jamkenのMUSICJAM音楽評

ROCKフリークの中年オジサンによる音楽評。ROCK.JAZZ.CLUB.FUSION中心です。

Grateful dead.1971live。ヒッピーブーム。4


Grateful Dead”BERHA"1971
Jerry Garcia - guitar, vocals

Bill Kreutzmann - drums

Phil Lesh - bass, vocals

Pigpen (Ron McKernan) - organ, harmonica, vocals

Bob Weir - guitar, vocals

live at San Francisco; Manhattan New York City; Fillmore East, New York City
1971
グレイトフルデッド。
US発。ロックバンド。
1965年結成。
サイケバンド。
私はデッドについてはあまり収集家ではないので
一概には言えないが
1970年までのlive/deadまでが好きだ。
それ以降の作品。ワーキングマンズデッド1970~アメリカンビューティー1970~
についてはカントリー色が強くサイケバンドとは言えない。
私が彼らにいま要求しているのは
長いインスト
長いアドリブ
ガルシアのスライドギター
であり、サイケチックな演奏にほかならない。
このアルバムはちょうど過渡期にあたります。
LP 1 - side 1

  • Bertha (Garcia / Hunter)
  • Mama Tried (Merle Haggard)
  • Big Railroad Blues (Noah Lewis arr. Grateful Dead)
  • Playing In The Band (Weir / Hunter)

LP 1 - side 2

  • The Other One (Kreutzmann / Weir)

LP 2 - side 1

  • Me and My Uncle (Phillips)
  • Big Boss Man (Smith / Dixon)
  • Me and Bobby McGee (Kristofferson / Foster)
  • Johnny B. Goode (Chuck Berry)

LP 2 - side 2

  • Wharf Rat (Garcia / Hunter)
  • Not Fade Away (Petty / Hardin)
  • Goin' Down The Road Feeling Bad (Traditional arr. Grateful Dead)

長尺のデアザーワン。ノットフェードアウェイ。
カントリーっぽいものやロックンロール。
彼らの過渡期を表している。

のんびりした雰囲気にゆっくり流れる演奏は
のんびりして朝や休日の午後にはピッタリである。
ガルシアのやりたかった音楽はこのあと変化していくが
この時期の演奏には確実に当時の若者のヒッピーブームが反映していることは間違いなさそうだ。



レスターボウイ。素敵な出会い。4


Lester Bowie"Rios Negros"1981
Lester bowie     Tr       

ジョンコルトレーンカルテット。渋い。5


John coltrane "Central park west"1960
John Coltrane (ts,ss)
McCoy Tyner (pf)
Steve Davis (ba)
Elvin Jones (ds)

ジョンコルトレーン。
アメリカ発。JAZZサックスプレーヤー。
1967年 40歳で死亡。
若い。

NHKのラジオをつけていつも会社では仕事をしている。
それもAMである。
トラック乗りをしていた頃からラジオはNHKのAMを旨としている。
FMにはない落ち着きがあるからだ。

そんなおかたいAMラジオでもたまに私の琴線に触れる音楽がかかる時がある。
大体朝は9時半ころか夕方は4時半ころか。
朝はサザンロックとかROCKのビンテージがかかり、
「おやおや」と大きな声を出す。
みんなはなぜ私がおやおやなどといっているのかわからないので、
何も言わず仕事をしている。
そして「ほー」となり「やるねー」となる。
NHKの選曲のセンスに脱帽する。
先日夕方コルトレーンの「セントラールパークウエスト」がかかった。
私は思わず口走った。
「あっ」
「ジョンコルトレーンカルテット!」
言い方は渋め。
コルトレーンだけでなくカルテットをつけると
なんだかかっこよくというか、知ってるのだよ。的な空気感を持つ。
と、勝手に想像している。
渋い。
コルトレーン以外にもいいプレーヤーはいるよとばかりに
いろいろ浮気して、若いヨーロッピアんのプレーヤーに入れ込んでみるが
最後はコルトレーンに戻るのではないかなと思わせるほど
私は家に帰ってこのアルバムを聴いた。

渋い。

シーツサウンドは最初はいかがかなどと思っていたが
やはり渋い。
なんでだろうと紐解いてみるが
原因はやはりエルビンのリズムと絡みまくるコルトレーンの
うねうねフレーズが心地よいのだ。
そこにファンキーなタッチのマッコイが絡むとこれはもう
王様なわけですよ。
だからラジオでかかると自然と耳が反応する。
マイルスデイビスの時には
「マイルスデイビスクインテット!」
とわざと渋い声で囁く。
さいきんそのささやきにはんのうしてくれるJAZZファンが約一名出てきて嬉しくしている。
しかし奴にはこのアルバムはまだ早い。
 
