jamkenのMUSICJAM音楽評

ROCKフリークの中年オジサンによる音楽評。ROCK.JAZZ.CLUB.FUSION中心です。

2017年08月

Moonchild。クロスオーバーイレブン。4


Moonchild"The list"2017
ムーンチャイルド。
アンバー・ナヴラン、  Vo
マックス・ブリック、アンドリス・マットソン マルチプレーヤー。
2012年、南カリフォルニア大学のジャズ・スクールで結成。
新世代ネオ・ソウル・トリオ。

2012年に1stアルバム『Be Free』を自主リリースし、2014年に【Tru Thoughts】からリリースされた
2ndアルバム『Please Rewind』が世界的評価を獲得し、新世代の登場で活況を迎えている。
ジャズや、ネオ・ソウル、エレクトロニックのマナーを取り入れた巧みなアレンジメントと
キャッチーなリフで一気に注目の的となったバンドはスティーヴィー・ワンダー、ジル・スコット、
ロバート・グラスパー、ローラ・マヴーラ、ジャジー・ジェフ、タイラー・ザ・クリエイター、
そしてジャイルス・ピーターソンら錚々たる面子からのサポートを獲得。
このアルバムは彼らの最新アルバム。
 
さて、我々の時代ならラジオ「クロスオーバーイレブン」で流れていそうな
深夜が似合う大人の音楽であります。
ソウルとかジャジーとかいう言葉を使うとそれだけで説明が終わってしまいそうだが
このアルバムは最初から終わりまでこんな音楽。
完全に聴く時間帯と聞きたい人を選んだアルバムである。
お盆に岡山で女房といったカフェバー
「サウダージな夜」
こんなお店で一人でぼーっと店に入ってずーっと聞いていたい感じの曲です。
これ、大学生のバンドなんですよ。
アーバンすぎる、
私が若い頃はもっとエネルギーいっぱいだった。
日本の若者は今
オタクとかゆとりとか
草食系とか言われるけど
時代によって若者のたとえ言葉は次々と変わっていくのだなと。
大学生ですよ。このトリオは。すごいですよ。
本当にジャジーでソウルフルな音楽であります。

Joe henderson 。好きだな。5

Joe henderson"In 'n out"
Kenny Dorham(tp)
Joe Henderson(ts)
McCoy Tyner(p)
Richard Davis(b)
Elvin Jones(ds) 1964年4月10日録音

ジョーヘンダーソン。
アメリカ発。JAZZミュージシャン。テナーサックス奏者。
1960年米軍のコンテストで世界ツアーのメンバーに選ばれた。
1962年退役後ニューヨークでケニードーハムと出会う。
1963年デビュー。
その時のメンバーとこの”in 'n out"は同じメンバーである。
エルビンのドラムがスリリングなのは当然として、さらにエキサイティングな
マッコイのピアノ。
そしてなんといってもドーハムとヘンダーソンのモードチックなプレイにまずやられる。
一曲目のin 'n outでほぼ出来上がっていると言っても過言ではないくらいの
心地よさだ。
さて私はジョーヘンダーソンが好きだ。
後期のフュージョン的なアルバムではなくて初期のこのメンツのプレイがやはり良い。
彼との出会いは1980年頃、スタンリークラークとレニーホワイト、ハービーのバンドに
ジョーヘンが出てきた時だ。
なんか暗い奴だなと思っていた。
スタンリーやレニー、ハービーの明るさに比べて彼の独特な”花のなさ”
はどこかウエザーのウエインショーターを思わせる”花のなさ”であった。
しかしながら彼のプレイはどうか。
淡々とした媚びないまっすぐなプレイ。
決して観客に媚びないフレーズ勝負。
そのフレーズはねっとりベタベタのモードであった。
最初はなんだいけ好かないやつだなと思っていたが、アルバムなんかで彼のプレイを
聞くに従って彼の良さが伝わって来る。
彼は決して派手なプレイヤーではない。
もろ「JAZZしか興味ありませんし、やりませんけど何か」?
的な非常にすがすがしい態度に思えてきてまるで私の生き方に
似ているなとも思えてきたのである。

このアルバムは評論家筋にはあまり褒められていない。
しかし私はもしかしたらジョーヘンのアルバムの中で一番好きかもしれない。





The Dismemberment Plan.ジャケ買い。4


THE Dismemberment Plan"Emergency & I"1999
ディスメンバーメントプラン。US発。ポストロック。
1993年デビュー。

Eric Axelson
Jason Caddell
Joe Easley
Travis Morrison
このアルバムは彼らの3枚目。1999年ピッチフォークメディアの年間アルバムの
1位に選ばれた。

