借金がある男子とは結婚したくないとか、定職を持たない男とは結婚したくないとか、
ネット上にはいろんな「一見して正しそうなこと」が書かれています。
が、言うまでもなくお金のことは「ただのお金のこと」であって、お金がある・
ないということと、しあわせな結婚生活というものは「また別の話」でしょう。
つまり、お金と彼の人格は「別の話」でしょう。
今回は、しあわせな結婚生活を送っている何人かの女子に
「結婚前から旦那が持っていたもの」について、お話をお聞きしてきました。
さっそくご紹介しましょう!
1.長いつきあいの男友だち
「そう言えば、わたしの旦那は結婚前から、つきあいの長い男友だちをたくさん持っています。人望があついのだろうと思います」(29歳・主婦)
自分の彼氏がどういう男なのかを知ろうと思えば、つきあいの長い男友だちが何人いるのか? というのを見てみるといいかもしれません。
男友だちを大事にする男に「悪いやつ」は少ないものです。
2.同僚や部下への思いやり
「結婚前から旦那は、同僚や部下に対する思いやりを持っています。いい人格だなあと思っていましたが、わたしのことももれなく思いやってくれるいい旦那になりました」(33歳・メーカー)
「男の品格」が出やすいところって「仲間に対すること」だったりもしますよね。
部下の悪口ばかり言っている男と結婚したら……(以下省略)。
3.我慢強さ
「うちの旦那は結婚前も結婚してからもとにかく我慢強くて、なかなかいい旦那ですよ(笑)」(35歳・生保)
なにがおかしいのでしょうか(笑)。
4.じぶんなりの人生のビジョン
「うちの旦那は、勤務している会社がどうではなく、じぶん独自の人生のビジョンを持っています。40歳で退職して、どこに移住したいとか、そういうことです」(33歳・金融)
こういうのも、しあわせになれるひとつの基準でしょう。
じぶんのペースで無理なく生きていきたい……こういうことを考えていない旦那さんだと、無理に無理を重ねて会社に「滅私奉公」し、結果、家族が犠牲になる……こともありますもんね。
いかがでしたか?
年々、社会の合理化や効率化が進んでいるので、どうしても結婚となると「彼の収入」とか「彼の社会的地位」という「目に見えてわかりやすいこと」が重視される傾向にあるのかもしれません。
昔から結婚とはそういうものでしかない、ということかもしれません。
でも、さほど効率がいい判断基準とは思えない「彼の人格」を見極めることって、ホントにすごく重要なことです。
非効率的にして、なかなか答えが出ない「しあわせの基準」を持っている人は、その人なりにしあわせだということでしょう。
それはきっと人生において、「効率」は、本当はさほど大事ではない、ということかもしれません。効率的に生きるという言い方は「なんとなく」理解できるかもしれませんが、効率的に死ぬという言い方は、ほぼ理解不能でしょう。
誰しも死ぬことに向かって今この瞬間を生きているわけで、死というものを考えることが、しあわせを考えるひとつのヒントになるのかもしれません。