ラジオのたった何秒かのフレーズでこんな幸せな気分になれるのだから
音楽というのはやめられない。

Joe zawinul syndicate 。素敵な時間。5


Joe zawinul syndicate wurld tour  1997
Joe Zawinul - key,vocal,p
Victor Bailey - b
Richard Bona - b,vocal
Gary Paulson - g
Manolo Badrena - perc,vocal,nolopipe
Paco Sery - dr,kalimba,vocal

ジョーザビヌル。
オーストリア生まれでウィーン音楽院からクラシックに愛想を尽かし
バークリー音楽院でJAZZを学び、ほどなくしてファーガソン
のバンドオーデションに合格して、音楽活動を始める。当時28歳。
マイルスのビッチェスブリュー1969の時が37歳。
ウエザー結成は38歳。解散が54歳。
ついこの間までウエザーをやっていた気がする。
彼は解散後ワールドミュージックに傾倒しリチャードボナを見出して
1995年ザビヌルシンジケートを結成した。
御年63歳。
アーチストやミュージシャンは死ぬまでアートするのだなと改めて実感する。

曲想は後期ウエザーの感覚である。
リズムは強化され、コーラスやボーカルも多く取り入られている。
ベースのボナがすごい。
ドラムのパコセリーとの相性もばっちりです。
御大ザビヌルのキーボ、シンセ、ボコーダーは相変わらず縦横無尽に。
ボナが中央にいるのがうなずける。
全員の技量がカオスとなってザビヌルの支配下から外れたり戻ったり。
基本はやはりウエザーの後期だ。
ザビヌルのやりたかったワールドミュージックの要素がいたるところで顔を出す。
パコセリーの民族楽器カリンバが欲しくなって購入してしまったが
全くできずじまい。
ボナの世界観は底知れず、ザビヌルの音楽性と相まって
ウエザーにはなかった色が確実に存在する。

そして時間。
幸せな時間があっという間に過ぎ去る。
ウエザーと民族音楽の融合。
私の好きな時間だ。

不思議なメロディーとJAZZの融合。

私はこの音楽が大好きだ。




Joni mitchell。見習えるだろうか。5


Joni mitchell "This place"2007
ジョニミッチェル。
カナダ出身のアメリカ発。
フォークシンガー。
1968年デビュー。
この作品は彼女の21作目。
彼女の作品はブルーから聞き始めて、コートアンド、逃避行
ドンファン、ミンガス、シャドウまで聞いた。
ドンファンが今のところ一番好きである。
そして久々に彼女の最新作を聞いた。
この時なんと御年64歳。
現在は75歳になるのか。
64歳でこの作品を作り上げた。すごい才能の集積アルバムだ。
彼女の今までの集大成といっても良いのでは。
ブルーに代表されるフォーク期。
コートアンドスパークからのクロスオーバーサウンドへの接触。
そしてなんといっても印象に残るシャドウズアンドライトの映像。
ジャコパス、マイケルブレッカー、パットメセニーをバックに歌う彼女は
女王に上り詰めた。
当時のJAZZ、フュージョンのTOPプレーヤーを従えての
堂々としたパフォーマンスには自信と誇りがみなぎっていた。
間違いない。
彼女の作り上げてきた楽曲には間違いのない魂と人々を納得し共感させるメロディーと
詩の世界があった。
その世界感は60歳を過ぎた当時でも見事に再現させた。
まるで映画のような情景の浮かぶ楽曲の数々は感動なしでは
聞き得ない。
よくやった。
まいったよ。
見習えるだろうか。
私には。

BOb Dylan。確実にROCKしている。5


Bob Dylan "The Times they are a-changin"1964
ボブ・ディラン。
アメリカ発。フォークシンガー。
1962年デビュー。
この作品は彼の3枚目。
彼の作品をまともに聞いたことがあまりなかった。
特に初期の作品は。
65年の追憶のハイウエイはLPで聞いた。
この時にはあまりピンと来ていなかった。
その後THE BANDと作った「地下室」を聞いた。
これもサウンド志向の若かった私にはまだ早かった。

そして年をとった私は今この作品に耳を傾けて非常に
良さを感じている。

「時代は変わる」

Come gather ‘round people wherever you roam
どこかに放浪してる人たちよ、少しここに集ってくれないか

And admit that the waters around you have grown
君の回りで水かさが膨れ上がっているのが分かるだろう

And accept it that soon you’ll be drenched to the bone
すぐに骨まで水で浸ってしまうこと受け入れなければならない

If your time to you is worth saving ※01
君が自分の時間を救う価値があると思うなら

Then you better start swimmin’ or you’ll sink like a stone
泳ぎ始めた方がいい、さもなければ石のように沈んでしまう

