jamkenのMUSICJAM音楽評

ROCKフリークの中年オジサンによる音楽評。ROCK.JAZZ.CLUB.FUSION中心です。

Chino Amobi 。進んだ音楽作品。4

chino amobi








Chino Amobi Airport Music For Black Folk
 
Chino Amobi "London Ⅱ”2017
チーノアモービ。
アメリカ発。
電子音楽、アンビエント、音楽プロデューサー。
「昨年デジタルのみでリリースしていた噂のアルバムが、
ボーナス・トラックを加えて
念願の世界初CD化!
アンビエント・ミュージックの先駆者、ブライアン・イーノの名作
『Ambient 1: Music For Airports』の世界観を継承しつつも、
アルカ、ワンオートリックス・ポイント・ネヴァーにも匹敵する
アヴァンギャルドさを加えた唯一無二のサウンドが生成された本作。
ブラック・エクスペリメンタル・ミュージックの真髄を見せつけてくれる
圧巻の内容です。」

一聴してイーノの影響を感じる。
単純なダンステクノではない表現力やスケールの大きさは
プログレッシブな音楽感を感じます。
今回初めて聞きましたが、こんな進んだ音楽が現れると一体現代音楽シーンは何処まで行くのかと
驚きを隠せない。

ベットサイドはもちろんのこと、読書や作業音楽にもいけそう。
もちろん真剣に聞いてもいい。



バディーリッチ先生。本日も脱帽。4


Buddy Rich "Junpin' at the woodside"1974
BUDDY RICH, drums & leader
SAL NISTICO, tenor sax
SONNY FORTUNE, alto sax, fkute
KENNY BARRON, piano
JACK WILKINS, guitar
ANTHONY JACKSON, bass
JIMMY MAELEN, conga & percussion
MICHAEL ABENE, arranger
バディがオーナーを勤めるジャズクラブ「Buddy's Place」で結成
したセプテットバンドの演奏。
私はジャケットを見て、ビッグバンドかと勘違いして購入したアルバムです。
しかし、コンボであろうがなんであろうが、御大リッチ先生のドラミングは冴え渡りますので
心配はごむよう。メンバーは
当時ウディーハーマン楽団のサルネスティコ。
ソニーフォーチューン。マイルスバンドで名前を売った若手。
御存知御大ケニーバロン。
今や引っ張り凧のアンソニージャクソン。当時はリーリトナーとやる前の無名22歳。
ビッグバンドでは味わえない細かなやり取りや、息遣いが聞こえてきます。

私は広島に帰るといつものCDショップに行きたくなる。
そこにはわりとリッチが置いてあるのだ。
私は一つのアーチストは追いかけない主義だがリッチ先生は別格かも知れない。
ついつい手が出てしまう。
そして先生のドラミングを聞いてまた脱帽。
エンターテインメントの一流の姿を見て人生の手本にする。
というわけで本日も「脱帽」
であります。






ペドロマルチネス。強力。4


The Pedrito Martinez Project - Slave To Africa 2006
キューバ出身のコンガ奏者/ヴォーカリスト/ダンサーPedro Martinez。
「彼は、NYでもっとも洗練されたコンガ奏者として様々なセッションに参加し、
本作のプロデューサーであり、アート・リンゼイの相棒アンドレス・レヴィンと共に
ジェルバ・ブエナのメンバーとして活動中。
また、キップ・ハンラハンのプロジェクトのキーマンでもある。
参加メンバー:R&Bやファンク、ヒップホップなどを巧みにミックスする
ベーシスト/シンガーのミシェル・ンデゲオチェロ、
トランペッターのブライアン・リンチ、
アート・リンゼイ・バンドのドラマー、スクータ・ワーナー他、
NYの気鋭ミュージシャンたちが多数参加の強力盤です。」

さて昨日何やら見覚えのあるこのCDをワールドミュージックのカテゴリー
の棚に発見。
この顔には見覚えが有る。
聞いたことはないがなにか強力な引力で私を導いた。
私はこのジャケ一発っでやられてしまったのだ。
「ジャケ買い」だ。
帰りがけに来るまで聞いて驚き。
言葉はキューバなのかどうかわからないが、強力なリズムが最初から終わりまで
バッチリ続く。
熱いボーカルとコーラス。そして暑いベースドラムが延々と続く。
「強力」
まさに強力な叫びが延々と続いて、いつの間にやらノリノリになる。
これは、
これはまた名盤の香りが・・・。
昨日から私の家はワールドミュージックでいっぱいです。

JENS ZIMMERMANN。ミニマル度が強すぎて心地よし。5


Jens zimmermann”C30”2008
イェンスツィマーマン。
ドイツ発。
DJ。
ディープテクノ。というらしい。
「80年代後半から実に20年以上の音楽的キャリアを誇り、
ミニマル・サイドへのシフト以降、感性の鋭いDJやフロアでの評価が
急上昇を続けている大ベテラン・JENS ZIMMERMANN。
 彼の作り出すサウンドは余計なメロディーやサンプルが一切使われない
クールでシンプルなディープ・ミニマル。
 故に聴き込めば聴き込むほど深い陶酔感が押し寄せる、
最高のインナートリップ・チューンだ。」

