jamkenのMUSICJAM音楽評

ROCKフリークの中年オジサンによる音楽評。ROCK.JAZZ.CLUB.FUSION中心です。

2017年04月

kylyn live.いつまでも色褪せない。5

 
Kylyn”Inner Wind”1979
KYLYN LIVE








KYLYN LIVE
KYLYN BAND
トップ・ジャズ・ギタリスト、渡辺香津美。彼を中心に、坂本龍一(64)、矢野顕子(60)、高橋幸宏(62)、村上“ポンタ”秀一(64)、小原礼(64)、向井滋春(66)、清水靖晃(60)、本多俊之(58)、益田幹夫(66)、ペッカーといった錚々たるメンバーが集結。プロデュースは坂本龍一が行った。
1.Inner Wind
2.Snap Dragon
3.Milky Shade
4.Milestone
5.The River Must Flow
6.在広東少年
7.I’ll Be There
8.Blackstone
9.
Walk Tail

懐かしい青春の思い出。いつまでも色褪せない。学生時代に興奮した音楽そのものだ。
当時のフュージョン人気は相当なものだった。
しかし大人気の高中やカシオペア、浪速エキスプレスといった情景夏サウンドとは
一線を描いたこのバンドの音はかなりの衝撃を当時の私の与えた。

これを私に教えたのは入学して間もないころ。
JAZZBANDに何故か入門した私にJAZZを教えてくれたマニアのHくんだった。

JAZZのジャの字も知らなかった私にこの「KYLYNLIVE」を勧めた。
テープにダビングして何度も聞いた。

香津美自体あまり知らなかったのだ。
まず衝撃を受けたのは本多俊之だ。
彼のSAXは垢抜けていて突き抜けていた。私は当時ギターで入門していたが
SAXに移らせてくれと部長に頼んで次の日からSAXを始めたのだった。
当然彼のようなアドリブには到底及ぶはずもなかったが。しかしよく練習した。

そして村上秀一。
ポンタ。そのドラムは私が知っていた当時のロックドラマーとはあまりにかけ離れていて突き抜けていた。
シックスティーンもその頃初めて知った。
そう。
当時のJAZZ、フュージョンが目指していた音楽ペーストが全てこのバンドに凝縮されていたというわけだ。
だからこのバンドの音楽とともに私は育ったといっても過言ではないくらい。
もう何百回以上聞いている。
アドリブや展開も全て空で言える。

インナーウインド。
一曲目。
不思議なコード。
ロックにはないコードの出だし。
ゾクゾクする。
そして香津美のギターリフ。
アドリブ。
シビレる。

あれから何年たっただろうか。
30年。
今でもこのアルバムは私のハードディスクにしっかり収まっている。
車で聴くのが一番いい。
音はフルボリュームで。
懐かしい青春時代の幕開けですよ。






Kieran Hebden and Steve Raid 忘れていた。4


Kieran hebden & Steve reid"the exchenge session vol1"2006

先日このアルバムをウオークマンに放り込んでいたのを忘れて、
このタイトルやアーチスト名を見て全く反応できなかった。
恥ずかしいやら情けないやら。
すぐに調べ直して今こうして聴き直して「感動」に至っている。

「「RHYTHMATISM」「NOVA」等、スピリチュアルジャズの バイブルと言える作品を残すレジェンドSTEVE REIDと FOURTETとしてエクスペリメンタルでボーダレスな作品を クリエイトし、常にそのサウンドが注目を集める KIERAN HEBDENの2人が生み出した最前線サウンド!! 2005年に発表され健在振りをアピールした「SPIRIT WALK」のアナザーサイドと言える本作。よりKIERANの 電子音響色が濃厚な、火花散るインプロ・セッション 作品!! 」

ウオークマンに放り込んでそれを忘れることはめったにない。
しかしこのアーチストは名前が複雑だった。
要はフォーテットの本名だったというわけだ。
フォーテットとこのキーランヘブデンが結ぼ近なかった。

しかしこのアルバムはDJとドラマーの共演というのは珍しい。
生音であるドラムとDJもリズムは大概打ち込みであるのにそこが人間の血が通って
非常に興味深い仕上がりになっている。
全3曲というのもゆっくり味わえて良い。
これは大名盤だったよ。