For the times they are a-changin’
時代は変わりつつあるんだ

Come writers and critics who prophesize with your pen
ペンを持ち先のことを綴る作家や批評家たちも、少し聞いてほしい

And keep your eyes wide, the chance won’t come again
目を大きく見開いてほしい、機会はそうそう来るものではないのだから

And don’t speak too soon, for the wheel’s still in spin
そして直ぐに口を開いてはいけない、車輪はまだ回り続けているんだ

And there’s no tellin’ who that it’s namin’
そこにはまだ誰の名前もない

For the loser now will be later to win
今は敗者であっても、後に勝者になるやもしれない

For the times they are a-changin’
時代は変わりつつあるんだ

ベトナム戦争の戦争反対や時代を憂いた歌詞が多いという。
多くの若者の心を捉えた。

25歳の若者はその歌声と歌詞で一気にロックスターへの道を駆け上がった。
日本の当時のフォークシンガーにも影響を与えた。
私は感受性が鈍いせいか55歳で彼の作品を聞いている。
いいですね。
彼の歌の意味はわからないけど声は確実にロックしている。
確実にね。
やはり初期の作品がいいと思う。
シンプルな演奏が良い。
シンプルに彼の声がいいのだから。
彼は音痴ではない。
ウイーアーザ・ワールドで音痴のように扱われているが
そうではない。
確実に彼の声はロックしている。
確実にね。


DJ ROLANDO。感じる。感じる。5


DJ Rolando "the aztec mystic MIX"
UR(アンダーグラウンドレジスタンス)はデトロイト周辺で発生した
テクノDJ達が作ったDJグループの総称。
元はマッドマイクとジェフミルズらしいがDJrolandoもその一人。
そんな軍団に所属していた彼が発表したURでの最高傑作と呼ばれるのが本作品である。

理屈や歴史には私疎いので聞いたままをそのまま伝えたい。
まず、テクノという音楽は単純なビートに機械処理された
ビープ音やキーボードが組み込まれるといったイメージがある。
実際心臓の鼓動のような音だけでアルバムが完成している
アンビエントな作品もある。
この作品は作品が次々と切れ間なく続くダンスフロアのための
麻薬音楽だと伝えたい。
単純なリズムと繰り返されるメロディーや打撃音。
そのどれもがセンス良く組み込まれている。
聞いている側がどんな音を欲しているかを知っている。
首を振り、目を閉じ、思考停止、体は左右に振れ、脳波が乱れていく。
繰り返し繰り返しお望みのオカズが現れては消え
そして切れ目なく一定の気持ちの良いテンポキープでこのアルバムは
発射して終了するまで聞くがわを捉えて離さない。
プログレ作品をずーっと聞いている感じだ。
だけどこの作品は聞くのではない。
「感じる」のだ。
テクノやIDMは私は聴く音楽ではないと思っている。
流しておく音楽だと思う。
そういう意味で従来のROCK、JAZZとはカテゴリーが違う。
聴けば聴くほどこの作品の持つ深い闇に引き込まれていく。
漆黒の。
ムーディーマンとはまた違う雰囲気だ。
DJたちが目指している世界感が作品の現れていく。
この作品な何度聞いてもドーパミンが弾ける。
ボリュームは目いっぱいで聴こう。

BrandX。間違いない。5


BrandX”Xcommunication"1996
JHON GOODSALL  G
PERCY JONES  B
FRANK KATZ   DR

ブランドX
UK発。ジャズロックBAND。
1975年デビュー。
オリジナルメンバーはジョンとパーシー。
そしてドラムはなんとフィルコリンズであった。
私は彼らの作品はほとんど所有していますがこの作品はこの度初めて聞きました。

感想は。
当時既に50歳を超えた彼らが作ったサウンドは円熟、完璧という言葉が似合う。
アイディアに溢れ、グットソールの多彩なギターと早弾きプレイは言うことなしの
安定感。
相変わらずのパーシーのうねうねとしたフレットレスベースは心地よいに
他の追随を許さないくらいの円熟。
3人のプレイが中心に作られているため作品の軸がぼけない。
基本彼らのバカテクを味わうための作品と言って良い。
過去の作品に比べても類を見ないほどの完成度は最高傑作といってもいいのでは
と思われる。
作風はややマイナーキーが多く使われているが、アジア的な音階は
好ましい。

ボリュームを最大限大きくして楽しめる数少ないコレクションになることを
保証いたします。

Grateful Dead。退廃的にさせる。5


Grateful dead "the other one"1972
Jerry Garcia - lead guitar, vocals
Bob Weir - rhythm guitar, vocals
Keith Godchaux - keyboards
Phil Lesh - electric bass, vocals
Bill Kreutzmann - drums
Donna Jean Godchaux - vocals 