私はこの作品を昨夜偶然いつもの馴染みのCDショップで購入。
よくわからない作品はいつも「YOUTUBE」で検索して視聴する。
試しに聞いてびっくり。ベース音がずーっと流れているだけだ。
飛ばして聞いてもいつまでもキック音が流れているだけ。
私は流石に困惑してほかの作品を探していたが、クオンティックを買おうとしたそのy時
「まてよ」「クオンティックの世界はもう大体察しがつく」
「しかしさっき視聴したジェンス・・・(イエスー)はまだ全く未知数だ。」
私はいつもそうだが、一人のアーチストを追わない傾向がある。
一度聞けばもうだいたい世界観が見えるからだ。よほどその世界感に惚れない限りは
追わない。ちなみにクオンティックは好きなアーチストだったが・・・
この度はこのイエスーが気になって仕方が無かった。
帰りがけに車内で聞いた。
目を閉じながら。
雨の中。
どしゃ降りの雷音まで付いている。
そこにこの重低ベース音が始めから終わりまで繰り返され
私は至福の時間を過ごしたというわけである。

ディープテクノという言葉の意味がなんとなくわかった気がした。
この作品を聴けば「ミニマル」とか「ディープ」とかのネーミングがほぼ理解できると思います。
マヌエルゲッティングの世界観に近いかも。
是非体験してみてください。

 

ラルフタウナー。いいオーディオで聞きたい。5


Ralph touner"Water Wheel"1978
RALPH TOWNER(g),
EDDIE GOMEZ(b),
JACK DEJOHNETTE(ds)

ラルフタウナー。us発。クラシックギター、ピアノ・・・マルチ奏者。
1972年デビュー。この作品は彼の7作目。
ゲーリーバートン、ジョンアバー・、ゲイリーピーコック、・・・多数と共演。

この作品はタウナーのオリジナル5曲で構成されたゆっくりながら燃えている作品。
彼の作品を聞くのは私は2作品目。
いずれも心地の良い12弦ギターやピアノをあしらった情景サウンドで非常に心地よい。
そして今回のこの作品はメンバーがすごい。
エディーゴメスとジャックが一緒ならまず間違いない。
サウンドはもちろん想像以上のテクニカルサウンドである。

さてこの作品は映画と一緒で構えて聞くのが非常によろしい。
私はあまり良いオーディオは持っていないし、単身赴任でアパートなので
ちょっといいヘッドフォンで聴くことになる。
ゴメスの低音のウッドの響き。ジャックのシンバルやブラシの音。
もちろんラルフのピックで弾ける弦の一音一音まで大音量で聴くのだ。
安いヘッドフォンよりもちょっといいものをね。
空間が広がってすぐそばで聞こえるかのような感覚と、リラックスして姿勢で聴く音のシャワーは
筆舌に表し難い。
そっと目を閉じる。全体を覆うマイナーな和音の響き。
裏切ることのない曲想が最初から最後まで続く。
トリオ演奏の最高峰を今聴いているのだ。
約50分の世界はあっという間に過ぎてしまうが、
聴き終えたあとの充実感は映画の比ではない。
目を閉じて考えにふける。いろんな情景が流れていく心地よさは
映画の比ではないのだ。


Mugstar。ノイジー反復。快楽。4

MUGSTAR"TODAY IS・・"2010
マグスター。
UK発。ロックバンド。

Pete Smyth - Guitar/vocals/keyboards

Neil Murphy - Guitar

Jason Stoll - Bass

Steve Ashton - Drums
2006年デビュー。

正統派のロック。
バンドのメンバーが存在し、担当楽器が決まっている。
これだけのことで最近はホッとするのはなぜか。
しかしやっていることはかなりマニアック。
ノイジーなリフを何度も繰り返し快楽的な化学反応を狙っている。
これはテクノの手法でありミニマルな世界感である。
ドイツのNew!のハンマービートの手法に似ているかも。
となるとこれは見逃せない。
私は今この作品を毎晩寝る前に聞いている。
よく眠れる。
疲れている時ほどよく眠れる。
しかし反復反復をこれほどまで繰り返して、なぜ楽曲として存在するのか。
人間の頭というのはよくわからなくなる。

今はこのバンドの情報があまりないので自分の感性で確認中である。





ACTRESS。BEST3にはいるかも。5

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Actress"R.I.P"2012
アクトレス
本名 ダレンJ.カニングハム
UK発 電子音楽家。
この「音楽家」という響きが非常に好ましいのである。
DJではない音づくり。
ややアンビエントである。そして実験的でありテクノである。
デビューは2008年。この作品は彼の3作目。
彼の作品にはビート感はあまりない。そして流れるような展開やドラマチックもない。
目の前にある風景にマッチした音楽が多い。従ってどちらかというと
アンビエントということになるだろう。
しかし複雑でもノイズでもない。
電子音の影には確かなメロディーや仕掛けが存在していて美しい。
スカスカの音の割には計算された電子音。
更にその配列やバランスは絶妙としか言いようのない美しさと
現代音楽への道が確かに見え隠れする。
だから私は好きなのだ。
押し付けがましくない。
控えめで確かな音楽主張。
私の人生感に似ている。
「控えめな闘士」は私の座右の銘といっても良い。
 
