Jefferson airplane"White Rabbite"1967
ポール・カントナー VoG
マーティ・バリン   VoG
グレイス・スリック   Vo
ヨーマ・カウコネン  G
ジャック・キャサディー B
スペンサー・ドライデン Dr
ジェファーソンエアプレーン。アメリカ発。1966年デビュー。
サイケデリックバンド。
この作品は彼らの2ndにあたる。
「シュールリアルステックピロー」
なんて印象的な名前でしょうか。
この言葉は何を意味するものなのか。
ネツトで調べても簡単には出てこない。
シュールレアリスムという言葉がある。1920年代にフランスのアンドレブルトンが提唱した
芸術界の超現実主義。
ピカソ、ダリ、エドガー・・・などの作品で知られる画風となるとなんとなくわかる。

「・・・人間は自由である、だが人間たちは自由ではない。
 一個人には限りない自由がある、だが万人の自由というものはない。
 万人などというのは空疎な概念であり、不用意な抽象である。
 人は失われた自立性をついにふたたび見出してほしい。・・・」



さてそんな、ピロー。枕ですね。
これは、当時のドラッグ、ヒッピー、フラワームーブメント、サイケデリック・
カルチャーなど、当時の文化・背景が全て凝縮されているような感覚さえ受けます。

私はサイケが好きだ。
一番はなんといってもグレイトフルデットであるが、そこに固執していては音楽の幅は広がらない。
ヒッピー達が支持する文化にはやはりどこか「自由」が基盤となった思想があったに違いない。
その音楽はどこか夢心地であり、官能的であり狂気的である。
音楽の形態としてはシュールリアリズムかも知れない。

私は社会の一員として資本主義に組み込まれていった一サラリーマンであるがゆえ
そんな超現実主義にあこがれを抱いていると思う。
だからサイケに興味を持った。
だからテクノの常習性の強い音楽に興味を持った。
グレイススリックが歌うホワイトラビット。

"White Rabbit" from the album "Surrealistic Pillow"
 1967年Billboard Hot100 最高位8位

 「あるお薬をのめば、大きくなったり
小さくなったりできるの
お母さんがあなたにくれる薬には
そんなことはできないの
アリスに聞きに行っておいで
その時アリスは10フィートの大きさになっているわ

 もしあなたがうさぎたちを追いかけたなら
穴に落っこちてしまうのよ
うさぎたちに教えて、水タバコを吸っている芋虫が
あなたに声をかけたのよって
アリスを呼んでごらん
その時アリスはもう小さくなっているわ

 チェスボードの上にいる男たちが
立ち上がって、あなたにどこにいけばいいか教えてくれるわ
そしてあなたはある種のキノコを食べて
気持ちがなんだかほわーっとしてくるの
アリスに聞きに行っておいで
彼女なら分かっていると思うわ

 論理と調和が
音を立てて崩れ去る時
白の騎士が後ろから話しかけ
赤の女王が「首をはねてしまえ!」と叫ぶの
ヤマネにどうすればいか尋ねてみなさい
「頭に栄養を、頭を気持ち良くするのよ」

この曲は、このアルバムから加入したグレイス・スリックの
書いた曲で、彼女自身のメインヴォーカルでもある。

興味ある。
すごいと思う。