2009 英国旅行記
2009年06月15日
2009 英国旅行記 [目次]
ここは2009年4月にUKで行われたULTRAVOX再結成ツアーの
Brighton公演とLondon公演の観戦記及び英国旅行記のmixi版
の目次です。
livedoor Blogの「Blogressive Station - Jの日記」にて細切れに
綴ってきましたが、英国旅行記のみを一気に読む場合、この目次ページ
よりご覧下さい。
2009 英国旅行記(1)〜をまとめて読む場合はこちらをご覧下さい。
・2009 英国旅行記(1)〜(18)をまとめて読む。
環境により上記全部をダウンロードできない場合は、各章ごとにご覧下さい。
・2009 英国旅行記(18) 〜おわりに〜
・2009 英国旅行記(17) 〜帰国〜
・2009 英国旅行記(16) 〜London公演後、英国最後の夜〜
・2009 英国旅行記(15) 〜24/04/2009 Ultravox @Hammersmith Apollo, London, UK LxIxVxE Report〜
・2009 英国旅行記(14) 〜VOXGATE @The Grove, Hammersmith, London〜
・2009 英国旅行記(13) 〜BrightonからLondonへ〜
・2009 英国旅行記(12) 〜Brighton Domeバックステージで念願のメンバーと対面〜
・2009 英国旅行記(11) 〜23/04/2009 Ultravox @Brighton Dome, Brighton, UK LxIxVxE Report〜
・2009 英国旅行記(10) 〜念願の再結成ライヴ直前〜
・2009 英国旅行記(9) 〜Brighton散策3 West Pier〜
・2009 英国旅行記(8) 〜Brighton散策2 Brighton Pier〜
・2009 英国旅行記(7) 〜Brighton散策1 Brighton DomeとRoyal Pavilion〜
・2009 英国旅行記(6) 〜英国Real Ale Festivalで充電〜
・2009 英国旅行記(5) 〜HeathrowからBrightonへ〜
・2009 英国旅行記(4) 〜成田からHeathrowへ〜
・2009 英国旅行記(3) 〜準備〜
・2009 英国旅行記(2) 〜決断〜
・2009 英国旅行記(1) 〜はじめに〜
----------------
【参考】
・2005 英国旅行記
・2006 英国旅行記
・2007 英国旅行記
Brighton公演とLondon公演の観戦記及び英国旅行記のmixi版
の目次です。
livedoor Blogの「Blogressive Station - Jの日記」にて細切れに
綴ってきましたが、英国旅行記のみを一気に読む場合、この目次ページ
よりご覧下さい。
2009 英国旅行記(1)〜をまとめて読む場合はこちらをご覧下さい。
・2009 英国旅行記(1)〜(18)をまとめて読む。
環境により上記全部をダウンロードできない場合は、各章ごとにご覧下さい。
・2009 英国旅行記(18) 〜おわりに〜
・2009 英国旅行記(17) 〜帰国〜
・2009 英国旅行記(16) 〜London公演後、英国最後の夜〜
・2009 英国旅行記(15) 〜24/04/2009 Ultravox @Hammersmith Apollo, London, UK LxIxVxE Report〜
・2009 英国旅行記(14) 〜VOXGATE @The Grove, Hammersmith, London〜
・2009 英国旅行記(13) 〜BrightonからLondonへ〜
・2009 英国旅行記(12) 〜Brighton Domeバックステージで念願のメンバーと対面〜
・2009 英国旅行記(11) 〜23/04/2009 Ultravox @Brighton Dome, Brighton, UK LxIxVxE Report〜
・2009 英国旅行記(10) 〜念願の再結成ライヴ直前〜
・2009 英国旅行記(9) 〜Brighton散策3 West Pier〜
・2009 英国旅行記(8) 〜Brighton散策2 Brighton Pier〜
・2009 英国旅行記(7) 〜Brighton散策1 Brighton DomeとRoyal Pavilion〜
・2009 英国旅行記(6) 〜英国Real Ale Festivalで充電〜
・2009 英国旅行記(5) 〜HeathrowからBrightonへ〜
・2009 英国旅行記(4) 〜成田からHeathrowへ〜
・2009 英国旅行記(3) 〜準備〜
・2009 英国旅行記(2) 〜決断〜
・2009 英国旅行記(1) 〜はじめに〜
----------------
【参考】
・2005 英国旅行記
・2006 英国旅行記
・2007 英国旅行記
2009年06月14日
2009 英国旅行記(18) 〜おわりに〜
[2009英国旅行記(18)の前後を読む]
2009年4月22日(水)〜4月26日(日)の3泊5日の日程を18回に分けて綴ってきた
「2009年 英国旅行記」も最後にまとめて終わりにしたいと思う。
今回の渡英は過去3回の経験の積み重ねがとても大きかったことを
本当に実感した。そう感じた理由として3点ほどある。
まずは、一つ目として、ULTRAVOX再結成ツアーの発表後、渡英して観に行く
ことを即決断できたこと。
前々から、もしULTRAVOXが再結成するような奇跡が起こったら、たとえ来日
しなくてもイギリスまで観に行きたいと考えていたものの、過去に海外ライヴ
観戦の経験が無ければ、多分、渡英を決断することは無理だったと思う。
それは初渡英だった「2005年 英国旅行記」にも書いたが、海外ライヴ観戦に
行くにあたっての、旅程の立て方、航空券/ホテル/ライヴチケットの手配の
方法、必要な費用と休暇、等のイメージが最初は全く湧かず、海外ライヴ観戦
なんて雲の上の存在だったからだ。まさか2泊や3泊でイギリスに行けるなんて
思いもよらなかった。それが今回は2008年11月7日のULTRAVOXの再結成ツアーが
発表されたその日に、即、観に行くことを決断し、詳細な旅程まで立てる
ことができた。
次に、二つ目として、トラブル無くスムーズに余裕を持って過ごせたこと。
2005年の初渡英は、「死ぬ気で行く、人生の全てをかけた一大イベント」
という感じで、渡英経験豊富な同行者がいるにもかかわらず、旅行中に事故に
あったりしないか、無事に日本に帰ってこれるのか、不安たっぷりであった
が、今回はBrightonもHammersmithも過去に訪れたことのある場所ということも
あってか、計画が全て上手く行って当然くらいの自信を持てた。
(一度行っているのだから、当たり前といえば、当たり前だが。)
そして、三つ目として、ULTRAVOXのメンバーに会えたこと。
バックステージへの招待をしてくれたJohn Foxx Official Site "Metamatic"
のWebmasterかつUltravox Official Site "Ultravox.org.uk"のスタッフでも
あるRobさんとは、2005年のHarold BuddのFarewell ConcertにJohn Foxxが
ゲスト出演するのをBrightonまで観に行った際に、初めてお会いした。
その後、自分が2006年のJohn FoxxのUKツアーをLondonとNottinghamに観に
行った時や、逆に2008年のJohn Foxx来日公演でRobさんが来日した時にも
お会いし、そして普段のネット上でのやりとり等で信頼関係を築いてきた。
初渡英から今まで築いてきた信頼関係があったからこそ、我々をULTRAVOXの
メンバーに紹介してくれたのだと思う。(感謝)
また、積み重ねたのは、渡英の経験だけではない。
1999年5月4日のMidge Ureの来日公演に凄く感動したことがきっかけで、
当時まだ国内に存在しなかったULTRAVOXのファンサイトを開設して自分なりに
ULTRAVOXを盛り上げようと考え、1999年7月7日にファンサイト
ULTRAVOX STATIONを立ち上げた。
その後、ULTRAVOX STATIONの掲示板、メーリングリスト、OFF会を通して
沢山のULTRAVOXファミリーのファンの方々と知り合い、John Foxxのライヴを
観ることや、可能性は極めて低かったがULTRAVOXが再結成することを
夢見てきた。そんなサイト立ち上げから記念すべき10周年となる今年、奇跡の
ULTRAVOXの再結成が実現した。1999年のMidge Ure来日時には自分一人で
ライヴを観に行ったものだったが、今回はサイトを通して知り合った仲間達と
喜びを分かち合えたことが本当に嬉しかった。(Team ULTRAVOX STATIONの
仲間達にも感謝である。)
さて、次回の海外ライヴ観戦であるが、できることなら近いうちにまた
行ければと思っている。そのためには一番の重要課題である「仕事の休み」を
取らせてもらわなければいけないが、普段頑張っているからこそ、休みを
取らせてもらえると思うので、仕事を含めた普段の生活を一生懸命頑張ろう
と思う。
今まで3泊5日が最長日程である いつも強行日程の海外ライヴ観戦であるが、
次回はできれば4泊6日以上を目標にしたいと思う。でも贅沢は言わず、
3泊5日でも行ければ、それはとてもありがたいことである。
今は、海外ライヴ観戦の経験値も上がり、以前より多少は余裕が出てきた気も
するが、初渡英の時の初心はいつまでも忘れないようにしたいと思う。
過去の旅行記と同様に今回も大変長くなってしまいましたが、
最後まで読んでくださった皆様、どうもありがとうございました。
(おわり)
(写真は、Royal Pavilionで何故か全員が購入した(笑)記念メダルと、
Royal Pavilionの前にあったUltravox!の2ndアルバムのようなPubの店名。)
2009年4月22日(水)〜4月26日(日)の3泊5日の日程を18回に分けて綴ってきた
「2009年 英国旅行記」も最後にまとめて終わりにしたいと思う。
今回の渡英は過去3回の経験の積み重ねがとても大きかったことを
本当に実感した。そう感じた理由として3点ほどある。
まずは、一つ目として、ULTRAVOX再結成ツアーの発表後、渡英して観に行く
ことを即決断できたこと。
前々から、もしULTRAVOXが再結成するような奇跡が起こったら、たとえ来日
しなくてもイギリスまで観に行きたいと考えていたものの、過去に海外ライヴ
観戦の経験が無ければ、多分、渡英を決断することは無理だったと思う。
それは初渡英だった「2005年 英国旅行記」にも書いたが、海外ライヴ観戦に
行くにあたっての、旅程の立て方、航空券/ホテル/ライヴチケットの手配の
方法、必要な費用と休暇、等のイメージが最初は全く湧かず、海外ライヴ観戦
なんて雲の上の存在だったからだ。まさか2泊や3泊でイギリスに行けるなんて
思いもよらなかった。それが今回は2008年11月7日のULTRAVOXの再結成ツアーが
発表されたその日に、即、観に行くことを決断し、詳細な旅程まで立てる
ことができた。
次に、二つ目として、トラブル無くスムーズに余裕を持って過ごせたこと。
2005年の初渡英は、「死ぬ気で行く、人生の全てをかけた一大イベント」
という感じで、渡英経験豊富な同行者がいるにもかかわらず、旅行中に事故に
あったりしないか、無事に日本に帰ってこれるのか、不安たっぷりであった
が、今回はBrightonもHammersmithも過去に訪れたことのある場所ということも
あってか、計画が全て上手く行って当然くらいの自信を持てた。
(一度行っているのだから、当たり前といえば、当たり前だが。)
そして、三つ目として、ULTRAVOXのメンバーに会えたこと。
バックステージへの招待をしてくれたJohn Foxx Official Site "Metamatic"
のWebmasterかつUltravox Official Site "Ultravox.org.uk"のスタッフでも
あるRobさんとは、2005年のHarold BuddのFarewell ConcertにJohn Foxxが
ゲスト出演するのをBrightonまで観に行った際に、初めてお会いした。
その後、自分が2006年のJohn FoxxのUKツアーをLondonとNottinghamに観に
行った時や、逆に2008年のJohn Foxx来日公演でRobさんが来日した時にも
お会いし、そして普段のネット上でのやりとり等で信頼関係を築いてきた。
初渡英から今まで築いてきた信頼関係があったからこそ、我々をULTRAVOXの
メンバーに紹介してくれたのだと思う。(感謝)
また、積み重ねたのは、渡英の経験だけではない。
1999年5月4日のMidge Ureの来日公演に凄く感動したことがきっかけで、
当時まだ国内に存在しなかったULTRAVOXのファンサイトを開設して自分なりに
ULTRAVOXを盛り上げようと考え、1999年7月7日にファンサイト
ULTRAVOX STATIONを立ち上げた。
その後、ULTRAVOX STATIONの掲示板、メーリングリスト、OFF会を通して
沢山のULTRAVOXファミリーのファンの方々と知り合い、John Foxxのライヴを
観ることや、可能性は極めて低かったがULTRAVOXが再結成することを
夢見てきた。そんなサイト立ち上げから記念すべき10周年となる今年、奇跡の
ULTRAVOXの再結成が実現した。1999年のMidge Ure来日時には自分一人で
ライヴを観に行ったものだったが、今回はサイトを通して知り合った仲間達と