さて、彼らの音楽を理解し始めたのはほんの5年ぐらい前のことで私はまだまだ
入門したてと言って良い。
メンバー交代や彼らの変遷はほとんど理解していない。
しかし彼らの作品にはずいぶん前、学生の頃だから
30年以上前から聴いている。
しかしJAMバンドとして君臨し、LIVEでの演奏が本領である彼らの
スタイルは5年くらい前名盤「Live/dead」を聴いてからだ。
というか30年くらい前にこの作品はLPとしては入手できなかった。
廃盤だし、中古品も見たことはなかった。
CDとして最近再発されたのを期に聞いているというわけであります。
再発はおっさんにとってはありがたいシステムでありますね。

さてこの度入手した72年のヨーロッパツアーを録音したこのアルバムは
数々ある海賊版と違ってPROの録音で音が良い。
テッドの作品は海賊版が非常に多く、音にこだわる輩には
おすすめです。
更に彼の音楽スタイルである
まず作品をレコーディングするのではなく
Liveで演奏する。スタイルはどんどん変化する。
いいものが出来上がっていく。
そして初めてレコーディングとなる。
だから30分以上ある彼の作品はスタジオアルバムでは登場しない。
最近このことが分かった私は素人であります。
だから音がいいとか悪いとか言っていたら
彼の作品は楽しめない。
この作品は2枚組。
たっぷり楽しめます。
彼のダラダラしたギターソロがね。
麻薬ですよ。
彼のプレーは。
ブルーススケールを用いない彼の独特なオープンチューニングは。

スタイルはオールマンのようなJAMスタイルと似ているが、もっとそれを退廃的にしている。
その場限りの打ち合わせなしと完全JAMスタイルはスリリングであり
未完でありオンリーワンである。

昨日からずーっと聞いているが、飽きないね。
彼のプレイはできればリプレイモードでくり返し流したい。
そして流しながらだらだら過ごしたい。
何時間も。
そんな退廃的な感覚にさせる音楽はあまりないのではなかろうか。





バートヤンシュ。刺激して浄化して麻痺。5


Bert jansch”jack orion"1966
バートヤンシュ。
スコットランド発。フォーク。
インストよりの確かな変則チューニングで独特な雰囲気を持つ。
1965年デビュー。このアルバムは彼の3作目に当たる。

さて私は彼の作品はこの度初めて購入となる。
フォークという分野はあまり踏み込んでいない。
私は歌詞がわからないと意味がわからないのではその作品を存分に
楽しめないからだ。
だから洋楽の中では演奏中心のアーチストが中心となる。
ディランなんかもまだ開発途中です。

しかし。
このバートヤンシュは見逃せなかった。
私はいつもの中古CD屋でこの作品を見かけた。
私はよくわからないアーチストがあると携帯のYOUTUBEで検索して
ヘドフォンで試聴する。
バートヤンシュみたいなメジャーなアーチストからマイナーなアーチストまで
今YOUTUBEにはほとんどカバーできるほど視聴できる。
バートヤンシュのジャックオリオン。
一発で出てくる。
聞きながら、別にヤンシュが欲しかったわけではなかったので
ほかのアーチストを物色する。
聴きながらね。
しかしその日はなかなか欲しいアーチストの巡り会えなかった。
ずーっとヤンシュのオリオンが私のヘドフォンからダダ漏れしていた。
お教のように。
少しシャーマン仏教のシタール的なギターの響きと
独特な弾きギターの音色。
そしてヤンシュのお教のようなボーカルが私の頭から
離れなくなる。
そしてほかのアーチストを漁るのを辞める。

これは。

このアーチストは歌詞こそ分からないが、いいのでは。
そして購入速気に入ってしまったというわけである。
昨夜から今朝に至るまでずーっとこのアルバムばかり聴いている。
このチューニング、いいですね。
アジアテイストのギターの響きは少し私の脳を刺激して浄化して麻痺させました。


チャーリークリスチャン。JAZZギターの開祖。3


Charlie christian"Seven come eleven"1940
チャーリークリスチャン。
テキサス生まれ。JAZZギタリスト。
1939年、23歳の時にベニー・グッドマン楽団に入団。
それまでギターはコードしか演奏しなかったが彼はソロを始めた
ギターでのビバップの開祖とされる。