ジョンマクラフリン。久々に聴いてみる。4

 Heart of Things

john mcalughlin"Fallin Angels"1997
Gary Thomas(テナー&ソプラノサックス)、
Dennis Chambers(ドラム)、
Matthew Garrison(ベース)、
Jim Beard(シンセ)

john mclaughlin   G

ジョンマクラフリン。
イギリス発。
フュージョン、JAZZギタリスト。
なんといっても1969年、マイルスのバンドに参加したことで一気に知名度が上がった。
ビッチェズブリュー、オンザコーナー、インアサイレントウエイ、ジャックジョンソン・・・。
その後1971年自身のバンド「マハビシュヌオーケストラ」を結成。
私はこれを高校の時に聞いてぶっ飛んだ。
当時流行っていたプログレバンドがどれも霞んでしまうほどの衝撃だった。

しかしその後三大ギタリストと名乗ってパコデルシアやアルディメオラとともにコンサートを
開いたあたりから私はあまり聞かなくなった。
アイディアの枯渇を感じたにほかならない。

このアルバムは彼のリーダーアルバムの15枚目。(随分と出しているなぁ)
購入したのはもう3年以上前だがあまり聞いていなかった。
というのもやはりアイディアの枯渇を感じていたからだ。
超絶技巧はが陥りやすいマンネリ。
フレーズの手癖や過去の栄光への引きずりなど。
そしてあまり聞いていなかったのだが。

この度久々に聴いてみた。
サイド面でよく知っているのはなんといってもデニスチェンバース。
もちろんこのアルバムでも叩きまくりで気持ちが良い。
後の方はあまり存じ上げない。恥ずかしながら。
しかし誰もが超絶技巧派軍団であるこのには異論はない。 

John mclaughlin"Acid Jazz"Live

これは1997年このバンドで行ったライブである。
凄まじいユニゾンの雨嵐。
マクラフリンとデニスの応酬は手に汗握る何者でもない。
おそらく私が会場に居合わせていたら興奮してとんでもないことになっているよ。
マクラフリンはこの時55歳。風貌はやはり年齢を感じさせるが、出てくる音には
まだまだ魂を感じる。(今はもう77歳なのか・・・。まあ私も年を重ねているんだからねぇ。)
出てくる音はブレッカーやザビヌルの残骸を感じてややヤッパシナーと思わせるが、
よく考えるとジョンの方が元祖といえる。
なんせマイルスとの出会いで先駆者なのだから。
しかしノンなことは抜きにしてこのバンドは楽しみたい。
後に出たライブアルバムのほうがも見逃せませんね。

Heart of Things: Live in Paris
Heart of Things: Live in Paris [CD]



 





マリーアンホブズ。この作品はすごいと思う。5


Mary Anne Hobbs"Amit"Too many freedoms"2006
マリーアンホブス。
イギリス発。
DJ
この作品は彼女がラジオDJを務めるプログラムでグライム、ダブステップ、ドラムンベース、
IDM、ヒップホップ、テクノなどを集めたコンピレーションアルバム。

収録曲

1. Milanese vs. Virus Syndicate - Dead Man Walking
2. Benga - Music Box *
3. Andy Stott - Black *
4. Amit - Too Many Freedoms
5. Digital Mystikz feat Spen G - Anti-War Dub
6. JME - Pence
7. Burial - Versus *
8. Plasticman feat Shizzle, Fresh & Napper - Cha Vocal
9. The Bug feat Flowdan - Jah War *
10. Terror Danjah feat Mz Bratt & Bruza - Give It To *
11. Spor - Hydra *
12. Loefah feat Sgt Pokes - Mud VIP *
13. DJ Distance feat Crazy D - Worries Again *
14. Kode 9 feat The Spaceape - Kingstown (Vocal)
*=未発表曲

このアルバムはほとんどがだぶステップで埋められていて、私は非常に感銘を受けたアルバムである。
購入したのはごくごく最近であるが、ここ半年で自分が購入したアルバムでは
BEST3に入ると思う。
ダブステップ。
「1999年にイギリスのロンドンで誕生した強くリバーブのかかった
ドラムを用いた2ステップの総称。」
この説明では全くわかりにくいが、要はリバーブ(エコー)がかかっていて
暗くて沈み込んだテクノはほとんどこれに該当するといってもいい。
ブリアル、スキューバ、ジェームスブレイクなど該当するアーチストは多い。
イギリスで生まれたインテリジェントミュージックと言える。

よってプログレッシブでウーファーの効いたサウンドでありまして、心地よい低音の刺激と
実験的なサウンドが魅力であると言える。
私はこの作品は初めてであるが、各アーチストのいいとこ取りのコンピレーションアルバムであり
今のところ毎日聞いているが、飽きが来ない。
アーチストはあまり確認せずに一つの集合体アルバムと考えて聞き込んでいきたいと思っている。

会社から帰ったらしばらくはこの作品だな。
大音量で聞けば疲れも吹き飛びますよ。

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