喜びを分かち合えたことが本当に嬉しかった。(Team ULTRAVOX STATIONの
仲間達にも感謝である。)
さて、次回の海外ライヴ観戦であるが、できることなら近いうちにまた
行ければと思っている。そのためには一番の重要課題である「仕事の休み」を
取らせてもらわなければいけないが、普段頑張っているからこそ、休みを
取らせてもらえると思うので、仕事を含めた普段の生活を一生懸命頑張ろう
と思う。
今まで3泊5日が最長日程である いつも強行日程の海外ライヴ観戦であるが、
次回はできれば4泊6日以上を目標にしたいと思う。でも贅沢は言わず、
3泊5日でも行ければ、それはとてもありがたいことである。
今は、海外ライヴ観戦の経験値も上がり、以前より多少は余裕が出てきた気も
するが、初渡英の時の初心はいつまでも忘れないようにしたいと思う。
過去の旅行記と同様に今回も大変長くなってしまいましたが、
最後まで読んでくださった皆様、どうもありがとうございました。
(おわり)
(写真は、Royal Pavilionで何故か全員が購入した(笑)記念メダルと、
Royal Pavilionの前にあったUltravox!の2ndアルバムのようなPubの店名。)
2009年06月13日
2009 英国旅行記(17) 〜帰国〜
[2009英国旅行記(17)の前後を読む]
イギリス4日目の4/25(土)の朝になり、いよいよイギリス最後の日となった。
宿泊したNOVOTEL LONDON WESTは部屋に持ってきてもらえるコンチネンタルの
朝食が付いており、追加料金を払えばレストランでEnglish Breakfastも
食べられる。2年前に泊まった時はEnglish Breakfastを食べ、Hilton同様に
美味しかったのを知っているので、また食べてみたかったが、朝も早いので
コンチネンタルで軽く済ませることにした。
コンチネンタルは、パン、ヨーグルト、フルーツサラダ、オレンジジュース、
紅茶となっており、特にパンが美味しい。他の同行者達もパンはとても
美味しかったと言っていた。
朝食を食べ終わると、出発に向けて荷造りをし、ホテルのロビーに9:00に
集合した。ロビーではRobさんが我々Team ULTRAVOX STATIONを見送りに
待っていてくれた。我々はこの旅でRobさんには本当にお世話になったので、
一人ひとり感謝の気持ちを伝え、日本もしくはイギリスでの再会の約束を
した。さらにロビーではFinland人ファンのJTにも会い、挨拶をして、
ホテルを出発した。
歩いてHammersmith駅に行き、Piccadilly lineに乗ってHeathrow空港へ。
HammersmithはHeathrowに近いので、すぐに到着した。
Virgin Atlantic Airwaysのカウンターに行き、チェックインを済ませる。
過去3回の渡英はANAばかりだったので、Virginのカウンターには初めて来た。
Heathrow空港では免税店でお土産を買う。
以前、2005年に来たときにVirgin MegastoreだったCD SHOPは、2007年には
HMVが開店前の表示となっており、今回の2009年にはHMVに変わっていた。
(Virginだった頃の写真: http://blog.livedoor.jp/jage/archives/50078666.html)
いつの間にか回転寿司も出来ていた。時間があれば入ってみたかったが、
今回はあまり時間が無かったので断念・・・。
そうこうしているうちに、出発の時間に。
13:45発のVS900便にてイギリスを出国した。
機内では、まずはハイネケンとプレッツェルで、イギリス滞在が無事に
終わったことに乾杯した。
しばらくして、機内食。
行きと同様に松花堂弁当を食べた。行きとはおかずが変わっていた。
今度はステラ・アルトワで乾杯。
行きで寝ていたために食べ損ねたアイスも帰りはきちんと食べる。(笑)
日本に着く直前に朝食が出た。
マッシュルーム入りのオムレツがメインのEnglish Breakfastのような感じで、
シリアルのヨーグルトがけとパンも付いていた。
約12時間の長かったフライトの後、4/26の9:00頃には成田空港に到着。
帰国の手続きを済ませ、短くもあり長くもあった3泊5日を5人で行動を共に
した"Team ULTRAVOX STATION"の解散式を行った。(笑)
解散後、M、C、Rはそのまま家に帰った。
本来なら私とhも自宅(東京)に帰るところだが、この後、大阪でSparksの
来日公演があるため、これに向かわなければいけない。hは自宅に寄ってから
大阪に向かうというので、hとも一旦別れ、私1人で大阪を目指す。
スーツケースを成田空港内から宅急便で自宅に送って身軽になった後、
N'EXに乗り、昼頃に東京駅に着くと、お弁当を買って新幹線のぞみに
乗り換える。
お弁当は、深川めしを食べたが、久しぶりに食べる日本の醤油の味付けの
ご飯がとても美味しく、日本にいることを実感した。(笑)
(けっして、こってりしたイギリス飯が嫌いというわけではない。
むしろイギリス飯は好物である。)
天気が良く、新幹線からは富士山も見えた。
大阪では雨だったが・・・。
新大阪のホテルにチェックインした後、地下鉄で心斎橋に行き、
Sparks大阪公演の会場の大阪BIG CATへ到着。
開場18:00、開演19:00だったが、余裕で間に合った。
Sparks来日公演も最前列で無事に観ることができ、
翌日には新幹線で東京の自宅に帰宅。
こうして、3泊5日の英国遠征に加え、1泊2日の大阪遠征に幕を閉じた。
最後に、次回(18)でまとめて、長かった旅行記も終了とする。
(つづく)
イギリス4日目の4/25(土)の朝になり、いよいよイギリス最後の日となった。
宿泊したNOVOTEL LONDON WESTは部屋に持ってきてもらえるコンチネンタルの
朝食が付いており、追加料金を払えばレストランでEnglish Breakfastも
食べられる。2年前に泊まった時はEnglish Breakfastを食べ、Hilton同様に
美味しかったのを知っているので、また食べてみたかったが、朝も早いので
コンチネンタルで軽く済ませることにした。
コンチネンタルは、パン、ヨーグルト、フルーツサラダ、オレンジジュース、
紅茶となっており、特にパンが美味しい。他の同行者達もパンはとても
美味しかったと言っていた。
朝食を食べ終わると、出発に向けて荷造りをし、ホテルのロビーに9:00に
集合した。ロビーではRobさんが我々Team ULTRAVOX STATIONを見送りに
待っていてくれた。我々はこの旅でRobさんには本当にお世話になったので、
一人ひとり感謝の気持ちを伝え、日本もしくはイギリスでの再会の約束を
した。さらにロビーではFinland人ファンのJTにも会い、挨拶をして、
ホテルを出発した。
歩いてHammersmith駅に行き、Piccadilly lineに乗ってHeathrow空港へ。
HammersmithはHeathrowに近いので、すぐに到着した。
Virgin Atlantic Airwaysのカウンターに行き、チェックインを済ませる。
過去3回の渡英はANAばかりだったので、Virginのカウンターには初めて来た。
Heathrow空港では免税店でお土産を買う。
以前、2005年に来たときにVirgin MegastoreだったCD SHOPは、2007年には
HMVが開店前の表示となっており、今回の2009年にはHMVに変わっていた。
(Virginだった頃の写真: http://blog.livedoor.jp/jage/archives/50078666.html)
いつの間にか回転寿司も出来ていた。時間があれば入ってみたかったが、
今回はあまり時間が無かったので断念・・・。
そうこうしているうちに、出発の時間に。
13:45発のVS900便にてイギリスを出国した。
機内では、まずはハイネケンとプレッツェルで、イギリス滞在が無事に
終わったことに乾杯した。
しばらくして、機内食。
行きと同様に松花堂弁当を食べた。行きとはおかずが変わっていた。
今度はステラ・アルトワで乾杯。
行きで寝ていたために食べ損ねたアイスも帰りはきちんと食べる。(笑)
日本に着く直前に朝食が出た。
マッシュルーム入りのオムレツがメインのEnglish Breakfastのような感じで、
シリアルのヨーグルトがけとパンも付いていた。
約12時間の長かったフライトの後、4/26の9:00頃には成田空港に到着。
帰国の手続きを済ませ、短くもあり長くもあった3泊5日を5人で行動を共に
した"Team ULTRAVOX STATION"の解散式を行った。(笑)
解散後、M、C、Rはそのまま家に帰った。
本来なら私とhも自宅(東京)に帰るところだが、この後、大阪でSparksの
来日公演があるため、これに向かわなければいけない。hは自宅に寄ってから
大阪に向かうというので、hとも一旦別れ、私1人で大阪を目指す。
スーツケースを成田空港内から宅急便で自宅に送って身軽になった後、
N'EXに乗り、昼頃に東京駅に着くと、お弁当を買って新幹線のぞみに
乗り換える。
お弁当は、深川めしを食べたが、久しぶりに食べる日本の醤油の味付けの
ご飯がとても美味しく、日本にいることを実感した。(笑)
(けっして、こってりしたイギリス飯が嫌いというわけではない。
むしろイギリス飯は好物である。)
天気が良く、新幹線からは富士山も見えた。
大阪では雨だったが・・・。
新大阪のホテルにチェックインした後、地下鉄で心斎橋に行き、
Sparks大阪公演の会場の大阪BIG CATへ到着。
開場18:00、開演19:00だったが、余裕で間に合った。
Sparks来日公演も最前列で無事に観ることができ、
翌日には新幹線で東京の自宅に帰宅。
こうして、3泊5日の英国遠征に加え、1泊2日の大阪遠征に幕を閉じた。
最後に、次回(18)でまとめて、長かった旅行記も終了とする。
(つづく)
2009年06月12日
2009 英国旅行記(16) 〜London公演後、英国最後の夜〜
[2009英国旅行記(16)の前後を読む]
熱狂のLondon公演が終わり、隣で観ていたhとともに会場の外へ出る。
我々と離れた席で観ていたM、C、Rと合流しようと思ってMに電話をすると、
会場の前の路上でバッタモノ(非公式な偽物)のグッズを売っている人達が
いて、その近くにいるというので、そのバッタモノ屋を探して、M達と合流
する。するとRがバッタモノのパーカーを買っていた。(笑)
それを見せてもらうと、バッタモノにしてはいいデザインだったので、
自分も見に行くと、店主は怖そうな黒人で、Tシャツは1枚£5と格安で、
飛ぶように売れていた。
いろいろな色があり、特に黒が人気で売り切れそうになっていたが、
なんとか購入することができた。
これがそのバッタモノのTシャツ。表が「Ultravox」のロゴで、
裏が「Rage In Eden」の絵とツアーの日付が入っている。
ロゴが微妙で、Rage In Edenの色も微妙であるが、まあ、£5なので・・・。
(画像はクリックで拡大)
バッタモノのTシャツを買った後は、歩いてホテルに戻り、ホテルのBarで
夕食を食べることにする。
私Jとhは、イギリスでしか飲めないリアルエールを注文。(名前は失念)
他の3人はギネスを注文。イギリス滞在も最後の夜となったが、
主要なイベントは全て終えて、全てが大成功だったこの旅行に乾杯をした。
なんかイギリスでカレーを食べてみたかったので、私はラム・カレーを食べる。
hとMは緑色のタイカレーを食べていたが、これも美味しそうだった。
RはFish & Chipsを食べていた。私はFish & Chipsマニアでもあるので(笑)、
自分が食べたものではないが、一応、データとして載せておく。
明日はもう帰るのかと思うと、とても寂しいものがあったが、
さきほど観たばかりのLondon公演や、旅の出来事を、みんなでで語り合い、
イギリス最後の夜を過ごした。
(つづく)
熱狂のLondon公演が終わり、隣で観ていたhとともに会場の外へ出る。
我々と離れた席で観ていたM、C、Rと合流しようと思ってMに電話をすると、
会場の前の路上でバッタモノ(非公式な偽物)のグッズを売っている人達が
いて、その近くにいるというので、そのバッタモノ屋を探して、M達と合流
する。するとRがバッタモノのパーカーを買っていた。(笑)
それを見せてもらうと、バッタモノにしてはいいデザインだったので、
自分も見に行くと、店主は怖そうな黒人で、Tシャツは1枚£5と格安で、
飛ぶように売れていた。
いろいろな色があり、特に黒が人気で売り切れそうになっていたが、
なんとか購入することができた。
これがそのバッタモノのTシャツ。表が「Ultravox」のロゴで、
裏が「Rage In Eden」の絵とツアーの日付が入っている。
ロゴが微妙で、Rage In Edenの色も微妙であるが、まあ、£5なので・・・。
(画像はクリックで拡大)
バッタモノのTシャツを買った後は、歩いてホテルに戻り、ホテルのBarで
夕食を食べることにする。
私Jとhは、イギリスでしか飲めないリアルエールを注文。(名前は失念)
他の3人はギネスを注文。イギリス滞在も最後の夜となったが、
主要なイベントは全て終えて、全てが大成功だったこの旅行に乾杯をした。
なんかイギリスでカレーを食べてみたかったので、私はラム・カレーを食べる。
hとMは緑色のタイカレーを食べていたが、これも美味しそうだった。
RはFish & Chipsを食べていた。私はFish & Chipsマニアでもあるので(笑)、
自分が食べたものではないが、一応、データとして載せておく。
