Faces"Flyng"1970
ロン・ウッド(g)
ロッド・スチュワート(vo)
ロニー・レイン(b)
ケニー・ジョーンズ(ds)
イアン・マクレガン(key)

ファイセス。
UK発。
ロックバンド。
1965年からのスモールフェイセスからSマリオット(その後ハンブルパイ)
が脱退してロンウッドとロッドが加入したスーパーバンド。

私の大好きなバンドだ。

しかしこのバンドのアルバムのこれはファーストに当たるわけだが
私はこの度初めて聞くという。
恥ずかしい話。

そして・・・

これはいいではないか。
という話である。

ジャケットのロゴがスモールフェイセスとなっているのは
アメリカ盤。イギリス盤はフェイセスとなっているのは有名な話だがそんなことは私はあまり興味はない。
興味がない。
それより内容がいい。
いきなりイアンのキーボードが唸る。
それにか絡むロンのスライドギター。
そしてそして・・ロッドのボーカルがいい。
私は学生の頃三大ボーカリストおいっていたのがバンモリソン、シティーブマリオット、
そしてこのロッドだ。
ロッドはその後ルックス効果もあり大ポップスターにのし上がったが、ポップスターには興味がない。
ポップスターには用事もない。
ロッドの声はフェイセスかジェフ・ベックグループか初期のソロに限る。
そしてこのアルバムにはのちのフェイセスをうかがわせるカントリー臭さや
しっとりとしたバラード作品。そしてファイセス節とも言うべき
ロニー、ロッドで歌い上げまたそれにダイナミックに絡む
スライドとオルガンとドラムの大ロックンロール大会が全て詰まっている。
それも緩慢にならず散漫にならず。
統一感がありやろうとしていることがはっきりしている。

ここが重要なのである。

よくバラエティーに富んだ作品という言葉があるが、
あれはブレブレで何をしたいのかが定まっていない証拠である。
バンドにはいくつかの才能と奴がいてそいつが必ずいろんな提案
をしてくる。
それを退けるのかどうするのかがバンドの難しいところである。
そして最悪なのはそれぞれが楽曲を出し合って統一が取れていない場合である。

私はそんな作品はあまり興味がない。

全員がひとつになってそれに邁進している姿が一番美しい。

このアルバムはブレがない。

まさしくロックンロールの美しく激しくロックしている作品だ。

ジャケにはロッドが左隅で小さくなっている。

笑える。

アウアウアウー。

雄叫びも聞こえるよ。A-4