私はウエスや後のベンソン、スコフィールド、サトリアーニにまで影響を及ぼした
彼の演奏はこの度初めて聞く。
だいたい1940年代という音楽自体古臭い。
スイング時代の在り来たりなパターン化された音楽というイメージ
を持っていた。
聞いてみると全くその通りでそれ以上でもなくそれ以下でもない。
彼は25歳の時になくなっているので活動期間が短く録音も少ない。
このアルバムは本作は、エレクトリック・ギターの道を開拓すると同時に、
現代ジャズの礎も築いた天才、チャーリー・クリスチャンのエッセンスを
収めたCD。「セヴン・カム・イレヴン」「ソロ・フライト」等、ジャズ・シーンを揺るがし、ギター・フリークを狂喜させた名演の数々を高音質で蘇らせた一枚。

それぞれの録音は寄せ集めの編集盤で音質は驚くほどよい。
当時のとってちってたてちってつ。のリズムに乗ってクラやペットが
気持ちよくスイングする。
全くのスイングアルバムであるが、ギターがクリスチャンであることが肝であり
彼のコードに沿った流暢なアドリブはビバップの開祖といっても良い。
バード、ガレスピーと並び称されるほどの歴史的人物であることは間違いない。
私はじつはギター弾きである。
それはロックでありJAZZではない。
だからJAZZをギターでやるのがいかに難しいのかを知っている。
この度その開祖に触れることができて、しかもいとも簡単にリラックして引いているのが
なんとも心地よくもあり驚きでありそして悔しい。(自分はできなかったから)
その後彼をベースとして多くのプレーヤーが生まれている。
この音楽は私をリラックスさせるとともに
なにげに吹いているその裏の絶え間ない努力を知っているが上に
音楽やその他どんな仕事も積み上げがあって成り立っていrという
なんだか感慨深い気持ちになる。

Gang of Four。勘違いしていたよ。5


Gang of four"Dameged good"1980

デイブ・アレン - bass

アンディ・ギル - G

ジョン・キング - Vo

ヒューゴー・バーナム - Ds

ギャングオブフォー。
UK発。
ニューウエーブ。

さて私はこのバンドをHIPーHopバンドだと勘違いして
長いあいだ聞いていなかったという大馬鹿者であります。
1979年イギリスで生まれたこのバンドを
渋谷陽一氏のサウンドストリート(FM)で流しているのに私は何故か印象がなかった。
その時私はピストルズやストラングラーズが大好きだったのにね。
この音がなぜピンと来なかったのか。
さらにどこでどう勘違いしたのか、HIP-HOPとは。

しかし今このバンドを聴いて思うのは、この音はピストルズではなくて
その後ジョンライドンが結成したPILの方に近い。
音楽形態や雰囲気はパンクであるが
この雰囲気は完全にポストパンクである。
ストラングラーズもどちらかというと旧態然としたパンクバンドである。
従って渋谷陽一氏のアンテナには引っかかっていたが
私のアンテナは既に錆びていたというわけである。

このギターカッティングとボーカルの調子はずれ。
なにがなんでも推し進めるDSとBASS。
上手い下手ではない。
トーキングヘッズの雰囲気にも近い。
この作品は1979年イギリスで先行発売している。
トーキングヘッズのリメインが1980年。
PILのフラワーが1981年。
すでにJAM、クラッシュ、ポリス、ダムドなどのメジャーバンドは存在していたが
ほぼ旧態然としていたと言って良い。
あーあれも近い。
ワイヤー。
ワイヤーは既にデビューしていた。
今思えばワイヤーやフラワー、リメインなどは正しく
ポストパンクであったと。

それはいいとしてこのバンド。アルバムを通して徹底的に
ギターを鳴らしまくる。
気持ち良いほどに。
吠えまくる。うるさいほどに。
ドラムはスネアのオフビートというよりはややパーカっシブで
ラテン的な叩き方をする。さらにベースもROCK的な手法ではなく
繰り返しのラテンビート的なシックスティーンの間を使う。
だからか。
後のレッチリに影響を与えている。

あーきもちのいいおとだ。古いとは全然思わない。

アーチーシェップ。またやられたよ。4


Archie sheep"Hipnosis"1975
Achie sheep(ss, ts, p, vo)
Charles Greenlee(tb)
Dave Burrell(p)
Cameron Brown(b)
Beaver Harris(ds, Tambourine, vo)