私はお盆に故郷に帰りたまたまこのアルバムをBOOKOFFで発見した。
帯にはこう書いていた。「大本命傑作盤」。
もちろん私は聞いたこともないアーチストでありジャケットのデザインが
変わっていてセンスで勝負するアーチストではないかと期待を込めて購入しました。
そしてお盆が終わって時間があったので1拍2日で「室戸岬」に旅に出た。
女房は音楽には全く関心がないので音楽は私に任せ切りである。
旅の最中はずっとこのアルバムを聴きまくっていた。
感想。
「飽きない」
そしてアルバムジャケットのセンス同様曲のセンスは抜群だった。
使っているコードや曲展開が並みのものではない。
1曲目からダルダルの雰囲気にやられて、ドライブには心地よい。
なにげに聞き流して聞くには最高の音楽でありました。
鳴門海峡から室戸に向かう。高速道路はない。
昼飯も食べてなんだか眠くなる時間。左手には太平洋の海原が。
そしてこの音楽がずーっとかかっていた。
快感。
すこぶる快感。

パンクの後期、少し変わったバンドが出始めた。
ポリス、XTC、トーキングヘッズ、ワイヤー、テレビジョン・・・。
なんだかそんなひねくれた音楽を想像する。
まだまだ発展途上の予感がする大名盤に出会って
土佐の風景と大海原音楽が一体となった瞬間に出会えました。



Don cherry。好きだな。タブラ。4


Don cherry"Sangam"1978
これはJAZZとは言えないであろう。
民族音楽として捉えたほうがわかりやすいのではないか。
ドンチェリー。
アメリカ発。トランペッター。
1958年 オーネットコールマンのアルバムでデビュー。
その後コルトレーン、アイラー、バルビエリ、サンダースラから影響を受ける。

彼の音楽は独特でJAZZを楽しむというよりは
Don cherryを聞こうと思い立つ方が多い。
フリーJAZZと呼ばれるジャンルやアシッドと呼ばれる音楽の中にはこうした
個性の強い音楽が多く存在するので、私はあまりいわゆるJAZZという括りを外したほうが
誤解がないと思っている。

最初に彼の音楽に共感を得たのはオーガニックミュージックであった。
徹底した宗教音楽はほとんど仏教音楽として捉えたら最高の部類ではないか。
そこにチェリーのTPが響き渡るのであるからもういうことはない。

そして今回はパーカッション奏者のラティフカーンとの共作。
ガムランやインド音楽の影響濃い、メディテーショナルな美しくも淡いサウンド。
DON CHERRY主導のMUSIC SIDEとラティフ主導の(聖地)サンガム・サイドの2部構成となってます。
タブラはインド楽器であり私は民族楽器にはかねがね興味がありました。

このタブラの響きはクセになりますね。
そして延々と続く子の世界観をもっと浸ってみたくなる。
タブラだけで音楽は成立している。
アンビエントの世界観は又しても私の心の奥底に
確実に爪痕を残していまいました。


Jon spencer blues explocion。これで2015年の作品だよー。5


Jon spencer blues explocion"Freedom tower"2015
ジョンスペンサーブルースエクスプロージョン。
US発。
1992年デビュー。
ロックバンド。

ジョン・スペンサー(ギター&ボーカル)

ジュダ・バウワー(ギター)

ラッセル・シミンズ(ドラムス)

ベースレスバンド。3ピース。
私はこの度初めて聞いて驚きと戸惑いでいっぱいである。
このCDは本日いつもの中古CD屋で発見してワタクシの興味をそそるジャケデザインで
ジャケがいしたものである。
それにしても・・・音がすごい。
ボーカルの声が私好み。
3ピースが私好み。
サウンドが私好み。
パンクバンドではないのか。80年代のパンクバンドがそのまま登場した
ようなサウンドは、エネルギーに満ち溢れている。
ガンガンかき鳴らすギターやボーカルは私の琴線をかき鳴らしまくって
引きちぎって投げ散らかしてホオリ投げたようなパンクサウンドである。
このアルバムはもう彼らの10作目でありもう彼らはベテランなのである。
このボーカル。
このシャウト。
私はやっぱり根底にROCKが眠っているのかな。
JAZZだのクラブに浮気しても最後にはロックに戻ってくるんだよねー。
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