真が撮れなかったが、
雰囲気だけでも伝わればと思う。












Harold, Bill, John 1左から、Budd御大、Bill Nelson、John先生の夢のトライアングル。
グランドピアノの上から頭だけ見えるのがBudd御大である。




















Harold, Bill, John 2もう一枚、夢のトライアングル。





















Harold, Theo, Bill, Jah, Cobby, Alexander左から、Budd御大、Theo Travis、Bill Nelson、Jah Wobble、Steve Cobby、Alexander Balanescu。
右端の黒い帽子を被ったA.Balanescuの左にラップトップコンピューターと頭が
ちょっと見えるのが、Steve Cobby。
(Robin Guthrieは隠れて見えない。)




















Harold, Theo, Bill, Jah, Cobby, Alexander, Jansen 2左から、Budd御大、Theo Travis、Bill Nelson、Jah Wobble、Steve Cobby、Alexander Balanescu、Steve Jansen。






















Haroldに拍手ライヴ終了後、ステージ上のみんなが(一番左の)Budd御大に拍手を送る。





















Harold & All今までグランドピアノの上から頭がちょっと見えていただけのBudd御大だったが、ライヴ終了後は立ち上がって前に出てきた。(左端)





















(この後、○△□※@#!!!・・・。 つづく・・・)

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2005年07月19日

2005 英国旅行記(13) 〜Brighton Dome〜

[2005英国旅行記(13)の前後を読む]

Brighton Festival Ticketライヴ会場であるBrighton Domeの中に入る。




















ロビーロビーでの物販は、ラストライヴのパンフレットと、Harold Budd、Theo Travis、Bill Nelson
のCDなど。CDは日本に帰ってからでも通販や店頭で購入できるもので、特にこの会場限定
というわけではない。パンフレットとBudd御大のCDを購入する。

















Brighton Festival Programmeパンフレットを開くと、中にはBudd御大のBiography、ゲストの紹介に加え、本日の
セットリストが載っていた。(が、後でライヴを観た感じだと、ちょっと違っていたと思う。)
ロビーをうろうろして他にも日本人がいないか探してみるが、我々以外は誰も見つからなかった。
というか、Brightonに来てから日本人を全く見かけていない。(たまたまだろうか?)


































ステージそして、ホールの中に入る。
私Jの席は、1階N列61番で、席からのステージの眺めは写真のような感じ。



















客席ドームなので、客席の配置は写真のように丸くなっている。
前にも書いたが、日本でいうと中野サンプラザくらいの広さか。
N列目(14列目)というのは肉眼で十分にステージが見える位置であるが、写真を撮ろうとした場合、
この距離はかなり辛い。私の持っているデジカメはちょっと古い型のもので望遠機能も弱く、
手ブレ補正機能が無いため、はっきりいって小さいし、綺麗に写っていない。
そんなわけで、ライヴ中の写真については、一応撮ったが、雰囲気が伝わればいいかな・・・と
いうレベルなので、期待しないでもらえればと思う。

(次回はLxIxVxE Reportへ。つづく・・・。)

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