アーチーシエップ。
アメリカ発。
JAZZサックス奏者。コルトレーンに影響を受けた。
フリージャズ。
1962年デビュー。
この作品は彼の作品はJAZZではないと
批判された1965年~1972年ころの作品から比べると
ややマイルドになった頃の作品と言われる。
私は彼の作品に出会ったのがその最たる頃の
名盤「マジックオブJUJU」1967年であったが、私はその作品からファンになったと思う。
なぜか。
徹底して吹きまくる。
曲は異常に長い。
アドリブというよりはガチョウの鳴き声に近い叫びのように聞こえる。
最初聞いたときはなんじゃーこりゃー。
となるわけです。
しかしこれがクセになる。
後のミニマルにつながるほどの高揚感と征服感は半端ない。
同じコードの繰り返し。
バックも後半になるほど盛り上げるが、序盤は徹底して同じコード同じフレーズを繰り返す。
この同じ繰り返しは麻薬の作用のような高揚感と征服感を味わえる。
クセになる。
依存性になる。
また聴きたくなる。
ほかのJAZZ、ビバップとは違う世界観を持っている。
やはりシップの魅力はここに有ると改めて思わされた名盤となった一枚だ。
またやられてしまったよ。






Moe.見過ごしていたよ。4


Moe.”Big World”1998
モー。
1989年デビュー。
JAMband。

Rob Derhak bass vo

Chuck Garvey G Vo

Al Schnier Key Vo

Jim Loughlin Per

Vinnie Amico Dr

さてこんなバンドの存在に気づいていなかったのはもったいなかったね。
このアルバムは彼らの5枚目。
2014年、11枚目となるスタジオ・アルバム『ノー・ガッツ、ノー・グローリー』をリリースし同年のフジロックフェスティバルに出演、2016年にはサマーソニック2016への出演を果たした。

私は昨夜偶然このバンドに中古屋CDショップで発見していまびっくりしている大馬鹿
男だ。
ホント聞いてびっくり。
スライドギターの響きや曲の雰囲気はオールマンやレーナード
などに通じる。雰囲気はJガイルズのピータウルフに近い。
スタジオ盤であるがライブっぽい
雰囲気。
アドリブを長々と流行っていないが、これはライブ盤が是非とも聞いたみたい。

この2000年代にこんな可能性を持ったバンドが普通にデビューしているから
嬉しい限りですね。



ジョーヘンダーソン。間違いない。4


Joe henderson"Power to the people"1969
Joe Henderson — ts
Mike Lawrence — tp
Herbie Hancock — key
Ron Carter — bass
Jack DeJohnette — dr
1969.5.23、29
新主流派のジョーヘンダーソンが間違いのないメンバーと間違いのない演奏をした
好盤。
エレキピアノが主体のハンコック。
コリアのリターン時代のような和音と流れであるが
あくまで主体はヘンダーソン先生のアドリブである。
あくまで新主流派の立場を崩さない。
アフロビートで超絶的ニックを見せるジャック先生の
ちょっと油断するとファンクビートになりそうなところを
ヘンダーソン先生がJAZZアドリブを見せて
これはそんなアルバムではないのだよ・・・てきな指示を出す。

そんなクロスオーバーしそうな時代のファンキーな白熱アルバムである。
このメンツで白熱しないわけがない。
間違いない。

このアルバムはよく酷評されている。
しっくりいっていない。
バラバラ。
未完。
・・・・

私はそこまでではない。
確かに全体的なまとまりはかけている。
みんながやりたいことを持っていて、やるとヘンダーソン先生に注意される。
この時期はそんなJAZZ~エレクトリックマイルス~フュージョンへの
過渡期なので斬新でもなくバラバラだという批判は私に言わせれば
「結果論」と言わざるえない。
それぞれのメンツが実は最大限の個性を発揮してちょっとまとまりにはかけたが
私に言わせればこんなスリリングなスタジオ盤は逆に大歓迎である。
この時代の分かれ道がよくわかるようで面白い。

ヘンダーソン先生はこのあとやや道を間違える。
そのほうが私はやや疑問符を投げかけたい。

Soft machine。ファースト。ついに。4


Softmachine"softmachine"1968
ロバートワイアット   Ds
マイクラトリッジ     Key
ヒューホッパー     Bass
ソフトマシーン。オリジナルメンバーによるファーストアルバム。
初期のサイケデリック時代の作品。
ここに来てやっと聞けました。
避けてました。

何故だろうか。

ファーストが怖いという感覚。お分かりかな。
例えばクイーンのオペラ座の夜が好きだったとする。
そしてなぜだかファーストが聞けない。
要するに期待はずれが怖いのである。
なんか、イマイチの。
イメージですけどね。
まだ完成されてないのでは。・・・。
とか。

そしてこの作品は1968年当時の、アートな作品を目指す若者たちによる、
革命的なサウンドだと思う。クリムゾンのデビューは69年。
ツエッペリンが69年。
ピンクフロイドは67年ですけどね。
その時代はやはりロック革命期ですね。
既存のポップ、ブルースを完全に解体する時期。
ワクワクしますよ。