 隔絶された宇宙の内面に深く没入したかのようなムードを放っており、
あらゆる既成のジャンルにおけるリズムを地中深くに葬り去っているかのようでもある。
このアルバムの疑似コンセプトは「庭園、蛇そして神話上の洞窟」であるらしく、
すべての要素がそのコンセプトを軸とした物語性に基づいて紡がれている。
もともとActressが創るレコードは多少の物語性を帯びてはいたが、
この『R.I.P.』ほど明確に打ち出されることはなかった。
暗闇の中を恐る恐る躓きながら進む中に、
一筋の光が時折差し込んだり未知の生物に出会うような感覚と言ったらいいだろうか。

このアルバムは私のテクノコレクションの中でもBEST3に入りそうな勢いの作品であると言っておきたい。




バーニーケッセル。やられること「必至」。5


Barney Kessel"B.J.`s samba"1969
バーニーケッセル     G
カルロペス         G
ジョバンニトマソ      B
エンゾルツェッラー     Ds
チロチッコ          Per
アントネロバッヌッイ    Or
1969.5
ローマRCAスタジオ
バーニーケッセル
アメリカのJAZZギタリスト
1953年デビュー
一般的には、20世紀の最も偉大なジャズ・ギタリストの一人であると考えられ、
多くの著名なジャズ·グループのメンバーとしてだけでなく、
スタジオ、映画、テレビのレコーディングセッションのために
最初に呼ばれる。

 そんなバーニー・ケッセルが1969年イタリアで録音したジャズサンバの傑作。
i Marc 4のギタリストCarlo Pes、Giovanni Tommasoを交えたセクステット編成
小粋で洒落たサウンドを聴かせてくれます。全編素晴らしいですが、中でもオープニングを飾る
「A1. B.J.'s Samba」の高揚感溢れるメロディの素敵さ、
抑制の効いたプレイで聴かせる「A4. On the riviera」、
軽快なテンポの「B2. Freeway」など、交えられた軽妙なオルガンも
絶妙なイタリアン・ジャズサンバの名作です。

私はこの作品をこの度初めて聴いてやられている。
1曲目の作品、「B.J.'s Samba」は繰り返しもう10回以上聞いている。
大概そんなときは飽きることが多いが、この作品はそうではなさそうだ。
とにかく、録音がギターの配置が前面に出ていて聞きやすい。
さらに一番やられているのはドラムの音色だ。
スネアとシンバルレガート。
これがクセになっていて何度も繰り返す。
フェードアウトするのが難だがまあそれはいいとしましょう。

すべての作y品がオリジナルであるという意気込み。
大概こういった企画だとスタンダードナンバーをやって演奏で格好をつけるというのがお決まりだが
そうではなさそうだ。
キーボがピアノでなくオルガンであるというところがまた面白い。
とにかくでかい音で聴くことをおすすめする。
音が割れるかどうかの際ぐらいのところでアドリブをシャワーのように浴びるが良い。
きっとあなたもやられること
「必至」。

Lord Newborn & the magic skules。こんなサウンドが支持されるのか。4


Lord Newborn & the magic skules"a phase shifter・・"2009
Shawn Lee
Tommy Guerrero
Money Mark 
この有名(?)な3人によるコラボの名盤。
ショウリー
幾多の楽器を使いこなすマルチ・ミュージシャン。
1980年代後半にThe Dust Brothers や Jeff Buckley らとプレイ。
その後ソロデビュー。アルバム制作だけでなく、多くの映画やドラマに楽曲を提供。

トミーゲレロ
この人はまあまあ知っている。
元々はプロ・スケーターとして注目され、音楽ではギタリストとして1998年にデビュー。
ロック/ファンク/ソウル/ヒップホップ/ジャズなど多くの要素を取り入れ、
心地よいギターサウンドの中にも、エッジの効いたクールネスを
小気味よく聴かせるサウンドで頭角を現す。音楽のみでなくスケートやファッションにまで強い影響力を持ち、今や『米西海岸ストリート・カルチャーのカリスマ』とまで呼ばれることも...。

マニーマーク
 おそらくこの3人の中で最も知名度が高いのでは。
ビースティーボーイズが最も信頼するキーボード奏者』4枚のアルバムに参加。
ベックのヒットシングルのキーボードを手がけたことでも有名。
ソロ・アーティストとして1995年にデビュー後も多くのアルバムをリリース。

いずれにしてもそんなによく知っているわけではないが、有名らしいミュージシャンの
コラボ作品。
この度ジャケット買い。
ロック作品かサイケ的ななにかかと思いきや、爽やかな西海岸サウンドであった。
しかし、ややダークでサイケな雰囲気も漂いつつの
インストクラブ作品。
何かをしながらのバックミュージックに最適。
ゲレロのギターが良い。
プロ的なテクニシャンではないが、中毒的な、ガルシア的な音階を提供してくる。