明日はもう帰るのかと思うと、とても寂しいものがあったが、
さきほど観たばかりのLondon公演や、旅の出来事を、みんなでで語り合い、
イギリス最後の夜を過ごした。
(つづく)
2009年06月11日
2009 英国旅行記(15) 〜24/04/2009 Ultravox @Hammersmith Apollo, London, UK LxIxVxE Report〜
[2009英国旅行記(15)の前後を読む]
London公演のライヴレポートであるが、前日のBrighton公演で一度観ている
ので、Brighton公演との差異点を中心に書きたいと思う。
(Brighton公演のライヴレポートへのリンクはこちら。)
BrightonではMidgeに立つように言われるまで座っていた観客であるが、
Londonでは1曲目から総立ちだった。これが普通の姿で、むしろBrightonが
大人し過ぎたのではないかと思う。
ULTRAVOXのライヴは座って観るよりも立って観たほうが断然盛り上がるが、
イギリス人は日本人に比べて背が高く、私はイギリス人に囲まれて埋まって
しまった状態になり、3列目でありながらも、ステージまでの視界が意外と
きつかった。
また、Brightonでは殆ど見かけなかったプレスの人数が半端なく多く、
大きなレンズのカメラを構えて通路に溢れていて、これがまた邪魔だった。
ただ、プレスの人達は3曲目くらいで居なくなってしまったので、まだ
良かったのだが。
観客のマナーは悪かったと思う。
後ろのほうの席の人達が前のほうの通路に溢れていたが、会場のスタッフが
注意するわけではないので、前のほうの通路は無法地帯になっていた。
ライヴ中にビールを買いに行く人も多く、席を立ったり座ったりするのが
とても気になった。人とぶつかってビールをこぼすなんていう光景も。
私のいた席はファンクラブの優先予約で開始1分以内に取ったので、熱心な
ファンが集まっていたのだと思うが、15列目にいた同行者に後で話を聞くと、
ライヴ中にずっと喋っていたり、電話をしていたり、さらに酷かったようで
ある。
日本人アーティストのツアーで例えると、Brighton公演は茨城県民文化セン
ター公演、London公演は東京国際フォーラム公演みたいな感じで、
BrightonはULTRAVOXが好きな地元のファンやLondonからわざわざ出かけて
行ったファン等の本当にULTRAVOXが好きな人だけが集まったが、Londonは
都市部ということもあり、「一応観ておくか。」くらいの人も多かったの
ではないかと思う。もちろん、本当のファンも沢山いたと思うが。
・・・と、ライヴよりも観客についての話ばかりになってしまったが、観客は
良いライヴになるかどうか、自分がライヴを楽しめるかどうかの重要な要素
だと思う。
肝心のライヴのほうであるが、Warren自らがULTRAVOXのホームグラウンド
なので特別なものであると語ったように、バンドのほうもテンションが高く
かなり気合が入っていたようにみえた。Brightonよりマナーの悪さが
目だった観客も盛り上がりという面ではLondonのほうが凄かった。
Londonでの公演は、アーティスト側にとっても観客側にとっても特別な
ものなのだろう。
セットリストはBrightonと違うことを期待していたが、同じだった。
BrightonでCがセットリストを入手できたことは旅行記に書いたが、実は
Mも(Cがもらったスタッフとは別のスタッフに)セットリストが欲しいと言った
ところ、「Londonでも使うからダメ!」と言われていたので、薄々気付いて
はいたのだが・・・。(苦笑)
ところで、ライヴ写真のほうだが、実はBrightonに比べるとあまり撮れて
いない・・・。
前述のように、1曲目から総立ちで周りを背の高いイギリス人に囲まれて
しまいクリアな視界が無かったため、あまり良い写真も撮れないだろうと思い、
4曲目以降は、ライヴを自分の目にしっかり焼き付けて楽しむことにした。
(実際に、写真を撮りながらライヴを観ていると、ライヴを十分に楽しめない
場合が多い。ライヴ中の写真撮影が許可されていないことの多い日本のライヴ
は、ライヴに集中することができ、かえって良いのかもしれない。)
Brightonで一度観ていたこともあり、落ち着いて余裕を持って観れたと
いう感じだった。また、写真撮影を途中で止めたのもライヴに集中できて
良かった。
あまり撮っていない写真であるが、雰囲気だけでも伝わればと思い、
何枚か撮れた写真を以下に掲載する。
Set List:
- 01. Astradyne [Vienna]
- 02. Passing Strangers [Vienna]
- 03. We Stand Alone [Rage In Eden]
- 04. Mr. X [Vienna]
- 05. Visions In Blue [Quartet]
- 06. The Thin Wall [Rage In Eden]
- 07. I Remember (Death In The Afternoon) [Rage In Eden]
- 08. Rage In Eden [Rage In Eden]
- 09. Lament [Lament]
- 10. One Small Day [Lament]
- 11. All Stood Still [Vienna]
- 12. Your Name (Has Slipped My Mind Again) [Rage In Eden]
- 13. Vienna [Vienna]
- 14. Reap The Wild Wind [Quartet]
- 15. Dancing With Tears In My Eyes [Lament]
- 16. Hymn [Quartet]
-----Encore-----
- 17. Sleepwalk [Vienna]
- 18. The Voice [Rage In Eden]
[ ]内は収録アルバム。
(つづく)
London公演のライヴレポートであるが、前日のBrighton公演で一度観ている
ので、Brighton公演との差異点を中心に書きたいと思う。
(Brighton公演のライヴレポートへのリンクはこちら。)
BrightonではMidgeに立つように言われるまで座っていた観客であるが、
Londonでは1曲目から総立ちだった。これが普通の姿で、むしろBrightonが
大人し過ぎたのではないかと思う。
ULTRAVOXのライヴは座って観るよりも立って観たほうが断然盛り上がるが、
イギリス人は日本人に比べて背が高く、私はイギリス人に囲まれて埋まって
しまった状態になり、3列目でありながらも、ステージまでの視界が意外と
きつかった。
また、Brightonでは殆ど見かけなかったプレスの人数が半端なく多く、
大きなレンズのカメラを構えて通路に溢れていて、これがまた邪魔だった。
ただ、プレスの人達は3曲目くらいで居なくなってしまったので、まだ
良かったのだが。
観客のマナーは悪かったと思う。
後ろのほうの席の人達が前のほうの通路に溢れていたが、会場のスタッフが
注意するわけではないので、前のほうの通路は無法地帯になっていた。
ライヴ中にビールを買いに行く人も多く、席を立ったり座ったりするのが
とても気になった。人とぶつかってビールをこぼすなんていう光景も。
私のいた席はファンクラブの優先予約で開始1分以内に取ったので、熱心な
ファンが集まっていたのだと思うが、15列目にいた同行者に後で話を聞くと、
ライヴ中にずっと喋っていたり、電話をしていたり、さらに酷かったようで
ある。
日本人アーティストのツアーで例えると、Brighton公演は茨城県民文化セン
ター公演、London公演は東京国際フォーラム公演みたいな感じで、
BrightonはULTRAVOXが好きな地元のファンやLondonからわざわざ出かけて
行ったファン等の本当にULTRAVOXが好きな人だけが集まったが、Londonは
都市部ということもあり、「一応観ておくか。」くらいの人も多かったの
ではないかと思う。もちろん、本当のファンも沢山いたと思うが。
・・・と、ライヴよりも観客についての話ばかりになってしまったが、観客は
良いライヴになるかどうか、自分がライヴを楽しめるかどうかの重要な要素
だと思う。
肝心のライヴのほうであるが、Warren自らがULTRAVOXのホームグラウンド
なので特別なものであると語ったように、バンドのほうもテンションが高く
かなり気合が入っていたようにみえた。Brightonよりマナーの悪さが
目だった観客も盛り上がりという面ではLondonのほうが凄かった。
Londonでの公演は、アーティスト側にとっても観客側にとっても特別な
ものなのだろう。
セットリストはBrightonと違うことを期待していたが、同じだった。
BrightonでCがセットリストを入手できたことは旅行記に書いたが、実は
Mも(Cがもらったスタッフとは別のスタッフに)セットリストが欲しいと言った
ところ、「Londonでも使うからダメ!」と言われていたので、薄々気付いて
はいたのだが・・・。(苦笑)
ところで、ライヴ写真のほうだが、実はBrightonに比べるとあまり撮れて
いない・・・。
前述のように、1曲目から総立ちで周りを背の高いイギリス人に囲まれて
しまいクリアな視界が無かったため、あまり良い写真も撮れないだろうと思い、
4曲目以降は、ライヴを自分の目にしっかり焼き付けて楽しむことにした。
(実際に、写真を撮りながらライヴを観ていると、ライヴを十分に楽しめない
場合が多い。ライヴ中の写真撮影が許可されていないことの多い日本のライヴ
は、ライヴに集中することができ、かえって良いのかもしれない。)
Brightonで一度観ていたこともあり、落ち着いて余裕を持って観れたと
いう感じだった。また、写真撮影を途中で止めたのもライヴに集中できて
良かった。
あまり撮っていない写真であるが、雰囲気だけでも伝わればと思い、
何枚か撮れた写真を以下に掲載する。
Set List:
- 01. Astradyne [Vienna]
- 02. Passing Strangers [Vienna]
- 03. We Stand Alone [Rage In Eden]
- 04. Mr. X [Vienna]
- 05. Visions In Blue [Quartet]
- 06. The Thin Wall [Rage In Eden]
- 07. I Remember (Death In The Afternoon) [Rage In Eden]
- 08. Rage In Eden [Rage In Eden]
- 09. Lament [Lament]
- 10. One Small Day [Lament]
- 11. All Stood Still [Vienna]
- 12. Your Name (Has Slipped My Mind Again) [Rage In Eden]
- 13. Vienna [Vienna]
- 14. Reap The Wild Wind [Quartet]
- 15. Dancing With Tears In My Eyes [Lament]
- 16. Hymn [Quartet]
-----Encore-----
- 17. Sleepwalk [Vienna]
- 18. The Voice [Rage In Eden]
[ ]内は収録アルバム。
(つづく)
2009年06月10日
2009 英国旅行記(14) 〜VOXGATE @The Grove, Hammersmith, London〜
[2009英国旅行記(14)の前後を読む]
各自部屋に戻って準備をした後、VOXGATEの会場へ向かう。
VOXGATEとはOfficial Site "Ultravox.org.uk"が開催しているイギリスの
ULTRAVOX OFF会の名称である。今回はLondon Hammersmith公演の開演前の
16:30〜19:30に開催となっており、我々は開始時間の16:30を少し過ぎた
あたりで入場した。
会場はHammersmith Apolloから徒歩10分くらいのところにあるThe Grove
というPubで、1階及び外のテラス席でファン同士がULTRAVOXに関する会話を
楽しんでいる。
入場はチケット制になっていて、チケットはこの旅行記の(3)に掲載したもの。
参加者は150人と言われていたが、見た感じは若干少なかったかと思う。
Pubなので、まずはビールで乾杯! 日本のPubでも飲んだことのある
LONDON PRIDEを飲んだ。本場で飲むのはやはり良い。
会場ではいろいろな方とご挨拶させてもらった。
世界のULTRAVOXファンの中では有名人のOfficial SiteのWebmasterである
Cerise Reed女史とは、やっと対面することができた。
ネット上でやりとりのあった東京在住のイギリス人であるTSも今回のライヴに
あわせて里帰りしており、東京でよりも先にイギリスで実際に会うことが
できた。
さきほどホテルで会ったフィンランド人にも再会。
ロシアはモスクワから来ているファンにも会い、我々が日本から来たことを
話すと、最初に訊かれたのは「(Midge Ureがプロデュースした)Yuki Ryoichi
のCD"Dear God"を探しているんだけど、日本にまだ売ってないか?」という、
いかにもULTRAVOXのOFF会らしいマニアックな会話だった。(笑)
(現在では、日本でも入手困難になっている。)
我々は、"THE JAPANESE CONTINGENT"と呼ばれていたが、日本からの参加者は
我々だけのようだった。