確かに演奏は荒削りだが腕は確かだ。
トリオですよ。
それでこれだけの音と作品を作り出すということは
相当の展望を持ち合わせていたと思われる。
キースエマーソンを思わせるキーボードの嵐のようなアドリブ。
次から次へと曲が展開して行って、ワクワクします。
ボーカルやメロディーは置いておいて、この雰囲気を楽しみたい。

完全なアンサンブル、とか、見事な構成とか
そんなんじゃない。

いわゆるサイケデリック。
そしてちょっと上手い楽器能力。
変わったベース進行。
変わったボーカル。
変わった世界観。
ギターがいないんですよ。
ELPと同じなんですけど、多彩に感じるし飽きが来ない。
クラシカルではない。

とにかくラトリッジとワイアットによる凄まじいインプロの応酬を浴びる事になるのは間違いない。

ソフトマシーン。初期のエネルギーは
粗野にしてサイケ。
アドリブ感満載のライブ感の激しいJAZZ的な作品であることには間違いない。
その後このバンドがJAZZROCKへと傾倒していくコースは既にこの頃からあったと断言できます。

ヤングラスカルズ。若干の抵抗が。3


The young rascals"How can i be sure"1967
フェリックス・キャヴァリエ Key Vo
エディ・ブリガッティ   Per Vo
ジーン・コーニッシュ G
ディノ・ダネリ  Ds

ブルーアイドソウル。
青い目のソウル。白人がやるソウル。
それはソウルがなんなのかを考えればあまり意味のない単語だと思う。
だからではないがあまり好きなジャンルではなかった。
ライチャスブラザーズ、このラスカルズ。スペンサーデイビス、バンモリソン・・・。
ちょっと黒っぽくやるとそんなレッテルが貼られる。

山下達郎のサンデーソングブック。
彼は大好きだが、彼の趣味のアーチストは私とはあまり接点がなかった。
しかし番組は毎週録音して聞いているという。
しかし何度聞いても、
「うーーーーん」となる。
なぜか。
音が悪い。
演奏がドタバタ。
コーラスグループが多い。
アイドルっぽいのが・・・ロックっぽくない。

私はどちらかというとひねくれた
アイドルなんてとんでもない。
マニアックな、しかして演奏がピカイチの
JAZZやロック主体の音楽ということになる。

しかしてこの度、彼らの代表作3枚目のアルバム
「Goovin'」を購入してしまった。

ついにこのアルバムを。
禁断の。
断腸の思いだ。
絶対に足を踏み入れることのない世界だと思っていたのに。

そして今楽しんで聞いている。

大人の世界を。
大人の選択を。

このアルバムの中の代表曲
「Groovin’」
Groovin' on a Sunday afternoon
Really, couldn't get away too soon
I can't imagine anything that's better
The world is ours whenever we're together
There ain't a place I'd like to be instead of
Movin' down a crowded avenue
Doin' anything we like to do
グルーヴィン、なんて素敵な日曜の午後
本当に、あっという間に過ぎていってしまう
これ以上のことなんて想像できないよ
二人でいる限り、いつだって世界はボクたちのもの
これ以上望む場所なんてきっとないだろう
騒がしい通りを離れる代わりに
ボクたち好きなことをしようじゃないか
・・・・・・

Groovin'
女子に人気があるのがうなずける。
恋の歌ですね。
ついに私もこんな世界に足を踏み入れてしまいましたか。
若干の抵抗が有るね。



LTC。下手な冒険ジャズよりはよっぽど興奮。5


LTC"Easy does it"2008
Pietro Lussu  p
Lorrenzo Tucci  ds
Pietro Ciancaglini  b
ニコラコンテの「Other Directions」でバックを務めたイタリア発の良質JAZZ。
メンバーのことはあまり知らない。
だが、ニコラコンテは何枚か持ち合わせている。
ニコラコンテのアルバムは、大人のクラブジャズで、女性ボーカル中心の
いわゆるクラブジャズという印象であった。
私はいわゆるそのクラブジャズというすっきりしたサウンドを好まない。
なぜか。
本当に、正面切って聴く音楽ではないからだ。
適当に鳴っていてくれ。邪魔するなよ。
的な。
だからあまり印象にない。
ニコラコンテはそんなイメージなのだ。
名盤の「Other Directions」も。

しかし今回聞いたこの3ピースはちょっと気になる。
まず、音が格別によろしい。
2008年作品ということからも、伺えますが私は50年~60年代の作品の音に慣れ親しんできたせいか
このアルバムの音の良さには驚いた。
ピアノの音はさる事ながら、ベースの指が指板を舐める音。叩く音。
そしてドラムのスネアをこするブラシのグジグジ。
シンバルの輝き。
これは、流して聞くものではない。
正面切って聴くに限る。
それもいいオーディオで。
いいスピーカーで。
それかいいヘッドフォンで。