しかしいつも思うのだがこのサウンドは一体どんな趣向の方が聞いているのか。
我々古い音楽世代は洋楽といえばROCK、JAZZ クラシックあとせいぜい民族かソウルくらいのものだ。
最近のクラブはロックでもジャズでもない組み合わせの音楽だ。
HIPーHopも。若者はこんな誰がどんなテクニックで演奏しているのか分からない音楽を
どう捉えて解釈して聞いているのかいつも疑問だ。
まあ、そんな事を言っていたらマルチプレイヤーの存在を否定することになるのだから
それでいいのか・・・と、いつも思う。未だに思う。

この作品はそんな私の不安や疑問をますます増長させる割には
単純に楽しめる音楽を提供してくれるいい作品だと思う。



Dunen。個性的なバンドだ。4


Dungen”familj"2007
Tio Bitar
Tio Bitar [CD]
ドゥンゲン。
スエーデン発。
オルタナティブ。プログレ。
2001年デビュー。
この作品は彼らの5作目。

ガスタフエイステス  Vo
レイネフィスケ     G
マティアスグスタフソン B
ヨハンホルメガルド   Ds

ガスタフはスウェーデンの地方育ちで、10代のころにヒップホップとサンプリングの
虜となった。当時は、世界中に残された膨大なレコードのアーカイヴの中から
ひたすら未知のネタを掘り漁っていた。
やがてその発掘作業が彼を60年代のポップやサイケデリック・ミュージックへと
導いた。そしてあるとき、そういったヴィンテージ音楽を、
サンプリング機材に取り込む代わりに、実際に演奏してみよう、と思うに至った。
ギターやベース、ドラム、キーボード、そしてときにはフルートまでも手にした。エイステスは、祖母の家の地下にあった小さなスペースでそれらの楽器をひとりで演奏し、テープに録音した。

この作品はバンドの作品というよりは、ガスタフエイステスという音楽オタクが作った
一大音楽絵巻であると言える。
初めてのアルバム制作を終えると、エイステスはそれをドゥンエンという名前で世に送り出した。2001年のことだった。

今はバンドのメンバーが存在し、ライブツアーも行なっている。

さてこのアルバムはこの度初めて彼らの作品に触れる作品となった。
音楽は過去のロック遺産の掘り起こし的展開が延々と続いていく。
プログレ、サイケ、ヨーロピアンプログレの影響がかなり強いと思われる。
しかしそのたぐいの音楽と今のサンプリング音楽を融合させて音楽を作る。
そして見せ方はあくまでバンド形態にこだわるという。
非常におじさんとしてはほおっておけない存在であると言える。

サウンドはお聞きのとおりバリバリのサイケ、アンドテクニカルなサポートメンバーで
気持ちの良いフリーでドラマチックで個性の強い音楽が生まれたと言える。

2000年以降のJAZZ ジェレミーマナシア4


Jeremy Manasia”Postscript From An Arugument"2013
Jeremy Manasia(p)
Barak Mori(b),
Charles Ruggiero(ds)
伝統的スタイルに現代的なスピード感も兼ね備え、
ピチピチと跳ね回る鮮度抜群のピアノタッチは今作でも絶好調です。
冒頭の「POSTSCRIPT FROM AN ARGUMENT」では、
何だかよく分からないプログラミング用語のようなタイトルからは想像が付かないような
美メロが溢れだします。2曲目のバラードも抒情性たっぷりに聴かせてくれます。

ジェレミーマナシア。
アメリカ発。JAZZピアニスト。
1997年ピアニストとしての活動を始める。
アルバムは5作品。この作品は4作目に当たる。

私はまだJAZZに関しては素人の部類であり、見当違いなところがある。
だから、JAZZという音楽に関してはまだ見当はずれなところがある。
2000年以降のジャズどころか1980年以降のジャズシーンにあまりついて行こうとしていない。
未だに1950年から1970年あたりの名盤と呼ばれるものに固執していて
最近の動向などは全く興味を示していない。
だから今回紹介している
ジェレミーマナシア。という名前も全く思い浮かばなかった。

ずいぶん前にうちの兄貴から
「お前がいいというジャズ作品は音が悪い」と言われた。
「もっと最近録音された作品でいいのはないのか」
と。

その質問に私は
ミッシェルペトルチアーニ。くらいしか名前が思いつかなかって歯がゆい思いをしたことがある。
もちろん兄貴はジャズの全くの素人なので気にするまでもないが
それを言われて私はもう5年以上も前なのに
その質問に執着しているというわけだ。

多分答えは山ほどあって、最近動向に詳しい人ならばすぐにでも答えられていただろう。
しかし私はそこで気がついたのだ。
私は本当のJAZZファンではなく、昔の名盤と呼ばれている作品を
掘り起こして喜んでいる単なるマニアに過ぎない人だということに。