しばらくファン同士の会話を楽しんでいると、Official Tribute Bandの
Monumentのライヴが始まるというので、その会場となっている2階に行く。
このMonumentのライヴもVOXGATE参加の楽しみの一つであった。
本来はメンバーが4人であるが、会場の制約のせいか、ドラム無しの3人編成
でのライヴだった。
Monumentのライヴを観るのは当然初めてであるが、Tribute Bandとはいった
ものの、完成度の高さに驚いた。
Midge役はアコースティックギターとグレーのエレキギターを、Chris役は
ベースギターとシンセベースを曲によって使い分けていた。
セットリストは5曲であったが、本家がライヴでやらなかった"New Europeans"
をやってくれたのは本当に嬉しかった。
1. The Thin Wall
2. We Stand Alone
3. New Europeans
4. The Voice
5. Vienna
Monumentのライヴが終わると、一旦ホテルに戻ってから、ライヴ会場の
HMV Hammersmith Apolloに向かう。
昼に下見したときと違い、人が沢山溢れ、本日のアーティスト表示の
「ULTRAVOX」も電気が点いていた。
(画像はクリックで拡大)
開場19:00、開演19:30で、19:00を過ぎたあたりで中に入る。
Brightonとは違い、物販コーナーには人が沢山溢れていた。
前日のBrighton公演で物販の購入は済ませていたが、唯一昨日売って
いなかったもののとしては、"Return To Eden Tour Poster"が£15で売られて
いた。どうしようか迷ったが持ち運びで折れ曲がると嫌なので、パス・・・。
同行のRはこれを購入していた。
物販を見た後は、前座演奏の途中で席に着く。この日の席はC列目9番と
やや左寄りであるが前から3列目のよく見える席である。
他の同行者は、hが隣のC列8番、MとCがP列28、29番、RがP列40番。
前座はBrighton公演とは別人で、Jacobo Vazquezという男性アーティスト。
アコースティックギターで弾き語りをしていた。
あまり席は埋まっておらず、会場1階、2階にあるBarコーナーがビールを
飲む客でイモ洗い状態になっていた。2年前のOMDを同会場に観に来たときも
そうだったが、基本的にイギリスでは前座は観ないで、メインのアーティスト
の開演時間まで飲んでいる人が殆どのようだ。(笑)
前座も終わり、ULTRAVOXの開演時間を待つだけとなった。
(つづく)
各自部屋に戻って準備をした後、VOXGATEの会場へ向かう。
VOXGATEとはOfficial Site "Ultravox.org.uk"が開催しているイギリスの
ULTRAVOX OFF会の名称である。今回はLondon Hammersmith公演の開演前の
16:30〜19:30に開催となっており、我々は開始時間の16:30を少し過ぎた
あたりで入場した。
会場はHammersmith Apolloから徒歩10分くらいのところにあるThe Grove
というPubで、1階及び外のテラス席でファン同士がULTRAVOXに関する会話を
楽しんでいる。
入場はチケット制になっていて、チケットはこの旅行記の(3)に掲載したもの。
参加者は150人と言われていたが、見た感じは若干少なかったかと思う。
Pubなので、まずはビールで乾杯! 日本のPubでも飲んだことのある
LONDON PRIDEを飲んだ。本場で飲むのはやはり良い。
会場ではいろいろな方とご挨拶させてもらった。
世界のULTRAVOXファンの中では有名人のOfficial SiteのWebmasterである
Cerise Reed女史とは、やっと対面することができた。
ネット上でやりとりのあった東京在住のイギリス人であるTSも今回のライヴに
あわせて里帰りしており、東京でよりも先にイギリスで実際に会うことが
できた。
さきほどホテルで会ったフィンランド人にも再会。
ロシアはモスクワから来ているファンにも会い、我々が日本から来たことを
話すと、最初に訊かれたのは「(Midge Ureがプロデュースした)Yuki Ryoichi
のCD"Dear God"を探しているんだけど、日本にまだ売ってないか?」という、
いかにもULTRAVOXのOFF会らしいマニアックな会話だった。(笑)
(現在では、日本でも入手困難になっている。)
我々は、"THE JAPANESE CONTINGENT"と呼ばれていたが、日本からの参加者は
我々だけのようだった。
しばらくファン同士の会話を楽しんでいると、Official Tribute Bandの
Monumentのライヴが始まるというので、その会場となっている2階に行く。
このMonumentのライヴもVOXGATE参加の楽しみの一つであった。
本来はメンバーが4人であるが、会場の制約のせいか、ドラム無しの3人編成
でのライヴだった。
Monumentのライヴを観るのは当然初めてであるが、Tribute Bandとはいった
ものの、完成度の高さに驚いた。
Midge役はアコースティックギターとグレーのエレキギターを、Chris役は
ベースギターとシンセベースを曲によって使い分けていた。
セットリストは5曲であったが、本家がライヴでやらなかった"New Europeans"
をやってくれたのは本当に嬉しかった。
1. The Thin Wall
2. We Stand Alone
3. New Europeans
4. The Voice
5. Vienna
Monumentのライヴが終わると、一旦ホテルに戻ってから、ライヴ会場の
HMV Hammersmith Apolloに向かう。
昼に下見したときと違い、人が沢山溢れ、本日のアーティスト表示の
「ULTRAVOX」も電気が点いていた。
(画像はクリックで拡大)
開場19:00、開演19:30で、19:00を過ぎたあたりで中に入る。
Brightonとは違い、物販コーナーには人が沢山溢れていた。
前日のBrighton公演で物販の購入は済ませていたが、唯一昨日売って
いなかったもののとしては、"Return To Eden Tour Poster"が£15で売られて
いた。どうしようか迷ったが持ち運びで折れ曲がると嫌なので、パス・・・。
同行のRはこれを購入していた。
物販を見た後は、前座演奏の途中で席に着く。この日の席はC列目9番と
やや左寄りであるが前から3列目のよく見える席である。
他の同行者は、hが隣のC列8番、MとCがP列28、29番、RがP列40番。
前座はBrighton公演とは別人で、Jacobo Vazquezという男性アーティスト。
アコースティックギターで弾き語りをしていた。
あまり席は埋まっておらず、会場1階、2階にあるBarコーナーがビールを
飲む客でイモ洗い状態になっていた。2年前のOMDを同会場に観に来たときも
そうだったが、基本的にイギリスでは前座は観ないで、メインのアーティスト
の開演時間まで飲んでいる人が殆どのようだ。(笑)
前座も終わり、ULTRAVOXの開演時間を待つだけとなった。
(つづく)
2009年06月09日
2009 英国旅行記(13) 〜BrightonからLondonへ〜
[2009英国旅行記(13)の前後を読む]
感動のライヴから一夜明け、英国3日目の4/24がスタート。
Hiltonホテルのとても美味しいEnglish Breakfastは前日と大体同じような
ものを取ったが、パンは食パンではなく甘いパンをいろいろ取ってみた。
イギリスのパンはどれも本当に美味しい。
朝食を食べ終わると、荷物をまとめBrightonからLondonへ向かう準備をした。
チェックアウトを済ませ、ホテルの目の前にあるWest Pierにお別れをし、
スーツケースを転がしながら、Brighton駅までの約10分の道を歩いた。
Brighton駅に着き、案内板を見ながら電車を待っていると、同行のhとCが、
「近くにNick Caveみたいな人がいる」と話している。そこで、
Mが「Nick Caveさんですか?」と訊くと、なんと「Yes!」との返事が。
偶然にもご本人登場で、これには一同ビックリ!!!(驚)
hは大興奮で、Nick Caveの半径50cm以内で「キャァァァ〜」と
声をあげていた。(笑)
Nick Caveは我々に手を振って切符を買いに行き、戻ってきて我々と同じ電車
に乗っていた。
50分ほど電車に乗ってVictoria駅に到着し、地下鉄に乗り換えてHammersmith
駅へ。お昼頃には到着した。
2007年以来のちょうど2年ぶりのHammersmithである。
駅の中にある以前お世話になったスーパーTESCO。
今回もいろいろとお世話になった。(笑)
Hammersmith駅から宿泊するホテルNOVOTEL LONDON WESTは駅から5分くらい
なので、チェックインして荷物を置きに行く。
街の中には2年前には無かった「I Love Hammersmith」というノボリが
あちこちに下がっていた。
ここが宿泊するホテルNOVOTEL LONDON WEST。
フランス系のホテルで、客室数が多く、部屋が広い割には値段も安い。
BrightonのHiltonと同様に、前回泊まって良い印象のホテルだったので
今回も利用した。
ホテルにチェックインして荷物を置いた後は、昼食を食べに行く。
Hammersmith駅の中あるAntonia'sというカフェに入る。
3人はコロナビール、2人はコーラで乾杯。
私はコロナビール。樽生ではないが、移動後の喉が渇いていたときだったので
とても美味しかった。
2人はチキンレバーのサラダを注文。
味見させてもらったが、美味しかった。
3人はトルティーヤを注文。
私はこちらを注文。これも美味しかった。
上のレバーサラダもそうだが、イギリスで生野菜を食べるのは珍しい。(笑)
昼食を食べ終わるとホテルに戻る前に、駅のすぐ近くにある
本日のライヴ会場HMV Hammersmith Apolloの下見をすることにする。
写真は駅から見た会場。
ちょっとアップにした現在のHMV Hammersmith Apollo(上)と
2年前の2007年にO.M.D.の再結成ライヴを観に行った際に撮影した
Hammersmith Apollo(下)の写真を並べてみた。
もともとはHammersmith Odeonという会場名だったが、1990年代に
Hammersmith Apolloに改名している。2年前はHMVなんて付いていなかったが
日本の「渋谷公会堂」が「C.C.Lemonホール」に変わったように、2009年に
なって「HMV Apollo」に変わったようである。
会場には、本日のライヴアーティスト名「ULTRAVOX」が表示され、
ツアーポスターも掲げてあったので、ほとんど人通りが無い昼間のうちに
記念撮影をする。ここで撮影したツアーポスターが、我々5人の携帯電話の
待ち受け画像になっていた。(笑)
会場前をブラブラしていると、ライヴの準備をしていたロードマネージャー兼
照明担当のChris氏と会ったので、Chris氏と我々Team ULTRAVOX STATIONで
記念撮影した。
Chris氏に挨拶した後は、ホテルに戻ることにする。途中、h、C、私Jは
駅の中のTESCOで買い物をし、MとRはカフェに行った。
我々3人が買い物をし、ホテルに戻る途中、我々の前にULTRAVOXのパーカーを
着て、ULTRAVOXのカバンを持った男性が歩いていた。彼も同じホテルに
泊まるようである。「この人もULTRAVOXのライヴを観に来たのか〜」と3人で
話していると、彼にホテルの前で自身の写真を撮りたいのでシャッターを
押してくれと頼まれた。話をしてみると、彼はFinlandから来たとのことで、
この後、近くで開催されるVOXGATE(イギリスの公式なULTRAVOX OFF会)にも
参加するとのことだったので、また後で会おうと挨拶をした。
ホテルのロビーに入ると、Official SiteのスタッフのRobさんとPaulさん夫妻
が、ちょうどチェックインするところだった。
どうやら、このホテルに世界中のULTRAVOXファンが集結しているようだ。(笑)
この近辺で一番大きいホテルなので、もしかするとULTRAVOXのメンバーも
泊まっていたかもしれない。
Robさん達とも後ほどVOXGATEで会おうと話して、一旦ホテルの部屋に戻った。
(つづく)
感動のライヴから一夜明け、英国3日目の4/24がスタート。
Hiltonホテルのとても美味しいEnglish Breakfastは前日と大体同じような
ものを取ったが、パンは食パンではなく甘いパンをいろいろ取ってみた。
イギリスのパンはどれも本当に美味しい。
朝食を食べ終わると、荷物をまとめBrightonからLondonへ向かう準備をした。
チェックアウトを済ませ、ホテルの目の前にあるWest Pierにお別れをし、
スーツケースを転がしながら、Brighton駅までの約10分の道を歩いた。
Brighton駅に着き、案内板を見ながら電車を待っていると、同行のhとCが、
「近くにNick Caveみたいな人がいる」と話している。そこで、
Mが「Nick Caveさんですか?」と訊くと、なんと「Yes!」との返事が。
偶然にもご本人登場で、これには一同ビックリ!!!(驚)
hは大興奮で、Nick Caveの半径50cm以内で「キャァァァ〜」と
声をあげていた。(笑)
Nick Caveは我々に手を振って切符を買いに行き、戻ってきて我々と同じ電車
に乗っていた。
50分ほど電車に乗ってVictoria駅に到着し、地下鉄に乗り換えてHammersmith