いい興奮が得られる。

目の前で演奏しているよ。
顔はわからないけど。
びっくりするよ。
たまには新しい年代の作品も聴いてみるものですね。

この作品は徹底したビバップとカリプソ音楽でまとめられていて
裏切ることがない。
だからクラブジャズの範疇に入るのかもしれない。
だけどのジャズファンの私はこれでJAZZの醍醐味を十分感じるし
下手な最近の冒険音楽JAZZよりはよっぽど興奮する。

セロニアスモンク。最高に奇妙で美しい。4


Thelonious Monk"You are too beautiful"1956
Thelonious Monk (p)
Oscar Pettiford (b )
Art Blakey (ds)
1. Liza (All The Clouds'll Roll Away)
2. Memories Of You
3. Honeysuckle Rose
4. Darn That Dream
5. Tea For Two
6. You Are Too Beautiful
7. Just You, Just Me

モンクのアルバムはあまり小難しいものよりシンプルであり
奇妙なものが良い。
「シンプルで奇妙」!
なんて素晴らしい言葉だろう。
奇妙な音楽は得てして作りこまれていて、いろんな楽器が入り組まれ
実験的なプログレというジャンルに多い。
そしてプログレには質素なものは皆無だ。
あるとすればアンビエント作品とかノイズか。
いずれにせよ、音楽的にハーモニー重視で奇妙な作品となるとそういない。
奇妙とは。
リズムがずれたり、不協和音。予測不能な展開。
セロニアスモンクの作品にはそんな言葉がよく似合う。

さてこの作品は1956年作品。
彼のデビューは1943年。
この作品は彼の8作目。
この作品の次作が有名なブリリアントコーナーズ(実はあまり好きではない)。
それよりシンプルな作品の方が今のところ私には合うようだ。
この作品は有名なスタンダードナンバーを実に奇妙に仕上げているところが面白い。
一回聞いただけではもしかしたらスタンダード集だということに気づかないかもしれない。
それほど、飽きのこない作品に仕上がっている。
スタンダードだからメロディーははっきりしている。
しかしほとんどそのメロディーだ出てこない。
奇妙な不協和音と音のやり取りが中心だ。
しかし根幹は揺るぎない。
ベースのコード進行が乱れていないからだ。
だから私にはちょうどいい響きとなって最高の時を味わえる。

この作品は最高に奇妙で美しい作品であるといえよう。

バーニングウオーター。ジミヘン節がここにも。4

burning water 








Burning water "live and lit"1996
 
Burning water"Drean out Dream in"1996
Michael Landau(G.)、
Carlos Vega(Dr.)、
David Frazee(Vo.)、
Ted Landau(B.)

マイケルランドゥ。
アメリカのスタジオミュージシャン。
ボズスギャッグス。
マクサス。ピンクフロイド。マイルス。ロッド。・・・
現在60歳。

バーニングウオーターとしては1993年から。
ライブを含めて4作品がある。

全く恥ずかしながらノーマークの方でした。
この作品は昨日たまたま手にして、「Laブルースの頂点に立つランドゥの
スーパーグループの入魂のライブ」
と書いてある帯が気になって購入したものだ。
車の中で聞いてぶったまげ。
これは・・・。
チャーの作品なのでは?
というくらい日本人がチャーの真似してやっているふうに聞こえた。
というかこれ、チャーじゃねーの。というくらい混乱した。
後から調べてマイケルランドゥーというセッションギタリストの存在を知りました。
チャーにしても彼にしても出発点はジミヘンだったということだよ。
ここにまだジミヘンフリークの超テクギタリストがいたということですよ。
まあ、ランドゥーはボーカルできませんけどね。

録音時間は37分くらいで簡素なものです。
ライブは92年から93年の寄せ集め。
ハリウッドやその近辺でのキャパの小さな会場での
貴重なライブ音源である。
録音はあまり状態が良くない。
しかしそれはあまり気にならなくなるし、
演奏と観客のやり取りがホットで好ましい。
従ってもし私が会場にいたならば・・・。
イエーーーーーーーーーーーイ。
Hooooooooooooo------------.
状態で、手に汗、卒倒状態だったに違いありません。

演奏はジミヘン節のフュージョンライクなカッティングのランドゥーのギター
と徹底したブルージーボーカルアンドドラム。
ほぼチャーの感じを想像して頂ければ間違いないですね。






記事検索
プロフィール

JAMKEN

カテゴリ別アーカイブ
タグクラウド
livedoor × FLO:Q
QRコード
QRコード
  • ライブドアブログ