そしてこの作品に最近であって、兄貴にメールでも送ってやりたい気持ちになっている。
もちろん5年以上も前のことなので兄貴にしてみれは「なんだこれ」
ということになるが。

この作品

音がいい。

ベース音、特にジーンときます。
シンバル音。サイド、トップ、ハイハット。
ジルジャンかパイステかと聞かれるとそれは分からないが。

音楽は新しいことはしていない。
モードチックで私にはちょうどいいほどのメロディアスな作品ばかりです。
今は朝の散歩に特に使用しています。
2000年以降の作品は手が出しにくい。
それは、最近の音を知らないということに尽きる。
しかし聞いていくしかない。
私はこの作品はジャケットで選んで購入したのである。
大正解だったことは言うまでもない。




ニックドレイク。詩人。4


Nick Drake"Place to be"1972
ニックドレイク。
フォーク。
シンガーソングライター。
イギリス発。
生前は商業的成功に恵まれず、3枚のアルバムを残して他界するが、死後に評価が高まった。

Place To Be(居場所)

「僕が若く、過去よりも若かった頃

真実がドアにぶら下がっているのを見たことはなかった

いま僕は年を重ね、真実が目の前に見える

年を重ねたので、そろそろ片付けを始めなければならない


僕は青かった

花が咲き陽光が降り注く丘よりも青々としていた

いま僕はどんなに深い海よりも暗い

どこか居場所を与えてくれないか


僕は強く、太陽の中にいた

僕は1日が終わる時を見るだろうと思った

いま僕はどんなに淡いブルーよりも弱々しい

僕は弱いから君が必要なんだ」

全作品ニックドレイク作詞作曲 当時23歳。
若い彼は全てを悟った宗教家のような口ぶりで
淡々と曲に乗せて我々に語りかけてくる。

淡々と。

本日初めて聞いた。

彼の作品を。いつものCDショップで。
その時には和訳は分からなかったが。
そんなに若い彼が歌っているとは分からなかったが、
すぐに感じた。

なんかすごい。

淡々とした飾りも何もない作品に思わず聞き入っていた。

そして私はそれまで候補に挙げていたJAZZとアンビエント作品を捨てて
彼の作品を持ってレジに向かっていた。

すぐに聞いた。

全28分。
短い。

いやそれでいい。

なんだか怒られているような、注意を受けているような、
偉い方から説法を頂いている時間は28分でちょうどいい。

そしていろいろいろ彼について調べてみた。

「ニックは人一倍繊細な性格だったらしい。1st、2ndの商業的失敗
(←彼の音楽性は少なくとも20年以上早過ぎた)に多大なショックを受け、
以前から患っていたうつ病は悪化。
まともに喋ることもできなくなっていた状況で、このアルバムの録音は密やかに行われました。
レコーディングはわずか2日で終え、その音源はほぼ何も手を加えぬまま、72年に3rdアルバムとして
リリースされます。

抗うつ薬の過剰摂取で他界する二年前のことでした。

英フォークの至宝ニック・ドレイクに駄作は一切ないが、特にラストとなったこの作品3rdは、
言わずと知れた彼の名盤です。
作品としての充実度・完成度で言えば1st・2ndに劣るのだが、本作3rdに宿る純度の度合は
前二作と比べ物になりません。」引用

彼の作品は多分この作品ですべてが語られていると思うのでそれ以上は私は追求しないと思う。
しかしこの作品に偶然出会ったことを感謝してこの作品を大事にしていきたいと思うのでありました。

新しい傾向のJAZZ。ビルフリーゼル。4


Bill Frisell "Unsung Herose"1991
Bill Frisell guitars, ukulele
Hank Roberts cello, jazz-a-phone fiddle
Kermit Driscoll bass
Joey Baron drums
ルーツ・ミュージックの影響を感じさせるメロディを用いた素朴な味わいの作品から、やや室内楽風の深刻な作品、そして、ギターが金切り声を上げるヘヴィ・チューン(もっともメロディはのどかだったりする)まで、多彩な内容を悪夢を見続けるような調子で貫いた名盤。

さて、この度GWを利用して帰郷して、島に泊りに行ったりフラワーフェスを覗いてみたり
2日間であったが、夢のような時間が過ごせた。
というのも、渋滞を恐れた私が自分の車を出動させずに
「嫁」のKカーであちこち回ったからだ。
もちろん音楽は全く載せていない。
従って急遽現地で仕入れたこのアルバムを2日間聴きまくったというわけである。

このアルバムは帰郷した時に仕入れていたガイド本で紹介されていた。
「厳選500JAZZ喫茶の名盤」後藤雅洋著
その中に面白いコーナーがあった。
「第12章 コンテンポラリーJAZZ」
聞いた感じでこれは新しいJAZZと実感できるJAZZ・・・らしい。
この、聞いた感じという主観が非常に潔さを感じて読んでいるうちに、このアーチスト
「ビルフリーゼル」なるギタリストを知った。
ヒワーント浮遊する独特なギターサウンド。という表現が私の関心を捉えて
良いのか悪いのかわからない状態で
広島のいつものGROOVINで購入したのだった。
それがこのアルバムというわけだ。
だからこの2日間このアルバム以外は一切聞いていない。