駅へ。お昼頃には到着した。
2007年以来のちょうど2年ぶりのHammersmithである。
駅の中にある以前お世話になったスーパーTESCO。
今回もいろいろとお世話になった。(笑)
Hammersmith駅から宿泊するホテルNOVOTEL LONDON WESTは駅から5分くらい
なので、チェックインして荷物を置きに行く。
街の中には2年前には無かった「I Love Hammersmith」というノボリが
あちこちに下がっていた。
ここが宿泊するホテルNOVOTEL LONDON WEST。
フランス系のホテルで、客室数が多く、部屋が広い割には値段も安い。
BrightonのHiltonと同様に、前回泊まって良い印象のホテルだったので
今回も利用した。
ホテルにチェックインして荷物を置いた後は、昼食を食べに行く。
Hammersmith駅の中あるAntonia'sというカフェに入る。
3人はコロナビール、2人はコーラで乾杯。
私はコロナビール。樽生ではないが、移動後の喉が渇いていたときだったので
とても美味しかった。
2人はチキンレバーのサラダを注文。
味見させてもらったが、美味しかった。
3人はトルティーヤを注文。
私はこちらを注文。これも美味しかった。
上のレバーサラダもそうだが、イギリスで生野菜を食べるのは珍しい。(笑)
昼食を食べ終わるとホテルに戻る前に、駅のすぐ近くにある
本日のライヴ会場HMV Hammersmith Apolloの下見をすることにする。
写真は駅から見た会場。
ちょっとアップにした現在のHMV Hammersmith Apollo(上)と
2年前の2007年にO.M.D.の再結成ライヴを観に行った際に撮影した
Hammersmith Apollo(下)の写真を並べてみた。
もともとはHammersmith Odeonという会場名だったが、1990年代に
Hammersmith Apolloに改名している。2年前はHMVなんて付いていなかったが
日本の「渋谷公会堂」が「C.C.Lemonホール」に変わったように、2009年に
なって「HMV Apollo」に変わったようである。
会場には、本日のライヴアーティスト名「ULTRAVOX」が表示され、
ツアーポスターも掲げてあったので、ほとんど人通りが無い昼間のうちに
記念撮影をする。ここで撮影したツアーポスターが、我々5人の携帯電話の
待ち受け画像になっていた。(笑)
会場前をブラブラしていると、ライヴの準備をしていたロードマネージャー兼
照明担当のChris氏と会ったので、Chris氏と我々Team ULTRAVOX STATIONで
記念撮影した。
Chris氏に挨拶した後は、ホテルに戻ることにする。途中、h、C、私Jは
駅の中のTESCOで買い物をし、MとRはカフェに行った。
我々3人が買い物をし、ホテルに戻る途中、我々の前にULTRAVOXのパーカーを
着て、ULTRAVOXのカバンを持った男性が歩いていた。彼も同じホテルに
泊まるようである。「この人もULTRAVOXのライヴを観に来たのか〜」と3人で
話していると、彼にホテルの前で自身の写真を撮りたいのでシャッターを
押してくれと頼まれた。話をしてみると、彼はFinlandから来たとのことで、
この後、近くで開催されるVOXGATE(イギリスの公式なULTRAVOX OFF会)にも
参加するとのことだったので、また後で会おうと挨拶をした。
ホテルのロビーに入ると、Official SiteのスタッフのRobさんとPaulさん夫妻
が、ちょうどチェックインするところだった。
どうやら、このホテルに世界中のULTRAVOXファンが集結しているようだ。(笑)
この近辺で一番大きいホテルなので、もしかするとULTRAVOXのメンバーも
泊まっていたかもしれない。
Robさん達とも後ほどVOXGATEで会おうと話して、一旦ホテルの部屋に戻った。
(つづく)
2009年06月08日
2009 英国旅行記(12) 〜Brighton Domeバックステージで念願のメンバーと対面〜
[2009英国旅行記(12)の前後を読む]
感動のBrighton Domeのライヴ後は、Robさんからいただいた
バックステージパスを胸に貼り、ステージ左横にあるバックステージ入り口
に集合し、スタッフの指示を待つ。
集合場所には20人くらいが集まり、しばらくするとスタッフにバックステージ
へ誘導された。そこは実際にメンバーが使用している部屋というわけでは
なく、空き部屋という感じだった。
そこで我々はメンバーを待っていると、Warren Cann、Chris Cross、
Billy Currieの順で別々に入ってきた。
メンバーはそれぞれ、最初に、かなり親しい人達と話をしている様子だった。
おそらくバックステージ内にいる人達のほとんどはメンバーの親しい人達で、
それ以外は前座のアーティストAnne-Marie Helderや、Official Site
"Ultravox.org.uk"のスタッフが3人で、ファンは我々5人と英国人1人だけ、
という感じだった。
そんな状況なので、我々はメンバー達を遠くから見ているだけで、
メンバーと話をするなんて恐れ多く、この場に居られるだけで充分満足
という感じだった。
しかし、Chrisが最初に我々のもとに来てに話しかけてくれた。(嬉)
Chrisは昔と変わらず細いままで、メンバーの中で一番80年代当時と
変わっていないという感じだった。
もちろん、「日本に来てください!」ということを伝え、
パンフレットにサインをしてもらい、一緒に写真を撮ってもらう。
シャッターチャンスで、Chrisがたまたまカメラではない別のほうを
向いてしまったのが残念・・・。
Chris Cross & Team ULTRAVOX STATION
次に我々のもとに来てくれたのが、Billyだった。
BillyはYAMAHAのサイトのインタヴューで2009年秋頃には日本にも行きたい
と語っていたので、そのことを訊いてみたところ、日本を含めたワールド
ツアーをやりたいとのことだった。是非実現させて欲しい。
その他、過去に2回日本に来たときの話などもした。
Billy Currie & Team ULTRAVOX STATION
そしてWarrenが我々のもとに来てくれた。
クールなイメージのするWarrenだが、実はとても ひょうきん者で
ビックリした。(笑)
我々は明日のLondon公演も観ることを伝えると、Warrenからは
「Midge UreはScotland出身、Billy CurrieはYorkshire州出身、
Chris CrossはLondon出身、自分はCanada出身で、UltravoxはLondonで
結成されたバンドだ。
我々のホームグラウンドになる明日のLondon公演は特別なもので
きっと盛り上がるだろうから楽しみにしていて欲しい。」
というようなことを話してくれた。
Warren Cann & Team ULTRAVOX STATION
我々はChris、Billy、Warrenと対面し、この時点でかなり時間が経っていたが、
Midgeだけが出てこない・・・。
もしかしたら今日は来ないのかな?なんて考えたりもした。
(公演によっては、メンバーの出身地だったりすると、公演後は家族のもとに
帰ったりすることもあるらしい。)
全員と話し終わったChris、Billy、Warrenは既にいなくなっていて、
バックステージに残った人達もMidgeが来るのか不安そうにザワザワしていた
感じだった。
すると、バックステージ入り口の廊下が騒がしくなっていたので、
見に行くとMidgeが来ているではないか!!
バックステージに残っていた人達の多くは、待ちきれなくなって
廊下でMidgeと対面していた。(笑)
我々はバックステージの中で待っていると、我々と他に1グループくらいが
残っているところで、Midgeがやっと登場。(その他大勢の人達は廊下に会い
に行ったということか。(笑))
(他のメンバーともそうだったが)Midgeと我々5人は一人ひとり握手を
しながら挨拶をする。そのときにRが「Please come to Japan!」と言う
つもりが、あまりにも緊張していたのか間違えて「Welcome to Japan!」
と言ってしまった。そこでMidgeは「???」となったが、
Mが「違うよ!逆だよ!」と突っ込むと、一同が大爆笑となった。
ダチョウ倶楽部の一昔前のギャグで言うとまさに「掴みはOK!」という
感じである。(笑) これで一気に全員の緊張がほぐれて、その場がすごく
和んだ。
しばし歓談した後、最後にまた一人ひとりお別れの挨拶をしたが、そのときに
今度はMidgeがRに対して「Welcome to Japan!」と言い、またも
大爆笑となった。(笑)
Welcome to Japan!・・・いつかは来日公演が実現して、今度は本当の場面で言ってみたい言葉である。
Midge Ure & Team ULTRAVOX STATION
幸運にも念願のメンバー全員と対面でき、話もできたわけだが、
我々に気遣ってくれたのか、わかりやすい英語を話してくれて、
意外と会話が成り立っていた。
全員には是非日本に来てライヴをやって欲しいとお願いしたが、
全員が是非とも日本でライヴをやりたいとのことだった。
(日本のプロモーターさん、来日公演の実現をよろしくお願いします。)
念願のメンバー全員と対面した後は、スタッフに誘導され、会場の通用口
から外に出た。そこには50名ほどのファンが出待ちしていた。
会場を後にし、歩いてホテルに向かったが、我々はライヴ観戦とメンバーとの
対面というあまりの感動の出来事に熱い想いを語りながら歩いていた。
本当なら帰り際にどこかで夕食でもという時間帯だったが、感動で胸が一杯
になり、食べ物が喉に通るような状況じゃなかったので、ライヴ前に入った
カフェで食べないでとっておいたWalkersのビスケットを夕食にすることで
全員が一致した。(笑)
写真はツアーパンフにメンバー全員からもらったサイン。
まさか全員からサインをもらえるとは思わなかった・・・。
メンバー全員と対面する機会を作ってくれたRobさんの粋な計らいには
本当に感謝である。(涙)
(つづく)
感動のBrighton Domeのライヴ後は、Robさんからいただいた
バックステージパスを胸に貼り、ステージ左横にあるバックステージ入り口
に集合し、スタッフの指示を待つ。
集合場所には20人くらいが集まり、しばらくするとスタッフにバックステージ
へ誘導された。そこは実際にメンバーが使用している部屋というわけでは
なく、空き部屋という感じだった。
そこで我々はメンバーを待っていると、Warren Cann、Chris Cross、
Billy Currieの順で別々に入ってきた。
メンバーはそれぞれ、最初に、かなり親しい人達と話をしている様子だった。
おそらくバックステージ内にいる人達のほとんどはメンバーの親しい人達で、
それ以外は前座のアーティストAnne-Marie Helderや、Official Site
"Ultravox.org.uk"のスタッフが3人で、ファンは我々5人と英国人1人だけ、
という感じだった。
そんな状況なので、我々はメンバー達を遠くから見ているだけで、
メンバーと話をするなんて恐れ多く、この場に居られるだけで充分満足
という感じだった。
しかし、Chrisが最初に我々のもとに来てに話しかけてくれた。(嬉)
Chrisは昔と変わらず細いままで、メンバーの中で一番80年代当時と
変わっていないという感じだった。
もちろん、「日本に来てください!」ということを伝え、
パンフレットにサインをしてもらい、一緒に写真を撮ってもらう。
シャッターチャンスで、Chrisがたまたまカメラではない別のほうを
向いてしまったのが残念・・・。
Chris Cross & Team ULTRAVOX STATION
次に我々のもとに来てくれたのが、Billyだった。
BillyはYAMAHAのサイトのインタヴューで2009年秋頃には日本にも行きたい
と語っていたので、そのことを訊いてみたところ、日本を含めたワールド
ツアーをやりたいとのことだった。是非実現させて欲しい。
その他、過去に2回日本に来たときの話などもした。
Billy Currie & Team ULTRAVOX STATION
そしてWarrenが我々のもとに来てくれた。
クールなイメージのするWarrenだが、実はとても ひょうきん者で
ビックリした。(笑)
我々は明日のLondon公演も観ることを伝えると、Warrenからは
「Midge UreはScotland出身、Billy CurrieはYorkshire州出身、
Chris CrossはLondon出身、自分はCanada出身で、UltravoxはLondonで
結成されたバンドだ。
我々のホームグラウンドになる明日のLondon公演は特別なもので
きっと盛り上がるだろうから楽しみにしていて欲しい。」
というようなことを話してくれた。
Warren Cann & Team ULTRAVOX STATION
我々はChris、Billy、Warrenと対面し、この時点でかなり時間が経っていたが、
Midgeだけが出てこない・・・。
もしかしたら今日は来ないのかな?なんて考えたりもした。
(公演によっては、メンバーの出身地だったりすると、公演後は家族のもとに
帰ったりすることもあるらしい。)
全員と話し終わったChris、Billy、Warrenは既にいなくなっていて、
バックステージに残った人達もMidgeが来るのか不安そうにザワザワしていた
感じだった。
すると、バックステージ入り口の廊下が騒がしくなっていたので、
見に行くとMidgeが来ているではないか!!
