The brecker bros."score"1969
Tp.Flh.Randy Brecker
Ts.Ss.Michael Brecker
As.Jerry Dodgion
G.Larry Coryell
P.Hal Galper
B.Chuck Rainey/Eddie Gomez
Ds.Bernard Purdie/Mickey Roker

ランディーブレッカーのデビュー作。
マイケルブレッカーのプロ参加の初レコーディングでもある。
何年か前にBrecker bros.名義で発売されたものを聞いているが
正式にはランディーブレッカーの初リーダー作である。

ランディーの突き抜けたサウンドは必聴と言える。
当時のJAZZシーンからJAZZロックサウンドとクロスオーバーサウンドを
引っさげて彼はニューヨークへと殴りこみをかけてきた。
サムスカンクファンクの印象が強いがそれは彼らのファースト。
1975年でありまだサウンドを模索している段階のファーストソロである。

先日四国に家族で旅行に行ったとき、このアルバムをぐるぐるリターンして
車の中で何度も聞いた。
やはり気になるのは2曲目の古臭い演奏。
古臭いのに気になる。
それはなぜか。
コリエルのギターカッティングがウルサイ。しかしこのスタイルが当時の主流だった。
R&Bはだいたいこのカッティングだ。いまとなっては古いが。
しかしそれを上回るマイケルのソロが入る。倍音を聞かせた狂気のトーンが入る。
このあたりはブレッカーブラザーズの真髄のようなサウンドだ。
しかしそれにかぶせて兄のランディーがどえらいソロをかぶせてくる。
どえらい。
それがとにかく突き抜けていてこの曲の存在感を際立たせている。
まるで、どうだい。俺のトランペットがまた聴きたくなったかい。
とでも言っているかのようなランディーの笑顔が目に浮かぶ。
当時24歳。
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私は彼らのアルバムは何枚か持っているが
やりたいことが多くて
散漫なイメージを持ったいる。
彼らのサウンドはライブ盤で体験するのが一番良い。
しかしスタジオアルバムとなるとどうも売りたいのか表現力がポップなものに傾きすぎる。
流行に流される。

従って彼らのサウンドはやはりアドリブとアンサンブルに尽きると思う。
このアルバムでも多くのことにチャレンジしていて散漫であるが。

このアルバムを何度も聞いた四国の旅はまた印象的なものとなった。
やはり記憶に残るのはランディーのソロの一点に限るが。
四国カルストの美しい景色や足摺へ向かう海岸線はいつまでも記憶に残るであろう。
しかし私の奥さんが最後に言った。

この曲ばっかり聞くんじゃね。

これは彼女もまたこの曲が印象に残ったという証でもある。

この曲ばっかりではないよ。