感想。
2日目の島でぼーっと寝ながら聞いた時が最高だった。
フェリーの待ち時間があって、波の音を聞きながら・・・島ののどかな時間と相まって
この音楽は極楽の時間を私に提供してくれた。
しかしてこの音楽はJAZZではない。
むしろROCK。いやクラシック、なんというか映画音楽のような情景サウンドが延々と続く。
サウンドはずーっと浮遊感のあるフリーゼルの音で支配されている。
安心できるサウンドは実に心地よい。
眺めのいい景色があるとなお素晴らしい。

フリーゼルの音はしばらく追求することは間違いない。


kylyn live.いつまでも色褪せない。5

 
Kylyn”Inner Wind”1979
KYLYN LIVE








KYLYN LIVE
KYLYN BAND
トップ・ジャズ・ギタリスト、渡辺香津美。彼を中心に、坂本龍一(64)、矢野顕子(60)、高橋幸宏(62)、村上“ポンタ”秀一(64)、小原礼(64)、向井滋春(66)、清水靖晃(60)、本多俊之(58)、益田幹夫(66)、ペッカーといった錚々たるメンバーが集結。プロデュースは坂本龍一が行った。
1.Inner Wind
2.Snap Dragon
3.Milky Shade
4.Milestone
5.The River Must Flow
6.在広東少年
7.I’ll Be There
8.Blackstone
9.
Walk Tail

懐かしい青春の思い出。いつまでも色褪せない。学生時代に興奮した音楽そのものだ。
当時のフュージョン人気は相当なものだった。
しかし大人気の高中やカシオペア、浪速エキスプレスといった情景夏サウンドとは
一線を描いたこのバンドの音はかなりの衝撃を当時の私の与えた。

これを私に教えたのは入学して間もないころ。
JAZZBANDに何故か入門した私にJAZZを教えてくれたマニアのHくんだった。

JAZZのジャの字も知らなかった私にこの「KYLYNLIVE」を勧めた。
テープにダビングして何度も聞いた。

香津美自体あまり知らなかったのだ。
まず衝撃を受けたのは本多俊之だ。
彼のSAXは垢抜けていて突き抜けていた。私は当時ギターで入門していたが
SAXに移らせてくれと部長に頼んで次の日からSAXを始めたのだった。
当然彼のようなアドリブには到底及ぶはずもなかったが。しかしよく練習した。

そして村上秀一。
ポンタ。そのドラムは私が知っていた当時のロックドラマーとはあまりにかけ離れていて突き抜けていた。
シックスティーンもその頃初めて知った。
そう。
当時のJAZZ、フュージョンが目指していた音楽ペーストが全てこのバンドに凝縮されていたというわけだ。
だからこのバンドの音楽とともに私は育ったといっても過言ではないくらい。
もう何百回以上聞いている。
アドリブや展開も全て空で言える。

インナーウインド。
一曲目。
不思議なコード。
ロックにはないコードの出だし。
ゾクゾクする。
そして香津美のギターリフ。
アドリブ。
シビレる。

あれから何年たっただろうか。
30年。
今でもこのアルバムは私のハードディスクにしっかり収まっている。
車で聴くのが一番いい。
音はフルボリュームで。
懐かしい青春時代の幕開けですよ。






Kieran Hebden and Steve Raid 忘れていた。4


Kieran hebden & Steve reid"the exchenge session vol1"2006

先日このアルバムをウオークマンに放り込んでいたのを忘れて、
このタイトルやアーチスト名を見て全く反応できなかった。
恥ずかしいやら情けないやら。
すぐに調べ直して今こうして聴き直して「感動」に至っている。

「「RHYTHMATISM」「NOVA」等、スピリチュアルジャズの バイブルと言える作品を残すレジェンドSTEVE REIDと FOURTETとしてエクスペリメンタルでボーダレスな作品を クリエイトし、常にそのサウンドが注目を集める KIERAN HEBDENの2人が生み出した最前線サウンド!! 2005年に発表され健在振りをアピールした「SPIRIT WALK」のアナザーサイドと言える本作。よりKIERANの 電子音響色が濃厚な、火花散るインプロ・セッション 作品!! 」

ウオークマンに放り込んでそれを忘れることはめったにない。
しかしこのアーチストは名前が複雑だった。
要はフォーテットの本名だったというわけだ。
フォーテットとこのキーランヘブデンが結ぼ近なかった。

しかしこのアルバムはDJとドラマーの共演というのは珍しい。
生音であるドラムとDJもリズムは大概打ち込みであるのにそこが人間の血が通って
非常に興味深い仕上がりになっている。
全3曲というのもゆっくり味わえて良い。
これは大名盤だったよ。