バックステージに残っていた人達の多くは、待ちきれなくなって
廊下でMidgeと対面していた。(笑)
我々はバックステージの中で待っていると、我々と他に1グループくらいが
残っているところで、Midgeがやっと登場。(その他大勢の人達は廊下に会い
に行ったということか。(笑))
(他のメンバーともそうだったが)Midgeと我々5人は一人ひとり握手を
しながら挨拶をする。そのときにRが「Please come to Japan!」と言う
つもりが、あまりにも緊張していたのか間違えて「Welcome to Japan!」
と言ってしまった。そこでMidgeは「???」となったが、
Mが「違うよ!逆だよ!」と突っ込むと、一同が大爆笑となった。
ダチョウ倶楽部の一昔前のギャグで言うとまさに「掴みはOK!」という
感じである。(笑) これで一気に全員の緊張がほぐれて、その場がすごく
和んだ。
しばし歓談した後、最後にまた一人ひとりお別れの挨拶をしたが、そのときに
今度はMidgeがRに対して「Welcome to Japan!」と言い、またも
大爆笑となった。(笑)
Welcome to Japan!・・・いつかは来日公演が実現して、今度は本当の場面で言ってみたい言葉である。
Midge Ure & Team ULTRAVOX STATION
幸運にも念願のメンバー全員と対面でき、話もできたわけだが、
我々に気遣ってくれたのか、わかりやすい英語を話してくれて、
意外と会話が成り立っていた。
全員には是非日本に来てライヴをやって欲しいとお願いしたが、
全員が是非とも日本でライヴをやりたいとのことだった。
(日本のプロモーターさん、来日公演の実現をよろしくお願いします。)
念願のメンバー全員と対面した後は、スタッフに誘導され、会場の通用口
から外に出た。そこには50名ほどのファンが出待ちしていた。
会場を後にし、歩いてホテルに向かったが、我々はライヴ観戦とメンバーとの
対面というあまりの感動の出来事に熱い想いを語りながら歩いていた。
本当なら帰り際にどこかで夕食でもという時間帯だったが、感動で胸が一杯
になり、食べ物が喉に通るような状況じゃなかったので、ライヴ前に入った
カフェで食べないでとっておいたWalkersのビスケットを夕食にすることで
全員が一致した。(笑)
写真はツアーパンフにメンバー全員からもらったサイン。
まさか全員からサインをもらえるとは思わなかった・・・。
メンバー全員と対面する機会を作ってくれたRobさんの粋な計らいには
本当に感謝である。(涙)
(つづく)
2009年05月24日
2009 英国旅行記(11) 〜23/04/2009 Ultravox @Brighton Dome, Brighton, UK LxIxVxE Report〜
[2009英国旅行記(11)の前後を読む]
さて、いよいよ夢にまで見た再結成ウルトラヴォックスのライヴの始まりである。
ステージ上の機材の配置は、前面向かって左側にChris Crossのキーボード
(シンセベース)、中央にはMidge Ureのキーボード、右側にはBilly Currieの
キーボード、後ろの一段高くなったところにWarren Cannのドラムセット
がある。そして、Chris、Midge、BillyのキーボードとWarrenのドラムセット
にはMac Bookも置いてあり、Chrisのところにはベースが、Midgeのところには
ギターがそれぞれギタースタンドに立てかけてある。
また、ステージの後ろにはスクリーンがある。但し、1枚の大きなスクリーン
ではなく、何も映さない部分が縦に4本抜いてあるような、中抜けのある
縦縞のスクリーンである。□が映像を映す部分、■が映さない部分だとすると、
「□■□■□■□」といった感じのものである。(上手く伝わらなかった
かもしれないが、ライヴ中の写真を見ればわかるかと思う。)
ちなみに、ライヴを観る前に、自分でセットリストの予想を立てていた。
それは、「Return To Eden Tour」なだけに、まずはアルバム"Rage In Eden"
の曲をアルバムの曲順に演奏し、その後はGreatest Hits的なヒット曲を
演奏するというもの。なので、ライヴのスタートは"The Voice"のイントロ
が流れるものだとすっかり思っていた。
客電が落ちたが、メンバーはまだ出てこない。すると・・・、
- 01. Astradyne [Vienna]
♪チチチチチチチ・・・と流れたイントロは、
1曲目はMidge Ure期Ultravoxの1枚目のアルバム"Vienna"から1曲目に
収録の"Astradyne"だった。
そうか、"Astradyne"か・・・。そうきたか・・・。
予想は外れたが、Midge Ure期Ultravoxの黄金時代の幕開けの1曲であり、
考えてみれば、ライヴの1曲目には相応しい順当な曲であった。
♪チチチチチチチ・・・のイントロが流れる中で、スモークが沢山焚かれた
ステージ上に、スーツ姿の衣装のダンディなメンバー4人が現れ、
会場からは歓声が一気に沸き盛り上がる。
Billyのピアノで幕を開け、序盤にあるBillyのヴァイオリンのソロでは、
ステージ前面に出てきて貫禄たっぷりの姿で演奏する。
後半、静から動へ変わるところでは、スクリーンに雲の流れが映し出され、
さらに会場は盛り上がる。
Ultravoxの魅力の1つにBillyのグニョグニョしたシンセのソロトーンが
挙げられることが多いが、この曲はインストでありながらもそのソロトーンが
一番長く聴ける曲でもある。そのソロトーンが後半では炸裂し、これを
生で体験できたことに興奮せずにはいられなかった。
Ultravoxは大きくわけて、John Foxx期、Midge Ure期、Billy Currie期の
3つの時代にわけられるが、Billyは唯一どの時代にも在籍していたメンバー
でもある。そのいつの時代にもUltravoxを支えたBillyが大活躍し、
1曲目の幕を閉じた。
1曲目が終わったが、この時点でまだ観客は座ったままである。
1曲目から総立ちを予想していたので、この観客のおとなしい反応には
とても意外だった。そして、2曲目以降もしばらくは座ったままとなる。
- 02. Passing Strangers [Vienna]
続いて2曲目もアルバム"Vienna"からの曲"Passing Strangers"。
1曲目ではステージ後ろでキーボードを弾いていたMidgeが、あのグレーの
ギターを持ち前列中央のマイクスタンド前まで出てくる。
1曲目がインストだったので、ライヴでのMidgeの最初のヴォーカル曲になる。
また、この曲は例えば2002年のSampled Looped and Trigger Happy Tour等の
Midgeのソロライヴでも演奏されているが、バックがUltravoxのメンバー
ということもあり、音圧も曲自体の重さもソロとは断然違う。
そしてMidgeの声の調子もとても良かった。
- 03. We Stand Alone [Rage In Eden]
ツアータイトルにもなっているアルバム"Rage In Eden"からの最初の曲は
ベスト盤には収録されないが人気の高い名曲"We Stand Alone"。
Midgeのギターはスタジオテイクよりも歪んだ音色を出し、ヴォーカルも
力強く熱唱している。
個人的には"Rage In Eden"の中では一番好きな曲であり、Ultravoxの曲の中
でも上位に入る曲である。本当に、本当にライヴで観たかった曲で、
スタジオテイクよりも輝いていた。
- 04. Mr. X [Vienna]
MidgeとChrisはキーボードの前に立ち、Warrenはドラムセットの横にある
マイクの前に立つ。この曲以外にも、打ち込みの曲については、Warrenは
ドラムセットから離れコーラスに専念している。
ステージは真っ暗になり、メンバーは青い光のみで
照らされる。演奏が始まりしばらくすると、後ろのスクリーンには"X"の
文字が大きく映しだされる。ヴォイスはWarren。渋い声である。
Billyは曲の途中で前に出てヴァイオリンのソロを弾く。
- 05. Visions In Blue [Quartet]
アルバム"Quartet"からの最初の曲は"Visions In Blue"。
Midgeのソロでは演奏しない曲であり、今回の再結成Ultravoxならではである。
後ろのスクリーンは曲名に合わせてかブルーになる。
Midgeは序盤はギターもキーボードも弾かずに前列中央のマイクスタンドの前
に立ちヴォーカルのみに専念する。
途中の盛り上がる部分からキーボードを弾きながら歌い、
最後にまた前列中央に戻ってきて歌い上げる。
- 06. The Thin Wall [Rage In Eden]
リズムが印象的な曲であるが、ライヴで聴くとMidgeのギターが重要
であることがよくわかった。この曲でもBillyのヴァイオリンソロがあった。
Warrenはコーラス。Midgeとの掛け合いが良かった。
- 07. I Remember (Death In The Afternoon) [Rage In Eden]
心に沁みるこの曲は、実は中間部のギターソロが意外と長い曲である。
そのライヴでのギターソロではMidgeのギターが咽び泣き叫んでいた。
- 08. Rage In Eden [Rage In Eden]
ここで、ツアータイトル命名のもととなったアルバム"Rage In Eden"の
タイトル曲。Billyのヴァイオリンはソロのときだけステージの前に出てくる
というスタイルだが、この曲はほぼ最初から最後までステージ前で
ヴァイオリンを演奏する。そしてWarrenはコーラス。
曲の途中からPeter Savilleデザインの"Rage In Eden"のジャケットが
後ろのスクリーンの中央に小さく現れ、曲が進むにつれ段々と大きくなって
いき、最後には画面いっぱいになるという演出があった。
- 09. Lament [Lament]
アルバム"Lament"からの最初の曲はタイトル曲"Lament"。
間奏部分でのキーボードはスタジオテイクとは若干変更していた。
Midgeはキーボードを弾きながら歌っていたが、
終盤の「♪Ah, Ah, Ahhhhhhhh〜」のところでは、顔を横に向けながら
シャウトし、静かな曲ながらも盛り上げていた。
ちなみに、1曲目から総立ちを予想していたが、ここまで何故か観客は
誰も立たず、席に座ってライヴを観ていた。
遂に、Midgeからは、座ってないでそろそろ立ったらどうだ?的な
煽りが入り、観客は一斉に立ち上がる。
- 10. One Small Day [Lament]
そして、総立ちとなった直後の曲が、"One Small Day"。
Ultravoxの中でも上位を争う名曲に、今まで大人しかった会場が
激しく揺れる。
特にサビの「♪One Day〜」の部分は大・大・大・大合唱となる。
Midgeのギターソロが終わったところで、Billyが頭上で大きく手拍子をして
促すと、会場中が大きな手拍子で一体となった。
以前見たLIVE AID(1985年)の映像と同じ展開だ。
- 11. All Stood Still [Vienna]
前曲からの盛り上がりはそのままこの曲にも引き継がれる。
Billyのキーボードの唸りが凄い。
- 12. Your Name (Has Slipped My Mind Again) [Rage In Eden]
激しい曲が2曲続いた後は、静かなこの曲に。
後ろのスクリーンは真っ赤になり、その中を光の振り子が左右に往復する。
Midgeはギターもキーボードも弾かずに、マイクを持って歌い、
Warrenもドラムを叩かずにマイクの前でコーラスをつける。
あまりにも美しい曲と光景だった。
- 13. Vienna [Vienna]
前曲の美しさの余韻に浸る間もなく、そのままViennaへ。
後ろのスクリーンでは、火花が落ちる映像が流れている。
Midgeは最初にマイクスタンドの前で熱唱すると、後ろのキーボードに下がり、
代わりにBillyがステージの前に出てきてお馴染みのヴァイオリンソロを弾く。
さすがに代表曲とだけあって、曲が終わったときの拍手も凄かった。
- 14. Reap The Wild Wind [Quartet]
この名曲も"One Small Day"と同様に、Billyが曲の途中で手拍子を促し、
観客もそれに続く。
- 15. Dancing With Tears In My Eyes [Lament]
名曲中の名曲、"Dancing With Tears In My Eyes"が遂にここで演奏される。
個人的にはとても思い入れのある曲に、まさに涙。
LIVE AIDでは、"Reap The Wild Wind"、"Dancing With Tears In My Eyes"、
"One Small Day"、"Vienna"の4曲が演奏されたが、ここでその4曲が全て
演奏されたことになる。LIVE AIDは「もう2度とこの4人でのステージを
見ることは無い。」と思いながら、何度も何度も見た映像であり、それが
24年経った今、生で見れたというのは本当に嬉しい。
当時と現在を比べてみると、外見等に年を取ったことがわかるものの、
Midgeのヴォーカルやバンドとしての演奏は何も衰えていなかった。
- 16. Hymn [Quartet]
前曲の"Dancing〜"でライヴの盛り上がりは最高潮に達したかと思ったが、
まだこれがあった。あらためて、Ultravoxのヒット曲の多さを感じる。
観客は大合唱。Billyのキーボードソロに入る前にはMidgeがBillyの名前を
呼ぶ。ここは1982年当時のライヴビデオ"Monument"(現在はDVDで復刻)と
同じだ。後ろのスクリーンにはキーボードソロの手元の映像が映しだされる。
途中、サビをMidgeが大合唱の観客に歌わせる場面もあった。
演奏の終わりに、MidgeがChirsとWarrenの名前を呼んで紹介し、本編の幕を
閉じた。
ここからアンコール。
- 17. Sleepwalk [Vienna]
アンコール1曲目は"Sleepwalk"。Midge Ure期Ultravoxのシングル第一弾。
アルバム"Vienna"の1曲目をライヴの1曲目に、シングル第一弾をアンコール
の1曲目にと、きっと再結成ULTRAVOXにとってバンド結成時の初心に戻った
大きな意味を持つセットリストだったのだろう。
サビの「♪Sleepwalk, Sleepwalk, Sleepwalk」のところでは、
後ろのスクリーンが、青→赤→・・・と変わる。
- 18. The Voice [Rage In Eden]
やられた。最後が"The Voice"か。
自分の見事に外れた予想では1曲目だったが、確かに最後を飾る曲は
この曲しかない。もちろんサビの「♪Oh,Oh,Oh,Oh,〜」は大合唱。
そしてこの曲の後半では「太鼓の乱れ打ち」、「全員シモンズ」とも
呼ばれるライヴの一番の見せ場が待っている。
Midgeが歌い終わると、スタッフがChris、Midge、Billyの前にドラムを
用意する。80年代は六角のシモンズのエレドラだったが、今回のツアーでは
丸い生ドラムに変わっていた。
まずはMidgeが最初にドラムの前へ行き、頭上でスティックを鳴らしながら
叩く。このスタイルは昔も今も変わらない。遅れて、BillyとChrisも続く。
Billyの直立不動の姿勢での叩き方も変わらない。Chrisは昔はシモンズが
壊れるのではないかというくらいの力を入れた叩き方だったが、今はそれほど
強く叩いている様子ではなかった。
各自の叩き方は変わったり、変わらなかったりだが、最後は太鼓の乱れ打ち
をバッチリ決めて約1時間半のライヴを締めくくった。
Chris Cross / Midge Ure / Billy Currie / Warren Cann
4人はステージ中央で肩を組んで観客に挨拶し、観客もUltravoxに大きな
拍手を送った。
さて、ライヴで演奏された曲を振り返ってみると・・・、
Vienna・・・6曲
Rage In Eden・・・6曲
Quartet・・・3曲
Lament・・・3曲
U-Vox・・・0曲
ツアータイトルにもなっている"Rage In Eden"と、Midge Ure期1stの
"Vienna"からそれぞれ6曲ずつ、"Quartet"、"Lament"からはそれぞれ3曲ずつ、
"U-Vox"からは0曲と、圧倒的に初期の曲から演奏されている。
Warrenが脱退した"U-Vox"から0曲というのは順当だろう。
今回やらなかったが、聴きたかった曲としては、"New Europeans"、
"Private Lives"、"Passionate Reply"、"Stranger Within"、等があった。
でも、代表曲はほとんど聴くことができ、まさにGreatest Hitsという
内容のセットリストだった。
あと、大きなこととしては、2曲目"Passing Strangers"の感想にも書いたが、
Midge UreソロとUltravoxの違いを大いに感じた。
Ultravoxが解散後は、Midge Ureのソロを仮想Ultravoxとして聴いてきた
わけだが、例えば2002年のSampled Looped and Trigger Happy Tourなんかは
Midge Ureがヴォーカル、ギター、キーボードを担当し、他にドラムとベース
のサポートメンバー2人を入れただけの3人編成でライヴをやっており、
"Astradyne"等の曲もこの編成で演奏出来ており、実はBilly Currieは
要らなかったんじゃないか?とさえも思ったりした。
しかし、今回のBilly Currieの存在感は大きかった。グニョグニョした
独特のキーボードソロやヴァイオリンはとても重要だということがわかった。
Warrenも打ち込みでドラムを叩く必要の無い曲ではコーラスで大活躍していた。
今回のレポートではあまりChrisについて書いていないが、生ベースとシンセ
ベースで音の屋台骨を支えていた。Midgeはといえば、ソロになってから
Ultravox時代の曲を歌うときは、歌い方を変えることが多かったが、
今回はUltravox時代の歌い方に戻しているように感じた。
いろいろ書いて長くなってしまったが、とにかく、わざわざ渡英してまで
観に行った価値のある本当に素晴らしいライヴだった。
セットリストは同行のCが入手したもの。
(もともとサインは入ってなかったが、写真を撮らせてもらった時点で、
既にMidge以外のサインが入っている。)
Set List:
- 01. Astradyne [Vienna]
- 02. Passing Strangers [Vienna]
- 03. We Stand Alone [Rage In Eden]
- 04. Mr. X [Vienna]
- 05. Visions In Blue [Quartet]
- 06. The Thin Wall [Rage In Eden]
- 07. I Remember (Death In The Afternoon) [Rage In Eden]
- 08. Rage In Eden [Rage In Eden]
- 09. Lament [Lament]
- 10. One Small Day [Lament]
- 11. All Stood Still [Vienna]
- 12. Your Name (Has Slipped My Mind Again) [Rage In Eden]
- 13. Vienna [Vienna]
- 14. Reap The Wild Wind [Quartet]
- 15. Dancing With Tears In My Eyes [Lament]
- 16. Hymn [Quartet]
-----Encore-----
- 17. Sleepwalk [Vienna]
- 18. The Voice [Rage In Eden]
[ ]内は収録アルバム。
(つづく)
さて、いよいよ夢にまで見た再結成ウルトラヴォックスのライヴの始まりである。
ステージ上の機材の配置は、前面向かって左側にChris Crossのキーボード
(シンセベース)、中央にはMidge Ureのキーボード、右側にはBilly Currieの
キーボード、後ろの一段高くなったところにWarren Cannのドラムセット
がある。そして、Chris、Midge、BillyのキーボードとWarrenのドラムセット
にはMac Bookも置いてあり、Chrisのところにはベースが、Midgeのところには
ギターがそれぞれギタースタンドに立てかけてある。
また、ステージの後ろにはスクリーンがある。但し、1枚の大きなスクリーン
ではなく、何も映さない部分が縦に4本抜いてあるような、中抜けのある
縦縞のスクリーンである。□が映像を映す部分、■が映さない部分だとすると、
「□■□■□■□」といった感じのものである。(上手く伝わらなかった
かもしれないが、ライヴ中の写真を見ればわかるかと思う。)
ちなみに、ライヴを観る前に、自分でセットリストの予想を立てていた。
それは、「Return To Eden Tour」なだけに、まずはアルバム"Rage In Eden"
の曲をアルバムの曲順に演奏し、その後はGreatest Hits的なヒット曲を
演奏するというもの。なので、ライヴのスタートは"The Voice"のイントロ
が流れるものだとすっかり思っていた。
客電が落ちたが、メンバーはまだ出てこない。すると・・・、
- 01. Astradyne [Vienna]
♪チチチチチチチ・・・と流れたイントロは、
1曲目はMidge Ure期Ultravoxの1枚目のアルバム"Vienna"から1曲目に
収録の"Astradyne"だった。
そうか、"Astradyne"か・・・。そうきたか・・・。
予想は外れたが、Midge Ure期Ultravoxの黄金時代の幕開けの1曲であり、
考えてみれば、ライヴの1曲目には相応しい順当な曲であった。
♪チチチチチチチ・・・のイントロが流れる中で、スモークが沢山焚かれた
ステージ上に、スーツ姿の衣装のダンディなメンバー4人が現れ、
会場からは歓声が一気に沸き盛り上がる。
Billyのピアノで幕を開け、序盤にあるBillyのヴァイオリンのソロでは、
ステージ前面に出てきて貫禄たっぷりの姿で演奏する。
後半、静から動へ変わるところでは、スクリーンに雲の流れが映し出され、
さらに会場は盛り上がる。
Ultravoxの魅力の1つにBillyのグニョグニョしたシンセのソロトーンが
挙げられることが多いが、この曲はインストでありながらもそのソロトーンが
一番長く聴ける曲でもある。そのソロトーンが後半では炸裂し、これを
生で体験できたことに興奮せずにはいられなかった。
Ultravoxは大きくわけて、John Foxx期、Midge Ure期、Billy Currie期の
3つの時代にわけられるが、Billyは唯一どの時代にも在籍していたメンバー
でもある。そのいつの時代にもUltravoxを支えたBillyが大活躍し、
1曲目の幕を閉じた。
1曲目が終わったが、この時点でまだ観客は座ったままである。
1曲目から総立ちを予想していたので、この観客のおとなしい反応には
とても意外だった。そして、2曲目以降もしばらくは座ったままとなる。
- 02. Passing Strangers [Vienna]
続いて2曲目もアルバム"Vienna"からの曲"Passing Strangers"。
1曲目ではステージ後ろでキーボードを弾いていたMidgeが、あのグレーの
ギターを持ち前列中央のマイクスタンド前まで出てくる。
1曲目がインストだったので、ライヴでのMidgeの最初のヴォーカル曲になる。
また、この曲は例えば2002年のSampled Looped and Trigger Happy Tour等の
Midgeのソロライヴでも演奏されているが、バックがUltravoxのメンバー
ということもあり、音圧も曲自体の重さもソロとは断然違う。
そしてMidgeの声の調子もとても良かった。
- 03. We Stand Alone [Rage In Eden]
ツアータイトルにもなっているアルバム"Rage In Eden"からの最初の曲は
ベスト盤には収録されないが人気の高い名曲"We Stand Alone"。
Midgeのギターはスタジオテイクよりも歪んだ音色を出し、ヴォーカルも
力強く熱唱している。
個人的には"Rage In Eden"の中では一番好きな曲であり、Ultravoxの曲の中
でも上位に入る曲である。本当に、本当にライヴで観たかった曲で、
スタジオテイクよりも輝いていた。
- 04. Mr. X [Vienna]
MidgeとChrisはキーボードの前に立ち、Warrenはドラムセットの横にある
マイクの前に立つ。この曲以外にも、打ち込みの曲については、Warrenは
ドラムセットから離れコーラスに専念している。
ステージは真っ暗になり、メンバーは青い光のみで
照らされる。演奏が始まりしばらくすると、後ろのスクリーンには"X"の
文字が大きく映しだされる。ヴォイスはWarren。渋い声である。
Billyは曲の途中で前に出てヴァイオリンのソロを弾く。
- 05. Visions In Blue [Quartet]
アルバム"Quartet"からの最初の曲は"Visions In Blue"。
Midgeのソロでは演奏しない曲であり、今回の再結成Ultravoxならではである。
後ろのスクリーンは曲名に合わせてかブルーになる。
Midgeは序盤はギターもキーボードも弾かずに前列中央のマイクスタンドの前
に立ちヴォーカルのみに専念する。
途中の盛り上がる部分からキーボードを弾きながら歌い、
最後にまた前列中央に戻ってきて歌い上げる。
- 06. The Thin Wall [Rage In Eden]
リズムが印象的な曲であるが、ライヴで聴くとMidgeのギターが重要
であることがよくわかった。この曲でもBillyのヴァイオリンソロがあった。
Warrenはコーラス。Midgeとの掛け合いが良かった。
- 07. I Remember (Death In The Afternoon) [Rage In Eden]
心に沁みるこの曲は、実は中間部のギターソロが意外と長い曲である。
そのライヴでのギターソロではMidgeのギターが咽び泣き叫んでいた。
- 08. Rage In Eden [Rage In Eden]
ここで、ツアータイトル命名のもととなったアルバム"Rage In Eden"の
タイトル曲。Billyのヴァイオリンはソロのときだけステージの前に出てくる
というスタイルだが、この曲はほぼ最初から最後までステージ前で
ヴァイオリンを演奏する。そしてWarrenはコーラス。
曲の途中からPeter Savilleデザインの"Rage In Eden"のジャケットが
後ろのスクリーンの中央に小さく現れ、曲が進むにつれ段々と大きくなって
いき、最後には画面いっぱいになるという演出があった。
- 09. Lament [Lament]
アルバム"Lament"からの最初の曲はタイトル曲"Lament"。
間奏部分でのキーボードはスタジオテイクとは若干変更していた。
Midgeはキーボードを弾きながら歌っていたが、
終盤の「♪Ah, Ah, Ahhhhhhhh〜」のところでは、顔を横に向けながら
シャウトし、静かな曲ながらも盛り上げていた。
ちなみに、1曲目から総立ちを予想していたが、ここまで何故か観客は
誰も立たず、席に座ってライヴを観ていた。
遂に、Midgeからは、座ってないでそろそろ立ったらどうだ?的な
煽りが入り、観客は一斉に立ち上がる。
- 10. One Small Day [Lament]
そして、総立ちとなった直後の曲が、"One Small Day"。
Ultravoxの中でも上位を争う名曲に、今まで大人しかった会場が
激しく揺れる。
特にサビの「♪One Day〜」の部分は大・大・大・大合唱となる。
Midgeのギターソロが終わったところで、Billyが頭上で大きく手拍子をして
促すと、会場中が大きな手拍子で一体となった。
以前見たLIVE AID(1985年)の映像と同じ展開だ。
- 11. All Stood Still [Vienna]
前曲からの盛り上がりはそのままこの曲にも引き継がれる。
Billyのキーボードの唸りが凄い。
- 12. Your Name (Has Slipped My Mind Again) [Rage In Eden]
激しい曲が2曲続いた後は、静かなこの曲に。
後ろのスクリーンは真っ赤になり、その中を光の振り子が左右に往復する。
Midgeはギターもキーボードも弾かずに、マイクを持って歌い、
Warrenもドラムを叩かずにマイクの前でコーラスをつける。
あまりにも美しい曲と光景だった。
- 13. Vienna [Vienna]
前曲の美しさの余韻に浸る間もなく、そのままViennaへ。
後ろのスクリーンでは、火花が落ちる映像が流れている。
Midgeは最初にマイクスタンドの前で熱唱すると、後ろのキーボードに下がり、
代わりにBillyがステージの前に出てきてお馴染みのヴァイオリンソロを弾く。
さすがに代表曲とだけあって、曲が終わったときの拍手も凄かった。
- 14. Reap The Wild Wind [Quartet]
この名曲も"One Small Day"と同様に、Billyが曲の途中で手拍子を促し、
観客もそれに続く。
- 15. Dancing With Tears In My Eyes [Lament]
名曲中の名曲、"Dancing With Tears In My Eyes"が遂にここで演奏される。
個人的にはとても思い入れのある曲に、まさに涙。
LIVE AIDでは、"Reap The Wild Wind"、"Dancing With Tears In My Eyes"、