ジョンマクラフリン。久々に聴いてみる。4

 Heart of Things

john mcalughlin"Fallin Angels"1997
Gary Thomas(テナー&ソプラノサックス)、
Dennis Chambers(ドラム)、
Matthew Garrison(ベース)、
Jim Beard(シンセ)

john mclaughlin   G

ジョンマクラフリン。
イギリス発。
フュージョン、JAZZギタリスト。
なんといっても1969年、マイルスのバンドに参加したことで一気に知名度が上がった。
ビッチェズブリュー、オンザコーナー、インアサイレントウエイ、ジャックジョンソン・・・。
その後1971年自身のバンド「マハビシュヌオーケストラ」を結成。
私はこれを高校の時に聞いてぶっ飛んだ。
当時流行っていたプログレバンドがどれも霞んでしまうほどの衝撃だった。

しかしその後三大ギタリストと名乗ってパコデルシアやアルディメオラとともにコンサートを
開いたあたりから私はあまり聞かなくなった。
アイディアの枯渇を感じたにほかならない。

このアルバムは彼のリーダーアルバムの15枚目。(随分と出しているなぁ)
購入したのはもう3年以上前だがあまり聞いていなかった。
というのもやはりアイディアの枯渇を感じていたからだ。
超絶技巧はが陥りやすいマンネリ。
フレーズの手癖や過去の栄光への引きずりなど。
そしてあまり聞いていなかったのだが。

この度久々に聴いてみた。
サイド面でよく知っているのはなんといってもデニスチェンバース。
もちろんこのアルバムでも叩きまくりで気持ちが良い。
後の方はあまり存じ上げない。恥ずかしながら。
しかし誰もが超絶技巧派軍団であるこのには異論はない。 

John mclaughlin"Acid Jazz"Live

これは1997年このバンドで行ったライブである。
凄まじいユニゾンの雨嵐。
マクラフリンとデニスの応酬は手に汗握る何者でもない。
おそらく私が会場に居合わせていたら興奮してとんでもないことになっているよ。
マクラフリンはこの時55歳。風貌はやはり年齢を感じさせるが、出てくる音には
まだまだ魂を感じる。(今はもう77歳なのか・・・。まあ私も年を重ねているんだからねぇ。)
出てくる音はブレッカーやザビヌルの残骸を感じてややヤッパシナーと思わせるが、
よく考えるとジョンの方が元祖といえる。
なんせマイルスとの出会いで先駆者なのだから。
しかしノンなことは抜きにしてこのバンドは楽しみたい。
後に出たライブアルバムのほうがも見逃せませんね。

Heart of Things: Live in Paris
Heart of Things: Live in Paris [CD]



 





マリーアンホブズ。この作品はすごいと思う。5


Mary Anne Hobbs"Amit"Too many freedoms"2006
マリーアンホブス。
イギリス発。
DJ
この作品は彼女がラジオDJを務めるプログラムでグライム、ダブステップ、ドラムンベース、
IDM、ヒップホップ、テクノなどを集めたコンピレーションアルバム。

収録曲

1. Milanese vs. Virus Syndicate - Dead Man Walking
2. Benga - Music Box *
3. Andy Stott - Black *
4. Amit - Too Many Freedoms
5. Digital Mystikz feat Spen G - Anti-War Dub
6. JME - Pence
7. Burial - Versus *
8. Plasticman feat Shizzle, Fresh & Napper - Cha Vocal
9. The Bug feat Flowdan - Jah War *
10. Terror Danjah feat Mz Bratt & Bruza - Give It To *
11. Spor - Hydra *
12. Loefah feat Sgt Pokes - Mud VIP *
13. DJ Distance feat Crazy D - Worries Again *
14. Kode 9 feat The Spaceape - Kingstown (Vocal)
*=未発表曲

このアルバムはほとんどがだぶステップで埋められていて、私は非常に感銘を受けたアルバムである。
購入したのはごくごく最近であるが、ここ半年で自分が購入したアルバムでは
BEST3に入ると思う。
ダブステップ。
「1999年にイギリスのロンドンで誕生した強くリバーブのかかった
ドラムを用いた2ステップの総称。」
この説明では全くわかりにくいが、要はリバーブ(エコー)がかかっていて
暗くて沈み込んだテクノはほとんどこれに該当するといってもいい。
ブリアル、スキューバ、ジェームスブレイクなど該当するアーチストは多い。
イギリスで生まれたインテリジェントミュージックと言える。

よってプログレッシブでウーファーの効いたサウンドでありまして、心地よい低音の刺激と
実験的なサウンドが魅力であると言える。
私はこの作品は初めてであるが、各アーチストのいいとこ取りのコンピレーションアルバムであり
今のところ毎日聞いているが、飽きが来ない。
アーチストはあまり確認せずに一つの集合体アルバムと考えて聞き込んでいきたいと思っている。

会社から帰ったらしばらくはこの作品だな。
大音量で聞けば疲れも吹き飛びますよ。

Subtle。マニアマニアル。4


Subtle"Yell & Ice" FULLアルバム 2007
サブトル。
アメリカ発。
ドーズワン MC
ジェル  PRO
ダックスピアソン KEY
マーティーダワーズ SAX
ジョーダンダリンブル DS
アレックスコート  TYE BASS
6人組。エレクトロニカ。ヒップホップに近いかも。
2006年デビュー。
この作品は彼らの2枚目のアルバム『For Hero : For Fool』
収録トラックのリミックス/リワークトラックを元にした、
豪華ゲスト陣とのコラボレーション・トラックを収録。