"One Small Day"、"Vienna"の4曲が演奏されたが、ここでその4曲が全て
演奏されたことになる。LIVE AIDは「もう2度とこの4人でのステージを
見ることは無い。」と思いながら、何度も何度も見た映像であり、それが
24年経った今、生で見れたというのは本当に嬉しい。
当時と現在を比べてみると、外見等に年を取ったことがわかるものの、
Midgeのヴォーカルやバンドとしての演奏は何も衰えていなかった。
- 16. Hymn [Quartet]
前曲の"Dancing〜"でライヴの盛り上がりは最高潮に達したかと思ったが、
まだこれがあった。あらためて、Ultravoxのヒット曲の多さを感じる。
観客は大合唱。Billyのキーボードソロに入る前にはMidgeがBillyの名前を
呼ぶ。ここは1982年当時のライヴビデオ"Monument"(現在はDVDで復刻)と
同じだ。後ろのスクリーンにはキーボードソロの手元の映像が映しだされる。
途中、サビをMidgeが大合唱の観客に歌わせる場面もあった。
演奏の終わりに、MidgeがChirsとWarrenの名前を呼んで紹介し、本編の幕を
閉じた。
ここからアンコール。
- 17. Sleepwalk [Vienna]
アンコール1曲目は"Sleepwalk"。Midge Ure期Ultravoxのシングル第一弾。
アルバム"Vienna"の1曲目をライヴの1曲目に、シングル第一弾をアンコール
の1曲目にと、きっと再結成ULTRAVOXにとってバンド結成時の初心に戻った
大きな意味を持つセットリストだったのだろう。
サビの「♪Sleepwalk, Sleepwalk, Sleepwalk」のところでは、
後ろのスクリーンが、青→赤→・・・と変わる。
- 18. The Voice [Rage In Eden]
やられた。最後が"The Voice"か。
自分の見事に外れた予想では1曲目だったが、確かに最後を飾る曲は
この曲しかない。もちろんサビの「♪Oh,Oh,Oh,Oh,〜」は大合唱。
そしてこの曲の後半では「太鼓の乱れ打ち」、「全員シモンズ」とも
呼ばれるライヴの一番の見せ場が待っている。
Midgeが歌い終わると、スタッフがChris、Midge、Billyの前にドラムを
用意する。80年代は六角のシモンズのエレドラだったが、今回のツアーでは
丸い生ドラムに変わっていた。
まずはMidgeが最初にドラムの前へ行き、頭上でスティックを鳴らしながら
叩く。このスタイルは昔も今も変わらない。遅れて、BillyとChrisも続く。
Billyの直立不動の姿勢での叩き方も変わらない。Chrisは昔はシモンズが
壊れるのではないかというくらいの力を入れた叩き方だったが、今はそれほど
強く叩いている様子ではなかった。
各自の叩き方は変わったり、変わらなかったりだが、最後は太鼓の乱れ打ち
をバッチリ決めて約1時間半のライヴを締めくくった。
Chris Cross / Midge Ure / Billy Currie / Warren Cann
4人はステージ中央で肩を組んで観客に挨拶し、観客もUltravoxに大きな
拍手を送った。
さて、ライヴで演奏された曲を振り返ってみると・・・、
Vienna・・・6曲
Rage In Eden・・・6曲
Quartet・・・3曲
Lament・・・3曲
U-Vox・・・0曲
ツアータイトルにもなっている"Rage In Eden"と、Midge Ure期1stの
"Vienna"からそれぞれ6曲ずつ、"Quartet"、"Lament"からはそれぞれ3曲ずつ、
"U-Vox"からは0曲と、圧倒的に初期の曲から演奏されている。
Warrenが脱退した"U-Vox"から0曲というのは順当だろう。
今回やらなかったが、聴きたかった曲としては、"New Europeans"、
"Private Lives"、"Passionate Reply"、"Stranger Within"、等があった。
でも、代表曲はほとんど聴くことができ、まさにGreatest Hitsという
内容のセットリストだった。
あと、大きなこととしては、2曲目"Passing Strangers"の感想にも書いたが、
Midge UreソロとUltravoxの違いを大いに感じた。
Ultravoxが解散後は、Midge Ureのソロを仮想Ultravoxとして聴いてきた
わけだが、例えば2002年のSampled Looped and Trigger Happy Tourなんかは
Midge Ureがヴォーカル、ギター、キーボードを担当し、他にドラムとベース
のサポートメンバー2人を入れただけの3人編成でライヴをやっており、
"Astradyne"等の曲もこの編成で演奏出来ており、実はBilly Currieは
要らなかったんじゃないか?とさえも思ったりした。
しかし、今回のBilly Currieの存在感は大きかった。グニョグニョした
独特のキーボードソロやヴァイオリンはとても重要だということがわかった。
Warrenも打ち込みでドラムを叩く必要の無い曲ではコーラスで大活躍していた。
今回のレポートではあまりChrisについて書いていないが、生ベースとシンセ
ベースで音の屋台骨を支えていた。Midgeはといえば、ソロになってから
Ultravox時代の曲を歌うときは、歌い方を変えることが多かったが、
今回はUltravox時代の歌い方に戻しているように感じた。
いろいろ書いて長くなってしまったが、とにかく、わざわざ渡英してまで
観に行った価値のある本当に素晴らしいライヴだった。
セットリストは同行のCが入手したもの。
(もともとサインは入ってなかったが、写真を撮らせてもらった時点で、
既にMidge以外のサインが入っている。)
Set List:
- 01. Astradyne [Vienna]
- 02. Passing Strangers [Vienna]
- 03. We Stand Alone [Rage In Eden]
- 04. Mr. X [Vienna]
- 05. Visions In Blue [Quartet]
- 06. The Thin Wall [Rage In Eden]
- 07. I Remember (Death In The Afternoon) [Rage In Eden]
- 08. Rage In Eden [Rage In Eden]
- 09. Lament [Lament]
- 10. One Small Day [Lament]
- 11. All Stood Still [Vienna]
- 12. Your Name (Has Slipped My Mind Again) [Rage In Eden]
- 13. Vienna [Vienna]
- 14. Reap The Wild Wind [Quartet]
- 15. Dancing With Tears In My Eyes [Lament]
- 16. Hymn [Quartet]
-----Encore-----
- 17. Sleepwalk [Vienna]
- 18. The Voice [Rage In Eden]
[ ]内は収録アルバム。
(つづく)
2009年05月12日
2009 英国旅行記(10) 〜念願の再結成ライヴ直前〜
[2009英国旅行記(10)の前後を読む]
ホテルのロビーに集合した我々Team ULTRAVOX STATIONは、ライヴ会場である
Brighton Domeに向かう。会場へは徒歩10分もかからず、開場時間18:45の
20分くらい前には到着する。席は決まっているが、入り口には列が出来て
いるので、我々も並ぶ。すると、偶然にもULTRAVOX仲間のIに遭遇。
IはMidge Ureのソロライヴを海外によく観に行くほどの熱狂的なファンなので
きっと会場で会えるような気はしていたが。(笑)
海外で日本の友人に会うのは不思議なものだが、嬉しいものでもある。
そうこうしているうちに、開場時間の18:45になり、会場の中に入る。
中に入ると、すぐにパンフレットを£10で売っていたので、まずは購入。
グッズは無いのか・・・と思ったが、そんなわけはなく、ロビーに入ると、
沢山売られていた。(クリックで写真拡大)
どれにしようか迷ったが、せっかくなので欲しいものは買うことにした。
結局、買ったグッズは以下の通り。
・ツアーパンフレット £10
・ポスターセット £40
・ラップトップバッグ £25
・マグカップ £6
・トートバッグ £9
・キーリング £6
・USBメモリ(映像、スクリーンセイバー入り) £15
・缶バッジ £4
・ピンバッジ £6
・RETURN TO EDEN TOUR Tシャツ £20
・HYMN Tシャツ £20
・MONUMENT Tシャツ £20
・LAMENT Tシャツ £20
・VIENNA Tシャツ £20
・HORSE Tシャツ £20
・ジャケット £30
合計 £271
成田空港での換金レートが、£1≒154円だったので、41734円もグッズを
買ってしまった・・・。
買わなかったのは子供用スモックくらいで、ほぼ全種類購入・・・。
持ちきれないくらいの量で、再びグッズ売り場に戻ってきたときに、
売り場のお兄さんが、私を見て半笑いしていた。(笑)
上記の売り場の写真だとよく見えない小物を個別に写真に撮ってみた。
マグカップ。
ピンバッジ、キーリング、USBメモリ、と缶バッジ4種。
グッズを購入し終わると、自分の席に着く。
C列33番と、ほぼ中央のよく見える席である。
他の同行者は、hが隣、Rが一列後ろ、CとMが3列後ろと、皆が近い。
その3列後ろの席のCに呼ばれたので振り向くと、ロードマネージャー兼
照明担当のChris氏がCの席まで来ていたので、自分も再会の挨拶する。
彼はJohn Foxxのツアースタッフでもあり、2006年の渡英時と2008年の
John Foxx来日時にお会いしている。
余談だが、(というか、この旅行記自体ほとんど余談だが(爆)、)
最初に会ったときにプログレッシヴロックバンドThe Flower Kingsの
Tシャツを着ていたので、「何故、フラキン?」と思ったが、
The Flower Kingsの照明スタッフもやっていたことがあるとのこと。
そのことは、Chirs氏の友人でもある某フラキンファンの友人(日本人)から
聞いたが、世界は狭いというか、界隈の友人達が濃いというか。(笑)
しばらくして、前座の女性アーティストAnne-Marie Helderが登場。
アコースティックギターで弾き語りのスタイル。
但し、ULTRAVOXのライヴ直前ということもあって、とても落ち着いて
観ていられない・・・。
前座が終わり、また休憩が入ったので、トイレに行っておく。
トイレから戻ると、Mがバックステージパスを持って席まで来たので、
「???」と思ったら、Robさんがパスを渡そうとして我々5人を探して
おり、ロビーで会ったとのこと。
ライヴを観れるだけでもありがたいのに、メンバー達にも
会えるなんて・・・。(涙)
休憩時間も終わり、いよいよ夢にまで見た再結成ライヴの開始を
待つだけとなった。
(つづく)
ホテルのロビーに集合した我々Team ULTRAVOX STATIONは、ライヴ会場である
Brighton Domeに向かう。会場へは徒歩10分もかからず、開場時間18:45の
20分くらい前には到着する。席は決まっているが、入り口には列が出来て
いるので、我々も並ぶ。すると、偶然にもULTRAVOX仲間のIに遭遇。
IはMidge Ureのソロライヴを海外によく観に行くほどの熱狂的なファンなので
きっと会場で会えるような気はしていたが。(笑)
海外で日本の友人に会うのは不思議なものだが、嬉しいものでもある。
そうこうしているうちに、開場時間の18:45になり、会場の中に入る。
中に入ると、すぐにパンフレットを£10で売っていたので、まずは購入。
グッズは無いのか・・・と思ったが、そんなわけはなく、ロビーに入ると、
沢山売られていた。(クリックで写真拡大)
どれにしようか迷ったが、せっかくなので欲しいものは買うことにした。
結局、買ったグッズは以下の通り。
・ツアーパンフレット £10
・ポスターセット £40
・ラップトップバッグ £25
・マグカップ £6
・トートバッグ £9
・キーリング £6
・USBメモリ(映像、スクリーンセイバー入り) £15
・缶バッジ £4
・ピンバッジ £6
・RETURN TO EDEN TOUR Tシャツ £20
・HYMN Tシャツ £20
・MONUMENT Tシャツ £20
・LAMENT Tシャツ £20
・VIENNA Tシャツ £20
・HORSE Tシャツ £20
・ジャケット £30
合計 £271
成田空港での換金レートが、£1≒154円だったので、41734円もグッズを
買ってしまった・・・。
買わなかったのは子供用スモックくらいで、ほぼ全種類購入・・・。
持ちきれないくらいの量で、再びグッズ売り場に戻ってきたときに、
売り場のお兄さんが、私を見て半笑いしていた。(笑)
上記の売り場の写真だとよく見えない小物を個別に写真に撮ってみた。
マグカップ。
ピンバッジ、キーリング、USBメモリ、と缶バッジ4種。
グッズを購入し終わると、自分の席に着く。
C列33番と、ほぼ中央のよく見える席である。
他の同行者は、hが隣、Rが一列後ろ、CとMが3列後ろと、皆が近い。
その3列後ろの席のCに呼ばれたので振り向くと、ロードマネージャー兼
照明担当のChris氏がCの席まで来ていたので、自分も再会の挨拶する。
彼はJohn Foxxのツアースタッフでもあり、2006年の渡英時と2008年の
John Foxx来日時にお会いしている。
余談だが、(というか、この旅行記自体ほとんど余談だが(爆)、)
最初に会ったときにプログレッシヴロックバンドThe Flower Kingsの
Tシャツを着ていたので、「何故、フラキン?」と思ったが、
The Flower Kingsの照明スタッフもやっていたことがあるとのこと。
そのことは、Chirs氏の友人でもある某フラキンファンの友人(日本人)から
聞いたが、世界は狭いというか、界隈の友人達が濃いというか。(笑)
しばらくして、前座の女性アーティストAnne-Marie Helderが登場。
アコースティックギターで弾き語りのスタイル。
但し、ULTRAVOXのライヴ直前ということもあって、とても落ち着いて
観ていられない・・・。
前座が終わり、また休憩が入ったので、トイレに行っておく。
トイレから戻ると、Mがバックステージパスを持って席まで来たので、
「???」と思ったら、Robさんがパスを渡そうとして我々5人を探して
おり、ロビーで会ったとのこと。
ライヴを観れるだけでもありがたいのに、メンバー達にも
会えるなんて・・・。(涙)
休憩時間も終わり、いよいよ夢にまで見た再結成ライヴの開始を
待つだけとなった。
(つづく)