ポップ~エクスペリメンタル~ジャズから、クラウトロック、
エレクトロニック・ロック、プログレ~サイケなどの多様な要素を取り込んだ。
Wolf ParadeのDan Boeckner、
TV On The RadioのBabatunde Adebimpe、
Hood~BrackenのChris Adams、
The NotwisのMarkus Acherがヴォーカル(とギター)でフィーチャーされています。

さて、私はそんな知識もなにもなくこのアルバムを冒険買い。
完成度の高さに大興奮。
彼らの存在すら何も知らなかったわけなのでこれは驚いた。
一曲目から実験的で攻撃的なサウンド。
コーラスやMCが複雑に入り組んでポップでありながらサイケチックなサウンドは私を虜にする。
実はこの作品とJAZZのハンニバル(フリーJAZZ トランペッター)の作品も一緒に購入したのであるが
よく分からずに購入したこのアーチストとの出会いが凄すぎて
ハンニバルとの出会いが霞んでしまうほどだった。(もちろんハンニバルも初めて)

話が変わるがこの度ショコタンのBSTVプログラム「マニアマニアル」が最終回を迎えた。
最終回は今までのベスト10を発表。見事御朱印マニアが1位に選ばれた。
どのマニアとも素敵な出会いで今まで知らなかった世界感が広がって
驚きの連続だったという。
私のCDコレクトもそれに近いものがあると感じた。

知らないアーチストを買う。
買う前は多分こんな音じゃないかなと想像しながら買う。
この度の「Subtle」などはジャケットを見ただけではアーチスト名もわからない。
私はこの作品はかなりやばい作品のイメージを持っていた。
ドクロやケムリがもこもこしたサイケチックなジャケ。

しかし聞いてみるとなんとも心地よいMCとファンキーで複雑な仕上がり。
一発でこのアーチストのファンになってしまったという。
これだからCD漁りはやめられない。

ピートブラウン。ジャケ買い。3


Peto Brown & Piblokto! "Things May Come・・”1970
Pete Brown vocals, talking drums
Dave Thompson organ, piano, soprano sax, Mellotron, harmonium, bass pedal
Jim Mullen electric & acoustic guitars, double bass
Roger Bunn bass, tambourine, acoustic guitar, double bass
Rob Tait drums, percussion
guest:
Paul Seeley banjo
John Mumford trombone
Ray Crane trumpet
イギリスのプログレッシヴ・ロック・グループ「PETE BROWN & PIBLOKTO」。
作品は編集盤を含め三枚。 R&B、ブルーズ・ロック、ハードロックからサイケデリック・ロック、ジャズロックまで、幅広い音楽性を詩人のセンスで束ねた 70 年代初頭らしい英国ロック。

さてこのバンドを聴いていたわけでも何でもない。
ジャケ買い。
なんだろうね。
このジャケにやられた理由は。
ちょっとアメリカンな雰囲気の粗野なサイケなバンドかなと思いきや、
イギリス野郎の理知的などちらかというと緻密なジェスロタル的な音だ。

最近冒険買いが多くてやや反省。
先日のオザーナもそうだったが、物見遊山の何者でもない。
しかし興味はあるし結構いい音しています。
プログレではないがイギリス的な緻密に練られた展開が非常に興味深い。
面白さはかなり高得点だ。

チャールスロイド。やっぱり好きだ。4


Charles lloyd quartet"love in"1967
チャールズ・ロイド(ts,fl)、
キース・ジャレット(p,ss)、
ロン・マクルーア(b)、
ジャック・ディジョネット(ds)
1967年1月27日サンフランシスコ『フィルモア・オーディトリアム』にてライブ録音.

どうして私は彼のサウンドが好きなのだろうか。
このアルバムにはヒッピームーブメントの象徴といえるフィルモアの魂が入っているような気がする。
時期も60年代後半で一致する。
ジェリーガルシア、グレイトフルテッド、ディラン、ドアーズ
など西海岸の風が私には息づいていたのだ。
だからチャールスロイドの音楽は私に好印象なのだ。
ジャケットがまずサイケデリックだ。
その辺からこのアルバムには注目していたのだ。
純粋なJAZZファンには合わないンジャーないかな。ロックスピリッツを持った方には
オススメのアルバムと言えます。

たぶん一曲目からコード進行が独特でフリーなイメージの浮遊感を持つ。モダンジャズでは決してない。
むしろガルシアに近い。
モードといえばそうかもしれないが、どこか1線を引いているようなイメージである。
この曲が延々と続いて終わってもいいくらい好きな演奏だ。
私は浮遊感があるふわふとしたサウンドが大好きだからだ。

曲はほとんどがオリジナルであるがビートルズの曲が一曲入っている。
フルートで奏でるこのサウンドもお気に入りですね。



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